ホワイトボードマーカーの選び方|購入する前に確認すべき点とは
職場でも家庭でも使えるホワイトボードマーカーは、メーカーや商品ごとに使い勝手が異なり、用途や種類に合わせて選ぶことが大切。
そこで、自分の使い方や目的に合うマーカーを手に入れるための選び方を紹介します。
ホワイトボードマーカーの選び方1. 自分の好みに合ったキャップのタイプで選ぶ
ホワイトボードマーカーには、
- キャップ式
- ノック式
の2つのキャップタイプがあり、どちらの特徴も把握しておくことが必要です。
キャップ式はペン先にキャップを被せて使うタイプで、ノック式はマーカーの上部を押すことでペン先が出るタイプのこと。
ペン先の乾燥を防ぐ目的の機能ですが、キャップタイプによって利便性なども大きく変わってしまいます。
そこで、ここでは両方のタイプのメリットや特徴を解説していくので、どちらのタイプが使いやすいか考えてみてくださいね。
手に入りやすいキャップ付き
2つのキャップの中でメジャーなタイプがキャップ式。販売されている種類が豊富なため、多様な種類から自分の好みのものを見つけることが可能です。
また、しっかりとキャップで密閉することで、ペン先が乾きにくいので長持ちしやすく、落としてしまった時の衝撃も抑制してくれるメリットも。
スタンダードで扱いやすいタイプなので、選択肢の広さを重視したい人におすすめですよ。
片手でサッと使えて便利なノック式
ノック式は、キャップを開けたり閉めたりする必要がないため、片手でサッと使える のが大きな特徴。
さらに、キャップを無くして使えなくなるともないので、使い勝手が良くどんな場面でも使いやすさの目立つタイプです。
また、キャップが固くて開けられないといったこともなく、力の弱い女性でも扱いやすいのが魅力です。
ホワイトボードマーカーの選び方2. 太さを確認して選ぶ
ホワイトボードマーカーの見やすさや書きやすさに関わっているポイントが、極細や中太などのペン軸の太さです。
軸が太いほど遠くの人まで見やすいので会議や学校などで使うのに適していますよ。
反対に、軸の細いマーカーは面積の狭い場所でもしっかり書き込めるので、家庭用の伝言ボードなどに向いています。
また、平型のペン先は場所によってラインを引いたり文字を書いたりと、様々な太さを利用できるメリットもあり、使う場所や用途に合わせた太さを選べるようにしておきましょう。
ホワイトボードマーカーの選び方3. インクの詰め替えができるタイプを選ぶ
ホワイトボードマーカーには、インクが切れたら捨ててしまう『使い捨てタイプ』とインクが補充できる『補充式タイプ』の2種類があります。
使い捨てタイプはお手入れの手間がない分手軽に使え、補充式タイプは長く使えてコスパが高いという魅力があります。
さらに、補充式タイプでもペン先ごと取り替えるタイプなら、書き心地そのままでインクを補充することも可能。
どちらのタイプもマーカーやインクの買い替えが必要になることを踏まえると、長く使える補充式タイプを使うのがおすすめです。
手軽に取り換えたいならカートリッジ式
インクの補充をより手軽にしたいなら『カートリッジ式』を選ぶようにしましょう。
カートリッジ式は、インクではなく中のカートリッジを取り替えるタイプなので、インクをこぼしたり汚したりすることがありませんよ。
また、液体タイプのカートリッジならインク残量を把握することができ、インクが切れる前に交換できます。
コスパで選ぶならボトル詰め替え式
よりコスパを重視して補充式タイプを選ぶなら、『ボトル詰め替え式』を選びましょう。
ボトル詰め替え式は、市販のインクをボトルなどから補充するタイプで、インクボトルは安価なものが多いことから、補充1回あたりコストが安いのが魅力です。
ただ、慣れないと手や机を汚してしまうことも多く、取り扱いには注意が必要でしょう。
ホワイトボードマーカーの選び方4. 整理しやすいマグネット付きを選ぶ
一般的なホワイトボードはマグネットに対応し貼り付けられる使用のため、マーカーにマグネットが付いているかも大切なチェックポイント。
マグネット付きのマーカーだと、ペンホルダーなどがなくてもボードに貼り付けておけるので、ボード周りがスッキリして整理しやすくなります。
また、蓋にマグネットが付いているものだと、文字を書いている時に蓋を持っている必要がなく、紛失を防ぐことにも繋がり、より使い勝手が良くなりますよ。
ホワイトボードマーカーのおすすめ13選
ここでは、人気の高いおすすめのホワイトボードマーカーを紹介します。
さらに、マーカーごとに優れた特徴やメーカーなどの説明もしていくので、自分の使い方に合うマーカーあるか、ぜひ探してみてくださいね。
1. IMA ホワイトボードマーカー

