「1ヶ月でもらう金額は50万」知られざるパパ活の実態を、経験者が大暴露

Smartlog編集部 2018.09.03
パパ活経験者に聞いてみた。
メジャー☆ファーストのバラ

「パパ活」、それは食事やデートをすれば、お小遣いをくれる年上の男性、通称“パパ”を探す活動のこと。

一部の女子大生やモデルたちの間で流行している、全く新しい(?)お金の稼ぎ方だ。

女性はパパ活で何を得るのか。いくら稼いでいるのか。どんな心境でパパ活しているのか。

東京の出会いスポット“銀座”で、パパ活経験者の女性に聞いた生の声をお届けしよう。


正直、パパ活っていう感覚じゃなくて・・・(23歳・みきさん)

メジャーファースト

ちょうど1年ちょっと前、私が22歳の頃の話です。

自分で言うのはあれですが、某有名大学に在籍していました。でも、想像以上に就活を手こずったせいで、お金かかっちゃって。夏に内定をもらった頃には一文無しだったんですよ。

卒業旅行あるし、手っ取り早くお金稼ぎたいなーって思ってたら、友達が交際クラブってのをやってて。「めっちゃ楽だよ?」って誘われたんです。

交際クラブっていうのは、いわゆる大人のお見合いですね。

男の人はみんなお金持ちの人が登録してて、女の子は面接をして登録します。初回の食事だけ店側がセッティングしてくれて、そのあとは2人の自由って感じの流れです。

そこから私のパパ活が始まりましたね。

お店の人にどんな人がいいか聞かれるんですけど、私はとにかく身体の関係を持ちたくなくて。だから、ガツガツしてる人は無理って言いました。

そのおかげか、マッチングする人はみんな紳士で優しくて!しかも、食事とかデートだけでいいよって言ってくれるんです。

まぁ、そりゃ、正直何人かはホテル行こうって言ってくる人もいたけど、私が嫌がるとみんなあっさり諦めてくれるんですよ。強要とかもないし、強引に来いよ!とかもない。

もし、1回目にこの人合わないなーって思ったら、自分が次の約束しなければいいし。

パパ活してみて、怖いなって思ったことがなかったから、あっという間にハマっていきましたね。

全く人見知りしないし、喋るのが好きだから、自分の性に合ってたんだと思います。


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リピートしてた人は・・・たぶん、5人くらいかな。週に頻繁に呼び出される人もいれば、月に1〜2回の人もいるし、1回で終わる人も結構います。

パパたちは、大体40〜50代の人が多いけど、30代の人もいましたね。あ、でも28歳の人も会ったことあります。

あんまりどんな人かは言えないけど、全員基本的に会長とか社長とか経営者とか・・・すごい人ばっかりだったと思います。

だって、街とか駅で待ち合わせして一緒に歩くってことがないんですよ。

基本的に車で移動するから周りに見られないし、お店も絶対に個室で、関係者以外に私といるところは見せないんです。

たぶん周りに見られちゃいけない身分の人なんだろうなってすぐ理解したし、ほんと徹底してるなーって思ってました。


当時は、大体月10日〜15日くらい、パパ活してましたね。今考えると、大学生だからできたんだろうな。

月に10日〜15日のパパ活で、1ヶ月でもらう金額は50万円くらい。

ほんとに食事するだけで3万円とか5万円とかくれるんですよ。最高で1回に10万円くれた人もいたし。

食事だけで10万円とかは超ラッキー!めっちゃ嬉しかったです!滅多にないけどね。

私はこのくらいだったけど、もっとお金もらってる人は多いと思うし、それこそ身体の関係を持ったらすごい高いんじゃないかな。

あとは、どんなパパも必ず「実家暮らしか、一人暮らしか」を聞いてきました。

たぶん一人暮らしだったら、家賃とか面倒見てあげるからこれからも会おう?ってことで金額が上乗せされるんだと思う。

なんかすごいですよね。


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パパといるときは、私の話を聞いてもらうことが多くて、相手のプライベートの話は基本触れません。

