洋画のおすすめ名作57選。アクション／恋愛／コメディの歴代人気作品とは

【2019年公開】最新の洋画タイトルおすすめ7選

洋画は毎年名作が生まれていますが、今年はどんな映画を押さえておくべきなのでしょうか？

まずは、現在公開中の映画や公開予定の最新作、あるいは公開終了の映画もあわせて、2019年に上映された映画を紹介します。

最新の情報を理解して、話題になっている映画を「知らない」なんてことがないようにしておきましょう。

最新のおすすめ洋画1. アラジン

• 新キャラクターが登場するなど、アニメ版を見ていても新鮮な感覚で楽しめる
• 千夜一夜物語を下敷きとしており、子どもに古典文学に興味をもたせるきっかけにできる
• ランプの魔神役にウィル・スミスを起用するなどキャスティングが豪華で見応えがある

アラジンは、「アラジンと魔法のランプ」をもとにディズニーが1992年に制作したアニメーション映画「アラジン」を実写リメイクした映画で、日本では2019年6月に封切りされ、2019年7月に公開されました。

市場で盗みを繰り返す青年アラジンと美しい王女の恋愛と、魔法のランプをめぐる冒険が描かれた映画です。

もとになったアニメ版と比べると新しいキャラクターが登場しています。アニメ版を見ている人も見ていない人も充分楽しめるクオリティの高いディズニー映画です。

商品ステータス

• 監督：ガイ・リッチー
• キャスト：メナ・マスード、ナオミ・スコット
• ジャンル：ファンタジー
• 公開した年：2019年
• 上映時間：128分

最新のおすすめ洋画2. アベンジャーズ/エンドゲーム

• アベンジャーズシリーズの完結編だけど、コアなファンも初めて観る人も楽しめる
• 今まで以上にアクションシーンがふんだんで面白い

「アベンジャーズ」シリーズの完結編である本作は、2019年4月に公開されました。前作「インフィニティ・ウォー」でサノスによって、アベンジャーズを含む人類の半数が失われた世界で、アベンジャーズの逆襲が描かれます。

マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成といえる作品で、マーベル・コミックのファンはもちろん、手に汗握る熱いアクション映画が好きな人にはぜひ押さえておいてほしい洋画です。

商品ステータス

• 監督：アンソニー・ルッソ
• キャスト：ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス
• ジャンル：ファンタジー／SF
• 公開した年：2019年
• 上映時間：183分

最新のおすすめ洋画3. トイ・ストーリー4

• 公開前から批評家たちの間では評判が高く、泣けるとのレビューもあって大人も楽しめる内容になっている
• ウッディとボー・ピープの恋愛関係の進展が期待できる
• 子どもが多く見に来る映画であるため、小さな子どもも連れていきやすい

トイ・ストーリー4は、2019年7月12日公開された映画です。最新作では、幼稚園児のボニーが自分で作った手作りオモチャのフォーキーがキーパーソンです。自分のことをオモチャではなくゴミだと考えているフォーキーは子ども部屋から逃げ出してしまいます。

ウッディとボー・ピープの淡い恋愛模様も気になるところ。小さな子どもに大人気のトイ・ストーリーシリーズの新作を、お子さんと一緒に見に行ってはいかがでしょうか。

商品ステータス

• 監督：ジョシュ・クーリー
• キャスト：トム・ハンクス、ティム・アレン
• ジャンル：アニメ
• 公開した年：2019年
• 上映時間：100分

最新のおすすめ洋画4. ワイルド・スピード／スーパーコンボ

• 激しいカーアクションシーンが描かれ、見終わった後には爽快な気分になれる
• かつて敵同士だった2人が主人公として協力しあう展開はシリーズファンにとって嬉しいところ
• 美しくかっこいい車が多数登場し、車好きには特に楽しめる

「ワイルド・スピード／スーパーコンボ」は、2019年8月2日公開された「ワイルド・スピード」シリーズ最新作です。本作はシリーズのスピンオフという扱いで、過去作品で強い印象を残していたルーク・ホブスとデッカード・ショウの2人が主人公になります。

車好きには特にシリーズを通して見られる激しいカーアクションが嬉しいところ。息が詰まるようなアクションシーンを見て気分を爽やかにしたい人は見に行ってみてください。

商品ステータス

• 監督：デヴィッド・リーチ
• キャスト：ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム
• ジャンル：アクション
• 公開した年：2019年
• 上映時間：－

最新のおすすめ洋画5. ライオン・キング

• 実写と見分けがつかないほどCGがリアルで美しい
• 分かりやすい成長物語として描かれており小さな子どもにも感動的な話として映る
• 命の大切さを説いており、教育用の題材としても最適

ライオン・キングは、1994年のディズニー長編アニメ映画「ライオン・キング」のリメイク作品であり、2019年8月公開。

ライオンの王ムファサは主人公である息子のシンバを王にしたいと思ったものの、王位を狙った陰謀のためにシンバは王国を追放され、サバンナを放浪することになります。

非常に美しいフルCGでの描写は実写と見まがうばかりのクオリティに仕上がっており、見ているうちにほとんど違和感なく映像に没頭してしまうほど。子どもにも分かりやすい展開でシンバの成長が描かれているので、小さなお子さまのいる家庭におすすめの映画です。

商品ステータス

• 監督：ジョン・ファヴロー
• キャスト：－
• ジャンル：アニメ
• 公開した年：2019年
• 上映時間：－

最新のおすすめ洋画6. アナと雪の女王２

• 前作で謎だった「なぜエルサが魔法の力をもっているのか」という点が語られる
• 関連グッズなども多く販売され、子どもから大人気
• 子ども向けに作られているため、小さな子どもにも安心して見せられる

2019年11月22日公開予定の「アナと雪の女王2」は、その名前の通り、2013年公開の「アナと雪の女王」の続編です。

前作では自分の強い力が周囲の人に迷惑をかけてしまうことを恐れていたエルサでしたが、続編では「なぜエルサは魔法の力をもって生まれてきたのか」という謎を主軸としてストーリーが展開されていきます。

前作が好きだった方、「アナ雪」を楽しみにしている子どもがいる家庭は、ぜひチェックしてくださいね。

商品ステータス

• 監督：クリス・バック、ジェニファー・リー
• キャスト：－
• ジャンル：アニメ
• 公開した年：2019年
• 上映時間：－

最新のおすすめ洋画7. スター・ウォーズ／ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー

• 巨編シリーズの最終幕であり、確実に話題作になるため、見ておけば話のネタになる
• シリーズの完結編であり、多くの謎が解明されるところが見られる
• 最先端の映像美やCG技術を堪能できる

スペースオペラの金字塔、スターウォーズシリーズの9作目であり、当初から予定されていた完結編でもある「スター・ウォーズ／ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー」は、2019年12月の公開されました。

公開されている映像の最後では、「スター・ウォーズ／ジェダイの帰還」でダース・ベイダーに投げ落とされたたシスの暗黒卿ダース・シディアス（パルパティーン）の不気味な笑い声が響いています。

映画好きやシリーズを追いかけてきた人はもちろん、年末年始の話題を独占することは間違いないタイトルですから万人におすすめしたいタイトルです。

商品ステータス

• 監督：J・J・エイブラムス
• キャスト：デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ
• ジャンル：SF
• 公開した年：2019年
• 上映時間：－

【年代別】歴代洋画タイトルのおすすめ50選

ここからは、今までに公開された歴代のおすすめ映画50選を紹介します。基本的に劇場公開は終わっている作品たちですから、見る時はレンタルかDVDもしくはBlu-rayを購入して鑑賞してくださいね。

誰でも知っている有名タイトルや、ややマイナーながらも名作として名高いタイトルなどを紹介していくので、気になるものがあったら家デートや休日のリラックスタイムで鑑賞してみて。

「2010年代」に公開されたおすすめ洋画10選

ここでは、2010年代の洋画から10本を厳選して紹介します。2010年代はSNSの流行で、評判のいい洋画はあっという間に評判が知れ渡るようになりました。

ここ数年で公開された洋画で評判のものを見てみたい方は、このジャンルから見てみたい洋画を探してくださいね。

2010年代公開の洋画1. 英国王のスピーチ

• コンプレックスをもつ人間が正面から困難に立ち向かって必死に戦う姿が感動を呼ぶ
• ライオネルはジョージ6世を挑発したりわざと怒らせたりする点に、彼への思いやりを感じられる
• 吃音という病気について知識が得られて、様々なハンディキャップをもつ人への思いやりをもてる

