【種類別】Nikonカメラレンズのおすすめ18選|初心者に人気の種類とは
ニコンのカメラレンズは「4種類」に分けられる
レンズはそれぞれ得意とするシーンや被写体などがあり、ユーザーは目的に応じてレンズをつけ替えることで、よりクオリティの高い、また自分の作画意図を忠実に再現した写真が撮れるようになります。
もちろん、ニコンの一眼レフカメラやミラーレスカメラもレンズが交換できるようになっていますよ。
例えば、遠くの被写体を撮影する時は望遠レンズを使って被写体を手前に引き寄せて大きく写し、観光地で記念写真などを撮影する時は幅広い範囲が撮れる広角レンズを使って景色全体がフレームに収まるように撮影します。
Nikonのカメラレンズの種類1. 単焦点レンズ
単焦点レンズとはズーム機能を備えていないレンズのことです。利便性ではズームレンズに劣りますが、単焦点レンズには特有のくっきりした解像感や、やわらかなボケ味などがあり、単焦点レンズを使うとズームレンズでは撮れない写真が撮れます。
単焦点レンズは2万円を切るものから100万円を超えるものまで様々な価格帯のものがあります。
Nikonのカメラレンズの種類2. ズームレンズ
ズームレンズはレンズを伸縮させることでズーム機能を使えるようになるレンズ。その場にいながらにして写せる範囲を変えられる点が便利です。ズームレンズも2万円を切るものから100万円を超えるものまで様々な価格帯のものがあります。
Nikonのカメラレンズの種類3. マクロレンズ
小さなものを大きく写す能力に優れたレンズがこちら。
花や昆虫など小さなものを大写しにすることで、迫力のある写真に仕上げることができます。マクロレンズは様々な価格のものがありますが、2万円台から10数万円程度で購入できますよ。
Nikonのカメラレンズの種類4. 魚眼レンズ
広い画角をもち、遠近感が極端に強調されて映るため印象的な写真が撮れるレンズです。魚眼レンズという名前は、水面下から水面の上を見ると、光の屈折のために景色が円形に見えることに由来しています。
魚眼レンズは5万円を少し超えるくらいから10万円強ほどの商品が多くなっています。
最低限知っておきたいNikonレンズの選び方とは?
レンズを購入する時には使用目的に合ったレンズを買わなければなりません。きちんと的確なレンズを選んでいただけるように、ここではNikonのレンズを選ぶ際に、最低限押さえておくべきことを解説します。
選び方1. 対応しているマウントで選ぶ
マウントとは、カメラボディとレンズとの接合部の規格のことです。マウントが異なっていると、たとえ同じニコンのボディとレンズの組み合わせでも装着ができず、当然写真も撮れません。レンズを買う時には、自分がもっているボディと同じマウントのレンズを購入する必要があります。
現在、一般に出回っているNikonのレンズに採用されているマウントは、一眼レフカメラ用の「Fマウント」とミラーレスカメラ用の「Zマウント」の2種類です。
マウント① Fマウントレンズ
FマウントはNikonの一眼レフカメラ用のマウントで、その歴史は古く、フィルムカメラ時代からNikonは一貫してFマウントでレンズを製造し続けてきました。そのため、現在のデジタル一眼レフカメラにも、フィルムカメラ時代のレンズを装着することができます。
Fマウントレンズには2種類があり、フルサイズのイメージセンサーを搭載したボディに装着する「FXモデル」と、APS-Cサイズ用の「DXモデル」があります。
マウント② Zマウントレンズ
ZマウントはNikonのフルサイズミラーレス一眼カメラ用のマウントです。Fマウントよりも規格としての口径が大きくなっており、大口径の明るいレンズが作りやすくなっています。
より多くの光をレンズに取り込めるようになった結果、光量が不足しがちな夜間や暗い室内で撮影しても手ブレがおきにくく、またボケを活かした印象的な写真が撮りやすくなっていることなどがZマウントの特徴としてあげられるでしょう。
選び方2. 焦点距離から選ぶ
焦点距離とは、ピントと合わせたときのイメージセンサーとレンズの中心点との距離のことです。焦点距離が小さいと幅広い範囲が撮影でき、焦点距離が大きいと望遠性能が高く遠くのものを写しこむ能力が優れたレンズになります。どういったシーンで何を撮影するかによってどんな焦点距離のレンズを選ぶべきかが決まってきます。
一般的に焦点距離50mm前後のレンズが標準レンズと呼ばれており、50mmよりも焦点距離が小さなものは幅広い範囲が撮影できる広角レンズ、50mmよりも焦点距離が大きなものは遠くのものを手前に引き寄せて撮影できる望遠レンズと呼ばれています。
