無線LAN中継器のおすすめ9選|Wi-Fiが繋がりやすい設置場所を解説!
そもそも『無線(Wi-Fi)LAN中継器』とは?
無線(Wi-Fi)LAN中継器とは、Wi-Fiルーターの電波を遠くまで飛ばしてくれる機器のことです。
複数部屋がある場合や2階、3階がある建物の場合、親器であるWi-Fiルーターから離れてしまう死角の場所が出てくるため、電波が弱くなる部屋が出てきてしまいます。
お風呂やトイレの中でWi-Fiがなかなか繋がらないという経験をしたことがある人も多いのでは?
そんな時、無線LAN中継器があると、今までWi-Fiの電波が届きにくかった場所も、電波を弱めずに届けられるようになります。広いエリアや複数の部屋で快適にインターネットが使えるようになるための便利アイテムなのです。
無線LAN中継器を設置するメリット
無線LAN中継器は、親器の電波を受け取り安定した強さに調整できます。そのため、広い範囲で快適にインターネットが楽しめることが大きなメリットです。
例えば、1階でインターネットを使い、2階でオンラインゲームをするなど、複数台で使用しても、安定した電波供給が実現できます。
また、水周りなどの電波が悪くなりやすいところに設置すると、電波の状態を改善することも可能です。キッチン周りにもパソコンやテレビを設置したい場合などに重宝します。
無線LAN中継機の選び方|購入前に比較すべきポイントとは?
無線LAN中継器が便利なものということがわかりましたが、ここからは無線LAN中継器を選ぶときのポイントを4つご紹介します。
専門的な知識がなくても次の4つのポイントを知っておけば、使いやすい無線LAN中継器が選べますよ。
無線LAN中継機の選び方1. 規格と通信速度は親器と同等かそれ以上のモデルを選ぶ
無線LAN中継器を選ぶ時には、親機となるWi-Fiルーターのスペックや受信速度を確認するようにしましょう。
通信速度はMbpsで表示され、数字が大きいほうが速いです。親機本体に記載されていることが多いので、メモをしておくと選びやすくなります。
というのも、中継器に親機よりもスペックが低いモデルを選んでしまうと、親機の速度を活かすことができません。
できれば同等の速度やそれ以上の速度に対応している商品がおすすめです。速度を照らし合わせながら、比較検討をしてみてください。
無線LAN中継機の選び方2. デュアルバンド同時接続が対応可能なモデルを選ぶ
無線LANの周波数には、シングルバンドとデュアルバンドの2種類があります。シングルバンドは2.4GHz帯にしか対応していないのに対し、デュアルバンドは異なる2つの周波数帯域に対応しています。
デュアルバンドは、2.4GHzと5.0GHzの2つの周波帯に対応していることで、より幅広い電波を拾えるところが特徴。電化製品によっては対応している周波帯が異なるので、デュアルバンドなら古い電化製品から新しい電化製品まで網羅できるところもメリットです。
無線LAN中継機の選び方3. コンセント直挿型 or ケーブル電源
無線LAN中継器の電源や接続方法には、「コンセント直挿型」と「ケーブルで電源に接続するタイプ」の2つの種類があります。
この2つでは、設置する場所や電源の入れ方が異なるので、どのような部屋で使用するのか考えながら選択するといいでしょう。
それぞれの接続方法のメリットとデメリットを念頭に置いて、比較検討してみてください。
ケーブル電源|設置する場所が自由で使いやすい
無線LAN中継器の電源として、主流になっているタイプがこちら。ケーブルで電源に接続するので、コンセントなどの電源が必要ありません。
そのため、壁面や棚の上など設置する場所の自由度が高いところがメリットです。
デメリットとしては、有線ケーブルで繋がないといけないので、通信機器に詳しくない人だと初期設定に時間がかかるところです。また、設置場所によっては有線ケーブルが邪魔になる場合もあります。
コンセント直挿型|見栄えがよくて、初期設定も簡単!
