八つ当たりする人の心理とは?イライラしている人への上手な対処法を紹介
八つ当たりする人の心理4つ|イライラする理由を解説します!
周囲の人を不快な気分にさせる八つ当たりする人。エスカレートするとパワハラ気味になる人もいて、その行動が理解できないという人は多いでしょう。
そこでここからは、八つ当たりしてしまう人の心理を詳しく解説していきます。
上手く対応するためにも、イライラをぶつけてしまう人たちの心理をよく理解しておきましょう。
八つ当たりする人の心理1. イライラを抑えきれない
八つ当たりをする人は、基本的に怒りや苛立ちを自分一人で処理することができません。
他の人なら「まあ、いいか」と水に流す場面や、たとえ腹が立っても自分の心の中にとどめておくような場面でも、我慢できずに口や態度でイライラを表現してしまいます。
自分自身で上手く感情をコントロールできないため、周囲に苛立ちをぶつけてしまうという訳です。
八つ当たりする人の心理2. 周囲からの注目を集めたい
人に苛立ちをぶつけがちな人は、「自分の気持ちに気付いてほしい」「自分を理解してほしい」と考えています。
腹が立っていたりイライラする気持ちを誰かに分かってもらったり、慰めてもらったりしてほしいので、オーバーに感情表現している可能性が高いです。
周りの人に注目してもらい、声をかけてほしいがために、つい八つ当たりしてしまうのでしょう。
八つ当たりする人の心理3. 自分自身を守りたい
八つ当たりをする人は、何か嫌なことがあった際、ネガティブな気持ちから自分を守るために誰かに感情をぶつけがちです。
大抵の人は自分でネガティブな感情に対応しようとしますが、八つ当たりをする人は嫌な気持ちから一刻も早く解放されたいと考えます。
自分さえ良ければ周りがどうなろうと気にしないため、周囲に配慮せず当たり散らしてしまうという訳です。
八つ当たりする人の心理4. 問題を別の人や物に置き換えている
他の人にイライラをぶつけがちな人は、自分が原因で問題が起こったとは一切考えません。
例えば、自分が寝坊して遅刻してしまったとしても、起こしてくれなかった家族やアラームの性能などに責任転嫁をしてしまいます。
何か悪いことが起こるとすぐ誰かや何かのせいと考えるため、八つ当たりを止めることができないのでしょう。
八つ当たりをしてしまう人の特徴7つ|周囲にいないか診断してみよう!
理不尽に周りを攻撃する八つ当たりする人。一緒にいると自分が被害を受ける可能性が高く、予め警戒しておきたいという人は多いでしょう。そこでここからは、八つ当たりをしてしまう人の特徴を7つ紹介していきます。
事前に特徴をよく理解しておき、周囲にこのような人がいる場合は注意するようにしましょう。
八つ当たりする人の特徴1. すぐに感情的になってしまう
とにかく感情のコントロールができない八つ当たりをする人。
電車の遅れや急な天候の変化など、普通の人が「仕方ない」と思って我慢できることでも、愚痴を言ったりイライラを表情や行動で表したりせずにはいられません。
すぐに感情を爆発させてしまうため、ついそのまま周囲に苛立ちやマイナスな言動をぶつけてしまいがちです。
八つ当たりする人の特徴2. 頑固で固定概念が強い
すぐ周囲の人や物に当たってしまう人は、自分の考えがいつも正しいと思っており、自身の価値観と違うことを言われると心の中で整理がつかない場合があります。
例えば、友人や彼氏・彼女に正当な指摘をされたとしても、自分が間違うはずがないと思っているため、指摘されたことに理不尽に腹を立てがちです。
周囲の意見や異なる価値観を受け入れられないため、不都合があると周りに当たり散らしてしまうのでしょう。
八つ当たりする人の特徴3. 目下の人に強気になる
とにかく誰かに感情をぶつけたい八つ当たりをする人は、実は当たる相手を選んでいる場合があります。
上司や取引先などには強気に出られないため、お店の店員さんや職場の部下など、自分に意見できない人をターゲットにしてストレスを発散させます。
苛立ちをぶつけても言い返される可能性が低い目下の人に強気に出る人は、事あるごとに八つ当たりする可能性が高いと考えていいでしょう。
八つ当たりする人の特徴4. プライドが高く、弱さを見せたくない
八つ当たりをする人は、何事に対しても自分なりの強い信念や思いを持っています。
自分の意見とは異なったように物事が進んでいたり、自分のやり方や考えに対して批判を受けたりすると、「自分は間違っていない」と思いたい傾向に。
できない自分をさらけ出せず自分に非がないことをアピールしたいため、周囲のせいにし、苛立ちや感情をぶつけることが多いのだと考えられます。