ただし、NikonのAPS-Cサイズの一眼レフカメラに使用する場合、焦点距離35mmのレンズが標準レンズという位置づけになります。
選び方3. F値から選ぶ
F値とはレンズの明るさの指標であり、数値が小さいものほど大口径で、一度にたくさんの光を取り込めることを示すレンズです。明るい(F値が小さい)レンズを使うと、シャッター速度を速くしてもたくさんの光をとりこめるため、手ブレによる写真の失敗がおこりにくくなりますよ。
また、F値の小さなレンズは、背景をボカして主題を浮き上がらせ、印象的に見える写真を撮りやすくなる点が特徴です。一般的に、F値の大きなレンズは描写力に優れますが、大きく重く、また高価になります。
一般にF値はズームレンズであれば3.5から5.6程度のものが多いですよ。
選び方4. 最大撮影倍率から選ぶ
花や昆虫、小物など、小さな被写体を大きく写すとそれだけでインパクトのある写真に。マクロ撮影を行う場合は、最大撮影倍率の大きなレンズを使うと印象的な写真が撮れます。最大撮影倍率が1.0倍あると、イメージセンサー上に実物大の像が映るため、非常に大きく被写体を写しこめるようになるのです。
ニコンのマクロレンズは色収差(色のズレ)を補正する効果の高いEDレンズを採用してコントラストの高い高解像度の描写が可能です。
マクロレンズ以外のレンズでは最大撮影倍率は一般的に0.1から0.3程度のものがほとんどですよ。
選び方5. 最短撮影距離から選ぶ
ニコンのレンズの場合、一般的には0.2mから0.5m程度の最短撮影距離のレンズが多いですが、マクロ撮影に特化したレンズでは0.2mを切るものもあります。特に近接撮影をしたい方は最短撮影距離が0.1mから0.2m台のレンズを選ぶといいでしょう。
最短撮影距離とは、カメラボディ内のイメージセンサーから最短で何ミリの地点にピントを合わせられるかという数値。
コンパクトデジタルカメラの場合はレンズ先端からの距離が「最短撮影距離」とされることもありますが、レンズ交換式カメラの場合はレンズ先端からの距離が「ワーキングディスタンス」といって区別されるので覚えておきましょう。
表現の幅を広げるNikonのおすすめレンズ18選
ここからはおすすめのニコンのレンズを紹介します。単焦点レンズや高倍率ズームレンズなど、種類ごとに分けて紹介しますから「今、どんなレンズが欲しいか」や「どんな写真が撮りたいか」を基準に選んでみてくださいね。
【初心者】初めてでも安心!Nikonの単焦点レンズおすすめ5選
単焦点レンズはズーム機能のないレンズのこと。利便性ではズームレンズに劣りますが、画質ではズームレンズに優るという種類のレンズです。
特にレンズキットなどで最初からカメラについてきたレンズを使っている方は、ぜひ一度単焦点レンズの写りを試してみてくださいね。
単焦点レンズ1. ニコン AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
- いわゆる標準レンズで、様々なシーンや被写体に幅広く使いやすい
- 開放F値が1.8と明るいレンズで、暗い場所でもシャッター速度を速くして手ブレを防げる
- ポートレートなどに使用した際、ふんわりとした美しいボケが作りやすい
「単焦点レンズが良いとはいっても、どれを買えばいいか分からない」という方は、単焦点レンズの入門編として、まずこのレンズを使ってみてください。
焦点距離35mmのレンズですが、APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ用のレンズですから、実際に装着した時には焦点距離50mm相当のちょうど人の目で見たときと同じくらいの画角のレンズとして働きます。
単焦点レンズのなかでは価格も手頃なので、一番最初に買う単焦点レンズとしておすすめです。
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- マウント:Fマウント DXフォーマット
- 焦点距離:35mm
- F値:F1.8〜22
- 画角:44°
- 最大撮影倍率:0.16倍
- 最短撮影距離:0.3m
- 使用シーン:ポートレート、風景など。
- サイズ:約70.0 × 52.5 (mm)
- 重さ:約200g
単焦点レンズ2. ニコン AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