吃音（言葉が詰まって思うように喋れない病気）に悩むイギリス王ジョージ6世と、その治療にあたった言語療法士ライオネルの交流を描いたドラマです。

第二次世界大戦下のヨーロッパ、ナチスドイツの勢いを恐れる国民は強い国王を望んでいました。吃音がコンプレックスだったジョージ6世は自分に自信が持てませんでしたが、ライオネルの助けを得て苦手なスピーチを成功させようと努力をします。

ハンデを抱えていても自分の責任に忠実であろうとしてもがく姿が感動的です。コンプレックスに悩んでいる人、悩みがある人におすすめしたい映画。

商品ステータス

• 監督：トム・フーパー
• キャスト：コリン・ファース、ヘレナ・ボナム＝カーター
• ジャンル：歴史ドラマ
• 公開した年：2010年
• 上映時間：118分

2010年代公開の洋画2. アバウト・タイム 愛おしい時間について

• しっとりとストーリーが描かれ、泣ける部分や感動できる部分がある
• 異性への愛情や家族愛などがテーマであるため、多くの人にとって共感しやすい
• 毎日を大切に生きていくことの大切さを実感できる

とりたてて取り柄もなく自分に自信が持てないでいた青年ティムは、21歳の誕生日に父親から驚くべきことを告げられます。なんと、彼の一族の男性には「タイムトラベル」能力が備わっているというのです。

ティムは能力を使ってより良い選択をして自分の人生を快適なものにしていきますが、やがて能力には制限があることを知ります。

今日という日を大切に生きることの大切さを問う後味のいいストーリーで、生きることに迷ったり悩んだりしている人に見て欲しい映画です。

商品ステータス

• 監督：リチャード・カーティス
• キャスト：ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス
• ジャンル：SF・恋愛
• 公開した年：2013年
• 上映時間：124分

【参考記事】はこちら▽

泣ける洋画作品のおすすめランキング30選｜一度は見るべき感動する海外映画を大公開

2010年代公開の洋画3. レ・ミゼラブル

• ヒュー・ジャックマン演じるジャン・ヴァルジャンは改心する前と後とで全く人相が異なり、俳優の凄みを実感できる
• 舞台で見るミュージカルと違って、俳優の表情などまではっきり見えて特別席感覚が味わえる
• 「民衆の歌」などに代表される美しく力強い歌声はストレス解消になり、元気が出る

ヴィクトル・ユーゴーの原作をもとにしたミュージカル映画で、タイトルは「哀れな人々」の意味です。

些細な罪で投獄され、19年間苦役についていたジャン・ヴァルジャンは、激動期のフランスで時代に翻弄されながらも自分の信じるところに従って守りたいと思った人を守ろうとします。

ミュージカル映画だけあって、「民衆の歌」に代表される歌唱はどれもハイレベル。ミュージカル好きにはもちろん、美しい歌声をじっくり聞いて物語に浸ってみたい方は鑑賞してみる価値がある名作です。

商品ステータス

• 監督：トム・フーパー
• キャスト：ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ
• ジャンル：ミュージカル
• 公開した年：2012年
• 上映時間：158分

2010年代公開の洋画4. gifted/ギフテッド

• 天才的な才能をもちながら子どもの面も併せ持つメアリーのアンバランスさが可愛い
• 才能をもつ子どもに「才能を伸ばす英才教育」を施すべきか、それとも「子どもらしくのびのびと」育てるべきか、考えるきっかけを得られる
• 家族がお互いを思いやる姿を見て温かい気持ちになれる

叔父のフランクや猫のフレッドと暮らしている7歳のメアリーは、フランクに強く迫られて学校に行きます。

そこでメアリーが示した数学の才能（ギフテッド）を見て、担任のスティーヴンソンは驚き、やがて彼女が著名な数学者の娘であることが発覚。

フランクはメアリーを奨学金つきの「ギフテッド教育」を受けられる学校へ転向させるよう勧められますが、彼はメアリーの母親（フランクの姉）の遺言を守ってメアリーを「普通の子」として育てようと考えていました。

登場人物たちはそれぞれの考えをもってメアリーと接します。子どもの才能にどう向き合うべきかを考えたい人や、子育てに悩んでいる人にも見てほしい映画です。

商品ステータス

• 監督：マーク・ウェブ
• キャスト：クリス・エヴァンス、マッケナ・グレイス
• ジャンル：ホームドラマ
• 公開した年：2017年
• 上映時間：101分

2010年代公開の洋画5. バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

• 複雑な人間ドラマが描かれて大人も充分楽しめる
• 前作の「マン・オブ・スティール」を別の視点から捉えてもう一度楽しめるようになる
• DCコミックスの「ダークナイト・リターンズ」を読んでいると、話の展開に思わずニヤリとさせられる

DCコミックスが要する二大ヒーローであるバットマンとスーパーマンが主人公となる映画です。スーパーマンを描いた2013年の「マン・オブ・スティール」の続編にあたり、スーパーマンの強大すぎる力に警戒感を持つバットマンはスーパーマンを抑え込もうとします。

それぞれに苦悩を抱える者同士のぶつかりあいにより、単なる善と悪の対立ではない複雑なドラマが描かれます。アメコミファンはもちろん、それぞれの思惑を抱えた人間同士の複雑な関係を見たい方にもおすすめの映画です。

商品ステータス

• 監督：ザック・スナイダー
• キャスト：ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル
• ジャンル：アクション
• 公開した年：2016年
• 上映時間：152分

2010年代公開の洋画6. ボヘミアン・ラプソディ

• クイーンの力強い音楽が随所に取り入れられて見ていると活力が湧いてくる
• クイーンの誕生や、人気曲誕生の裏側にまで詳しくなれる
• 多くの人が共感できる人間賛歌であり、他の人と一緒に見て盛り上がれる

イギリスの人気ロックバンド、クイーンのヴォーカリストであるフレディ・マーキュリーの人生を描いた映画です。映画のタイトルは、当時の所属事務所の重役の反対を押し切って制作した同バンドの代表曲から取られています。

スターダムを駆け上がっていくクイーンでしたが、その足跡は決して順風満帆ではありませんでした。メンバー同士の対立や、フレディの自分のセクシュアリティへの悩みやエイズとの闘いを通して人生を必死に生きる姿が感動的に描かれます。

元気がでない、悩みがある、モチベーションが上がらないという人におすすめしたい、見ると元気が出る映画です。

商品ステータス

• 監督：ブライアン・シンガー
• キャスト：ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン
• ジャンル：伝記ドラマ
• 公開した年：2018年
• 上映時間：134分

2010年代公開の洋画7. ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

• カリスマ経営者として知られるレイの考えや行動を学べる
• フランチャイズ展開や、有能なビジネスマンと手を組むことのメリットとデメリットが実感できる
• マクドナルド誕生の秘話を知ってちょっとしたトリビアとして話のタネになる

52歳のレイ・クロックは思っているような成功を手にできない人生を送っていましたが、ある時、自分の販売するマルチミキサーを納入しているハンバーガーショップで目にしたビジネスに大きな可能性を見出します。

お店の経営者はディックとマックのマクドナルド兄弟でした。マクドナルド兄弟はフランチャイズ店は自分たちの望む品質のお店でなければならないという信念をもっていましたが、これは拡大路線を貫きたいレイの思惑とは異なっていました。レイとマクドナルド兄弟との確執は次第に大きくなっていきます。

マクドナルドを世界的チェーンに育て上げたレイ・クロックを主人公に据えた映画で、マクドナルドのファンはもちろん、経営や起業に関心のある方も一度は見ておいて損はない映画です。

商品ステータス

• 監督：ジョン・リー・ハンコック
• キャスト：マイケル・キートン、ニック・オファーマン
• ジャンル：伝記ドラマ
• 公開した年：2016年
• 上映時間：115分

2010年代公開の洋画8. キック・アス

• ヒットガールやビッグダディの戦いがカッコイイ
• 普通の少年が一生懸命に自分にできることをする姿に元気が出る
• クロエ・モレッツの出世作であり、幼い頃の彼女の演技が見られる

