開脚が出来ない理由や原因は?硬い股関節や筋肉を効果的にほぐす方法を徹底解説します!

織田琢也 2023.09.26
開脚ができない理由や原因を知りたい方へ。本記事では、開脚ができない理由や原因から、股関節や太ももの筋肉を柔らかくする方法まで大公開!股関節内転筋群のストレッチメニューも紹介していますので、気になった方はぜひ活用してみてください!

開脚はどのくらい開けばOKなの?

開脚はどのくらい開けばOKなの?

股関節が柔らかいと、血行が良くなって代謝アップしたり腰痛改善が期待できるなどのメリットがあります。では、実際どのくらい開脚できれば良いのでしょうか。

まずは開脚の仕方から。床に座って足を前に伸ばします。そこから少しずつ両足を開いてみましょう。この時、膝はしっかりと伸ばし、後ろに倒れない範囲で開脚してください。

いろんな意見が出回っていますが、一般的に、90度の開脚ができれば十分と言えるでしょう。そもそも開脚自体が難しかったり、両足の間が90度未満の開きだったりした場合、股関節の柔軟性不足となり、日常生活に支障をきたす場合があります。


開脚ができない理由や原因|どこの部位が硬いの?

開脚ができない理由は

世の中には、足を開いて座ること自体が難しい人もいれば、足が180度開く人も存在します。この柔軟性の違いは一体何でしょうか。

そこでここからは、開脚ができない理由や原因を詳しく解説していきますので、足が開かなくてお悩みの人は参考になさってください。


開脚ができない理由1. ハムストリングス(太ももの筋肉)が硬いから

ハムストリングスは、お尻の付け根から太ももの裏側、そして太ももから膝裏周辺にあるとても大きな筋肉。大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の3つの筋肉で形成されています。

開脚の基本は膝を伸ばすこと。しかし、膝を伸ばすとハムストリングスが伸ばされるので、ハムストリングスの筋肉が硬いと動きを邪魔されます。また、骨盤を前に倒す動きにも支障が出るのです。

ですので、ハムストリングスが硬いと骨盤を前に倒すことが難しくなるので、開脚ができなくなってしまいます。


開脚ができない理由2. 骨盤周りの柔軟性がないから

骨盤周りの柔軟性がない

骨盤と大腿骨(太ももの骨)との接合部分を股関節と言います。周辺の筋肉と連携しながら、日常生活で欠かせない立つ、歩く、座るなどをの動作を起こしたり、上半身を支えたりする重要な部分です。

しかし、長時間座りっぱなしだったり座る時に足を組んだりしていると、動かす範囲が限られてしまい、骨盤周りの筋肉が硬くなって柔軟性が失われてしまいます。

開脚をするには、骨盤が前に倒れなければなりません。しかし、骨盤周りの柔軟性がないことで上手に前傾できず、足を開くことができないのです。


開脚ができない理由3. 痛みが発生してしまうから

柔らかくしようとストレッチをしたり前屈をしたりすると、普段使われていない場所の筋肉が伸ばされます。日常生活とは違う動きなので筋肉も慣れておらず、伸ばされることで痛みを感じることがあるのです。

通常このような痛みは、柔軟性がアップすれば解消されます。しかし、膝裏が張ったり足に痺れを感じたりした場合は、注意が必要。神経が伸ばされているせいかもしれません。

痛みを感じることで体が拒否反応を示すので、それ以上開脚ができなくなるでしょう。


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