- 3本セットで300円と価格が安いので、本数をたくさん揃えても負担が小さい
- よく使う3色がセットになっており、文字色を簡単に変えられるため意図が伝わりやすい
- キャップに字消とマグネットが付いているので、会社でも自宅でも使い勝手が良い
『IMA ホワイトボードマーカー』は、赤と青と黒の使用頻度の高い3色のマーカーがセットになった商品。
3色セットでかなり安く、気兼ねなく使えますよ。
キャップには字消しとマグネットが付いており、ペンだけで役割を果たしてくれることから、使いやすさ重視でも選びたいマーカーとなっています。
使い捨てタイプで、コスパをメインにマーカーを選びたい人におすすめです。
商品ステータス
- 太さ:-
- タイプ:使い捨て
- インク:-
- 蓋:キャップ式
- マグネット:あり
- サイズ:全長135mm
2.ナカバヤシ ホワイトボードマーカー

- セット販売ではないので、余らせてしまうことがない
- フィット感が片目のキャップのため、ペン先が空気に触れにくく長持ちする
- マグネットが付いているので、ホワイトボードに固定できて使いやすい
1本単位で購入できるため、必要な本数を過不足なく用意できると人気。
会社の会議時だけでなく、自宅や学校など幅広いシーンで活躍しています。
キャップはやや硬めでしっかりとマーカーにフィットするため、ペン先が乾きにくくインクが長持ちし、次に使う時にも文字がかすれにくいのが魅力。
用途に合わせて必要な分だけ用意したい人にぴったりです。
商品ステータス
- 太さ:丸芯
- タイプ:使い捨て
- インク:-
- 蓋:キャップ式
- マグネット:あり
- サイズ:-
3. 三菱鉛筆 ホワイトボードマーカー PWB1204M5P.24

- インク残量が見るだけで分かるので、書けない時のストレス感がない
- 太字タイプのため、はっきりとした線が書けて見やすい
- 途中でかすれることがないので、会議の内容などを漏らさず記載できる
子供から大人まで、幅広い世代が使う文房具を販売している文具メーカー「三菱鉛筆」のホワイトボードマーカー。
ペン先部分にクリア素材を用いることでインク残量が分かる使用になっており、書けるかどうかがひと目で分かる親切設計が口コミで人気のポイントです。
「同じマーカーが何本もあって書けるマーカーが分からない」といったことがなく、スムーズにホワイトボードに書き込めますよ。
試し書きをしなくてもひと目でインク残量が分かるので、すぐにホワイトボードに書き始めたい人に最適です。
商品ステータス
- 太さ:中字丸芯
- タイプ:補充式タイプ(カートリッジ)
- インク:カートリッジ交換式
- 蓋:キャップ式
- マグネット:なし
- サイズ:全長133mm
4. サクラクレパス ホワイトボードマーカー WBKT4-P

- 中字と太字、2種類のペン先を設けているので、用途に合わせて太さを自由に変えられる
- 水性マーカーのように綺麗に消えるため、次に文字を書き込んだときも読みやすい
- 油性のツンとしたニオイが少なく、使っていて不快感がない
1本のマーカーに中字と太字、2種類のペン先を搭載することで、文字や内容に合わせて自由な太さで文字が書けるのが特徴です。
また、一般的なマーカーと同じ油性ながら、水性のように綺麗に消えるという口コミもあり、書くときもその後も扱いやすいマーカーですよ。
用途に合わせて、わざわざ複数のマーカーを用意したくないという人にベストです。
商品ステータス
- 太さ:中字、太字
- タイプ:-
- インク:-
- 蓋:キャップ式
- マグネット:なし
- サイズ:全長139mm
5. クレヨラ ホワイトボードマーカー

- 水性インクを採用することで、水に濡らしたふきんやテッシュなどでも簡単に消せる
- 人体への影響のないインクを使っているので、間違えて体にインクがついてしまっても安心
- 12色のカラフルなセットのため、絵やイラストを書く時にも使える
水性インクを用いているので、水に濡らしたふきんなどで簡単に消すことができ、イレイザーなどがなくても使える手軽さが人気のアイテムです。
また、体への影響のない画材を使用しているため、汚れたてなどをなめてしまう子供にも安心して使わせられますよ。
インクにこだわって作られており、安全性や使いやすさを向上させているので、子供のお絵かき用マーカーを探している人にぴったりです。
商品ステータス
- 太さ:-
- タイプ:使い捨て
- インク:-
- 蓋:キャップ式
- マグネット:なし
- サイズ:-
6. サクラクレパス ホワイトボードマーカー WBK4ES-P