私が結構食べることが好きだから、美味しいお店の話をしてくれて「次行こっか?」って約束することがほとんど。

海外に別荘がある人は、私が「海外行きたいな〜」って話したときに、「飛行機取るよ」って言ってくれました。さすがに海外に行ったら、関係がガチになると思って行かなかったけど。


色んなところに連れて行ってもらったけど、パパとのデートで一番記憶に残ってるのは、アウトレットかな。

家の最寄り駅まで車で迎えに来てくれて、江の島のエッグスシングスで海を見ながらご飯食べて、御殿場のアウトレットに行って服買ってもらって、夜はめっちゃ美味しい焼肉食べたんです。

私、行ったことなくて!もう楽しくって!!

アウトレットで「買いたいもの買いな」って言われて、マイケルコースのバック、コーチの財布、他にもサングラスとか諸々を躊躇なく買ってくれたんです。たぶん12万円くらいはしたと思います。

しかも、帰り道で私が助手席でうとうとし始めたら、足のリクライニングが自動で上がってきて、座席を倒してくれたんです。

その快適な空間と気遣いが嬉しくって幸せすぎて、ほんと紳士な人だなーって思いましたね。

ドライブに連れて行ってくれて、欲しいものを買ってくれて、お小遣いもくれて、ご飯もご馳走してくれたのに、何もないんですよ!身体の関係とか。すごくないですか?

パパは「みきちゃんが楽しいなら、喜んでくれるなら」って言ってやってくれたんです。


あとは、他のパパに連れて行ってもらって嬉しかったお店が、表参道の『うかい亭』西麻布交差点の『すし匠 まさ』グランドハイアットの『チャイナルーム』ですね。

うかい亭は一番行きたいお店だったからすっごく嬉しかったし、チャイナルームは中華料理なのにたくさん食べても胃もたれしなくて感動したのを覚えてます。


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豪盛な生活が当たり前になっていた私は、周りから見たらパパ活だったのかもしれないけど、正直私の中ではパパ活って感覚じゃなくて・・・

自分も楽しんでお小遣いをもらってる・・・ただそれだけなんですよね。

私がしていたパパ活は、色んなところに連れて行ってもらえたりとか、色んな経験をさせてもらえたりとか、話を聞いてもらえたりとか、欲しいものを買ってもらえたりとか、とにかく自分にとってプラスが多かったんです。

だから、パパ活をやめるかどうかはすごく悩みました。

でも、私のことを気に入ってくれる人が増えていくにつれて、パパとの予定が1ヶ月に詰まりすぎてて。プライベートがなくなっていったんです。

そしてある時、ふと、このままパパ活し続けたら一生彼氏できない気がするなって思って。

20代とか30代前半のパパがいたら話は違うけど、40〜50代の方とお付き合いするっていう選択肢はなかったんですよね。

それで、社会人になるタイミングでパパ活をやめることにしました。

パパたちにはすごく悲しまれたし、色んな条件を出されましたけどね。笑

今は、ちゃんと自分で働いてお金を稼いでます。彼氏は絶賛募集中です。笑


パパ活には、色々な形があった

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いわゆる身体の関係があるパパ活とは違って、みきさんのパパ活は清々しいほど前向きなものだった。

世間一般のイメージよりも、どこかクリーンすぎる印象を受けた読者もいただろう。

実際に我々が想像するようなパパ活の形もあるとよく耳にする。

是か非かは置いておいて、パパ活の形は人それぞれで、各々が何かしらの思いを抱えてパパを探し求めているということだ。

Smartlogは引き続き、アングラ臭のすごい夜の世界を解き明かしていく。

みきさんは無事に大学を卒業し、現在は東京都内の某有名企業に就職しているそうだ。「ちゃんと彼氏を見つけるね」と言った笑顔がとても印象的だった。


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