とりたてて取り柄もなく、もちろんスーパーパワーをもっているわけでもない少年デイヴがヒーローに憧れてコスチュームを身にまとい、正義を守ろうとする映画です。

しかし、もちろん散々痛い目にあわされて「ヒーローは健康に悪い」ことを身にしみて痛感させられます。

最大の見どころはクロエ・モレッツ演じるヒットガールの活躍ですが、普通の少年が「力がないからって何もしなくていいのか？」と自問するところもストーリーの山場。ほどよく笑えてスカッとするアクション映画を見たい人は一度手に取ってみてください。

商品ステータス

• 監督：マシュー・ヴォーン
• キャスト：アーロン・ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ
• ジャンル：コメディ・アクション
• 公開した年：2010年
• 上映時間：117分

2010年代公開の洋画9. ジェーン・ドゥの解剖

• リアルな映像や舞台設定が物語に真実味をあたえている
• 女性が受けた仕打ちが具体的に描写されており、恐怖感をあおる
• 聖書の記述などミステリー仕立ての描写もあり謎解きも楽しめる

「ジェーン・ドウ」とは「身元不明の女性」を指す言葉です。遺体安置所と火葬場を経営するオースティンとトミーの親子は、運び込まれてきた身元不明の女性遺体の解剖を行います。

遺体は一見すると全くの無傷のように見えましたが、解剖を進めていくうちに、女性は凄惨な拷問を受けていたことが発覚します。不気味に思いながら解剖を進めていくうちに、親子は建物の中に閉じ込められてしまいます。

魔女や呪いといった非現実的な設定が、リアルな映像や細かく描写された遺体安置所や小道具などの舞台装置によって説得力をもち、真に迫る恐怖として描かれます。ファンタジー風味のホラーが見たい時にぴったりな洋画です。

商品ステータス

• 監督：アンドレ・ウーヴレダル
• キャスト：エミール・ハーシュ、ブライアン・コックス
• ジャンル：サスペンス・ホラー
• 公開した年：2016年
• 上映時間：86分

2010年代公開の洋画10. マネー・ショート 華麗なる大逆転

• サブプライム問題やリーマンショックの理屈がストーリーで解説されるため分かりやすい
• たとえ金融危機で利益を得られても、その後の不況で損失を受けるなど不況は誰にとっても不幸であることが分かる
• 難しいテーマの作品であるが、コメディタッチで描かれるシーンもありクスリと笑える

サブプライム問題を利用して巨万の富を得た投資家たちを描いた洋画作品です。投資家のマイケル・バーリは、住宅ローン市場の崩壊は間近に迫っているとみて「逆張り」に打って出ました。

賭けは成功してバーリたちは多額の利益を得ますが、住宅ローン市場の崩壊はいわゆるリーマンショックへと続き、世界経済は危機に瀕します。

金融ドラマが好きな方や過去の経済危機の教訓を今後の投資に活かしたい方におすすめの洋画です。

商品ステータス

• 監督：アダム・マッケイ
• キャスト：クリスチャン・ベール、スティーヴ・カレル
• ジャンル：金融ドラマ
• 公開した年：2016年
• 上映時間：130分

「2000年代」に公開されたおすすめ洋画10選

2000年代はCG技術などが発展し、従来はできなかった表現が可能になってCGを多用した作品が多く生み出されました。

もちろん、現在はさらにリアルな映像美の映画がたくさんありますが、技術が急発展した時代の映画を今の映画と見比べてみるという楽しみ方もできるのでおすすめですよ。

2000年代公開の洋画1. 君に読む物語

• 純愛を貫き通す主人公たちの姿が感動的
• 親に言われるがままの人生を歩んでいた女性が自分の人生を生きようと決意するところは爽やかな気分になれる
• 特に女性の評価が高く、女性と一緒に見る映画を探している時にうってつけ

ある日、材木屋で働く青年ノアは、美しい少女と出会い、一目で恋に落ちます。彼女の名前はアリー。家族とともに別荘を訪れた裕福な家の娘でした。

「君に読む物語」は、身分違いの恋に悩み、ときにぶつかりあう2人の恋愛物語を、療養施設で暮らす老人が痴呆症の老女に読んで聞かせる洋画です。

この作品は純愛と呼ぶにふさわしい物語で、特に女性から評価の高い恋愛映画です。心に迫る恋愛映画が見たい方、気になる女性と一緒に見る恋愛映画を探している方などにおすすめです。

商品ステータス

• 監督：ニック・カサヴェテス
• キャスト：ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス
• ジャンル：恋愛
• 公開した年：2005年
• 上映時間：123分

2000年代公開の洋画2. プラダを着た悪魔

• 鬼編集長のもとで懸命に奮闘するアンドレアの姿に勇気をもらえる
• 最初野暮ったい服装だったアンドレアがどんどん洗練されたスタイルになっていくところに共感できる
• いつの時代にも共通するファッションの基本を学べる

華やかなファッション業界誌制作現場の表と裏をコミカルに描く、同名のベストセラー小説をベースとした洋画です。

ジャーナリスト志望のアンドレア・サックスは、ファッション雑誌「ランウェイ」の編集部に就職が決まります。しかし、そこで彼女を待っていたのは、横暴さのために過去何人もの部下が辞めてしまっている悪魔のような上司、ミランダでした。アンドレアは上司の無理難題にもめげず奮闘し、徐々にミランダに認められるようになっていきます。

仕事にプライベートに忙しく、少し疲れてしまった女性に観てもらいたい、人気の名作洋画です。

商品ステータス

• 監督：デヴィッド・フランケル
• キャスト：メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ
• ジャンル：コメディ
• 公開した年：2006年
• 上映時間：110分

2000年代公開の洋画3. グリーンマイル

• コーフィの心優しさを見てほっとした気持ちになれる
• 無実の罪で死刑に処されようとしている人間を見ていることしかできない看守役を演じるトム・ハンクスの名演技は一見の価値あり
• 後味のいい映画ではないが、登場人物に共感して涙を流すことで現実のストレスを忘れられる

アメリカの死刑囚監房を舞台として、不思議な力を持っているジョン・コーフィという死刑囚とポールという看守を主軸としてストーリーが展開されていきます。

双子の幼い少女を強姦殺人したとして収監されているコーフィは、その罪状の恐ろしさと裏腹に繊細な心をもっていました。交流のなかで、やがてポールは双子の少女を殺害した犯人がコーフィではないことを知ります。

無実でありながら死刑を受け入れるコーフィと、無実であることを知りながら死刑を執行するポールの心情を思うと見る人の共感を呼びます。心の交流を描く泣ける洋画を見たい時にどうぞ。

商品ステータス

• 監督：フランク・ダラボン
• キャスト：トム・ハンクス、デヴィッド・モース
• ジャンル：ヒューマンドラマ
• 公開した年：2000年
• 上映時間：188分

2000年代公開の洋画4. I am Sam アイ・アム・サム

• 障害を抱え、困難な状況にありながらもお互いを求め合った親子の愛情が涙を誘う
• 障害者という難しい役を見事に演じきった主演のショーン・ペンの演技は圧巻の一言
• 絶妙のタイミングでビートルズの曲が挿入され、物語の世界を堪能させてくれる

知的障害のため7歳程度の知能しかもっていない中年男性サムと、彼の幼い娘ルーシーとの幸福な暮らしをビートルズの曲に乗せて描くドラマです。

ある時、サムはソーシャルワーカーに「娘を養育する能力がない」とみなされてしまい、ルーシーは施設で養育されることになってしまいます。

一緒に暮らすことには大変な苦労があることは分かっていながらも、親子は一緒に暮らしたいと望んで一生懸命に周囲の理解を得ようとします。

1人で泣ける映画が見たい時はぜひ候補にいれてください。

商品ステータス

• 監督：ジェシー・ネルソン
• キャスト：ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー
• ジャンル：ヒューマンドラマ
• 公開した年：2002年
• 上映時間：133分

2000年代公開の洋画5. ラストサムライ

• 誇り高く生きようとする人々を見ていると、「自分もああなりたい」と勇気をもらえる
• 古き良き日本の姿が描かれており、この国に生まれて良かったという気になれる
• 騎馬軍団の突撃シーンが迫力満点でかっこいい

時は明治維新直後。富国強兵策をとっている日本政府によって、政府軍の指導・強化のためにアメリカから招聘されたのがネイサン・オールグレンでした。

ある時、ネイサンは任務のために反乱士族と戦って敗れ、日本人として誇り高くあろうとする勝元と出会います。

日本人の昔の暮らしや、日本人の心の美しさが丁寧に描かれており、見ていると「かっこよく生きよう！」という気持ちに。自分に活を入れたい時に見ると元気が出る名作洋画です。