- F1.4と大口径のレンズであり、広角レンズでありながら大きなボケ味が楽しめる
- 最短撮影距離が0.25mと近いため、マクロレンズのような使い方もできる
- ナノクリスタルコートにより、ゴーストやフレアの発生を抑えてクリアな写真が撮れる
「広角レンズは室内撮影に便利だけど、ボケがつくりにくいのが難点」ということであれば、このレンズをお試しください。ニコンのフルサイズ一眼レフカメラ用のレンズですが、APS-Cサイズのボディにも対応可能。
大きなボケ味と広角レンズらしい遠近感を強調した写りにより、ポートレートなどを撮れば人物を際立たせて描写ができるレンズです。主題を浮き上がらせて撮れる広角レンズを探している方に向いていますよ。
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- マウント:Fマウント FXフォーマット
- 焦点距離:24mm
- F値:F1.4〜16
- 画角:84°
- 最大撮影倍率:0.18倍
- 最短撮影距離:0.25m
- 使用シーン:ポートレート、風景など。
- サイズ:約83.0 × 88.5 (mm)
- 重さ:約620g
単焦点レンズ3. ニコン(Nikon) AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
- サジタルコマフレアの発生を抑えてにじみの少ないクリアな描写ができる
- 画面全域でメリハリのあるシャープな写真が撮れる
- 大口径の特性を活かして美しいボケを作ることで立体感のある絵作りができる
「開放絞りで撮るとボケはよく出るんだけど、像がにじみがちなところが困る」という悩みも、このレンズなら解決します。
フレームの真ん中から端までサジタルコマフレア(点のにじみ)の発生を抑えこみ、高い点像再現性を実現していますよ。夜景を撮っても街の明かりが汚くにじんでしまうようなことはありませんし、日中の撮影でも遠くの被写体までシャープでコントラストの高い描写をしてくれます。
画面全体で点光源をにじみのない点として表現できる夜景撮影などにもぴったりなレンズです。
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- マウント:Fマウント FXフォーマット
- 焦点距離:58mm
- F値:F1.4~16
- 画角:40.5°
- 最大撮影倍率:0.12倍
- 最短撮影距離:0.58m
- 使用シーン:ポートレート、風景、夜景など。
- サイズ:約85.0 × 70.0 (mm)
- 重さ:約385g
単焦点レンズ4. ニコン AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
- 中望遠レンズで開放F値1.4を実現し、大きなボケ味を活かして立体感のある写真が撮れる
- 色のズレを防ぐEDレンズを3枚使用し、明暗差の大きなシーンでも色のにじみが減る
- 防汚性能に優れたレンズを最前面と最後面に使用、汚れによる写真への悪影響を防げる
「ボケを活かした立体的な写真が撮りたい」というニーズは、カメラ好きの間では不変のもの。それを叶えてくれるレンズがこちらです。ニッコールレンズ伝統の焦点距離105mmのレンズで開放F値1.4の大口径を実現、強力なボケ味で写真に立体感を与えます。
また、色収差を低減する能力の高いEDレンズを3枚採用し、色のにじみを防いで解像感の高い描写が可能。写真という2次元の世界に3次元の奥行きを表現できるレンズです。
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- マウント:Fマウント FXフォーマット
- 焦点距離:105mm
- F値:F1.4〜16
- 画角:23.1°
- 最大撮影倍率:0.13倍
- 最短撮影距離:1.0m
- 使用シーン:ポートレート、スポーツなど。
- サイズ:約94.5 × 106 (mm)
- 重さ:約985g
単焦点レンズ5. ニコン NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
- 絞り開放でも画面の周辺部に至るまで全域でシャープな描写ができる
- 高精度のオートフォーカス動作が可能で、動物や子供が動き回っているところ動画に撮影する時でも的確にピントを合わせ続けられる
- 防塵・防滴構造になっており、降雨時でも故障を心配せず写真撮影を続けられる