- 見やすさと消しやすさを両立したインクを使うことで、書く時も消す時も使いやすい
- イレイザーもセットになっており、ホワイトボードに必要なものがすぐに揃う
- インクの補充ができるため、長く利用できてコスパが良い
4色のペンとイレイザーがセットになった商品。
これだけでホワイトボードの活用に必要なアイテムが揃うのが魅力的。
乾燥が早く、くっきり見えるのに消えやすいという特徴のインクを用いることで、書きやすさと消しやすさを両立したマーカーになっています。
また、インクの補充ができるタイプのため、コスパが高く長く使えることも人気のポイントです。
特殊なインクを使用し、文字の鮮明さと消しやすさを両立しているので、実用性を重視して選びたい人におすすめです。
商品ステータス
- 太さ:中字
- タイプ:補充式タイプ
- インク:-
- 蓋:キャップ式
- マグネット:なし
- サイズ:全長155mm
7. アスカ ホワイトボードマーカー WM10

- 10本セットなので、たくさんのマーカーが必要なオフィスなどに便利
- キャップに字消と磁石が付いているので、マーカーだけでも扱いやすい
- 10本入って1100円と価格が安いため、予備用をまとめて購入する時に便利
シュレッターやラミネーターなどの事務用品をメインに扱うメーカー「アスカ」のホワイトボードマーカー『WM10』。
シンプルな黒のマーカーが10本セットになっているため、オフィスや学校などたくさんマーカーを使う場所ほど便利なセットです。
キャップには磁石と字消しが付いており、マーカーだけでも使いやすいので、複数の場所に置いておくなどの使い方もできますよ。
一度にたくさんのマーカーを手に入れられるので、予備用などたくさんのマーカーが必要な人に最適です。
商品ステータス
- 太さ:-
- タイプ:使い捨て
- インク:-
- 蓋:キャップ式
- マグネット:あり
- サイズ:全長133mm
8. PLUS ホワイトボードマーカー 423-283 ×10

- ペン先が硬いので不安定なホワイトボードでも綺麗な文字が書きやすい
- ペン先が割れたり広がったりすることがないと口コミで人気
- 汎用性の高い中字丸芯タイプなので、どのようなシーンでも使いやすい
オフィス用品や文房具などを幅広く販売しているメーカー「PLUS」のホワイトボードマーカー『423-283 ×10』。
硬めのペン先を使うことで力が伝わりやすくなるので、不安定なホワイトボードでも書きやすく綺麗な文字を書けるのが魅力です。
また、ペン先がすぐに潰れたり割れたりすることがないので、快適な使用感が長く変わらず、インクが切れる最後まで使えますよ。
硬めのペン先を用いることで綺麗な文字が書きやすくなっているので、書き心地を重視したマーカーを手に入れたい人にベストです。
商品ステータス
- 太さ:中字(丸芯)
- タイプ:使い捨て
- インク:-
- 蓋:キャップ式
- マグネット:なし
- サイズ:132mm
9. Qualsen ホワイトボード

- 水性のインクを使っているので、手や服にインクがついても落としやすい
- よく使う3色が各4本ずつセットになっているため、書けなくなってもすぐに新しいものを使える
- ペン先が崩れない固めの仕様になっており、最後まで書き心地が変わりにくい
『Qualsen ホワイトボード』は、固めのペン先を使うことでこすりに強く、最後までペン先が潰れず使えるのが魅力のマーカー。
水性インクを使っているので書いたインクがすぐに乾きやすく、うっかり手に移っても綺麗に落とせますよ。
また、赤と黒、青という使う頻度の多い3色が4本セットになっているので、予備のマーカーも一度に揃えられるのも便利なポイントです。
水性インクの強みを活かした仕様で、使いやすさが向上しているので、手や服にインクが付くのが心配な人にぴったりです。
商品ステータス
- 太さ:-
- タイプ:使い捨て
- インク:-
- 蓋:キャップ式
- マグネット:なし
- サイズ:-
10. ぺんてる ホワイトボードマーカー EMWL5SBF3AMZ