商品ステータス

• 監督：エドワード・ズウィック
• キャスト：トム・クルーズ、渡辺謙
• ジャンル：アクション
• 公開した年：2003年
• 上映時間：154分

2000年代公開の洋画6. ダークナイト

• ジョーカーを演じるヒース・レジャーの狂気の演技が圧巻
• セリフ回しがおもしろく、ところどころでクスリと笑える
• 単純な善と悪との戦いではなく、それぞれの登場人物の内面が深く掘り下げられて密度の濃い人間ドラマが楽しめる

クリストファー・ノーランの「ダークナイト・トリロジー」の2作目にして、宿敵ジョーカーとの対決を描いた作品。

バットマンは、闇に隠れなければならない自分よりも、堂々と街の悪と戦う地方検事ハービー・デントこそが街の治安を担うべきだと考えますが、そこへバットマンとの接触を求めるジョーカーが介入してきます。

登場人物たちが織りなす深い人間ドラマも面白いですが、最大の見どころは狂気の悪役・ジョーカーを演じる今は亡きヒース・レジャーの怪演。

ヒース・レジャーのコミカルながらも凄みのある演技をまだ見たことのない人はぜひ見てみてくださいね。

商品ステータス

• 監督：クリストファー・ノーラン
• キャスト：クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー
• ジャンル：アクション
• 公開した年：2008年
• 上映時間：152分

2000年代公開の洋画7. ビューティフル・マインド

• 見ているほうにとっても現実か幻覚かがわからず緊迫感のあるなかでストーリーが進む
• 病気を患いながらも家族の思いやりに支えられて偉大な業績を上げられ、温かな気持ちになれる
• 統合失調症やゲーム理論などに関する一通りの知識が得られる

プリンストン大学院の数学科に入学したジョン・ナッシュは一人研究に没頭し、有名な「ゲーム理論」を発見します。

彼はその得意な能力を見込まれてMITのウィーラー研究所という軍事施設に採用され、諜報員パーチャーにソ連の暗号解読を依頼されますが、その任務の重圧のため次第に精神に変調をきたしていってしまいます。

現実と幻覚の間を行ったり来たりする危うい均衡のなかで、彼は家族の支えを得てノーベル賞を受賞しました。逆境を乗り越えて大きな成功を果たす物語が見たい時にどうぞ。

商品ステータス

• 監督：ロン・ハワード
• キャスト：ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー
• ジャンル：ヒューマンドラマ
• 公開した年：2001年
• 上映時間：135分

2000年代公開の洋画8. ターミナル

• コミカルなストーリー仕立てになっており、くすりと笑えるシーンも多い
• 困った状況にあるビクターに多くの人が手を差し伸べるストーリーで感動できる
• 英語が喋れない人間が主人公という設定であるため、映画で英語の勉強をしたい人にはいい教材になる

母国でクーデターが起こったためにパスポートが無効になり、空港から動けなくなってしまったビクターが空港内で様々な人と出会うという洋画です。

ビクターは最初ほとんど英語を喋れませんが、空港内で暮らしているうちに英語をマスターし、いくつかの仕事を得るまでになります。

異国の空港に1人で取り残されるというシビアな状況ですが、ストーリーはコミカルに進み、あまり重苦しい雰囲気はありません。少し切ない恋愛関係や感動的な人間ドラマが見たい時に手にとってみてください。

商品ステータス

• 監督：スティーヴン・スピルバーグ
• キャスト：トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ
• ジャンル：コメディ・恋愛
• 公開した年：2004年
• 上映時間：129分

2000年代公開の洋画9. パフューム ある人殺しの物語

• 作品のテーマである「匂い」を感じられそうなリアルで生々しい映像
• グルヌイユはほとんど喋られないが、そのためにその行動やから倒錯した感情が心に迫ってくる
• 全編がグルヌイユの「匂い」への執着を描いており、特殊な性癖を好む人の心に刺さる

超人的な嗅覚をもつジャン＝バティスト・グルヌイユは、ある日、これまでに嗅いだことがないほど良い香りのする少女を見かけます。

ついフラフラと後をつけていったグルヌイユは、誤って少女を殺害してしまいました。殺してしまった少女からは彼を夢中にさせた匂いが急速に失われていきます。彼は調香師になり、少女の匂いを再現するべく研究を進めるのです。

グルヌイユの視点に立てば捕まるのではないかと心配になり、グルヌイユに狙われる女性の立場では迫りくる危機に背筋が寒くなります。ゾンビや怪物ではない、「人間がもたらす恐怖」にドキドキしたい時におすすめ。

商品ステータス

• 監督：トム・ティクヴァ
• キャスト：ベン・ウィショー、レイチェル・ハード＝ウッド
• ジャンル：サスペンスドラマ
• 公開した年：2006年
• 上映時間：147分

2000年代公開の洋画10. エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?

• 行きすぎた利益優先の姿勢がどういう結末を生むのかという教訓が得られる
• エンロン事件の概要がストーリーで語られるためとても分かりやすい
• 投資先の企業を見極める目を育てられる

エンロンは破綻前には売上高で約13兆円を上げ、全米で第7位のエネルギー企業でした。そんな巨大企業が一つの報道をきっかけに46日間で崩壊した過程を描くドキュメンタリー映画です。

報道をきっかけにして粉飾決算や不正取り引き、不正経理などが次々と明るみに出たことで、エンロンの急発展は取締役らの保身と強欲が生んだ偽りの発展だったことが分かりました。

20世紀最大の企業スキャンダルといわれるエンロン事件を分かりやすく見られる映画です。経済事件に関する映画が見たい方や企業を見る目を養いたい方におすすめです。

商品ステータス

• 監督：アレックス・プロヤス
• キャスト：ピーター・コヨーテ
• ジャンル：ドキュメンタリー
• 公開した年：2005年
• 上映時間：110分

「1990年代」に公開されたおすすめ洋画10選

1990年代に10代、20代だった方は、現在30代から40代以上になって仕事に家庭に忙しく過ごしていることでしょう。

青春時代に見た映画をもう一度見て、昔を懐かしんでみるという映画の楽しみ方もおすすめですよ。

1990年代公開の洋画1. タイタニック

• 身分違いの恋に悩みながらも未来に希望をもつ2人の姿と、その後で訪れる不幸が涙を誘う
• 船体や船内の装飾など、映像が豪華で美しい
• BGMや主題歌など、美しい音楽が気分を盛り上げてくれる

1912年に実際に起こったイギリスの豪華客船タイタニック号の沈没事故を土台として、労働者階級の青年ジャックと上流階級の令嬢ローズの恋愛を描いた洋画です。

ジャックはポーカーで買ってチケットを手に入れ、ローズは望まない結婚を強いられて乗船し、2人はタイタニック号の上で運命的な出会いを果たします。お互いへの思いを育てていく2人でしたが、ある夜、タイタニックは氷山に衝突してしまいます。

今も語り継がれるラブストーリの名作であり今でも人気の洋画で、青春の思い出としてこの映画を上げる方も多いでしょう。もう一度見たいという方も、話だけは聞いていたけれど見たことがなかったという方も、一度は見ておいて損はない映画です。

商品ステータス

• 監督：ジェームズ・キャメロン
• キャスト：レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
• ジャンル：恋愛
• 公開した年：1997年
• 上映時間：194分

1990年代公開の洋画2. アルマゲドン

• トラブル続きのストーリーでハラハラドキドキの連続
• 追い詰められた状況になり、それまで反目しあっていた家族や仲間たちが和解する展開が感動的
• ハリーの英雄的自己犠牲精神によって地球が救われる結末は何度見ても泣ける

小惑星が地球へ衝突するコースで飛来している事実が発覚します。小惑星の大きさはテキサス州と同じくらいの規模で、衝突すれば大災害とその後に訪れる氷河期で人類の絶滅は避けられません。

