コートは「カラー」で印象が様変わりする
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ファッションを語る上でカラーは重要なテーマです。
その中でもステンカラーコートをはじめとしたコートにおいて、このカラーの選び方はとても大切になります。
というのも、コート単体は本来「綺麗め」や「固め」といった印象を持っているため、安易にブラックやネイビーなどのカラーを選択してしまうと、その印象をさらに強めてしまい着こなしのレパートリーが限られてしまうからです。
ブラックやネイビーのコートを着る場合、どこかで“外す”、例えばオーバーサイズにして“崩す”などといった着こなしテクが必要になります。
なぜステンカラーコートは「カーキ色」がおすすめか?
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ひと言でいうと、多くのアウターで「カーキ色」が使いにくいのに対して、ステンカラーコートはカーキ色が映えるからです。
MA-1の場合、カーキ色にすると軍服感が強まってしまいます。モッズコートの場合は、踊る大捜査線の青島刑事?という印象になってしまいます。ダウンジャケットの場合、野暮ったさが強くなって見栄えがあまり良くないです。
ステンカラーコートの持つ「綺麗め」な印象と、カーキ色の持つ「野暮ったさ」や「カジュアル感」がバランスよく混ざり合いシックな印象に仕上がります。
カーキ色のステンカラーコートおすすめ5選
カーキ色のステンカラーコートなら多くのスタイルに挑戦可能です。とにかく着まわし力が最強。
数ある中から、今おすすめのカーキ色ステンカラーコートを紹介しましょう。
1.『UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)』ステンカラーコート
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洗練されたイメージの強いユナイテッド トウキョウからは、カーキ色なのに高級感がある綺麗めなコートが登場。
軽量な素材を使用しているから、たくさん歩く日でも快適に過ごせます。またその軽量感によって、コートなのに重く見られない。着る人を涼しげな印象にしてくれます。
シルエットがフレアがかっているジャストサイズだから着回しやすく、コート初心者の方におすすめです。
ボトムスにスラックス、足元に革靴などの綺麗めを合わせて、都会的でシャープな印象のコーディネートにしてみましょう。
2.『BARBOUR×relume (バブアー×レリューム)』ナイロン ステンカラーコート
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ストリート感を味わえるバブアーのステンカラーコート。ストリート風のステンカラーコートで、他ブランドとの差別化は上出来。
綺麗めなコーディネートは苦手という方でも気軽に着こなせます。
思いっきりストリートに落とし込むとオシャレ度がUP。足元にアディダス『スーパースター』やナイキ『SB』などのスニーカーをあてて、ストリート感満載のコーデに挑戦しましょう。
3.『DANTON(ダントン)』ステンカラーコート
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胸のワンポイントが可愛いステンカラーコート。シンプルながらも可愛さがあふれているから女子ウケしやすいかも。
さらっと羽織れる一枚は、これからの季節に重宝できるアイテム。素材が軽いため、風が吹くたびにフワッと揺れてシルエットがキマリます。
カジュアル感の強いステンカラーコートだから、ジーンズやアディダス『スタンスミス』などで、適度にカジュアルさをプラスするとGOOD。
逆にステンカラーコートがカーキ色の時、ダメージジーンズはBAD。カジュアルになりすぎると幼稚さが出てしまうので気をつけましょう。
4.『MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)』3WAYステンカラーコート
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メンズものなのにウエストマークのついた珍しいステンカラーコート。ウエストマークにより、スタイルがモデル風に見え、かつ足長効果まで期待できます。スタイルの良さでコーディネートのレベルを上げましょう。
トレンドのオーバーサイズも取り入れられている、旬なステンカラーコート。周りのステンカラーコートと被りたくない!という方には申し分のない一着です。
トップスがオーバーサイズの時、ボトムスを細くするのがファッションのセオリー。スキニージーンズや黒スキニーのような細身にすればスタイルアップが狙えます。
5.『BEDWIN×STUDIOS(ベドウィン×ステゥーディオス)』ボア ステンカラーコート
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今期トレンドであるボアを取り入れたステンカラーコート。ボアジャケットには抵抗がある、という方はこのステンカラーコートでトレンドを取り入れましょう。
シルエットがオーバーサイズだから、これ一枚で一気に垢抜けた雰囲気になれます。
コートの存在感を強調するために、ボトムスと足元はあまり個性の強くないものを合わせましょう。似たカラーのボトムスを合わせると清潔感がでて、全体がまとまった印象になります。
着こなしの幅が広いアイテムは、オシャレに見えやすい
いつも同じような格好をしている人ははっきり言ってオシャレではありません。
オシャレを追求している人は、毎回違った格好でファッションを楽しんでいます。もちろんそれは毎回違うアイテムを試しているという話ではなく、同じアイテムでもその組み合わせを変えることで、違う見た目をプロデュースしているということ。様々着こなせるアイテムを持っているということですね。
オシャレに見せるためにも、着こなしやすいアイテムを、カラーを意識して選んでみてくださいね。