「ニコンの新しいミラーレスシステムの実力を端的に知れるレンズが欲しい」という方に試していただきたいのがこちらのレンズ。Nikonのフルサイズミラーレス一眼カメラ用の標準単焦点レンズです。
大口径レンズならではの美しいボケ味により、人物などの被写体を背景から浮き上がらせて印象的に際立たせられます。
Nikonのミラーレス一眼の新しい規格であるZマウントシステムの写りを語る上では欠かせないレンズといえますよ。
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- マウント:Zマウント
- 焦点距離:50mm
- F値:F1.8〜16
- 画角:47°
- 最大撮影倍率:0.15倍
- 最短撮影距離:0.4m
- 使用シーン:ポートレート、風景、静物など。
- サイズ:約76.0 × 86.5 (mm)
- 重さ:約415g
【万能型】Nikonの標準&高倍率ズームレンズおすすめ4選
ズームレンズはその場から動かなくても倍率を変更して遠くのものも撮影できる種類のレンズで、特に高倍率のズームレンズは子供運動会やピアノの発表会など被写体の近くに寄れないシーンで威力を発揮します。
小さい子供がいて、習い事やスポーツの写真をおさめたいというパパママはこちらから選んでみてくださいね。
標準&高倍率レンズ1. ニコン AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
- 5倍ズームレンズとして最軽量クラスの軽さを実現、動き回って撮影しても疲労が少ない
- 広角域から望遠域までをカバーし、様々なシーンや被写体に柔軟に対応できる
- 電磁絞り機構を搭載し、動きの速い被写体も色鮮やかに描写できる
「高倍率のズームレンズは重いから動き回って撮影しにくい」というのは必ずしも正しくありません。例えばこのレンズは、35mm判換算の焦点距離が24mmから120mmという望遠性能をもちながら約480gと5倍ズームのレンズとしては世界最軽量クラスの軽さを実現しており、こまめに位置取りを変えながら様々な角度から被写体へのアプローチが可能です。
軽量のズームレンズを使って、機動的に動き回って撮りまくりたい方はこちらのレンズを選んでみてくださいね。
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- マウント:Fマウント DXフォーマット
- 焦点距離:16〜80mm
- F値:F2.8〜32
- 画角:83°〜20°
- 最大撮影倍率:0.22倍
- 最短撮影距離:0.35m
- 使用シーン:ポートレート、風景、静物など。
- サイズ:約80 × 85.5 (mm)
- 重さ:約480g
標準&高倍率レンズ2. ニコンAF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR
- 広角から超望遠まで1本で幅広いシーンや被写体に対応できる
- 強力な手ブレ補正機能を搭載し、三脚が使えない状況でも失敗を減らせる
- 軽量コンパクトであり、荷物を小さく軽くできる
「旅行先に何本も交換レンズをもっていけない、どんな撮影にも使える1本だけをもっていきたい」とは誰しも考えたことがあるでしょう。
このレンズは広角域から超望遠域までをカバーする約16.7倍の超高倍率ズームレンズで、1本で幅広い状況に対応できるため、荷物を減らしたい旅行などで威力を発揮します。手ブレ補正も搭載し、三脚なしの手持ち撮影でも安定した絵が撮れますよ。
ボディにつけっぱなしでどんなシーンにも対応できる万能レンズです。
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- マウント:Fマウント DXフォーマット
- 焦点距離:18〜300mm
- F値:F3.5〜40
- 画角:76°〜5.2°
- 最大撮影倍率:0.29倍
- 最短撮影距離:0.48m
- 使用シーン:ポートレート、風景、スポーツ、静物など
- サイズ:78.5 × 99 (mm)
- 重さ:約550g
標準&高倍率レンズ3. ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
- ズームを効かせてもボケ味やシャッタースピードが変わらないため、思った通りの写真になる
- 超音波モーターを採用することで高精度・高速なオートフォーカスを実現し、シャッターチャンスを逃さず撮れる
