手動式シュレッダーおすすめランキング|便利な人気ハンドシュレッダーを厳選
文具研究家、文筆家として文具についての情報や創作作品をさまざまなメディアで発信中。得意ジャンルは文具、玩具、画材、図鑑などの書籍。ISOT (国際文具・紙製品展。国内外のメーカーが集う日本最大級の文具PR商談会)のPRサポーターとしても活動。オフィスや文房具屋に必ず置いてあるような定番文具を好む。
手動式シュレッダーの魅力|電動にはないメリットとは
手動式シュレッダーの特徴は電源が不要なことです。電源のない部屋でも使用でき、コードの長さや置き場所に気を遣うこともありません。
コンパクトで軽く、持ち運びが簡単なので、書類を持ってくるのでなく、シュレッダーのほうを必要な場所へ持っていくことができます。モーター内蔵の電動式と比べ使用時の騒音の心配もないから、時間を選ばず使用できます。
機械式にはつきものの扱いの難しさ、例えば連続稼働時間を気にしなくても良いですし、紙詰まり時のメンテナンスなども簡単です。
電動式に比べ全体的に価格帯が安いこともあり、家庭用シュレッダーが初めての場合も気軽に始められます。
手動式シュレッダーはどんな人におすすめ?
手動式シュレッダーで一度に裁断できる枚数は少なめ。小型サイズのものを選ぶと当然裁断可能なサイズも小さくなります。また、自分でハンドルを回すため、量があまりたくさんあると疲れてしまいます。毎日、A4サイズ以上の書類をたくさん処分する必要があるような人には電動式が良いでしょう。
逆に、銀行や役所関係、クレジットカードの利用明細など、ちょっとした封書やはがきサイズのもので、プライバシーが気になるものだけその都度処分したい、という人には手動式がおすすめです。
手動式シュレッダーの「選び方」
ハンドシュレッダーを選ぶ際に注目するポイントは、細断できる紙のサイズや枚数、シュレッダー自体の重さや大きさ、細断方式などがあります。
CDやカード類など、紙以外も細断できる機種や、おしゃれな見た目のものも。ここでは、手動式シュレッダーの選び方を紹介します。
手動式シュレッダーの選び方1. カット方法を確認して選ぶ
ハンドシュレッダーには主にストレートカットと、クロスカットの二種類のタイプがあります。
ストレートカットは紙が端から細長い麺のようにカットされていきます。カットする方向と文字の並びが一致してしまった場合、文字の細かさによってはややセキュリティに不安が残る面も。
クロスカットはそこからさらに細かいチップのようになるまで、縦だけでなく横方向にもカットするので、プライバシー保護が気になる方にはクロスカットがおすすめです。
クロスカットと同じ方式でより細かい状態にカットするマイクロカットというタイプもあります。こちらはセキュリティ最優先の方におすすめですね。
秋月千津子
カット方法だけでなく、カットの幅についても調べましょう。裁断したいものが重要書類である場合などセキュリティに配慮が必要な場合、手動式同士を比較するだけでなく、電動式のものも含めて比較検討が必要です。
手動式シュレッダーの選び方2. 細断できる紙のサイズを確認して選ぶ
多くのシュレッダーは一般的な書類サイズであるA4対応ですが、小さいサイズの手動式を選ぶ場合、まれに「A4縦折り」などA4用紙をそのまま入れられないものもあります。一度に細断可能な枚数が少ないものは、ハガキや写真など厚紙の処分には向いていないかもしれません。
「ハガキやダイレクトメールなどの処分で十分、書類はたまに…。」の普段使いか、家の中の整理整頓でしっかり処分したいものがあるのか。対応サイズ、枚数は事前に調べてから購入することをおすすめします。
秋月千津子
裁断できる紙の枚数が少ない場合や裁断できる紙のサイズが小さい場合、二重封筒がきれいに裁断できない、書類をその都度折ってから裁断しないといけないなど、結果的に不便ということもあり得るため、注意が必要です。
手動式シュレッダーの選び方3. 紙以外の素材もカットできるか確認して選ぶ
紙だけでなく、プラスチックのカードやCD・DVD類をカットできるものもあります。
紙以外大丈夫ならなんでも大丈夫かと思っていると、紙+カード類のみ、紙+メディア類のみ、ということもあるので、何がカットできるのかはよく確認しましょう。
