結婚祝いで花を贈る時のマナー＆相場。本当に喜ばれる花言葉はどれ？

結婚祝いで花を贈る時のマナー＆相場

まずは、すべての結婚祝いに共通する贈り物のマナーから解説していきます。NGな物やマナー違反などを避けるべく花を贈る前に確認しておきましょう。

結婚祝いの花ギフトの相場は？

3,000円〜1万円とあまり広いわけではありません。5,000円以下でも十分に豪華な花束やアレンジメントを見つけられるため、予算相場はそこまで難しくはない印象です。

結婚祝いのマナー。避けるべきNGな事・物

「縁を切る、割れる・壊れる」を連想させるものは一般的に避けるべきとされています。具体的には包丁や鏡、食器類です。最近では相手が希望している時は気にせず贈ることもあるそうですが、選ばなくて済むなら避けるのが無難な選択です。
お花を贈る場合、鉢植えの素材が陶器やガラスだと「割れる・壊れる」に当たるため、紙や木で作られたバスケットタイプをチョイスするといいでしょう。

当日式場へのお届けは避けるべき

二人で時間を掛けて考えた式プラン。当然どんな花(装花)を飾るかもこだわっているカップルも居ることでしょう。そこに派手な花や、匂いのきつい種類をアレンジメントした花束を飾るとせっかくこだわった式にそぐわないため台無しにしてしまうかもしれません。
お祝いの気持ちとともにきれいな花を贈るなら、ゆっくりと楽しんで貰える自宅送付がベスト。

お祝いを贈る時期は？

結婚式・披露宴前後はバタバタして忙しいため、贈り物を受け取ってお礼をなんて時間がなかなか取れません。式後に新婚旅行に行くことも考えられますし、新居に引っ越すかもしれません。
なので自宅へ宅配するときは、式の一週間前までに届くようにしましょう。
また、事前にお祝いを贈る旨を伝えて、都合のつく日程を確認するのも手です。いずれにしても確実に受け取ってもらえる日程を選んで贈るよう心がけを。
生花の場合楽しめる時期が短いため事前に確認を取るか、枯れないお花のプリザーブドフラワーを選ぶのも1つの案です。

結婚祝いに避けるべき花の種類や色

お祝いの花なら何でも良いかといえばそうではありません。色や種類によって持つ意味が変わるため、神経質になる必要はないもののきちんと選ばなくてはいけません。

結婚祝いで避けるべき花の色

花の種類と色の組み合わせで意味が変わってくるため、当人たちが好きな花でない限り避けるべき組み合わせがあります。赤いバラは恋人に贈る花のため誤解を生みますし、更に黄色いバラにも“嫉妬”という花言葉があるため避けるべき花と言えます。

結婚祝いで避けるべき花の種類

色と組み合わせることで様々な意味を持ちますが、カップルの思い出の花や大好きな花である場合を除き、花にまつわる花言葉を意識して贈るのが無難。例えば、青いバラは「夢叶う」という意味があり、すずらんは「永遠」や「純粋」など結婚するカップルにふさわしい意味を持ちます。

花言葉をうまく使って、洒落た結婚祝いを

国や地域、民族や宗教によって同じ花でも持つ意味が違う「花言葉」。うまく選ぶことで最大限の祝福の気持ちを表すことができるため使わない手はありません。でも一つの花に複数の花言葉があるとき、そのときはメッセージカードを上手に使って選んだ訳をそれとなく伝えてみるといいですね。

おすすめの花言葉を持つ花① コチョウラン

お祝い事には必ずといっていいほど、見かけるコチョウラン。蝶が舞うような花姿から「幸福が飛んでくる」という花言葉があります。他にも「愛情・美・優雅」、白いコチョウランに関しては「清純」もあるので結婚式にふさわしい花言葉を持っていますね。

おすすめの花言葉を持つ花② スターチス

あまり聞きなれない花かもしれません。小ぶりな花がいくつもついており、花屋では一年中手に入る花です。花言葉は「変わらぬ心・永遠に変わらない」。特にピンクのスターチスは「永久不変」という花言葉があるので、お二人の末永い幸せを願うに最適な意味を持ちます。

おすすめの花言葉を持つ花③ サルビア

花言葉は「尊敬・知恵」。また、ラテン語で「健康・よい状態・安全」も意味するサルビアは、友人の健康で幸せな結婚生活を願う気持ちを適切に表していますね。他にも「良い家庭・家族愛」などの意味も含まれているため、夫婦共に知り合いな間柄の際に贈りたいですね。

おすすめの花言葉を持つ花④ バラ

避けるべき花の色と種類でも出ましたが、意味合いが変わってくるため注意が必要。おすすめは「ピンク・白・ブルー」のバラです。
ピンクは「上品・感銘」を、白は「純潔・深い尊敬」を、ブルーは「夢かなう・神の祝福」などを意味します。特にブルーは、長年栽培が「不可能」とされながらも実現したことから「夢叶う」が加えられたため、待ち望んだ結婚をついに果たす友人へのピッタリ。