コンセント直挿型は有線ケーブルがなく、コンセントの近くにさえ設置できればいいため、見映えが良いところがポイント。
コンセントに差し込むだけで電源が入るので、初期設定も簡単です。通信機器に詳しくない人でも、比較的簡単に設定ができます。
一方で、コンセントがないと設置できないので、設置場所が限られる傾向があります。設置したい場所にコンセントが見当たらない場合には、延長コードなどを用意する必要があるでしょう。
無線LAN中継機の選び方4. WPS/AOSS器能に対応しているモデルを選ぶ
無線LAN中継器は、初期設定さえできてしまえば後は楽に使うことができます。手こずりやすい初期設定を簡単に済ませたい場合には、「WPS/AOSS器能」に注目してみましょう。
WPS/AOSS器能があれば、ボタンを押すだけで親機と接続することが可能です。 ただ、WPS/AOSS器能は、メーカーにより名称が異なるので要注意。
例えば、NEC社製ルーターの場合は、「らくらくスタートボタン」と呼ばれることがあります。各会社ごとのHPを確認してから購入するようにしましょう。
無線LAN中継器の正しい使い方は?
無線LAN中継器を導入する前に気になるのが接続方法です。事前に接続方法や設置する場所を決めておけば、難なく使うことができます。
そこでここからは、無線LAN中継器の使い方を簡単にご紹介します。商品を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
無線LAN中継器のセットアップ方法
無線LAN中継器を購入し親機と接続をするセットアップ方法には「手動接続」と「WPS/AOSS接続」の2種類があります。
「手動接続」はパソコンやスマホと接続をした後に、パソコンやスマホの設定画面から親機と接続します。設定画面に必要な情報を入れないといけないので、少々手間になるところがデメリットです。
一方、「WPS/AOSS接続」は、本体についているボタンを押すだけで親機との接続が完了。初心者でも簡単に接続できるところがメリットです。
無線LAN中継器の最適な設置場所
無線LAN中継器は、設置する場所がポイントです。親機との距離が離れすぎてしまうと、思ったように通信できなくなります。同じように、使いたい端末と中継器が離れすぎていると、こちらも思い通りには接続できません。
様々な場所に置いてみて、適切な位置を見極めることが大切になります。また、どの部屋に設置するのが適しているのか、測るためのアプリを用意しているメーカーもあるので活用してみるといいでしょう。
Wi-Fiがサクサクになる!無線LAN中継器のおすすめ9選
ここからは、無線LAN中継器のおすすめ商品を厳選してご紹介します。バッファローやNECなど、気になる有名ブランドの商品も厳選しました。
コンセント直挿型と有線でつなぐ据え置きタイプに分けて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コンセント直挿型のおすすめ無線LAN中継器6選
まずは、コンセント直挿型の無線LAN中継器を厳選してご紹介します。コンパクトサイズで扱いやすい商品や初心者でも設定しやすい商品がたくさんありますよ。
どのような無線LAN中継器があるのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コンセント直挿型1. BUFFALO 無線LAN中継器 WEX-1166DHPS
設置しやすいコンパクトサイズで、コンセントに挿せば手軽に使えるところが特徴。また、「WPSボタン」を約2秒間押すだけで親機と接続でき、初期設定も簡単です。
さらに、LEDの点灯状態で電波状況が分かるので、適切な設置位置を見つけやすいところもポイント。初めて無線LAN中継を使う人に特におすすめなアイテムです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 通信規格:11ac/n/a/g/b
- 通信速度:866Mbps+300Mbps
- 電源の接続方式:コンセント
- WPS/AOSS対応:有
- 本体サイズ:6.5 x 9.5 cm
コンセント直挿型2. NEC 無線LAN中継器 PA-W1200EX
「ビームフォーミング機能」に対応しているので、スマホなどの対応機種に、より安定した電波供給ができます。こちらの商品も軽量コンパクトタイプなので、場所を取らずに設置できるところがポイントです。
また、独自技術である「μ(マイクロ)EBG構造」を採用しています。これは、不要な電磁ノイズをカットし、360゜全方向に安定した通信を行えるところが特徴。
現在の電波状況を改善したい人には絶対におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 通信規格:11ac/n/a/g/b
- 通信速度:867+300Mbps
- 電源の接続方式:コンセント
- WPS/AOSS対応:有
- 本体サイズ:6.4cm×3.69cm×9.5cm