- 大口径レンズであることに加え、高い手ブレ補正機能を有していて、暗い室内などでも手ブレを抑えられる
「ズームレンズはズームを効かせるとF値が変わってボケ味やシャッタースピードが変わってしまうから、意図した写真が撮れないことがある」という方にはこのレンズがおすすめです。
いわゆる「大三元レンズ」の一つに数えられる優秀なレンズで、高価なものでもありますので、状態がよければ新品と価格を比較して中古で購入してもいいかもしれません。
ズームを効かせても開放F値が変化しない「F2.8通しレンズ」なら、結婚式の写真など時間が限られ、かつ失敗ができないシーンでの撮影に抜群の安定感で応えてくれますよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- マウント:Fマウント FXフォーマット
- 焦点距離:24〜70mm
- F値:F2.8〜22
- 画角:84°〜34.2°
- 最大撮影倍率:0.28倍
- 最短撮影距離:0.41m
- 使用シーン:ポートレート、ブライダル、風景など。
- サイズ:約88.0 × 154.5 (mm)
- 重さ:約1070g
標準&高倍率レンズ4. NIKON NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
- 開放で撮影しても画面中心から周辺部まで解像感の高いシャープな描写ができる
- 新開発の「アルネオコート」により、逆光での撮影でもフレアの発生を抑えてヌケのいい絵が作れる
- 防塵・防滴性能を有し、悪環境下でも故障を心配せず撮影が可能
「ニコンのミラーレス用マウントの最高の描写を体感したい」という方には『NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S』がぴったり。
24mmから70mmまでをカバーし、開放F値は2.8で固定、Zマウントのニッコールレンズの最高峰に位置する標準レンズです。写りが甘くなりがちな開放での撮影でも中心から最周辺部までくっきりクリアに描ききる高い描写力には、「さすが」の一言。
新開発のミラーレス用マウントで最高の画質を誇るレンズを試してみてください。
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- マウント:Zマウント
- 焦点距離:24〜70mm
- F値:F2.8〜22
- 画角:84°〜34.2°
- 最大撮影倍率:0.22倍
- 最短撮影距離:0.38m
- 使用シーン:ポートレート、風景など。
- サイズ:約89 × 126 (mm)
- 重さ:約805g
風景撮りに最適なNikonの「広角レンズ」3選
広角レンズとは広い画角をもち、幅広い範囲を撮影できる種類のレンズです。被写体とその背景にある風景を一緒にフレームに収められるためダイナミックな写真が撮れます。
観光地での記念撮影に使いたい方などにおすすめですよ。
広角レンズ1. ニコン AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR
- 超広角レンズであり、幅広い範囲を一度に捉えられる
- 遠近感が強調されるため、奥行き感のある立体的な写真が撮れる
- フードが付属しており、外光による影響を緩和してシャープな絵が作れる
「手持ちのレンズでホームパーティを撮影しようとすると、どうしてもフレーム内に全体が入りきらない」という時には、さらに広角のレンズを使うといいでしょう。
このレンズは35mm換算でも15mmから30mmまでをカバーする超広角レンズ。狭い室内でも全体を無理なくフレームに収められます。広角レンズ特有の遠近感を強調した撮影も得意で、奥行きを表現した写真が撮れますよ。
狭い室内で撮影する場合でも端の人までしっかり映せるので、パーティーのカメラマンを任された人は選んでみてくださいね。
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- マウント:Fマウント DXフォーマット
- 焦点距離:10〜20mm
- F値:F4.5〜29
- 画角:109°〜70°
- 最大撮影倍率:0.17倍
- 最短撮影距離:0.22m
- 使用シーン:風景など
- サイズ:77.0 × 73.0 (mm)
- 重さ:約230g
広角レンズ2. ニコン AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
