リタッチカラーとは?フルカラーとの違いやセルフリタッチのコツを大公開!

リタッチカラーとは?フルカラーとの違いやセルフリタッチのコツを大公開!

Smartlog編集部 2025.03.24

「そもそもリタッチカラーって何?」
「リタッチとフルカラーの違いが知りたい!」

リタッチカラーはよく耳にするけど、実際フルカラーと何が違うの?

リタッチカラーとは、伸びた根元だけを髪全体に合わせて染めるカラーの方法。

一見するとリタッチは便利なカラー方法ですが、正しい知識がないと仕上がりにムラが出たり、納得のいく仕上がりにならないこともあります。

リタッチカラーをしっかり理解すれば、髪のダメージを抑えつつ、キレイなヘアカラーを長く楽しめる習慣を目指せます!

そこでこの記事では、リタッチカラーの基礎知識やフルカラーとの違い、メリット・デメリット、セルフでのやり方やおすすめの市販品まで詳しく解説します!

リタッチカラーとは?根本カラーについて詳しく解説!

リタッチカラーとは

リタッチカラーとは、髪の根元だけを染めるカラー方法のことです。

美容院では「根本カラー」と呼ばれることもあり、新しく伸びてきた部分を既に染めてある髪色に合わせて補正する技術です。

リタッチカラーは伸びた部分だけに限定するため髪へのダメージが少なく、時間もコストも抑えられます。カラー後の気になるプリン状態は、これで解消できます。


フルカラーとは?全体カラーについて詳しく解説!

フルカラーとは

一方でフルカラーとは、髪の根元から毛先まで全体を染め上げるヘアカラーのこと。美容院では「全体カラー」とも呼ばれています。

髪色を大きく変えたいときや、ムラなく均一な仕上がりを目指す場合に選ばれることが多いです。

たとえば、髪全体の色を変えたいときや、全体的に色が抜けてしまった状態を整えたいときにはフルカラーが活躍します。髪全体を一度に染めるため、トーンの統一感が出て、見た目の印象もガラッと変わるのが魅力です。

毛先まで薬剤を塗る分、髪への負担は大きくなりますが、その分イメージチェンジや透明感のあるカラーには最適。全体カラーを使いこなすことで、理想の髪色を手に入れる近道になりますよ!


リタッチカラーのメリットとは?根本カラーの魅力を解説!

リタッチカラーのメリット

リタッチカラーにはたくさんのメリットがあります。

ここでは、リタッチカラーの主なメリットについて詳しく紹介します。

  • 髪のダメージを最小限に抑えられる

髪全体を染めないので薬剤が根元のみにとどまり、毛先や中間への負担を軽減しやすいと言われています。特にブリーチや明るめカラーをしている人にとっては、髪の健康を保ちながらカラーを続けられる点が大きな利点です。

  • 美容院の施術時間が短くて済む

根元だけの施術なので、フルカラーに比べて時間がかかりません。忙しい日常でも、ちょっとしたスキマ時間で髪のメンテナンスができるのは嬉しいポイントです。

  • 経済的にカラーを維持できる

薬剤の量も少なく済み、時間も短いため、美容院での料金がフルカラーより安く設定されていることが多いです。コストを抑えてキレイな髪色をキープしたい方にはぴったりです。

リタッチカラーは自分の髪をいたわりながら、見た目もキレイに保てる賢い選択肢というわけです。


リタッチカラーのデメリットとは?根本カラーの欠点を解説!

リタッチカラーのデメリット

リタッチカラーは手軽で便利ですが、実は小さなデメリットも存在します。

ここでは、リタッチカラーならではの注意点や、不向きなケースを具体的に紹介します。後悔しないためにも、ぜひ知っておいてくださいね。

  • 前回と同じ色で染めないとムラになりやすい

リタッチカラーは根元だけを染める施術なので、前回のフルカラーと色がズレると境目が目立ちやすくなります。とくにセルフで行う場合、微妙な色味の違いが気になることも。後からフルカラーでの修正が必要になるケースもあるので、注意が必要。

  • 毛先の色落ちが目立ってしまうこともある

根元だけがきれいに染まる一方で、毛先が褪色していると全体のバランスが悪く見えることがあります。特に明るめのカラーは色落ちしやすいため、毛先だけが黄ばんだり、パサついて見えやすくなります。見た目の印象が損なわれる可能性があるため、定期的なフルカラーとの使い分けが大切です。

デメリットを理解しておくことで、正しい選択ができるようになるはずですよ!


フルカラーのメリットとは?全体カラーの長所を解説!

