ホラー映画のおすすめ25選|日本&洋画の人気作品まとめ
【2019年公開】最新のおすすめホラー映画5選
ここからは、2019年公開されたホラー映画をご紹介します。
映画館で鑑賞すると、DVDやBlu-rayでは味わえない迫力や怖さが味わえるので、ぜひ劇場に足を運んで見てみてくださいね。
※予告動画を貼り付けていますが、心臓が弱い方や怖いのが苦手な方は閲覧に注意してください。
※あらすじを元に文章作成をしているため、大きなネタバレはありません。
2019年公開されたホラー映画1. ラ・ヨローナ〜泣く女〜
2019年5月1日に公開となった「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」。
愛する夫に浮気され、我が子を溺死させた上に自らも川に身を投げたヨローナが悪霊となって、子供をさらっていくという話しがベースになっています。
シングルマザーのアンナの子供達が次の標的となり、呪いと対峙していくストーリー。
自宅が舞台の中心となったサバイバルアクションの要素も含まれているので、恐怖心よりハラハラした緊張感を味わいたい人におすすめ。
2019年公開されたホラー映画2. 貞子
「貞子」は2019年5月24日に公開となりました。
邦画ホラーの代表的な作品である1998年に公開された「リング」のシリーズ最新作になります。
オリジナルの「リング」ではビデオを介して呪いが伝染するストーリーでしたが、こちらはその現代版とも言えるSNSが中心となって話しが展開していきます。
昔の作品はどうしても時代を感じてしまいましたが、20年の時を超えて貞子が現代にやってきます。
普段スマホで動画投稿サイトやSNSをよく見る人はより深い臨場感を感じられるため、今までとは違ったホラーが楽しめる作品になるでしょう。
2019年公開されたホラー映画3. アナベル 死霊博物館
2019年9月20日に公開予定となっている「アナベル 死霊博物館」。
1968年にアメリカで公開された「死霊館」というホラー映画の続編となる洋画ホラーです。
呪われた人形であるアナベル人形を神父による儀式で封印し、厳重に保管していましたが、あるきっかけがあってその封印が解かれてしまうといった風に展開してきます。
驚かせるような演出がたくさんあるので、声を上げて怖がりたいタイプの人におすすめの作品です。
50年以上の時を超えての続編ですが、「死霊館」を観た人はもちろん、始めて見る人も楽しめるでしょう。
2019年公開されたホラー映画4. チャイルド・プレイ
「チャイルド・プレイ」は2019年7月19日公開となっています。
オリジナル版は1988年に公開されたシリーズ物で、今回はその8作品目です。
音声認識や画像認識などのハイテクな機能が搭載された人形を息子にプレゼントしますが、その周りで次々と不思議なことが起こり始めるという展開になります。
包丁を持った無機質な人形が暴れまわるというグロテスクなシーンも多いです。ホラー人形の独特な怖さが今なお引き継がれており、続編を期待してるファンにおすすめになります。
2019年公開されたホラー映画5. IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
2019年9月6日に全米で公開となる予定の「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」。日本での公開も2019年11月中になるそうです。
前作では、人間の弱みに付け込んであらゆるところに現れるピエロのペニーワイズと、子供たちとの対峙がスリリングな作品でした。
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編となる「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」も今のところ確認できる情報ではかなり暴力的なシーンが多いとのこと。あまり暴力的なものがNGな人は控えたほうが良く、前作を楽しめた人はチェックしておきましょう。
最新作の次は洋画!海外のおすすめホラー映画10選
続いては洋画ホラーのなかでおすすめの作品を紹介していきます。
殺人鬼に追いかけられる、呪われた人物と対峙するなど物理的・直接的な恐怖が多いのが特徴なので、スリル感を楽しみたい人にはぴったりの内容です。
※あらすじを元に文章作成をしているため、大きなネタバレはありません。
海外のホラー映画1. エスター
- 大きな音やびっくりさせる定番演出がないので、驚くのが嫌な人も楽しめる
- サスペンス的な謎解き要素があるので、展開を読む楽しさがある
- しっかり練られたストーリーのため、納得感がある
「エスター」は海外ホラーの中でも、日本ホラーのような静かな怖さがあるタイプの作品になります。
3人目の子供を流産させてしまったコールマン夫妻が、孤児院で9歳の少女エスターを引き取りますが、このエスターが不気味な行動を始めるというストーリーです。
大きな音で驚かせるタイプのものではなく、また幽霊や悪魔も出てきませんがじわじわと迫ってくる恐怖感があります。
音や映像で驚かせるのではなく、物語が怖いタイプ。サスペンス作品が好きな人にはぜひ一度見て欲しい作品です。
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- 監督:ジャウム・コレット=セラ