- 特殊なレンズを使用して色収差や歪みを抑制、高い描写力を実現している
- ズームをしてもボケ味やシャッタースピードが変わらないため想定した通りの写真が撮れる
- レンズにナノクリスタルコートを付与、逆光ぎみの状況でもクリアな画像が得られる
大口径レンズは開放で撮影した時に比較的描写が甘くなりがちですが、このレンズにそういった心配は無用です。EDレンズを2枚、非球面レンズを3枚使用し、色ズレや像の歪みを徹底的に排除してクリアで解像感の高い描写を実現しています。
「とにかく描写力に優れる広角レンズが欲しい」ということであればこのレンズしかありません。いわゆる「大三元レンズ」の一角であり、比較的高価なレンズですから、状態次第では中古の購入を考えてもいいでしょう。
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- マウント:Fマウント FXフォーマット
- 焦点距離:14〜24mm
- F値:F2.8〜22
- 画角:114°〜84°
- 最大撮影倍率:0.14倍
- 最短撮影距離:0.28m
- 使用シーン:風景など
- サイズ:約98 × 131.5 (mm)
- 重さ:約970g
広角レンズ3. Nikon NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
- フィルターを装着して光量が多すぎる炎天下でも明るさを適切に調整するなどの撮影ができる
- 非球面レンズを採用し、超広角ズームでありながら像の歪みが少なく自然な写真が撮れる
- 沈胴機構を採用することで小型軽量化し、持ち歩きが便利
「広角レンズはフィルターがつけられないものが多く表現の幅が狭まってしまう」とお考えの方にはこのレンズがおすすめ。
フルサイズ用の広角ニッコールレンズとしては珍しく、直接レンズ先端にフィルターがねじこめるようになっており、PLフィルターを使ってガラス面の映りこみを除去するなどの写し方ができます。
フィルターを装着して光量を調節したり特殊な効果をつけたりした撮影ができるので、ぜひチェックしてみてください。
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- マウント:Zマウント
- 焦点距離:14〜30mm
- F値:F4〜22
- 画角:114°〜72°
- 最大撮影倍率:0.16倍
- 最短撮影距離:0.28m
- 使用シーン:風景など。
- サイズ:約89 × 85 (mm)
- 重さ:約485g
運動会など、遠距離撮影に力を発揮するNikonの「望遠ズームレンズ」2選
スポーツ撮影は基本的に遠間から行うため、望遠性能の高いレンズが必要になります。また、動きが速い被写体を撮るためにはシャッタースピードを早める必要があり、口径の大きなレンズが望ましいでしょう。
子供の運動会の写真を撮る際などにも望遠レンズは活躍します。
望遠ズームレンズ1. ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
- 「F2.8通しレンズ」であり、ズームをきかせてもシャッタースピードが落ちないため失敗を防げる
- 三脚座が付属しており、ボディに負担をかけずに三脚に据えて撮影できる
- [SPORT]モードを搭載、動く被写体にもピントを合わせ続けやすい
「遠くのものを写そうと思ってズームをしたらシャッタースピードが遅くなって、動いている被写体が撮れなくなった」という経験がある方もいるでしょう。多くのズームレンズはズームをきかせると光量が落ちるため、勝手にシャッタースピードが落ちてしまいます。しかし、このレンズならズームをしても明るさが変化しないため、動きの速い被写体でもそのまま一瞬を切り取れますよ。
ただ、「F2.8通しレンズ」は「大三元レンズ」と通称されるもので高価なため、新品との価格差や状態を比較した上で中古を購入するのも選択肢の一つです。
ズームをさせてもシャッタースピードが落ちないため、運動会の撮影などに便利なレンズといえますよ。
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- マウント:Fマウント FXフォーマット
- 焦点距離:70〜200mm
- F値:F2.8〜22
- 画角:34.2°〜12.2°
- 最大撮影倍率:0.21倍
- 最短撮影距離:1.1m
- 使用シーン:ポートレート、スポーツなど。