そこで呼び出されたのが石油掘削のプロフェッショナルたち。検討された対処法は、小惑星に降り立ち、内部で核爆弾を爆発させて軌道を変えるというものでした。

最後にはチームのリーダーであるハリーが自分を犠牲にして地球を救う感動のストーリー。泣けるSFアクションが見たい時におすすめの名作洋画です。

商品ステータス

• 監督：マイケル・ベイ
• キャスト：ブルース・ウィリス、ベン・アフレック
• ジャンル：SF・アクション
• 公開した年：1998年
• 上映時間：150分

1990年代公開の洋画3. 羊たちの沈黙

• 顔や手をアップで映すカットなど、セリフではなく登場人物の表情などから心情を表現しようという技法が恐怖感を煽る
• 紳士的な態度の裏に潜むレクター博士の知能の高さと異常性が怖い
• 一度見ただけでは味わい尽くせない深いメッセージ性やテーマをもっており、見るたびに新たな発見がある

続編の「ハンニバル」へと続くハンニバル・レクター博士シリーズ4部作の1作目。若い女性を狙った猟奇殺人事件が続発し、捜査に行き詰まったFBIは元精神科医で猟奇殺人犯である「人食い」レクター博士に協力を求めます。

レクターは当初は協力を拒みましたが、FBIの実習生クラリスが彼女自身のことを語ることと引き替えに協力をするようになります。ほとんどの人間には犯人の行動が意味不明でしたが、レクター博士は犯人の心理を解き明かして犯人につながる道筋をクラリスに示してみせます。

異常心理を扱う映画を見るなら外せない1本。緊迫感のあるストーリー展開が好きな方におすすめです。

商品ステータス

• 監督：ジョナサン・デミ
• キャスト：ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス
• ジャンル：サスペンス
• 公開した年：1991年
• 上映時間：118分

1990年代公開の洋画4. 交渉人

• 銃や腕力ではなく、言葉によって緊迫した戦いが繰り広げられる点に斬新さがある
• 誰が味方で誰が本当の敵なのかが分からないスリリングな展開
• 人と交渉をする時にはどういった点に注意すべきかを学べる

ダニー・ローマンはシカゴ警察に所属する熟練の交渉人。ある日、ダニーは罠にかけられて横領と殺人の疑いをかけられ、真犯人と目するニーバウムを人質にして立てこもりました。

ダニーは同じく熟練の交渉人であるセイビアンを交渉人として指名し、自分に着せられた濡れ衣を晴らそうとします。

通常、アクション映画というと銃や車などでの戦いがメインに描かれますが、この映画では言葉と論理が主な武器になります。知的好奇心を刺激されるアクションものが見たい時にどうぞ。

商品ステータス

• 監督：F・ゲイリー・グレイ
• キャスト：サミュエル・L・ジャクソン、ケビン・スペイシー
• ジャンル：アクション
• 公開した年：1998年
• 上映時間：139分

1990年代公開の洋画5. ホーム・アローン

• 8歳の少年とは思えない少年の創意工夫が面白い
• ケビンの罠にかかった泥棒たちのアクションがコミカルで笑える
• 周囲の人々や家族の大切さに少年ケビンが気づくラストにほっこりした気分になれる

たった1人家に取り残された少年ケビンが、家に入ってこようとする泥棒をあの手この手で追い払おうとするコメディ作品です。

家族と衝突したケビンはお仕置きとして屋根裏部屋に押し込められ、翌朝からの家族旅行に連れて行ってもらえませんでした。最初はうるさいことをいう家族がいなくなったことを喜んでいたケビンでしたが、家を狙う泥棒の姿に気づいて不安になってしまいます。でも、勇気を振り絞って泥棒たちに立ち向かうことを決意します。

少年ケビンが仕掛ける数々の罠と、それに引っかかった泥棒たちのアクションのコミカルさが最大の見どころです。日常のストレスを笑い飛ばしてしまえるような映画が見たい時にどうぞ。

商品ステータス

• 監督：クリス・コロンバス
• キャスト：マコーレー・カルキン
• ジャンル：コメディ
• 公開した年：1990年
• 上映時間：103分

1990年代公開の洋画6. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス

• ダース・ベイダーの幼い日の姿が描かれており、エピソード4から6を見ている人には感慨深い
• ライトセーバーを使った決闘シーンに迫力がある
• CG技術が発達しており、ボートレースや戦闘機での戦闘シーンがリアルに描かれている

洋画の名作中の名作であるスター・ウォーズ９部作の4作目ですが、時系列でいうと一番最初の時代の話です。

エピソード4からの主人公であるルーク・スカイウォーカーの父親であるアナキン・スカイウォーカーが、厳しい修業を経てジェダイの騎士としての才能を開花させていく過程を描いています。

CG技術を駆使したライトセーバーや戦闘機による戦闘シーンは迫力があって目が離せません。才能ある少年が自分の自由と将来をつかむために奮闘する話に興味がある方は、ぜひ一度手にとってみてください。

商品ステータス

• 監督：ジョージ・ルーカス
• キャスト：リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー
• ジャンル：SF
• 公開した年：1999年
• 上映時間：133分

1990年代公開の洋画7. ピアノ・レッスン

• ところどころで挿入されるピアノの旋律が美しく、音楽を聴いているだけで安らげる
• 言葉が話せない分、エイダが切々とピアノで心情を語る姿が美しい
• 抑圧された環境からの脱出を試みるエイダに共感ができる

スコットランドからニュージーランドにやってきた声を失った女性エイダと現地の男性ベインズとの恋愛を描く洋画です。

エイダにとって大切なものはピアノと娘フローラだけでしたが、夫となるはずのスチュワートは「重い」という理由でピアノを海辺に置き去りにしてしまいました。

エイダはベインズに頼んで浜辺のピアノのところに連れて行ってもらい、そこで何時間も一心不乱にピアノを弾きます。そんなエイダの姿にベインズは見とれてしまうのです。

ピアノが重要な役割を果たす映画であるだけに、音楽にはとても力が入れられています。恋愛模様が美しいピアノの旋律に彩られて描かれる映画に興味があるなら、ぜひ見てみてください。

商品ステータス

• 監督：ジェーン・カンピオン
• キャスト：ホリー・ハンター、ハーヴェイ・カイテル
• ジャンル：恋愛
• 公開した年：1993年
• 上映時間：121分

1990年代公開の洋画8. マルコムX

• 抑圧された黒人たちのエネルギーが、映像から肌で感じられるほど映像に迫力がある
• 最初は過激な言動が目立っていたマルコムXだったが、周囲の人との交流を通して融和的な姿勢に転換していく姿に共感できる
• 日本人には実感しにくい黒人への差別や黒人解放運動の苦難の歴史を洋画で学べる

キング牧師と並ぶ黒人解放運動のリーダー、マルコムXの生涯を描いた洋画です。頭がよく、弁護士になりたいという希望を抱いていた幼き日のマルコムXでしたが、教師から「黒人には無理だ」と言われてしまいます。

これが彼の最初の挫折であり、後の運動への原動力ともなる出来事でした。

活動の初期は白人を排斥するような主張をしていたマルコムXでしたが、周囲の人々やイスラム教との出会いを経て融和的な姿勢になっていきます。差別に立ち向かっていく偉人の生涯に関心のある方はぜひ押さえておいてください。

商品ステータス

• 監督：スパイク・リー
• キャスト：デンゼル・ワシントン、アンジェラ・バセット
• ジャンル：伝記ドラマ
• 公開した年：1992年
• 上映時間：202分

1990年代公開の洋画9. シンドラーのリスト

• ほぼ全編をモノクロにしたが、連行されていく少女など一部だけをカラーにしたことでその部分が印象的になっている
• 最初は金儲けしか頭になかった男が財産をなげうってでもユダヤ人を助けようとする姿が感動的
• 戦争の悲惨さが視覚的に迫ってきて教訓を得られる

ナチスによるユダヤ人の虐殺に心を痛めたドイツ人のシンドラーが密かにユダヤ人を救済する計画を進めるという、ホロコーストに関連する洋画のなかでも随一の知名度を誇る作品です。

シンドラーは自分の所有する工場をユダヤ人ごと移送するという名目で1200人のユダヤ人を虐殺から救うことにしました。

国という大きな力に立ち向かおうとするシンドラーの姿は、戦争の悲惨さと対比されていっそう感動的に映ります。戦争の悲惨さを訴える映画ならまずはこの作品を見てみてください。

商品ステータス

• 監督：スティーヴン・スピルバーグ
• キャスト：リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー
• ジャンル：戦争ドラマ
• 公開した年：1993年
• 上映時間：195分