- キャスト:ヴェラ・ファーミガ ピーター・サースガード
- 上映時間:123分
- 公開した年:2009年
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海外のホラー映画2. IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
- ピエロの風貌が不気味に描かれており、怖さを増している
- グロテスクなシーンもあり、海外ホラーの魅力が豊富
- 青春映画としての側面もあり、子供が困難に立ち向かうストーリー楽しめる
アメリカでホラー映画史上最大のヒット作品となった「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」。
主人公であるビルの弟が行方不明となることから話しは始まり、自分を責めるビルの前にピエロの格好をしたペニーワイズが現れます。
それ以来あらゆるところで出没するピエロと、子供達が成長しながら立ち向かうストーリーです。上映時間は135分とこれでもかと長いストーリーも特徴。
驚かせたり怖らがせたりという演出が多々あるため、スリルを感じたい人におすすめの作品になります。
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- 監督:アンディ・ムスキエティ
- キャスト:ビル・スカルスガルド ジェイデン・リーバハー
- 上映時間:135分
- 公開した年:2017年
海外のホラー映画3. シャイニング
- 徐々に精神がおかしくなっていく狂気的な怖さを味わえる
- 閉ざされた空間で追い詰められていくスリルが満載
- 驚かせるだけでなく、様々な解釈ができる演出がされており映画として完成度が高い
アメリカの有名な作家の「スティーブン・キング」の小説を映画化した作品です。
冬の間に豪雪で閉鎖されているホテルの管理人として働き始めた主人公のジャックが、家族とともに住み込むストーリー。
徐々に主人公であるジャックの精神が破綻していき、家族に危害を加え始めるサイコスリラーです。
閉鎖された空間のなかで追い詰められていく手に汗握る怖さがあるので、驚いたりびっくりしたりする恐怖感を味わいたい人におすすめです。
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- 監督:スタンリー・キューブリック
- キャスト:ジャック・ニコルソン シェリー・デュヴァル
- 上映時間:143分
- 公開した年:1980年
海外のホラー映画4. キャビン
- 序盤は洋画ホラーとしてのお決まりの展開が楽しめる
- パニックスリラー系の作品ながら、映画好きな人が笑える演出がされている
- 独特の展開がされていくため、見たことのない怖さや面白さがある
「キャビンは」2012年に製作されたアメリカのパニックスリラーです。
大学生5人組が週末を過ごそうとしていた小屋の中で、ゾンビが襲ってくるというお決まりの展開からはじまります。
しかし詳細は伏せますがここからストーリーは展開していき、多くの人にとって予想外の結末を迎えます。
しっかり驚かせたり怖がらせたりするシーンがありながらも、定番から少し外れたホラー映画を楽しみたい方にぜひおすすめしたい作品です。
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- 監督:ドリュー・ゴダード
- キャスト:クリステン・コノリー クリス・ヘムズワース
- 上映時間:95分
- 公開した年:2013年
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海外のホラー映画5. ホステル
メリハリの効いたスリリングな展開が続き、ホラー作品としてまとまっている
展開が面白く最後まで飽きさせない
「ホステル」はアメリカのグロテスクシーンが頻発するホラー作品です。
大学生バックパッカーがヨーロッパを旅行中に噂で聞いた、男性の快楽を満たすためのホテルに泊まるという話です。
しかしそのホテルはいわくつきの場所で、主人公や仲間たちが連れ去られ、拷問にかけられるというシーンが続きます。
苦手な方にはかなり苦痛になるほどの激しい描写がされているので、苦手な方は控えるようにしましょう。
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- 監督:イーライ・ロス
- キャスト:ジェイ・ヘルナンデス デレク・リチャードソン
- 上映時間:94分
- 公開した年:2006年
海外のホラー映画6. サイレントヒル
- うまく実写化しており、怖い映像に仕上がっている
- ラストシーンが考えさせれるものになっており満足感が高い
コナミから発売された同タイトルのゲームを原作にした「サイレントヒル」。
情緒不安定になりがちな娘の口から出る、サイレントヒルという言葉の真相を探るために訪れた場所で不思議な現象に巻き込まれるストーリーです。
ゾンビや悪魔などに襲われるといった、異形の生き物と対峙するタイプのホラーが好きな方にはベストの映画です。
薄暗い不気味な町とモンスターたちが非常にうまく描かれており、追われる怖さをアップさせています。