- サイズ:88.5 × 202.5 (mm)
- 重さ:約1430g
望遠ズームレンズ2. ニコン AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
- 超望遠500mmまでをカバーするため、遠くからしか撮影できない野鳥なども大きく写せる
- EDレンズを3枚使用し、色のズレを防いで野生動物の毛並みなどをリアルに描ける
- 電磁絞り機構を搭載し、動きの速い被写体を高速連写する時にも明るさをすばやく最適な値に調整することで、失敗写真を減らせる
警戒心の強い野鳥などを撮影する時は被写体のそばに近寄れないため、普通の望遠レンズでは性能が不足することもあります。そうした時に活躍するのがこちらのレンズ。
焦点距離200mmの望遠域から500mmの超望遠域までをカバーする望遠レンズで、優れた光学性能を有し、遠く離れた野鳥を撮影したとしても、その羽根に至るまでをリアルに描ききります。
「とにかく遠くのものを写し取れるレンズがほしい」という方におすすめのレンズです。
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- マウント:Fマウント FXフォーマット
- 焦点距離:200〜500mm
- F値:F5.6〜32
- 画角:12.2°〜5.0°
- 最大撮影倍率:0.22倍
- 最短撮影距離:2.2m
- 使用シーン:スポーツ、野鳥、天体など。
- サイズ:約108 × 267.5 (mm)
- 重さ:約2300g
物撮りにおすすめなNikonの「マクロレンズ」2選
マクロレンズは小さな対象物を大写しにするためのレンズで、一般のレンズと比較して撮影倍率が高く、最短撮影距離も短いレンズがいわゆる「ブツ撮り」に向いています。
小さなものを迫力ある写真に収めたい方はマクロレンズを持っておくといいでしょう。
マクロレンズ1. ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
- レンズ先端からおよそ10cmの距離まで寄れ、花など小さな被写体も迫力ある拡大撮影ができる
- 独特のやわらかい背景ボケにより、ポートレート撮影に使っても人物の魅力を引き出しやすい
- 小型で軽量なため、お散歩カメラのレンズとしても優秀
「マクロレンズは高価なものが多いからなかなか手を出せない」
そう考えている方には、このおよそ2万円程度の出費で購入できる最大倍率1.0倍のマクロレンズをチェックしてほしいところ。
もちろん、安いだけではなくマクロレンズとしてしっかりした描写力もそなわっており、ポートレート撮影に使っても独特のふんわりとした背景ボケを活かして被写体を印象的に浮き上がらせて撮影が可能。
初心者でも比較的手に取りやすい価格帯になっているため、ぜひ思う存分使ってみてくださいね。
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- マウント:Fマウント DXフォーマット
- 焦点距離:40mm
- F値:F2.8〜22
- 画角:38.5°
- 最大撮影倍率:1.0倍
- 最短撮影距離:0.163m
- 使用シーン:ポートレート、静物、風景など。
- サイズ:約68.5 × 64.5 (mm)
- 重さ:約235g
マクロレンズ2. ニコン AF-S VR Micro NIKKOR 105mm f/2.8G IF-ED
- レンズ先端からおよそ20cmの距離でもっとも大きく撮影できるため、昆虫や小動物を必要以上に怯えさせないで撮影できる
- 強力な手ブレ補正機能をそなえ、手ブレしがちなマクロ撮影の失敗を少なくできる
- 超音波モーターにより、静かに正確にオートフォーカスができる
近寄りすぎなくても小さなものを大写しにできるレンズが欲しいなら、こちらのレンズを候補に入れるべき。
レンズ先端からおよそ20cmの距離で等倍での撮影が可能であり、昆虫や小動物などを脅かさずにダイナミックな接写が可能。人間のポートレート撮影に使っても、焦点距離105mmのほど良い距離感がモデルの自然な表情を引き出せます。
昆虫などの小さなものを迫力ある写真に収めたい時にぴったりのレンズですよ。
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- マウント:Fマウント FXフォーマット
- 焦点距離:105mm
- F値:F2.8〜32
- 画角:23.2°
- 最大撮影倍率:1.0倍