1990年代公開の洋画10. メン・イン・ブラック

• エイリアンものであるが全編がコメディタッチで笑って見られる
• 特殊造型とCGを組み合わせたエイリアンがグロテスクながらリアル
• 「J」役のウィル・スミスが高い運動能力と明るいキャラクターを活かして見事に役にハマっている

「メン・イン・ブラック」とはアメリカで語られる都市伝説で、UFOや宇宙人を目撃したり遭遇したりした人に体験したことを口外しないように圧力をかけるという黒づくめの男たちのことです。

この映画は「メン・イン・ブラック」を地球に来たエイリアンを管理・監視する組織ととらえ、そのエージェント2人を主人公にして、犯罪を犯した宇宙人を取り締まるなどの活動を描きます。

エイリアンというとSFホラーの感覚が強いかもしれませんが、この作品はコメディとアクションが主な要素です。コメディタッチで宇宙人と戦うストーリーが見たい時におすすめです。

商品ステータス

• 監督：バリー・ソネンフェルド
• キャスト：トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス
• ジャンル：SF・コメディ
• 公開した年：1997年
• 上映時間：98分

「1980年代」に公開されたおすすめ洋画10選

1980年代も多くの名作といわれる洋画が作られた時代です。往年の名作を見てみたいという若い方はもちろん、年配の方にとっては若い頃の思い出の作品にあたるものも多数あるはず。

ぜひ、当時に思いを馳せて洋画鑑賞を楽しんでください。

1980年代公開の洋画1. トップガン

• 人気俳優トム・クルーズをスターの座に押し上げたド迫力の航空アクションがかっこいい
• トラウマの克服と天才パイロットとして復活する展開にテンションが上がる
• 映画とともに作られた大ヒット曲が作中が使われていて雰囲気が高まる

「トップガン 」とはアメリカ海軍の上位1パーセントのエリート戦闘機パイロットを養成するための学校を指す言葉で、この映画は戦闘機パイロットたちの青春と成長を描いた航空アクション映画です。

マーベリックはパイロットとしての評価も高く、また教官であるチャーリーとの恋愛も順調に進展していましたが、ある時、事故により飛行機に乗ることに恐怖を感じるようになってしまいます。

青春の成長ストーリーが見たい時には真っ先に候補に挙がる名作洋画です。

商品ステータス

• 監督：トニー・スコット
• キャスト：トム・クルーズ、ケリー・マクギリス
• ジャンル：アクション
• 公開した年：1986年
• 上映時間：110分

1980年代公開の洋画2. Ｅ.Ｔ

• 一見するとやや不気味にも見えるE.T.だが、実は友好的で少年とのやりとりが微笑ましい
• E.T.との交流を通して少年の成長が見られ爽やかな気分になれる
• 特撮技術を活用しており、CGが主流になっている今の映画とは違った味わいがある

異星人と人間の男の子の友情を描くSFの名作です。異星人たちが調査のために地球に降り立ちましたが、地球人の接近に気づいて慌ててUFOに乗って飛び立ちます。

しかし、一人のE.T.が収容されずに取り残されてしまったのです。そんなE.T.を人間の少年エリオットが保護したところから、種族も姿も生まれた星も違う二人の交流が始まります。

離れていても心はいつも一緒。そんなふうに心から思える友達との出会いを通じて少年が成長していく心温まるストーリーに関心がある方はぜひ一度見てみてください。

商品ステータス

• 監督：スティーヴン・スピルバーグ
• キャスト：ヘンリー・トーマス、ドリュー・バリモア
• ジャンル：SF
• 公開した年：1982年
• 上映時間：115分

1980年代公開の洋画3. ゴーストバスターズ

• 緊迫感のあるシーンとコメディタッチのシーンの落差が大きく笑えるポイントではきっちり笑える
• 特撮技術を駆使した幽霊の表現が見どころ
• シリーズ第1作目を見ておくことで、最新作をより楽しめるようになる

「ゴーストバスターズ」とは、「幽霊退治人」という意味。その通り、ピーターとレイモンド、イゴンの3人は大学を追い出されたことをきっかけにして幽霊退治の事業を開始します。

依頼を成功させるにしたがって有名になり、仕事は軌道に乗りましたがトラブルにより逮捕されてしまいます。

見どころは特撮を活用した幽霊の表現。近年、リブートとして新作が発表されており、おさらいの意味でも第1作をみておくと最新作をより深く楽しめるでしょう。

商品ステータス

• 監督：アイヴァン・ライトマン
• キャスト：ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド
• ジャンル：SF・コメディ
• 公開した年：1984年
• 上映時間：105分

1980年代公開の洋画4. アマデウス

• 偉大すぎる天才を目の当たりにした時の絶望感が胸に迫ってくる
• 歴史に名を残す偉大な音楽家でも生活は苦しかったなど、当時の社会のことが興味深く描かれている
• モーツァルトの曲が作曲された背景などが学べる

アマデウスとは有名な作曲モーツァルトのことですが、この映画の主人公は、彼と同時代に生き、偉大な天才の陰で苦悩したアントニオ・サリエリという別の作曲家です。

この映画が描くのは、モーツァルトが書いた曲の美しさと普段の振る舞いの下品さとの落差を見たサリエリの驚きと絶望です。やがて彼は、神が自分ではなく品性下劣なモーツァルトに美しい音楽を作る才能を与えたことに失望し、嫉妬し、そして神への復讐を誓います。

天才と自分を比べたときの失望や絶望、苦悩を描いた作品を観たい方はぜひ購入してみて。

商品ステータス

• 監督：ミロス・フォアマン
• キャスト：F・マーリー・エイブラハム、トム・ハルス
• ジャンル：ヒューマンドラマ
• 公開した年：1984年
• 上映時間：158分

1980年代公開の洋画5. 評決

• 一度は挫折しながらも、自分が何になりたかったかを思い出すことで爽やかな気分になれる
• 大きな権力をもつ病院側は主人公たちに圧力をかけてくるが、それに立ち向かう姿がかっこいい
• 市民感覚を司法に反映させるという陪審制度（日本では裁判員制度）のメリットを納得できる

主人公ギャルビンは落ちぶれた弁護士。先輩弁護士の紹介で受けた依頼は、出産のために入院した妊婦が医師のミスによって植物状態になってしまった事件でした。

大事にしたくない病院側が示談に応じてくるのは目に見えてしましたが、なんの落ち度もなく人生を奪われてしまった主婦を見ているうち、ギャルビンの心に忘れていた熱いものがよみがえってきます。

「十二人の怒れる男」でメガホンを執ったシドニー・ルメット監督が、同じく法廷ドラマをテーマとした作品です。一度折れてしまった男が再び正義に目覚める、そんなストーリーに興味があればぜひ見てみてください。

商品ステータス

• 監督：シドニー・ルメット
• キャスト：ポール・ニューマン、シャーロット・ランプリング
• ジャンル：法廷ドラマ
• 公開した年：1982年
• 上映時間：129分

1980年代公開の洋画6. 13日の金曜日

• 犠牲者たちが襲われる時の表情や悲鳴などが見る人の恐怖を煽る
• 暗闇から殺人鬼が襲ってくることが見ているうちに分かってくるため画面のあちらこちらにある暗闇が怖い
• カメラワークや音響効果が恐怖心をあおる正統派ホラー作品を見たい時にぴったりです

しばらく閉鎖されていたクリスタルレイクのキャンプ場が再開される見通しになり、指導員になる若者たちが集まってきましたが、彼らは次々と姿を消していきます。

人里離れた美しい湖のほとりで行われる悲劇のなかで、当地でかつて起こった残酷な過去が明らかになっていきます。

もっとも人気のある定番ホラー映画の一つです。映像と音声で見る人を徹底的に脅かす手法は、今見ても全く色あせることがなく、ホラー映画を見たい時には外せない1本です。

商品ステータス

• 監督：ショーン・S・カニンガム
• キャスト：アリ・レーマン、ベッツィ・パーマー
• ジャンル：サスペンス・ホラー
• 公開した年：1980年
• 上映時間：95分

1980年代公開の洋画7. レインマン

• 自分の身の回りのことも満足にできない兄と強欲な弟が、徐々に本当の家族になっていく過程が感動的
• 自閉症という難しい役柄を演じたダスティン・ホフマンの好演が見られる
• 驚異的な記憶力や計算力をもつレイモンドの能力に知的好奇心を刺激される