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- 監督:クリストフ・ガンズ
- キャスト:ラダ・ミッチェル ショーン・ビーン
- 上映時間:126分
- 公開した年:2006年
海外のホラー映画7. MAMA
- 日本のホラーのような不気味でじわじわ迫るような怖い展開を楽しめる
- MAMAという謎の存在が徐々に明らかになるサスペンス要素も面白い
- 怖いだけでなく感動させるシーンも豊富にある
「MAMA」は当時無名の監督が製作した作品ながら、アメリカで7,000万ドルの興行収入になりました。
父親と無理心中させられそうになりながらも小さな小屋で生き延びていた姉妹を、父親の弟が引き取ることになるストーリー。
恋人とともに二人の姉妹と共同生活をしますが、不可解なことが起き始めます。
日本のホラーのような静かで不気味な展開で進むので、大きな音やグロテスクなシーンが苦手な人でも楽しめる作品です。MAMAの存在は何なのか?興味がそそられるようなホラー映画になります。
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- 監督:アンディ・ムスキエティ
- キャスト:ジェシカ・チャステイン ニコライ・コスター=ワルドー
- 上映時間:100分
- 公開した年:2013年
海外のホラー映画8. 28日後
- カメラワークが独特で迫力のある怖さを体感できる
- 怖さの対比として綺麗な映像も多用されており、恐怖心が増加する
- びっくりするようなシーンも多いので、ホラー好きの人なら満足できる
2002年に公開され、サターン賞で最優秀ホラー映画賞を受賞した「28日後」。
人間を凶暴にする細菌が町中に蔓延して、荒れ果てたロンドンを舞台にストーリーが展開していくSFサバイバルホラー作品です。
逃げ場がないという怖さを強く印象付けるため、一人称視点でのカメラワークが多く迫力があるのが特徴になります。
凶暴な生き物に襲われるというスリリングな感覚を、臨場感を持って味わいたい人におすすめです。
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- 監督:ダニー・ボイル
- キャスト: キリアン・マーフィ クリストファー・エクルストン
- 上映時間:114分
- 公開した年:2003年
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海外のホラー映画9. エクソシスト
- 単純に驚かせるだけでなく、不安感を煽る演出により恐怖感が増している
- 悪魔に取り憑かれた女の子が不気味に描写されている
- 日本のホラーのようなじわじわと迫ってくる怖さも味わえる
1973年にアメリカで公開され、オカルト・ホラーブームが巻き起こるきっかけとなった「エクソシスト」。
悪魔に取り憑かれて不可解な言動を繰り返す少女と、取り払おうとする神父をめぐるストーリー展開です。
今となっては古い映画ですが、その映像の荒さによって怖さが増している部分もあるでしょう。
驚かせるようなシーンやグロテスクな部分も多く、名作に数えられる作品のためホラー映画に少しでも興味がある人であれば一度は見ておくべきです。
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- 監督:ウィリアム・フリードキン
- キャスト:リンダ・ブレア エレン・バースティン
- 上映時間:122分
- 公開した年:1973年
海外のホラー映画10. ミザリー
- 人間が持つ狂気や執着の怖さを味わえる
- 表裏を強調した演技で本当にこんな人がいてもおかしくない、というリアリティがある
- 展開にメリハリがあるため、最後まで退屈するシーンが少ない
「ミザリー」は1990年に公開され、主演の女優がアカデミー主演女優賞を獲得したサイコスリラーです。
人気小説家である男性が事故に遭い、助けた女性が治療のふりをして監禁・拘束するという展開になります。
自由に身体を動かせない中で、女性ながら狂気にあふれた人から何をされるかわからないというギャップの怖さが強いです。
ゾンビや悪霊などにあまり怖さを感じない人、人間の怖さに触れたい人にはぴったりの映画でしょう。
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- 監督:ロブ・ライナー
- キャスト:ジェームズ・カーン キャシー・ベイツ
- 上映時間:108分
- 公開した年:1990年
洋画の次は邦画!日本のおすすめホラー映画10選
邦画ホラーはじわじわと何かが迫ってくるような怖さを楽しめるという特徴があります。
反対にグロテスクなシーンのような直接的な描写はそこまで多くない傾向があるので、そういった表現が苦手な方にもおすすめです。日本生まれの人気ホラー映画をお届けします。
※あらすじを元に文章作成をしているため、大きなネタバレはありません。
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日本のホラー映画1. リング
- 全編通して薄暗く、陰湿な空気感がうまく描かれており怖さがある
- ホラーとしてだけでなく、ミステリーの謎解き要素も楽しめる