- ペン先を柔らかくすることでホワイトボードとの密着性が上がり書きやすい
- 背面を押すことでペン先にインクが集まるので、かすれなどをすぐに解消できる
- インクを補充するタイプなので、残量が分かりやすい
シャープペンやボールペンなどの筆記具をメインに扱うメーカー「ぺんてる」のホワイトボードマーカー『EMWL5SBF3AMZ』。
他のホワイトボードマーカーと比較して柔らかいペン先を用いることで、今までにない書き心地と書きやすさを実現したマーカーです。
また、背面を押すことでペン先が集まりかすれなどを解消できるので、すぐに板書に移行できるのも扱いやすいポイントですよ。
筆ペンのような柔らかい書き心地で、はねやはらいなど表現しやすいので、文字の書き方などを教えている人におすすめです。
商品ステータス
- 太さ:-
- タイプ:補充式タイプ
- インク:詰め替え式
- 蓋:キャップ式
- マグネット:なし
- サイズ:全長135mm)
11. ステッドラー ホワイトボードマーカー ルモカラー 351 WP4

- 2日間乾きを防ぐ皮膜を作る特殊なインクを用いているので、頻繁にキャップをしなくても良い
- インクに速乾性があるため、書いた文字が滲んだり流れたりしにくい
- 専用のインク台を使うことで、自動でインクを補充できる
筆記具や製図用品を扱うドイツの世界的メーカー「ステッドラー」のホワイトボードマーカー『ルモカラー 351 WP4』。
独自の特殊インクがペン先に薄い被膜を作ることで乾燥を防ぎ、約2日間ほどうるおいをキープできる優れものです。
さらに、インクには速乾性があるため、文字が流れたり滲んだりすることもほとんどなく、文字が綺麗に見えるのも扱いやすいポイント。
特殊なインクを用いることでペン先が乾きにくい構造になっているので、何度もキャップを付けるのが面倒な人にぴったりです。
商品ステータス
- 太さ:-
- タイプ:補充式タイプ
- インク:詰め替え式
- 蓋:キャップ式
- マグネット:なし
- サイズ:全長151mm
12. シャチハタ ホワイトボードマーカー アートライン 潤芯 K-529/4W

- インクの補充が簡単で、手などが汚れにくくて便利
- ペン先の交換も手軽にでき、買い換えなくても長く使用できる
- ペン先が乾きにくいインクを使っているので、長時間の筆記でもかすれにくい
インク式のはんこなどを扱い全国的に知られている人気メーカー「シャチハタ」のホワイトボードマーカー『アートライン 潤芯 K-529/4W』。
インクの補充には専用のアイテムが必要ですが、ペン先を差し込みひっくり返すだけという手軽な方法のため、手などを汚しにくいのが人気のポイントです。
さらに、ペン先の交換も簡単にできるので、メンテナンスをこまめにすれば長く使えてコスパが高いのも、このマーカーのメリット。
インクの補充やペン先を交換することで長く使えるので、1つのマーカーを長く使いたいエコな考えの人に最適です。
商品ステータス
- 太さ:角芯
- タイプ:補充式タイプ
- インク:詰め替え式
- 蓋:キャップ式
- マグネット:なし
- サイズ:-
13. ぺんてる ノック式ハンディホワイトボードマーカー MWXN5M-A

- キャップのないノック式のため、力の弱い人でも手軽に扱える
- カートリッジ式のインクを使うことで、インクの交換が簡単にできる
- 色やペン先の形状に幅広い種類があるので、用途に合わせて使いやすいものを選べる
ボールペンやマジックなど、幅広い文房具を扱うメーカー「ぺんてる」の『ノック式ハンディホワイトボードマーカー MWXN5M-A 』。
ノック式のため、いちいちキャップを開ける必要がなく、使いたい時にサッと使い始められるのが便利な魅力です。
さらに、インクはカートリッジ式で簡単に交換できるので、かすれてもすぐに補充でき、買い換えるコストを抑えられる実用的なところもポイント。
ノック式によってキャップが固くて開けられないといったことがないので、誰にでも使いやすいマーカーを揃えたい人におすすめです。
商品ステータス
- 太さ:中字(丸芯)、太字(平芯)
- タイプ:補充式タイプ(カートリッジ
- インク:カートリッジ交換式
- 蓋:なし
- マグネット:なし
- サイズ:全長145mm
使いやすいホワイトボードマーカーを見つけて、ストレスを軽減しよう!
ホワイトボードマーカーは、同じように見えても細かな部分に様々な違いがあり、書き心地や使いやすさに大きく影響します。
ただ、マーカーの特徴は使い方に左右されるので、吟味して選んでも使いづらく感じることも。
そこで、今回紹介した選び方を参考にして、様々な商品を比較しながら、自分の使い方に合うホワイトボードマーカーを手に入れてくださいね。