チャーリーは高級自動車のディーラーをしているが経営状態はあまりおもわしくありませんでした。そこへ長い間連絡をとっていなかった父親の訃報が届きます。遺産目当てで帰郷したところ、遺産は自閉症の兄レイモンドに相続されることを知ります。

遺産を手にするためにレイモンドを誘拐同然で連れ出したチャーリーでしたが、道中で単なる欲得ずくではなく、肉親への愛情に目覚めていきます。

障害を持つ家族との心暖まるストーリーに興味がある方におすすめの洋画です。

商品ステータス

• 監督：バリー・レヴィンソン
• キャスト：ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ
• ジャンル：ヒューマンドラマ
• 公開した年：1988年
• 上映時間：134分

1980年代公開の洋画8. フルメタル・ジャケット

• 訓練生たちの教導役であるハートマン軍曹の罵詈雑言が見物
• 訓練生たちが過酷な訓練のなかで良くも悪くも兵士になっていくところから戦争や軍隊の異常さを実感できる
• 燃えさかる街の中を銃を抱えた兵士たちがミッキーマウスマーチを斉唱しながら行進するなど、戦争の残虐性と異常性が視覚的に伝わってくる

映画はベトナム戦争に志願した若者たちが丸刈りにされるところから始まります。海兵隊訓練キャンプで鬼軍曹から罵声を浴びせられながら過酷な訓練を受け、非人間的な扱いを受けながら訓練過程を終えた兵士たちは、泥沼のベトナムへ送られていきます。

スタンリー・キューブリックがベトナム戦争を題材にした洋画で、戦争映画としてはもっとも有名なものの一つです。名物である鬼軍曹役のリー・アーメイの悪口雑言を目当てに見てみるのもおすすめ。

商品ステータス

• 監督：スタンリー・キューブリック
• キャスト：マシュー・モディーン、R・リー・アーメイ
• ジャンル：アクション
• 公開した年：1987年
• 上映時間：116分

1980年代公開の洋画9. ブレードランナー

• レプリカントたちは人間と区別がつかないほど人間くさく、自由を求めており「人間とは何か？」を自分に問いかけるきっかけになる
• 雑然とした東洋風の町並みやライティングなど全編に退廃的な印象が漂い、静かに期待が高まっていく
• 原作小説とは設定などで異なっている点があり、両方を見てみるとより理解が深まり、楽しめる

有名なSF小説の一つである「アンドロイドは電気羊の夢を見るか？」を原作とした洋画です。

2019年11月、レプリカントと呼ばれる優れた知性と身体能力をもつ人造人間が反乱を起こしました。ブレードランナーであるリック・デッカードは、殺人を犯したレプリカントを捕獲・破壊するため、地球に潜伏した4体の男女のレプリカントを追うことになりますが、レプリカントたちはいずれも人間くさく、ほとんど人間と見分けがつきません。

SFアクションの傑作映画として有名であり、原作小説のファンならずとも押さえておきたい作品です。「人間とはなにか？」を問い直すようなテーマの作品が見たい時にどうぞ。

商品ステータス

• 監督：リドリー・スコット
• キャスト：ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー
• ジャンル：SF・アクション
• 公開した年：1982年
• 上映時間：116分

1980年代公開の洋画10. エレファント・マン

• 周囲の人に支えられて勉強をし、人との交流ができるようになっていくジョンの姿は、人は変われるのだという希望を抱かせてくれる
• ジョンに対する周囲の人々の思いやりに温かな気持ちになれる
• 社会的に弱い立場にいる人間への思いやりを身につけられる教育的な効果もある

外科医フレデリックは、ある日、見世物小屋で見世物として立たされていたジョンという青年に興味をもち、持ち主と交渉してジョンを引き取りました。

ジョンは病気による奇形のために醜悪な外見をしており、言葉は不明瞭で、杖がなければ歩行もままならないほどでした。当初は知能も発達していないと思われましたが、触れ合いを重ねるうちに向学心が発達するなど、徐々に人間らしい交流が盛んになっていくのでした。

人を人として尊重することの大切さ、人は成長できるということを説くヒューマンドラマです。幸せな気持ちになれる映画を見たい時に選びたい作品です。

商品ステータス

• 監督：デヴィッド・リンチ
• キャスト：ジョン・ハート、アンソニー・ホプキンス
• ジャンル：ヒューマンドラマ
• 公開した年：1980年
• 上映時間：124分

「1970年代」に公開されたおすすめ洋画10選

1970年代というと、今から40年、あるいは50年近く前の作品になります。しかし、スターウォーズシリーズなど、今見ても新鮮な感覚で見られる多くの名作を生み出した時代です。

昔の名作を観てみたい映画好きな人は1970年代の映画をぜひチェックしてみてくださいね。

1970年代公開の洋画1. スーパーマン

• 宿敵レックス・ルーサーなど、類似作品を見るならぜひ押さえておきたいシリーズの情報が得られる
• 「スーパーマンのテーマ」など今に受け継がれる音楽が気分を盛り上げてくれる
• 純粋な善と悪との戦いとして描かれており、見終わった後の気分が爽快になる

クラーク・ケントは滅びた惑星クリプトンの遺児であり、超人的な力をもっていました。新聞記者をしながらスーパーマンとして正義のために戦う彼がいずれ邪魔になるとみて、天才犯罪者を自認するレックス・ルーサーはスーパーマンを排除しようとします。

誰もが知るアメリカンコミックス「スーパーマン」の映画第1作です。続編や、バットマンとの対決を描く作品など、全てのシリーズの原点というべきもので、ヒーローものの映画が好きな方なら一度は見ておきたい作品です。

商品ステータス

• 監督：リチャード・ドナー
• キャスト：クリストファー・リーヴ、ジーン・ハックマン
• ジャンル：SF・アクション
• 公開した年：1978年
• 上映時間：144分

1970年代公開の洋画2. ロッキー

• チャンピオンに勝つよりも自分自身に勝つことを目的とするストーリーが晴れ晴れとした気分になれる
• 試合シーンは番狂わせも交えつつ迫力があり、どちらが勝つのかとハラハラできる
• 思わず走り出したくなる有名な「ロッキーのテーマ」をはじめ、名曲が映画への没入感を深めてくれる

落ちぶれたボクサー、ロッキーはボクサーとしての収入だけでは暮らしていけず、高利貸しの取り立て人をやって生活していました。

そこへ、チャンピオンとの試合というまたとないチャンスが訪れます。勝てない試合であることは分かっていながらも、もし最終ラウンドまで立っていられたら、自分がただのゴロツキではないことを証明できる、ロッキーはそう恋人エイドリアンに語るのでした。

自己実現という言葉がまさにふさわしい名作洋画です。「人に勝つよりも自分で決めた目標を達成することのほうが大切だ」、そんなストーリーが見たい時にうってつけの1本です。

商品ステータス

• 監督：ジョン・G・アヴィルドセン
• キャスト：シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア
• ジャンル：アクション・恋愛
• 公開した年：1976年
• 上映時間：119分

画像がアウトなので画像は入れない。1970年代公開の洋画3. エマニエル夫人

• 官能的でありながらも芸術的でロマンティックなエロスが女性に人気
• 抑圧されていた女性が本当の自分に目覚めていく過程が共感を呼ぶ
• フランス映画の技法で作られながらも舞台がバンコクであることでエキゾチックな魅力がある

バンコクで外交官の夫とともに暮らす女性エマニエルは、物質面では満たされた生活を送りながらも、どこか物足りなさを感じていました。

ある日、エマニエルは「性の儀式」を知人を通じて紹介され、受け入れることになります。はじめのうちは戸惑いながらも、彼女は次第に自分自身でも気づいていなかった欲望を自覚し、開花させていくようになります。

エマニエル夫人はポルノをテーマとしていながらも女性からの評価が特に高い点に特徴があります。日々のマンネリにうんざりしている女性におすすめの映画です。

商品ステータス

• 監督：ジュスト・ジャカン
• キャスト：シルヴィア・クリステル
• ジャンル：恋愛
• 公開した年：1974年
• 上映時間：91分

1970年代公開の洋画4. 地獄の黙示録

• 戦争映画でありながら随所に美しい映像が挿入され、それがいっそう戦争の狂気を際立たせている
• ドアーズの「ジ・エンド」やワーグナーの「ワルキューレの騎行」など、優れた音楽が演出として気分を盛り上げてくれる
• カーツ大佐がアメリカ軍を裏切るきっかけになったエピソードを通して戦争の非人間性が実感できる