- グロテスクなシーンはほぼないので、苦手な人でも見れる
「リング」は1998年に公開となり、ホラーブームが起こるきっかけとなった作品です。
見ると一週間後に呪い殺されるというビデオテープを、たまたま主人公とその息子が見てしまうというストーリー。
テレビから貞子が出てくる有名なクライマックスのシーンはもちろん、要所要所で効果音が使われるなど全編通して怖さがあります。
邦画ホラーの王道的な作品なので、最近ホラーに興味が出てきた人の入門編としても最適です。
もちろんジャンルとしてはホラー映画なため、怖いという感情は出て来るので注意してくださいね。
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- 監督:中田秀夫
- キャスト: 松嶋菜々子、真田広之
- 上映時間:95分
- 公開した年:1998年
日本のホラー映画2. 呪怨
- 他の作品には見られないくらい頻繁に幽霊や怖いシーンが出てくる
- 家を舞台にしているので、後を引く怖さを楽しめる
- びっくりさせるような演出が多いので、驚きたい人にもおすすめ
「リング」と並び、Vシネマや続編などがたくさんあるシリーズものとして有名な「呪怨」。
こちらの映画版は、過去に殺人事件があった呪われた家に主人公が介護ボランティアとして訪問するところからストーリーははじまります。
監督が「笑われるほどに幽霊を出しまくる」というコンセプトで作ったと語っており、怖いシーンがかなり多いです。
古典的な手法ですが、とにかく怖さをたくさん体感したい方におすすめの作品になります。
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- 監督:清水崇
- キャスト: 奥菜恵、伊東美咲
- 上映時間:92分
- 公開した年:2003年
日本のホラー映画3. エクステ
- 怨念が宿った髪の毛が人に危害を加えていくという斬新な設定を楽しめる
- 髪の毛が大量にでるという描写により不気味な雰囲気による恐怖感がある
- 園子温監督の独特の世界観が味わえる
「エクステ」は「冷たい熱帯魚」などで有名な園子温監督の作品です。
臓器売買の被害者で、髪の毛を全てそり落とされた少女の怨念が宿ったエクステが、付けた人々に危害を加えるというストーリーになります。
エクステをモチーフにしたという独特の設定で、呪いや心霊といった怖さもありますが、演出により不気味な雰囲気を楽しめる作品です。
虐待や臓器売買といった重いテーマや空気感を楽しみたい人にはぴったりでしょう。
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- 監督:園子温
- キャスト:栗山千明、大杉漣
- 上映時間:108分
- 公開した年:2007年
日本のホラー映画4. 着信アリ
怖いだけの映画ではなく、ミステリー作品として謎解き要素も楽しめる
たくさんの人が死亡するが、あまりグロテスクなシーンはないので、苦手な人も見れる
携帯電話になる着信音が不気味でリアリティがある
秋元康さんのホラー小説が原作となっている「着信アリ」。様々なシリーズが展開されており、その元となった作品の一つになります。
主人公の周りの友人たちが、自分の持っている携帯電話に自分の番号から電話があったあと、変死を遂げていくという話の展開です。
時代的に二つ折り携帯の普及率が爆発的に向上した頃の映画ですが、ストーリー構成が優れているため、ミステリーホラーとしての完成度が高いです。
謎解き要素を楽しみながら、ホラー映画の怖さを体感したい人はとても楽しめるでしょう。
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- 監督:三池崇史
- キャスト:柴咲コウ 堤真一
- 上映時間:112分
- 公開した年:2003年
日本のホラー映画5. 残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋
- 幽霊や呪いではなく、祟りのような静かな怖さを楽しめる
- 建物や土地にまつわる出来事なので、現実味を感じやすい
- 結末の内容からびっくりしたり、グロテスクなシーンにはない長い恐怖感がある
「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋」は小野不由美という有名なホラー小説作家の作品が原作となっています。
女性が住んでいるマンションの部屋から、布や畳がこすれる音がするという現象を主人公が調査していくというストーリーです。
土地や建物など、その場所に伝承された穢れが伝染していくというリアリティのある怖さがあります。
幽霊やゾンビなど、わかりやすい存在ではあまり恐怖心を感じられない人でも楽しめる作品です。
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- 監督:中村義洋
- キャスト:竹内結子、橋本愛
- 上映時間:107分
- 公開した年:2016年
日本のホラー映画6. クロユリ団地
- 話の展開から精神的に追い詰められるような重い怖さが楽しめる
- 設定が徐々に明らかになっていく進み方をするため、後半まで引き込まれる
- グロテスクなシーンが少ないので苦手な人も見れる