秋月千津子
紙以外も裁断できると便利ですが、高機能なものは価格も高くなります。使用頻度なども検討した上で購入しましょう。またCD/DVD用とカード用は刃が違い、適さないものを投入すると故障につながるので注意が必要です。
ダストボックの有無もチェックしておく
紙以外のものも細断可能な機種には、プラスチック屑と紙が混ざらないようメディアトレイという専用のダストボックスがついているものと、ダストボックスが一つで細断したものは全て一緒になるものがあります。
ゴミを捨てる際に混ざっていると困る・気になる方はダストボックスの方式も見ておくと良いでしょう。
手動式シュレッダーの選び方4. ゴミ箱の容量をチェックして選ぶ
電動式に比べ、手動式は本体の大きさがコンパクトなものが多いため、ダストボックスの容量も少なめです。あまりダストボックスが小さいと頻繁にゴミを処理しなくてはいけなくなり、少し面倒に感じてしまうこともあるでしょう。
ストレートカットのものはカット後の屑がかさばって投入した紙以上の量にふくらむ点を考慮しても、約3リットル程度の容量があれば、A4用紙10枚前後程度なら裁断屑を溜めておけます。クロスカットは細かい屑になるので、小さいダストボックスでも容量はさほど気にしなくても大丈夫です。
秋月千津子
手動式の場合、ダストボックスを引き出すときにハンドルを外す必要があるものなどもあります。使用方法やクチコミに注意して、使いやすいものを選びましょう。
手軽に使える!おすすめの手動式シュレッダーランキング7選
家庭用ハンドシュレッダーもたくさんの機種があります。処分できる素材の量や種類だけでなく、ハンドルの回しやすさや見た目のおしゃれさなどもチェックしてみましょう。
ここではおすすめのハンドシュレッダーをランキング形式で7つご紹介していきます。
【手動シュレッダーランキング第7位】Aibecy ハンドシュレッダー
- カッター刃がむき出しになっていないので安全に使用できる
- 安全性の高さとコンパクトさから置き場所を選ばない
- ふたを外すだけで簡単にゴミ捨てができ、クリア素材で中身が見えるため、ゴミで詰まることがない
シュレッダーといえばどうしても指を突っ込んだりの事故が気になるところ。特にお子様がいるご家庭や、ダストボックスの掃除の時など気になりますよね。
この機種はカッター部分が中に隠れていて、直接刃に触れることがないので安全です。ストレートカットで細かい屑も散らばらず、クリア素材で中がよく見えゴミの扱いも安心です。
小さなお子様やペットがいるご家庭や、刃物類が外に出しっぱなしになっていると困るなど、安全性を重視したい方におすすめの機種です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 本体サイズ:16.7 × 14 × 9.7 (cm)
- 重量:約0.4kg
- 対応している紙の幅: 123 (mm)
- カット方法:ストレートカット
- 紙以外のカット:×
- メーカー:Aibecy
【手動シュレッダーランキング第6位】オーム電機 CDハンドシュレッダー HS-118B
- カッターの耐久性が高く、CD・DVDなど百枚単位で処分しても壊れない
- シンプル機構で詰まり・空転が起こってもハンドル逆転で簡単に対処できる
- 価格が安い機種の中では特に丈夫なためコスパが良い
「シュレッダーでたくさんのCD・DVDなどのメディアを処分したい!でも、一般的な手動シュレッダーは紙がメインで、紙より硬くて分厚いメディア類を処分するのに耐久性は大丈夫かな?」と気になりませんか。
このシュレッダーは、CD・DVDなどのメディア類の細断に特に威力を発揮します。価格の安いシュレッダーは耐久性能に不安がありますが、丁寧に扱えば百枚単位での処分も耐久できる頑丈さ。
メディア類をたくさん処分したい、丈夫なシュレッダーをお求めの方におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 本体サイズ:19.8 × 12.8 × 18.8 (cm)
- 重量:1.2kg
- 対応している紙の幅: 115 (mm)
- カット方法:クロスカット
