【最新】ヘッドホンアンプおすすめ18選。高音質が叶う人気メーカーとは
そもそも「ヘッドホンアンプ」とは?
ヘッドホンアンプとは、ヘッドホンで音を鳴らすための専用アンプです。ヘッドホンアンプを使うメリットは、より高音質でヘッドホンを鳴らすことができる点。
スピーカーを鳴らすための通常アンプやCDプレーヤー、携帯音楽プレーヤーにヘッドホンを挿してももちろん音を出すことはできますが、より高音質でヘッドホンの音を楽しみたい人はヘッドホンアンプを使うのがおすすめですよ。
「ヘッドホンアンプ」と「DAC」の違いについて
ヘッドホンアンプは、入力されてきた微弱な信号を、ヘッドホンを駆動できるレベルにまで増幅(アンプリファイアー)して、人間が聴けるようにするための機器です。
そしてDACは、パソコンやCDプレーヤーなどから入力されてきたデジタル信号をアナログ信号に変換する機器。
ヘッドホンアンプがDACの機能を内蔵していたり、逆にDACがヘッドホンアンプとしての役割を果たしていたりする場合もありますが、本来は別々の製品です。
具体的なメリットは?ヘッドホンアンプが必要な理由
ポータブルプレーヤーなどのヘッドホン端子につなぐだけではヘッドホンの本来の能力が充分に発揮されない場合があります。例えば、プレーヤーに内蔵されているアンプでは出力が足りず、特に低音が痩せてしまうという場合が多くあります。
ヘッドホンアンプを使用すると、プレーヤーのヘッドホン端子につないだときは分からなかったような音が鳴っていることに気づくということもあります。ヘッドホンの能力を最大限に発揮したければヘッドホンアンプを使うべきなのです。
ヘッドホンアンプは、大きく2種類に分けられる
ヘッドホンアンプは、その使い方によって、大きく2種類に分けられます。一つはポータブル型、もう人つは据え置き型です。
それぞれの特徴やメリットを解説していきますので、自分の使い方にはどちらの種類が合っているかを考えてみてくださいね。
種類① 「ポータブル型」
ポータブル型のヘッドホンアンプは、外出先でスマートフォンや携帯音楽プレーヤーと一緒に使えるように、充電池を内蔵していたり、乾電池で動かせるようになっていたりします。
大きさも手のひらサイズのものが多く、スマートフォンなどとセットにして、文字通り持ち運んで使えるようになっています。
出先でも高音質でお気に入りの音楽を楽しみたいという方におすすめのタイプです。
種類② 「据え置き型」
据え置き型のヘッドホンアンプは、家で腰を据えて音楽鑑賞をする時に使うヘッドホンアンプです。
電源はAC電源やパソコンなどのUSB端子から供給されます。サイズが大きく、重量も重く、また充電池など外出先で使える仕組みにはなっていないことが多く、持ち運びにはあまり適していません。
筐体が大きくなった分、様々な接続端子を備えており、スマートフォンやパソコンだけでなく、様々な機器と接続して使いたい方は据え置き型を選ぶといいでしょう。
ヘッドホンアンプの選び方|何を基準に選ぶのが正解?
ここからはヘッドホンアンプを選ぶ際に、どういった点に注目するべきか、選び方を解説していきます。自分の使い方に当てはめながら必要な機能と不要な機能を選別していけば、自分にぴったり合う商品を選びやすくなるはずです。
選び方1. 電源タイプを確認して選ぶ
ヘッドホンアンプは電源がなければ動きません。ヘッドホンアンプを選ぶときは、まずどの電源タイプの製品を買うべきかを考えましょう。
家のなかだけでヘッドホンで音楽鑑賞をするのか、それとも出先で音楽を楽しみたいのか。
外に持ち出して使うなら、こまめに充電して使うのか、それとも電池を交換して使うのかなど、ヘッドホンアンプを生活スタイルのなかにどのように組み込むのかによって、購入するべきヘッドホンアンプの種類が決まります。
電源タイプ① AC対応のアンプ
コンセントから電源を取るタイプのヘッドホンアンプは、多くが据え置き型であって大型の筐体をもち、強力で安定した電源供給を受けられることから、高性能で多機能なモデルが多くなっています。
外に持ち出して使うことがなく、ホームオーディオシステムの一つとして組み込んで、パソコンやCDプレーヤー、ゲーム機など様々な機器と接続してヘッドホンを高音質で鳴らす使い方をする方はAC対応のアンプを選ぶといいでしょう。
電源タイプ② USB対応のアンプ
パソコンなどのUSB端子から電源供給を受けて動作するタイプのヘッドホンアンプです。常にUSBから電源供給を受ける据え置きタイプのものと、バッテリーを内蔵しているポータブルタイプのものがあります。
ケーブルを1本つなげば音声信号と電源供給の両方をカバーできる点が魅力です。主にパソコンやスマートフォンなどを音源として使う方にはUSBタイプのヘッドホンアンプが適しているでしょう。
電源タイプ③ 乾電池タイプのアンプ
ポータブル型の場合、使用中に電池が切れてしまったとしてもコンビニなどで電池を調達するという使い方ができる点もメリットです。また、乾電池式のヘッドホンアンプのなかには構造がシルプルな分、筐体がコンパクトになっているものもあります。
こまめに充電して使うよりも電池を使い切ったら交換して使いたい人や、手軽に持ち運べるポータブルアンプがほしい人におすすめのタイプです。
選び方2. ハイレゾ音源対応かで選ぶ