「リング」「仄暗い水の底から」というホラー映画のヒット作品を手掛ける中田秀夫監督の「クロユリ団地」。
両親とともにクロユリ団地に引っ越してきた主人公が、隣の部屋で餓死している老人を見つけたことからストーリーが展開します。
なぜか自分にしか聞こえない異音や、話しかけても返事してくれない小さな子供など、前半から不気味な展開が続くのが特徴的。
古びた団地という薄暗い舞台の中で、じめじめとした怖さを味わいたい人に最適の作品になります。
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- 監督:中田秀夫
- キャスト: 前田敦子 成宮寛貴
- 上映時間:106分
- 公開した年:2013年
日本のホラー映画7. 女優霊
- はっきりしないけれど不気味な出来事がおこる静かな展開により怖さが増している
- 映像が古くCGなどが使用されていないからこそ、リアルな怖さがある
- 日本のホラー映画の古典的な手法が楽しめる
「女優霊」はのちに「リング」などで世界的な評価を受ける中田秀夫監督のホラーデビュー作品です。
ストーリーは、新人映画監督が撮影した映像を確認していると、見覚えのない女性が写り込んでいたことから始まります。
次々と撮影現場に不思議なことが起こりますが、作品上では淡々と流れていく静かさが逆に怖さを演出しています。
邦画ホラーの原点となる作品なので、ホラー映画好きでまだ見ていない方は一度見ておきましょう。
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- 監督:中田秀夫
- キャスト:柳ユーレイ 白島靖代
- 上映時間:76分
- 公開した年:1996年
日本のホラー映画8. ノロイ
- 驚かせるような派手な演出がないので、初心者でも見やすい
- ノンフィクションと勘違いするほどのリアリティがある
- 話の繋がりを自分で補完しながら見進めていく楽しさがある
ドキュメンタリータッチで描かれた断片的な映像が組み合わされたスタイルの「ノロイ」。
ゾンビや幽霊などの定番の演出表現や派手なCGなどが使われていないものの、ジワジワと恐怖感が伝わってくるタイプの作品です。
有名な俳優や女優が使われていない点も、ノンフィクションかと思えるほどの高いリアリティを出すのに役立っています。
怖さを感じたい人はもちろんサスペンス、ミステリー系の作品が好きな人にもおすすめのホラー映画です。
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- 監督:白石晃士
- キャスト:村木仁 久我朋乃
- 上映時間:115分
- 公開した年:2005年
日本のホラー映画9. 仄暗い水の底から
- 水をテーマに、じっとりとしたまとわりつくような怖さがある
- 日本人に馴染みの深いマンションやエレベーターなどの身近な恐怖感を楽しめる
- 比較的結末もすっきりしているので作品としてまとまっている
2002年公開となった「 仄暗い水の底から」はのちにハリウッドでもリメイクされるほどの人気ホラー作品です。
離婚調停中に娘とともに引っ越した先のマンションで、不思議な現象が多発するというストーリー展開になります。
小さな子供が誰もいないはずの場所で誰かと楽しそうに話しているシーンなど、日本のホラー映画として定番の不気味さが強い映画です。
ホラー要素もしっかりありながら、呪怨のように多発するものではないので初心者にもぴったりの作品でしょう。
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- 監督:中田秀夫
- キャスト:黒木瞳 小日向文世
- 上映時間:101分
- 公開した年:2002年
日本のホラー映画10. こどもつかい
- ホラー映画ではあるが、怖さは控えめなので初心者でもみれる
- こどもつかいの正体がなんなのかというミステリー要素も楽しめる
- 効果音や音響などの描写が独特であとを引く怖さがある
「こどもつかい」は呪怨シリーズの清水崇監督の作品です。
ある街におきた子供たちが失踪して帰ってきたあと、その子供たちに関わった大人が三日後に死亡するという呪いが話の中心となります。
呪怨のように幽霊による怖さだけでなく、児童虐待やいじめなど社会的な問題もテーマとして取り上げている作品です。
こどもつかいとは一体何なのか?という展開の面白さがあるので、謎解き要素を楽しみたい方はぜひ一度見てみてください。
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- 監督:清水崇
- キャスト:滝沢秀明 有岡大貴
- 上映時間:111分
- 公開した年:2017年
様々なホラー映画を楽しんでみて
ホラー映画と一口にいっても海外のゾンビものから日本の心霊系まで幅広く存在しています。
人気の最新作はもちろん、過去の作品でも映像の古さが逆に怖さを演出することがあるのが魅力の一つです。
ジャンルによっては苦手な作品もあるかもしれませんが、こちらを参考に、自分にぴったりなホラー映画を見つけてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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