八つ当たりする人の特徴5. 完璧にこなさないと気が済まない
完璧主義な傾向があり、すぐに周囲の人や物に当たってしまう人。
スケジュールや計画が少しでも狂ってしまうと感情を制御できなくなり、周りのせいにして苛立ちや怒りをぶつけるでしょう。
トラブルがあった場合にも気が動転してしまい上手く対処できず、少しでもイレギュラーなことがあると周囲に八つ当たりしがちです。
八つ当たりする人の特徴6. 思い込みが激しく、勘違いしやすい
周囲に当たり散らしてしまう人は、基本的に他人の意見を聞かず、物事を決めつけたがる癖があります。
周りが何を言っても自分の意見を変えないため、こちらが相手のためを思ってアドバイスをしても、反感を買って逆上してくることもあるでしょう。
一度思い込むと柔軟な考え方ができなくなるため、関係のない人や何も悪くない人にも八つ当たりしてしまいます。
八つ当たりする人の特徴7. 問題を解決する力が弱い
八つ当たりをする人は、自分で問題に対処できず、すぐに周りに甘えてしまったりパニックになって周りのせいにしたりする傾向が強いです。
他の人が冷静に対処できる問題であっても頭がカッとなってしまい、怒りに任せて他の人や物を責めてしまうという特徴があります。
目の前の課題を解決しようとするものの、自分ではどうすこともできないので、事あるごとに周囲のせいにして当たり散らしてしまうのです。
八つ当たりする人への対処法5つ|自分を守る方法とは?
職場や学校などに一人はいる八つ当たりをする人。そのような人とどうしても毎日顔を合わせてしまう場合は、どう対応していいか分からず悩んでしまいますよね。
そこでここからは、八つ当たりする人への効果的な対処法を紹介していきます。上手く対応する方法をよく理解し、八つ当たりする人からできる限り自分を守るようにしましょう。
八つ当たりする人への対処法1. 距離をおいて関わらないようにする
八つ当たりをする性格は長年に渡るものである可能性が高く、そう簡単に変わるものではありません。
従って、自分を守るためにもそのような人とは意図的に距離を置くことをおすすめします。
周りの人から「なんとなく避けられている...」と感じると、八つ当たりをしている人も自分を改めようと努力するかもしれませんよ。
八つ当たりする人への対処法2. 優しく話を聞いてあげる
感情のコントロールができない八つ当たりする人は、誰かに自分が怒りやストレスを感じていることを気付いてほしくて、周囲に当たっている可能性があります。
そこで、一度八つ当たりをする人の気持ちを優しく聞いてあげましょう。
あなたが親身になって相手に対応することで、イライラが解消され、相手は冷静な感情を取り戻しますよ。
八つ当たりする人への対処法3. 問題を解決する方法を一緒に考えてあげる
八つ当たりをする人の中には、意味もなく周囲に当たっているのではなく、自分が抱える問題に一杯一杯になってしまっているためイライラをぶつけてしまう人もいます。
そこで、相手の話を聞き、問題を解決できないか一緒に考えてあげるようにしましょう。
相手に寄り添うことで解決の糸口が見つかり、八つ当たり自体がなくなる可能性がありますよ。
八つ当たりする人への対処法4. 上手く受け流す
冷静さを失って周囲に当たり散らす八つ当たりをする人。時にはこちらが何を言っても聞き入れず、対応のしようがない状態の時もあるでしょう。
そんな時は、相手をなんとかしようとは考えず、上手く受け流すことをおすすめします。
相手が怒り任せに八つ当たりしてもその場は適当に受け流すことで、後々冷静になってこちらの話を聞いてくれる場合もありますよ。
八つ当たりする人への対処法5. 無視して立ち去る
理不尽に周りに怒りをぶつける人は、時にパワハラ気味になることもあり、八つ当たりされる方のストレスは相当なものですよね。
そこで、何をやっても相手が変わりそうにない場合は、思い切って無視して立ち去ってしまうのも一つの対処法です。
時には思い切って八つ当たりする人を突き放すことで、あなたの心がずっと楽になりますよ。
八つ当たりする人がいたら距離をとって上手に付き合っていきましょう。
相手の気持ちはお構いなしに苛立ちをぶつける八つ当たりをする人。ひどい場合はパワハラになり得る可能性もあり、八つ当たりされる側のストレスは相当なものですよね。
ただし、何もせずに我慢しているだけでは状況を変えることはできません。八つ当たりしそうな人の特徴を理解して警戒したり、効果的な対処法を試してみたりして、理不尽に苛立ちをぶつける人から自分を上手く守りましょう。
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!