フルカラーのメリット

髪色を大きく変えたいときや、全体のバランスを整えたいときにぴったりなのがフルカラー。ここでは、全体カラーならではの魅力を紹介します。

  • 全体のトーンを均一にできる

フルカラーは髪全体にカラー剤を塗布するため、根元から毛先まで同じトーンに整えることができます。前回の色落ちやムラをしっかりカバーできるので、見た目が自然で美しくなります。特に褪色が気になる人や、前回と色を変えたいときには効果的です。

  • イメチェンにぴったりなカラー手法

髪色をガラッと変えたいときは、やはりフルカラーが最適です。暗髪からハイトーンにする場合や、季節に合わせてトレンドカラーを取り入れたいときなど、自分の印象を大きく変えられるのが魅力です。メイクや服のテイストに合わせて雰囲気を変えたい人にはおすすめです。

リタッチカラーとは違った良さを知ることで、自分に合ったカラー選びがしやすくなりますよ!


フルカラーのデメリットとは?全体カラーの弱点を解説!

フルカラーのデメリット

フルカラーは髪全体を染められる分、仕上がりの満足度は高いです。ただし、その一方でいくつか注意すべきポイントもあります。

ここでは、全体カラーを検討する前に知っておきたいデメリットを紹介します。

  • 髪全体に薬剤を使うためダメージが大きい

毛先までしっかり染めることで、見た目はきれいに整います。ただその分、カラー剤の影響が髪全体に広がるため、ダメージが蓄積しやすくなります。特に、パサつきやすい人、ブリーチをしている人は注意が必要です。髪の状態に合わせて、ケア用品を併用するなど工夫が求められます。

  • 頻繁にやるとコストも時間もかかる

全体カラーは一度に多くの薬剤を使用し、施術時間も長くなります。そのため、リタッチカラーと比べて料金も高くなりがちです。

毎回フルカラーを繰り返していると、美容室に行く頻度も上がり、金額も積み重なっていきます。コストを抑えたい人は、リタッチカラーとの使い分けがポイントになります。


リタッチカラーがおすすめなのはこんな人!

リタッチカラーは便利なだけでなく、目的や髪の状態に合わせて使うことで、より効果を発揮します。

ここでは「こんな人にはリタッチカラーがピッタリ!」という具体的なパターンを紹介します!

自分の髪の悩みに当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。


1. 根元のプリンが気になる人

根本のプリンが気になる人

カラーから時間が経つと、根元と毛先の色の差が目立ってしまいます。

いわゆる「プリン状態」に悩んでいる人には、リタッチカラーがぴったり。

根元だけをサッと染めれば、きれいな状態をキープできます。

髪色を整えるのに時間も費用も抑えられるのが魅力です。


2. ブリーチや明るめカラーを維持したい人

ブリーチや明るめのカラーを維持したい人

明るい髪色は伸びてくる黒髪とのコントラストが強く、どうしてもプリンが目立ちやすいです。

リタッチカラーでこまめに根元を染めることで、明るめの髪色をキレイな状態でキープしやすくなります。

ブリーチカラーをしている人ほど、リタッチの重要性が高くなりますよ!


3. 生え際の白髪が気になってきた人

生え際の白髪が気になってきた人

年齢を問わず、気になり始めた白髪を目立たせにくくしたい方にも、リタッチカラーは取り入れやすい方法です。

全体を染めず、必要な部分だけを染めることで、髪へのダメージを減らしながら見た目を整えることができます。

白髪がちらほら出てきた方にもリタッチカラーは心強い味方です。


セルフリタッチとフルカラーの組み合わせで髪への負担が軽減できる!

セルフリタッチとフルカラーの併用でダメージ軽減&コスト削減

カラーを長持ちさせたいけど、毎回フルカラーでは髪もお財布も限界がある。

そんな方はセルフリタッチとフルカラーを組み合わせる方法がおすすめ。

毎月美容院でフルカラーをしていると、髪への負担も費用もかさみがち。そこで、根元のカラーは自宅でセルフリタッチし、2~3ヶ月に1回だけフルカラーを美容院で行うスタイルがベストです!

伸びた部分だけをセルフで補えば、プリンも気になりにくく、毛先の傷みも抑えられます。

忙しい方にも続けやすい方法なので、髪の負担を減らしたい方はぜひ取り入れてみてくださいね!


フルカラーの頻度はどれくらい?おすすめのタイミングを解説!

フルカラーの頻度はどれくらい?

フルカラーは髪全体の色を整えるため、やりすぎても少なすぎてもバランスが崩れてしまいます。ここでは、無理なくきれいな状態をキープできるフルカラーの頻度や、おすすめのタイミングについて解説します。

フルカラーのおすすめ頻度は「3ヶ月に1回」が目安です。これくらいの間隔なら、根元の伸びもそこまで目立たず、毛先の褪色もそこまで気になりません。

頻度が多すぎると髪のダメージが蓄積してしまうため、2~3ヶ月ごとにフルカラー、それ以外の月はリタッチカラーで対応するのが理想的です。

定期的なカラーは見た目の印象をキープするだけでなく、気分をリセットするきっかけにもなります


リタッチカラーをセルフでやるコツとは?