- 紙以外のカット:CD類/カード類
- メーカー:オーム電機
【手動シュレッダーランキング第5位】アイリスオーヤマ ハンドシュレッダー ストレートカット H62ST
- ストレートカットでゴミがまとまるので、万一こぼしても後片付けが簡単
- 481gと最軽量のコンパクトサイズで簡単に使える
- コピー用紙は重ねて2枚までカットでき、A4サイズも折れば投入可能
クロスカット以上の細断シュレッダーから出る細かいカット屑は、こぼしてしまったら後片付けが大変ですよね。
その点ストレートカットなら細断屑は散らばらず、まとまってひとかたまりになるので、もしゴミをこぼしてしまっても簡単に拾って捨てられます。ストレートカット方式のコンパクトタイプは処理できる紙の対応サイズが小さくなりがちですが、この機種はA4サイズに二つ折りで対応。
コピー用紙なら重ねて2枚まで切断可能なさくさくした切れ味の良いシュレッダーで、「たくさん切れる」と「こぼしても安心」のジレンマを解決してくれるおすすめ商品です。
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小さいサイズで邪魔にならないので、玄関のそばに置いておきDMをすぐに裁断する、など手軽にシュレッダーが使えます。価格も手頃なので、とりあえずシンプルなものが一台ほしい、という方におすすめです。
商品ステータス
- 本体サイズ:20.5 × 10 × 14.5 (cm)
- 重量:約0.5kg
- 対応している紙の幅: 123 (mm)
- カット方法:ストレートカット
- 紙以外のカット:×
- メーカー:アイリスオーヤマ
【手動シュレッダーランキング第4位】アスカ asmix ハンドシュレッダー HS50B
- 綺麗にカットできるから、廃棄以外の趣味の用途にも使える
- わかりやすいシンプルな機能で悩まず使える
- 角を落とした丸みのある上部デザインに、コンパクトだから手で押さえやすい
「せっかく購入したハンドシュレッダー、週に何回かしか使わないのはもったいない!」そんな時はシュレッダーを書類の廃棄にだけ使うのでなく、他の用途も考えてみましょう。
ペーパークイリングや、アクセサリーなどのおしゃれなラッピングに綺麗にカットされた細長い紙を使っているのを見たことありませんか。一般的な廃棄が目的の機種では、カット屑の綺麗さにこだわりませんが、この機種は珍しく廃棄以外の用途にも使えます。
シュレッダー=書類の廃棄、と決めつけず、趣味のハンドクラフトなど、一工夫して他の用途にも使ってみたい方におすすめ。
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- 本体サイズ:16.9 × 10 × 14.7 (cm)
- 重量:約0.6kg
- 対応している紙の幅: 120 (mm)
- カット方法:ストレートカット
- 紙以外のカット:×
- メーカー:アスカ
【手動シュレッダーランキング第3位】ナカバヤシ ハンドシュレッダー HES-H01W
- コピー用紙より厚手のポストカード・ハガキに対応し、紙詰まりの心配なし
- コンパクトサイズで、机の上に置いても邪魔にならない
- シンプルなデザインと統一感のある色味で、お部屋のおしゃれな雰囲気を壊さない
通知ハガキやダイレクトメールを処理したいのに、コピー用紙以外使えない機種では困りますよね。
少し厚手のハガキとなると、紙詰まりのために対応していない機種もありますが、こちらはハガキも大丈夫。投入できる紙の最大サイズが110mm(=A6)とあって一般的な書類の処分には向きませんが、「ポストカード」の表示の通りハガキやポストカードの処理に打ってつけです。シンプルでおしゃれな見た目で、机の上に置いても邪魔にならないコンパクトサイズ。
いつでもすぐ使える場所に置いて、ハガキや領収書、レシートなど小さな紙類をささっと処理してしまいたい人におすすめです。
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DMはがきやレシートなどのちょっとしたものをすぐに処理したいという人におすすめです。小型ながらカードの裁断もでき、ダストボックスも分かれています。