- 最短撮影距離:0.314m
- 使用シーン:ポートレート、静物など。
- サイズ:約83 × 116 (mm)
- 重さ:約750g
独特な世界観を創れるNikonの「魚眼レンズ」2選
魚眼レンズは多くの場合超広角レンズとしての性格も有しています。遠近感を極端に強調し、像が円形になるなど、比較的独創的な写真が撮れる種類のレンズです。
印象的な写真が撮りたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
魚眼レンズ1. ニコン AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED
- 1本のレンズで円周魚眼も対角線魚眼もカバーできる
- フッ素コートに防汚性能だから、被写体に近づいて撮影しても汚損の心配がいらない
- レンズキャップとフードはかぶせ式で、すばやく撮影体勢に移れてシャッターチャンスを逃さない
「円周魚眼と対角線魚眼の2本のレンズを買うのはコストがかかりすぎる」という方はこちらのレンズを試してみてください。
FXフォーマットで撮影する際はズームをワイド端にすれば被写体を円形に切り取る円周魚眼として撮影でき、ズームをテレ側にすれば四角く映る対角線魚眼として撮影できます。レンズ先端から最短で3cmの距離でピント合わせが可能、デフォルメされたクローズアップ撮影も叶いますよ。
円周魚眼も対角線魚眼も1本のレンズで撮影できるコスパのいいレンズでおすすめです。
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- マウント:Fマウント FXフォーマット
- 焦点距離:8〜15mm
- F値:F3.5〜29
- 画角:180°〜175°
- 最大撮影倍率:0.34倍
- 最短撮影距離:0.16m
- 使用シーン:風景、天体など。
- サイズ:約77.5 × 83.0 (mm)
- 重さ:約485g
魚眼レンズ2. ニコン AF DX Fisheye Nikkor 10.5mm f/2.8G ED
- 歪みを利用したコミカルで印象的な写真が撮れる
- 180°の範囲が撮影可能で、頭上に広がる星空を一度に写真に写しこめる
- 重量が約300gほどであり、気軽に持ち歩いてスナップ撮影ができる
「面白い写真が撮りたい」ということであれば、約180°の範囲をデフォルメして捉えるこのレンズを試してみてください。遠近感が極端に強調され、かつ樽形の歪みによって被写体をユニークに表現できます。
もちろん、天体を撮影するという「真面目な」使い方も可能。頭上いっぱいに広がる星々を一度に移し込めば圧巻の星空写真ができあがります。
インパクトのある面白い写真が撮りたいなら、ぜひ一度お試しください。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- マウント:Fマウント DXフォーマット
- 焦点距離:10.5mm
- F値:F2.8〜22
- 画角:180°
- 最大撮影倍率:0.2倍
- 最短撮影距離:0.14m
- 使用シーン:風景、天体など。
- サイズ:約63 × 62.5 (mm)
- 重さ:約305g
レンズを安く手に入れたいなら「中古やレンタル」がおすすめ
特に描写力のすぐれたレンズは相応に高価であるため、簡単には購入に踏み切れないこともあるでしょう。そんな時には、使う時だけレンタルしてみたり、状態のいい中古を購入したりという選び方もあり。
ただし、中古商品はどのように前オーナーが使っていたかによってコンディションが変わってくるため、状態をよく確認してみたり試写してみたりして、中古品を買うことによるリスクを軽減できるようにしましょう。
Nikonのレンズで写真の腕をもっとあげましょう!
「最初からついてきたレンズではどうも満足できなくなってきた」という時こそが、交換レンズの買い時です。ニコンは一眼レフ用のFマウントでも、ミラーレス用のZマウントでも多くの種類の交換レンズを製造しています。
不慣れなうちは選び方に迷うこともあるかもしれませんが、自分の用途、シーンに応じて絞り込んでいけば、レンズの選び方は決して難しくありません。
自分に合ったレンズを購入することで、今よりさらに写真の表現の幅を広げられ、よりクオリティの高い写真を撮れるようになるはずですよ。
【参考記事】はこちら▽
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