メッセージも添えてお祝いの気持ちをもっと伝えましょう

一つの花に複数の意味がある場合、その中からふさわしい花言葉だけを選んで贈っても良いと思います。多少こじつけでも、なぜこの花を選んだのかをメッセージで伝えることが大切。
花言葉を引用しつつ二人の輝かしい未来に祝福の言葉をメッセージとして添えることで、より気持ちの込もったお祝いになりますよ。

結婚祝いにふさわしい花ギフトをご紹介

以上を踏まえて、結婚祝いに贈るべき花ギフトのおすすめをご紹介します。

喜んでもらえるおすすめの種類と色を花言葉と一緒にお教えします

欧米では「サムシングブルー」といって、幸福な結婚生活のために青いものを1つ花嫁が結婚式で身につける風習があります。洒落た結婚祝いを贈るなら、ブルー系を織り交ぜたアレンジメントにしてもセンス良く映りますね。
近くにお花屋さんがなくても専門の花業者の手によるアレンジメントが多数存在するので、での中からおすすめをご紹介します。

青山フラワーマーケットアレンジメントブーケ

結婚の定番のバラと言えば白ですが、お祝いとして送るなら、かわいいピンクもおすすめです。

季節の花を一緒にアレンジしているのでとても上品なブーケになっています。20代、30代、40代の幅広い世代向けの結婚祝いとして重宝しますよ。価格も1万円以下なので、お手軽にプレゼントできるのもポイント。

FLOWERiUM（フラワリウム）ハーバリウム ギフト

本物の花を使って作られたガラス製のフラワーアレンジメント。天然素材を使っているため同じものが一つとして存在しません。

世界にたった一つしかない希少性は、人生で一度きりの貴重なお祝い事の贈り物にも最適。水の中で花びらがゆらゆらと揺れ、陽の光でキラキラと光る幻想的な演出もできるので、一生飾ってもらえる結婚祝いになりますよ。

プリザーブドフラワーアレンジメント

ピンクのバラの結婚祝い向きの花言葉としては「幸福・上品」があります。可愛らしいトイプードルのペアぬいぐるみが新婚カップルを表しているようで素敵な贈り物になりますね。大きすぎないので飾る場所にも困らないのもポイント高いですね。

和紙でアレンジメントされたフラワーボックス

お花畑のように所狭しとボックスにアレンジメントされた、プリザーブドフラワーのバラ。かれないはななので、お祝いでもらった品物を大切にしてもらえますよ。

結婚するカップルのイメージの色似合わせて選べる3種類。仲のいい友人であれば粋な演出に喜んでくれることでしょう。

ブルーローズ10本＆カスミ草

青いバラはもともと「不可能」というネガティブな花言葉でした。しかし、誰もできなかった栽培が成功したため、「奇跡・神の祝福」に加えて「夢叶う」が花言葉に加わりました。まさに念願叶って結婚することなったカップルにぴったりな花言葉です。
永遠の愛や幸福、清らかな心の意味をもつ“カスミ草”も添えてあるので結婚を祝う花で構成されたラグジュアリーなフラワーギフトになりますね。

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割れ物はだめ？花瓶のプレゼントについて

花を贈ればそれに合わせた素敵な花瓶も用意したくなるものですが、割れ物であるが故にお祝いとして適当なのでしょうか？
結論から言えば、割れ物なため避けるのが無難です。たとえ新郎新婦が良くても、お二人の親族が昔からの習慣やしきたりを重んじる場合、嫌な思いをされるかもしれませんよね。
もしカップルがお花好きで花瓶を贈ろうとお考えなら、デザインが抜群によくセンスある花瓶を探し出すのがおすすめ。慣習を忘れるくらいに素敵な花瓶であれば高確率で喜んでもらえることでしょう。

バカラ

フランスの王侯貴族たちに愛された『バカラ』。時代を超えて愛されるブランドは豪華な結婚祝いに最もふさわしいブランドです。
絶対外さない結婚祝いの花瓶プレゼントなら、『バカラ』にしか生み出せない質の高いクリスタルを選びましょう。

カガミクリスタル

江戸切子を使った表面のデザインのお陰で、花を飾らなくても置いておける豪華絢爛な花瓶です。眼を見張るような鮮やかな青は器にもこだわりを持つ新婚カップルへのプレゼントにおすすめ。和の風情を感じますが、西洋の花もマッチしますよ。

リサラーソン

北欧の人気デザイナー、リサラーソンさんが手がけるおしゃれで遊び心のある花瓶をご紹介します。純白のドレスをイメージした花瓶は、まさしく結婚祝いにドンピシャリな一品です。洒落を利かしつつもお祝いにふさわしい花瓶をお探しならこれ以上ない贈り物に。

慣習やマナーを守って素敵な結婚祝いの花プレゼントを。

失礼に当たらないよう慎重になりがちな結婚祝いですが、大切なのは祝福の気持ちです。新しい門出をお祝いする気持ちが伝わり、喜んでもらえることが大切だと思います。昔と違い、割れ物でも親しい仲だったり素敵なものだったりすれば、タブーは少しずつ薄れてきているため、思い切って花と花瓶のプレゼントをお考えになってみては。

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