商品ステータス
- 本体サイズ:20.5 × 12.8 ×18.9 (cm)
- 重量:1.5kg
- 対応している紙の幅: 110 (mm)
- カット方法:クロスカット
- 紙以外のカット:カード類
- メーカー:ナカバヤシ
【手動シュレッダーランキング第2位】サンワダイレクト シュレッダー
- マイクロカット方式で2×10mmの細かいカット屑になり、セキュリティが強力
- A4コピー用紙を折らずに最大2枚同時に細断できるため、一度に処理できる量が多い
- しっかりとしたハンドルで実用性と見た目のおしゃれさを両立
ストレートカットはもちろん、クロスカットでも思ったよりも細かい屑にならず、名前や住所など個人情報が読めてしまうとなると、セキュリティが気になりますよね。
こちらは微細マイクロカットでクロスカットよりも更に細かいカットが可能です。マイクロカット方式では細断屑がより細かくなるだけでなく、ダストボックスに入る量が多くなるため、細断屑が混ざり合い更に元の形に戻しにくくなります。
個人情報を徹底的に消去するならサンワダイレクトの家庭用シュレッダーがぴったり。本格的な細断ができ、ダストボックスの容量も大きいため、セキュリティ的に強力なシュレッダーをお求めの方におすすめです。
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マイクロカット方式で安全性が高く、カードやCD/DVDも裁断できます。ダストボックスもA4用紙33枚分のゴミを溜められます。高機能な商品を探しているけれど、小さい子供がいて電動式は安全性が心配という方などにおすすめです。
商品ステータス
- 本体サイズ:30.4 × 13.5 × 18 (cm)
- 重量:2.3kg
- 対応している紙の幅: 218 (mm)
- カット方法:マイクロカット
- 紙以外のカット:CD類/カード類
- メーカー:サンワダイレクト
【手動シュレッダーランキング第1位】アイリスオーヤマ H1ME ハンドシュレッダー
- 基本機能が全て揃ったスタンダードタイプで、安い価格だから、迷ったらまずはこれ!
- 対応している紙の幅が216mmでA4サイズを折らずに投入できる
- ダストボックスの中身が見えて、ゴミ捨てのタイミングがよくわかる
家庭用シュレッダーを今まで使ったことがない場合、どの機能が特に必要なのか、なくても困らないのかよくわかりませんよね。
この機種は、紙類はA4サイズ対応のクロスカット方式で、DVD・CDなどのメディア、プラスチック製のカード類もカット可能と、コンパクトな手動式シュレッダーではありますが、スタンダードな機能が全て揃っています。ダストボックスもA4コピー用紙約12枚分と手動式シュレッダーの中では容量も大きめ。
値段も安いため、ハンドシュレッダーを初めて使う方は、迷ったらまずはこちらをおすすめします。
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紙だけでなくカードやDC/DVDも裁断できる充分な機能が備わっていながら、価格も安価です。ハンドルの耐久性に不安がありますが、まずは一通りの機能がそろったものをという方におすすめです。
商品ステータス
- 本体サイズ:33.5cm × 14.5 × 17.5 (cm)
- 重量:約1.75kg
- 対応している紙の幅: 約216 (mm)
- カット方法:クロスカット
- 紙以外のカット:CD類/カード類
- メーカー:アイリスオーヤマ
手動シュレッダーはご家庭のプライバシーを守る大切なアイテム。
個人情報の流出を防ぎプライバシーを守るため、シュレッダーを個人や家庭で使用することが当たり前になってきました。その分様々な種類のシュレッダーが豊富に登場し、どれを選ぶのか悩んでしまいますね。
手動シュレッダーは価格が安いのでお手軽に使えるのが魅力。本記事では人気のおすすめ7機種を紹介しました。
機能や用途、おしゃれさなどをよく考えて、自分にぴったりのシュレッダーを探してみて下さいね。
【参考記事】はこちら▽
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