ベトナム戦争のまっただ中。アメリカ陸軍に所属するウィラード大尉は、元グリーンベレー隊長であり、いまやカンボジアの奥地で自分の王国を築いていたカーツ大佐の暗殺という危険なミッションを下されます。

カーツ大佐がなぜ軍に背いたのかを疑問に思いながらジャングルを進んでいくにつれ、チームはベトナム戦争の異常さと狂気を目の当たりにすることになります。

戦争映画の金字塔ともいえる作品であり、戦争の狂気を語る上では欠かせない1作です。

商品ステータス

• 監督：フランシス・フォード・コッポラ
• キャスト：マーロン・ブランド、ロバート・デュヴァル
• ジャンル：アクション
• 公開した年：1979年
• 上映時間：153分

1970年代公開の洋画5. ジーザス・クライスト・スーパースター

• イエスとユダがお互いを思いながらもすれ違ってしまう展開が切なく共感を呼ぶ
• 舞台版とは全く違う構想で作成されており、舞台版を見た人でも新鮮な気分で楽しめる
• キリストが死刑に処せられる過程が現代人にも分かりやすいストーリーで描かれる

イスカリオテのユダは、敬愛するイエスが民衆の間での評判を高めすぎていることに、いつか悪いことが起こるのではないかと心配していました。そして、実際にユダヤ教の長老たちは大衆の支持が厚いイエスを脅威に感じ始めていました。

イエスとその周囲の人々の言動に現代的な解釈を加えてイエス・キリストの苦悩と最期、周囲の人々との交流を描いたロック・ミュージカルの映画版です。キリスト教やイエス・キリストの最期に関心のある方、ミュージカル好きの方におすすめしたい作品です。

商品ステータス

• 監督：ノーマン・ジュイソン
• キャスト：テッド・ニーリー、カール・アンダーソン
• ジャンル：ミュージカル
• 公開した年：1973年
• 上映時間：106分

1970年代公開の洋画6. モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル

• キレのいいブリティッシュジョークの連発で笑える
• コメディ部分以外の時代考証がきっちりしており、当時の暮らしなどについて勉強になる
• モンティ・パイソンの作品のなかでは笑いが分かりやすく、入門用に最適

イギリスの有名なコメディグループであるモンティ・パイソンが、「アーサー王物語」をベースとしたコメディ作品です。原作どおりアーサー王が聖杯を取りに行くという内容ですが、低予算かつコメディであるため悪ふざけやチープな演出などが目立ちます。

しかし、メンバーの一人が中世の歴史学の研究家であるため、アーサー王伝説を扱った映画のなかではもっとも時代考証が正しいと評されています。

イギリスらしいブラックユーモアを交えたアーサー王伝説を見てみたいと思ったなら、一度手にとってみてください。

商品ステータス

• 監督：テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ
• キャスト：グレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ
• ジャンル：コメディ
• 公開した年：1975年
• 上映時間：92分

1970年代公開の洋画7. ゴッド・ファーザー

• 誰が敵で誰が味方か分からないハラハラドキドキの連続で目が離せない
• ライトを駆使して人物に濃い陰影を作るなど映像が印象的で目を引かれる
• 登場人物たちの心情を語るようなもの悲しい音楽が気分を盛り上げる

マイケルはマフィアとは関わりのない人生を送ろうと考えていましたが、父親であるドン・コルレオーネが襲撃されたことを受けて復讐を決意します。それは裏切りと報復の応酬の始まりでした。

イタリア系アメリカ人のマフィア一家をめぐる抗争を描いた名作洋画であり、シリーズ3部作の1作目。有名な「ゴッドファーザー 愛のテーマ」をはじめとする名曲が悲哀に満ちた物語を盛り上げます。

抗争のなかで輝く家族愛を目の当たりにしたければ手にとってみてください。

商品ステータス

• 監督：フランシス・フォード・コッポラ
• キャスト：マーロン・ブランド、アル・パチーノ
• ジャンル：ヒューマンドラマ
• 公開した年：1972年
• 上映時間：177分

1970年代公開の洋画8. 戦争のはらわた

• 名誉欲から、あるいは戦友への思いから他人を陥れる戦争の狂気をまざまざと見せつけられる
• CG技術が発達していなかったため、戦闘シーンをはじめとして生の迫力がある
• 戦争映画を評価する基準の一つとされており、いろいろな戦争映画を見る素養が得られる

1943年、独ソ戦が泥沼の様相を呈していた前線を舞台として、最高の栄誉と言われた「鉄十字章」をめぐった名誉欲と戦争の狂気を描いています。ブラント大佐の率いる連隊のなかで、シュタイナー伍長は連隊随一の戦闘巧者として知られていました。

そこへ人一倍強い名誉欲をもち、安定したフランスではなく鉄十字章を受け取れる可能性のある前線の勤務を志願したシュトランスキー大尉が赴任してきます。シュタイナー伍長の率いる部隊は、シュトランスキー大佐の名誉欲のために過酷な戦闘の最前線に置き去りにされてしまいます。

戦争という極限状況における人間の名誉欲を赤裸々に描いた作品であり、戦争映画を語る上では欠かせない1本です。

商品ステータス

• 監督：サム・ペキンパー
• キャスト：ジェームズ・コバーン、マクシミリアン・シェル
• ジャンル：アクション
• 公開した年：1977年
• 上映時間：133分

1970年代公開の洋画9. エクソシスト

• ホラー映画の王道の展開や演出が多数盛り込まれ、怖い物が見たい時にぴったり
• 十字架や聖水などのキリスト教に関連する小道具がおどろおどろしい雰囲気を盛り上げる
• バージョンによって有名な「スパイダー・ウォーク（ブリッジの状態で階段を降りる）」が見られる

「エクソシスト」とは、キリスト教でいうところの「悪魔払いの祈祷師」を指します。女優のクリス・マクニールは一人娘のリーガンと一緒に暮らしていました。

ある時、クリスは娘の様子がおかしいことに気がつきました。乱暴な言葉や卑猥な言葉を叫ぶ、人相が悪くなるなどの症状は日を追うにつれて悪化し、医者にも見放されてしまいます。クリスは娘が悪魔に取り憑かれたと考え、カラス神父に悪魔払いを依頼します。

まさにホラー映画らしいホラー映画といえる作品で、血も凍るような恐怖体験がしたい時に選んでください。

商品ステータス

• 監督：ウィリアム・フリードキン
• キャスト：リンダ・ブレア、エレン・バースティン
• ジャンル：ホラー
• 公開した年：1973年
• 上映時間：122分

1970年代公開の洋画10. カッコーの巣の上で

• 自由を求める心、自分の尊厳を保とうとする心の尊さが痛感できる
• ストーリーが緻密に練り込まれており、なにげないシーンが後々の伏線になっていることもあり、伏線回収を目にして爽快な気分になれる
• それまでは病院の言いなりになっていた患者たちがマーフィーに触発されて一緒に自由を求めるようになるストーリーが感動的

舞台は1960年代の精神病院。マーフィーは刑務所への収監を逃れるために精神異常を装って入院します。病院は強権的な婦長を中心として患者を管理・統制しようとしましたが、マーフィーは周囲の患者の賛同を得ながら反抗、自由を手に入れようとします。

体制に抵抗するマーフィーの姿勢を通して人間の尊厳の重要性を説いています。「自由とはなにか」「なぜ自由が大切なのか」という重いテーマの作品を選びたい時にはぜひ候補にいれていただきたい洋画です。

商品ステータス

• 監督：ミロス・フォアマン
• キャスト：ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー
• ジャンル：ヒューマンドラマ
• 公開した年：1975年
• 上映時間：133分

自分史上最高の洋画と出会いましょう。

洋画は、それこそ無数の作品が発表されており、面白い作品、自分に合う作品を見つけることはなかなか難しいですよね。ここでは、年代別に様々なジャンル、様々な作風の洋画を紹介してきました。

自分の好みの傾向から作品を絞り込んでいけば、必ず自分にぴったりの好みの作品に出会えるはず。

お気に入りの洋画を見つけて、休日を有意義に過ごしてみてくださいね。

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