「オシャレは我慢」なんて昔の話。
「おしゃれは我慢」なんて言葉が今でもあるけれど、そんなのは時代遅れ。
寒さを我慢しておしゃれしたところで、体調を崩したり顔色が悪かったりでむしろ周りに心配をかけてしまうかも。
おしゃれと寒さはしっかり両立させて、「寒くないおしゃれ」を確立したい。
とはいえ、気温変化も激しい近年だから毎朝「何を着ていいかわからない現象」に陥りがちです。
今回は気温別に、参考になりそうなコーデを紹介。
アウターの合わせ方・インナーの数など、おしゃれも寒さもしっかり手に入れたファッショニスタたちのコーデを是非参考にしてみてください。
どのくらい寒い?気温別おすすめコーデ
天気予報を見ても、いまいちイメージのわかない気温と服装の関係。
特に冬は朝晩と昼まで差が大きかったり、日によって気温差が激しいことも。
大体の気温でイメージできるようなコーデを見ていきましょう。
じわっと寒くて風次第。”10〜15℃”
出典:wear.jp
出典:wear.jp
スラックス:HARE/¥9,900
ベルト:GUCCI/¥55,000
風のある日とない日では、かなり体感温度が変わる10〜15℃。じわっとした寒さで、ブルゾンなどが◎
朝夜と昼で気温差が激しいのもこの気温。温度調節できるコーデを意識しましょう。
季節感のあるカラーを使って、「冬っぽいコーデ」を楽しめるのはこれくらいの気温なので、寒すぎず暖かすぎないコーディネートができます。
ただし10℃に近いほど、特に夜は底冷えすることが多いので、足元などの防寒は欠かさずに。
ヒートテックはもはや必須。”6〜10℃”
出典:wear.jp
アウター:kutir/¥4,400
トップス:act'm/¥5,346
スラックス:ADRER/¥6,600
キャップ:NUMBER (N)INE/¥4,950
出典:wear.jp
アウター:EMMA CLOTHES/¥11,880
トップス:UNIQLO/¥500
スラックス:MR.OLIVE/¥18,150
シューズ:HARUTA/¥11,550
バッグ:A.P.C./¥29,700
秋口から取り入れる人も多く、今や冬には手放せないアイテムの一つがヒートテック。気温一桁台になってくると必須なアイテムです。ニットの下・シャツの下など、特に白っぽいものを着る男性には欠かせません。
6〜10℃は、身にしみる寒さが本格化してくる気温。タートルネックなどの冬定番アイテムを解禁してもいいくらい。ボアのブルゾンなども使って寒さを防ぎましょう。
簡単でシンプルなコーデでもボアブルゾンやタートルの重ね着で体温調節ができます。
室内行動が多い時は、アウターで体温調節できると便利ですよ。
心底寒いからしっかり対策。”0〜5℃”
出典:wear.jp
アウター:THE NORTH FACE/¥60,500
スラックス:UNIQLO/¥500
シューズ:THE NORTH FACE/¥15,400
バッグ:and wander/¥13,200
出典:wear.jp
アウター:JIGGYS SHOP/¥2,497
トップス:INTER FACTORY/¥12,100
スラックス:INTER FACTORY/¥9,900
シューズ:REPRODUCTION OF FOUND/¥23,980
もはや、「寒い」以外の言葉が出なくなってしまう一桁5℃以下。
安定した気温が多いと言われる地域でも、近年は一桁台の気温が続出しています。
そんな5℃以下の日はヒートテックはもちろんのこと、アウターや裏起毛などの対策が必須。寒さ対策に余念なくコーディネートを考えましょう。
ダウンジャケットは、近年おしゃれデザインが急増しているアイテム。カラーやシルエットを意識して購入するのがおすすめです。
ダウンを使ったコーデは、ダサさとおしゃれが紙一重。インナーと小物使いでしっかりとこなれ感を演出しましょう。ファスナーは可能ならば閉じない方が◎。アクセサリーなどの小物がちらりと見え隠れするくらいがおしゃれに見えるポイントです。
ダウンを着たときにどこか野暮ったく見えてしまうメンズは、以前執筆したダウン細見えコーデの記事を見て、十分に対策してくださいね。
もはや痛い。”マイナス気温”
出典:wear.jp
アウター:UNIQLO/¥3,990
シューズ:Dr.Martens/¥23,100
出典:wear.jp
アウター:LIDNM/¥19,800
トップス:LIDNM/¥6,600
シャツ:LIDNM/¥9,350
インナー:UNIQLO/¥1,990
スラックス:LIDNM/¥8,800
シューズ:CONVERSE/¥16,500
東京などでは少ないとはいえ、1月になるとマイナス気温になる朝も増えてきます。地域によっては、すでにマイナスな気温の日々が続くところも。
寒いを通り越して「痛い」になってしまうマイナス気温の日は、しっかりと厚着で対抗しましょう。
ダウンジャケット・ヒートテック・アウターのレイヤードなどがおすすめです。
モコモコとしたアウターもレイヤードすると、暖かさが倍増するので、一着は持っておくと安心なアウターの一つです。
温度調節しやすいアイテム選びの基準とは
温度調整のできる小物やアイテムを選ぶときは、素材感を重視しましょう。
厚すぎず薄すぎないものが理想的。
冬のコーデはついつい厚めのものを選んでしまいがちですが、厚めのものは室内では着続けるのが難しい。逆に薄いと外での移動などには寒くなってしまいがち。
カーディガンやジャケットは、中に着込んでも大丈夫なものを。ベストなどは、脱いでもコーデが完成する・薄めなものを。
選ぶときに素材感と自分のサイズ感をしっかりと見極めましょう。
また、マフラーなどの小物類も同様に厚みや素材感を重視すると◎。マフラーなどの顔に近い小物は、顔色がよく見えるかどうかもポイントです。
寒さ対策もおしゃれも両立できてこそ真のおしゃれさん
どんなにおしゃれでも、寒さ対策を全くの無視な、はたから見ても寒そうな格好の男性は好印象になりません。
本当におしゃれな人は、TPOはもちろん、気温や季節感などにも敏感に対応しています。
今日の温度と着たい服のバランスが合っているのかをしっかり見極めましょう。
調節できるアウターや小物を持つ必要があるのかなども、ファッションのポイント。身につけていてもいなくても、おしゃれに見えるアイテム選びを日常的に心がけて。
気温まで意識したコーデを楽しみましょう。