セルフリタッチカラーのコツ

セルフでリタッチカラーをするのは難しそうに感じるかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば意外と簡単です。

ここでは、リタッチカラーをきれいに仕上げるための基本のコツを紹介します。ミスを防ぎながら、プロに近い仕上がりを目指しましょう。


①ブロッキング(髪の毛を分ける)を丁寧に行う

まずは、髪をいくつかのブロックに分ける作業から始めます。

全体を4〜6つくらいに分けると、根元が見やすくなり、塗りムラを防げます。

特に後頭部は手が届きにくいので、鏡を使って確認しながら進めるのがコツです。


②境目だけにカラー剤を塗る意識を持つ

カラー剤を塗るのは、根元の新しく伸びた部分だけでOKです。

毛先にまで薬剤がついてしまうと、余計なダメージや色ムラの原因になります。

狙うのは「根元の境目だけ」と意識して、慎重に塗っていきましょう。


③放置時間を守る&きっちり時間を計る

染まり具合を気にして早めに流すと色が入らず、逆に放置しすぎると髪に負担がかかります。

パッケージに書いてある放置時間を守ることが大切です。

タイマーを使って、正確に時間を計りましょう。


セルフリタッチにおすすめの市販品4選

市販のリタッチ用カラー剤は、種類が多くてどれを選べばいいか迷ってしまうもの。

ここでは、用途別におすすめのセルフリタッチアイテムを4タイプ紹介します。

それぞれの特徴を知っておけば、目的や使いやすさに合わせて最適な商品を選ぶことができますよ!


広範囲に使える「クリームタイプ」

根元が広めに伸びている場合や、しっかり染めたい方におすすめ。

粘度があり、液だれしにくいので初心者でも扱いやすいです。

髪への密着度も高く、しっかり染まる安心感があります。

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手軽に整えるなら「ムースタイプ」

スプレーのように手軽に使えるのがムースタイプ。

泡で出てくるため伸びがよく、全体的に薄くカバーできます。

少しだけ気になる部分に使いたいときにぴったりです。

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生え際や分け目には「コームタイプ」

気になる部分をピンポイントで染めやすいコームタイプは、使いやすくて便利です。

ブラシ一体型なので、生え際や分け目など狙った場所に塗りやすいです。

お出かけ前のササッとお直しにも向いています。

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お出かけ前に便利な「マスカラタイプ」

気になる白髪を一時的にカバーしたいときに便利なのがマスカラタイプ。

乾いた髪に塗るだけなので、急なお出かけやイベント前にも対応できます。

洗えば落ちるタイプなので、ダメージもありません。

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リタッチカラーに関するよくある質問&まとめ

リタッチカラーに関する、よくある疑問をまとめました。

気になるポイントだけサクッと確認したい方におすすめです!


Q1. リタッチだけじゃダメ?

リタッチカラーだけでは毛先の色落ちに対応できません。

その場合は、2~3ヶ月に1回を目安にフルカラーを取り入れるのが理想です。

根元はリタッチで、毛先は時々フルカラーで整えると、見た目もキレイに保てます。

毎回全体を染める必要はありませんが、カラーのムラや退色が気になるようなら、無理せず美容師さんと相談しながらフルカラーを挟んでいきましょう。


Q2. ブリーチ毛や明るい髪もリタッチできる?

可能です。

ただし、明るめカラーは根元とのコントラストが強く出やすいため、色合わせが少し難しくなります。

特にブリーチ毛は、薬剤の調整や放置時間のコントロールが必要になることもあるので、セルフでやる場合は注意が必要です。

不安な方は、最初だけでも美容院でカラーのベースを整えてもらい、以降は自宅でリタッチするのもひとつの方法です。

ブリーチカラーでも、上手に続ければ美しい仕上がりをキープできます。


リタッチカラーを上手に取り入れて、理想の美髪をキープしよう!

リタッチカラーとは、髪の根元だけを染めるカラー技術のこと。

髪へのダメージを抑えつつ、手軽に色を整えられるのが大きな魅力です。一方で、フルカラーには全体のトーンを統一したり、大胆なイメチェンができるというメリットがあります。

それぞれに良さがあるからこそ、「毎回フルカラー」ではなく、リタッチカラーとフルカラーを上手に使い分けるのが、ムダのない賢い選択です。セルフリタッチを取り入れることで、コストも髪の負担もグッと減らせます。

ヘアカラーはやり方次第で仕上がりも気分も変わります。今回の内容を参考に、自分にぴったりのカラー習慣を見つけて、毎日をもっと心地よく彩っていきましょう。

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