コンセント直挿型3. TP-Link 無線LAN 中継器 RE200
おしゃれなデザインで、リビングに設置してもインテリアの雰囲気を壊さないところがおすすめポイント。
スマホ専用アプリがあり、ルーターと中継器の管理が手軽にできます。初期設定はスマホからも可能ですが、かんたん設定ボタンもついているので扱いやすくなっています。
また、最大250m²の範囲で安定した電波供給ができるだけでなく、32台まで接続が可能。スマホやパソコンなど、できるだけ多くの機器を使いたい人におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 通信規格:11ac/n/a/g/b
- 通信速度:433+300Mbps
- 電源の接続方式:コンセント
- WPS/AOSS対応:有
- 本体サイズ:11cm x 6.58cm x 7.52cm
コンセント直挿型4. ELECOM 無線LAN中継器 WTC-1167USA-W
こちらのスタイリッシュなデザインは、初期設定も簡単で本体についているWPSボタンを押すだけで完了。電波の通信状況は、本体の側面についているLEDランプの点滅方法で知らせてくれます。
また、USB供給タイプで、USBメモリーカードと変わらない超薄型となっているところが大きな魅力。パソコンやコンセントなど、使いやすい場所に設置できます。自宅だけでなく、オフィスや出張先などにも携帯して使いたい人におすすめの商品です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 通信規格: 11ac/n/a/g/b
- 通信速度:867+300
- 電源の接続方式:USB
- WPS/AOSS対応:有
- 本体サイズ:11.5cm x 3.5cm x 1cm
コンセント直挿型5. I-O DATA 無線LAN 中継器 WN-G300EXP
幅4.2cm角のコンパクトサイズで、コンセントに挿しても隣のコンセントを塞ぐことがありません。部屋に馴染むホワイトカラーで、インテリアを壊したくない人にもおすすめです。
こちらの商品も、本体についているWPSボタンを押すだけで接続が完了。親機との電波状況は、ランプの色で分かるようになっています。
そのため、視覚的に最適な場所を探すことが可能です。初心者にはもちろんのこと、シンプルで使いやすい商品を探している人におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 通信規格:11n/g/b
- 通信速度: 300Mbps
- 電源の接続方式:コンセント
- WPS/AOSS対応:有
- 本体サイズ:4.2cm x 4.2cm x 3.3cm
コンセント直挿型6. TP-Link 無線LAN中継器 RE650
こちらの商品は、通信速度にこだわりたい人に人気のアイテムです。最高通信速度が1733Mbpsで、4K動画やストリーミング視聴もストレスなく楽しめます。本体には4本の高品質アンテナがついており、快適な接続状態を維持することが可能。
専用アプリをダウンロードすれば、スマホやパソコンから接続状況を確認できるようになります。また、有線LANポートなどもついており、幅広く活用したい人におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 通信規格:11ac/n/a/g/b
- 通信速度:1733+800Mbps
- 電源の接続方式:コンセント
- WPS/AOSS対応:有
- 本体サイズ:16.3cm x 8.6cm x 4cm
据え置きタイプの無線LAN中継器おすすめ3選
ここからは、有線で接続する据え置きタイプの無線LAN中継器を厳選してご紹介します。薄型でデッドスペースを使用できる商品やシンプルで扱いやすい商品をまとめたので、使い方に合わせて、気になる商品を見つけてみてくださいね。
据え置きタイプ1. BUFFALO 無線LAN中継器 WEX-1166DHP2/N
設置したい場所に合わせて、据え置きとコンセントが選択できるところがポイント。本体は薄くてコンパクトなので、どんな場所にも難なく設置できます。
また、本体には可動式アンテナもついており、狙ったところに電波が供給できるようになっているところもポイント。
さらに、操作性がよく電源のオンオフやWPSボタンが本体に設置されています。簡単な操作で使用できる無線LAN中継器を探している人におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 通信規格:11ac/n/a/g/b
- 通信速度:866+300Mbps
- 電源の接続方式:据え置き・コンセント
- WPS/AOSS対応:有
- 本体サイズ:16cm × 8cm × 2.8cm
据え置きタイプ2. BUFFALO 無線LAN中継器 WEX-G300
厚み約3cmの薄型で、縦置きや横置き、壁掛けなどデッドスペースを活かして設置できるところが特徴。できるだけ目立たないように設置したい人におすすめです。
有線LANポートが4ポートついており、全てギガ転送に対応しています。大容量データを難なく送れるところが魅力なので、写真が趣味の人や自宅で仕事をしている人にもぴったり。
また、こちらの商品も本体のWPSボタンを押すだけで初期設定が完了します。設定の引き継ぎをスムーズに済ませたい人にも、おすすめの商品です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 通信規格:1n/g/b
- 通信速度:300Mbp
- 電源の接続方式:置き型
- WPS/AOSS対応:有
- 本体サイズ:14cm × 14cm × 3.1cm
据え置きタイプ3. ELECOM 無線LAN中継器 WRC-300FEBK-R
場所を選ばないコンパクトサイズで、トイレやリビングなど1部屋分の電波を拡張したい時におすすめの商品です。置き型とコンセントのどちらでも使用できるので、設置場所によって使いやすい方法を選べます。
機能はとてもシンプルで、側面についているWPSボタンを押せば接続が完了します。あれこれ機能がついていないので、必要最低限の機能でシンプルに使いたい場合にも向いています。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 通信規格:11n/g/b
- 通信速度:300Mbps
- 電源の接続方式:コンセント・置き型
- WPS/AOSS対応:有
- 本体サイズ:10.7cm × 7.2cm × 2.5cm
無線LAN中継器おすすめメーカー5選
最後に、無線LAN中継器のおすすめメーカーをご紹介します。どのような無線LAN中継器を選ぼうか迷ったら、ぜひメーカーもチェックしてみて。
それぞれのメーカーで強みが異なるので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめメーカー1. BUFFALO(バッファロー)
『バッファロー』は、「つなぐ技術で、あなたに喜びを」をコンセプトにネットワーク機器の製造販売をしているメーカーです。
無線LAN接続が自動にできる「AOSS」システムの開発を行ったのもバッファローで、無線LAN分野に強いブランドでもあります。
無線LAN中継器の種類が豊富で、シーンや使い方に合わせて選べるところが特徴。比較的安い商品も多いので、初めて使用する人にもおすすめです。
おすすめメーカー2. NEC(エヌイーシー)
『NEC』は、パソコンや周辺機器、ネットワーク機器の製造販売をしているメーカーです。家庭用商品から企業向け商品まで、幅広く扱っているところが特徴です。
NECの無線LAN中継器は、価格帯により様々な機能がついています。
例えば、NECならではの人の動きを察知して灯りなどを自動調整する「人感センサー」や「見えて安心ネット」など、プラスアルファの機能を使いたい人におすすめです。
おすすめメーカー3. ELECOM(エレコム)
『ELECOM』は、大阪に本社を構えるコンピュータ周辺機器メーカーです。ELECOMの無線LAN中継器は、余分な機能がなくシンプルで使いやすいところが特徴。通信速度ごとに商品が用意されており、使い方に合わせて選択できます。
また、扱いやすいコンパクトサイズの商品も多く、デザインも洗練されています。部屋のインテリアを壊さずに導入しやすいところもメリットです。
おすすめメーカー4. I-O DATA(アイ・オー・データ)
『 I-O DATA』は1976年に創業した、コンピュータ周辺機器メーカーです。「デジタルライフをサポートする企業」を目指して、より快適にネットワークが使えるような商品の製造販売を行っています。
I-O DATAの無線LAN中継器は、小型で使いやすい商品が多いです。また、「電波が弱い」「一部屋分の拡張をしたい」など、悩みに合わせて使える商品が揃っているので、選びやすくなっています。
おすすめメーカー5. TP-Link(ティーピーリンク)
『TP-Link』は、中国深圳に拠点をおくコンピュータ周辺機器メーカーです。安くて高性能な商品が多く、手軽に導入しできるところが大きな魅力。
無線LAN中継器では、初期設定がしやすい商品や専用アプリと連携している商品が目立ちます。
また、軽量コンパクトで設置しやすい商品も多いので、初心者の人にはもちろんのこと、今までよりも扱いやすい商品を探している人にも向いています。
無線LAN中継器を使って、自宅の通信状況を改善しよう!
無線LAN中継器は、部屋の大きさや通信速度に合わせて選べば、Wi-Fiを快適に使えるようになります。複数台を同時に使用していても、ストレスになることがありません。
また、設置しやすいデザインや大きさの商品を選ぶことで、インテリア性を損なうこともありません。
ぜひ、気になる無線LAN中継器を見つけてネット環境を改善してみましょう。
【参考記事】はこちら▽
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!