ヘッドホンアンプのなかには、ハイレゾ音源の再生に対応しているパソコンや携帯音楽プレーヤー、スマートフォンなどとデジタル接続することで、ハイレゾ品質でヘッドホンを駆動できるものもあります。
ハイレゾ音源を本来の音質で楽しむためには、音源の他にハイレゾに対応するヘッドホンなども必要です。
そうした環境が整っている、あるいは追加する可能性がある方は、将来のシステムアップを見越してハイレゾ対応のヘッドホンアンプを購入しておくといいでしょう。
選び方3. 接続端子の種類を確認して選ぶ
より高音質で音楽を聴きたい時は、バランス接続に対応しているヘッドホンアンプを購入するといいでしょう。多くのポータブル型ヘッドホンアンプは3.5mmのヘッドホン出力を備えていますが、高級機の場合は高音質のバランス出力用の端子がついている場合もあります。
入力端子は多くの場合、スマートフォンやパソコンと接続するUSB端子を備え、機種によっては3.5mmのアナログ入力端子がある場合もあるでしょう。
据え置き機の場合、ヘッドホン端子に標準プラグという大型の端子を採用している場合があります。入力端子も光デジタルやXLR端子などを備えている場合があり、様々な機器と接続する人は、こうした各種端子を備えた機種を購入するといいでしょう。
【種類別】ヘッドホンアンプのおすすめモデル18選
ここからは、ヘッドホンアンプのおすすめ商品を紹介します。ポータブル型と据え置き型の人気モデルを紹介しますから、自分の用途に合ったグループから求める条件を満たした商品を探してみてくださいね。
【ポータブルタイプ】おすすめヘッドホンアンプ10選
ポータブル型のヘッドホンアンプは充電池を内蔵していたり、乾電池で駆動できるようになっていたりして、外部電源がいらなくなっている設計のものが多くなっています。
電車での移動中や人との待ち合わせの空き時間など、外出先で聴く音楽をもっと高音質で楽しみたいという方はポータブル型のヘッドホンアンプを選ぶようにしましょう。
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商品名 | SONY PHA-3 |
オンキヨー DAC-HA200 |
オーディオテクニカ AT-PHA10 |
価格の 目安 |
67,500円 | 29,800円 | ー |
Amazon | Amazonで詳細を見る | Amazonで詳細を見る | ー |
楽天 | 楽天市場で詳細を見る | 楽天市場で詳細を見る | 楽天市場で詳細を見る |
ポイント | 最大で約28時間のバッテリー駆動ができ、満充電しておけば外出先でもバッテリー切れの心配がない | 日本メーカーの高品位なICチップを使用し、高音質を実現 | 単4形アルカリ電池1本で約50時間駆動と長く駆動させられる |
ポータブル型アンプ1. SONY PHA-3
- バランス接続に対応しており、対応のヘッドホンを使うとさらに高音質で音楽を楽しめる
- パソコンやウォークマンに加え、付属のケーブルを使えばiPhoneでもハイレゾ再生が可能
- 最大で約28時間のバッテリー駆動ができ、満充電しておけば外出先でもバッテリー切れの心配がない
ヘッドホンやイヤホンなどを多く製造・販売する業界大手SONYのヘッドホンアンプです。左右の信号が干渉し合わないことで高音質化を計るバランス接続に対応しており、対応するヘッドホンを使うとよりクリアな音質が楽しめます。
また、パソコンだけではなく、付属のケーブルを使えばiPhoneやiPod touchでもハイレゾ音源の再生ができる点が嬉しいところ。
外出先で気軽に音楽を楽しみたい人にも、自宅でバランス接続対応のヘッドホンを使って高音質で音楽鑑賞したい人にもおすすめできる実力派モデルです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 重量:約300g
- 電源タイプ:USB
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:SONY
ポータブル型アンプ2. オンキヨー DAC-HA200
- iOS機器用のハイレゾ音源再生アプリを無料で使える
- 日本メーカーの高品位なICチップを使用し、高音質を実現
- 光デジタル入力を備え、作曲用の録音機材などを接続して自分で演奏したものを高音質で聴くこともできる
日本の老舗オーディオメーカーであるオンキヨーから販売されているヘッドホンアンプです。
iPhoneなどのiOS機器でハイレゾ音源を再生させるためには「HF Player」というアプリのHD Playerパックが必要ですが、このアンプを使用する際は無料で利用できますよ。パソコンだけでなく、iPhoneやiPod touchと接続してもハイレゾ音源の再生ができるのは嬉しいですよね。
iPhoneなどでハイレゾ音源を再生したい方は、このアンプを使えば別にアプリを購入する必要もありませんので特におすすめです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 重量:210g
- 電源タイプ:USB
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:オンキヨー
ポータブル型アンプ3. オーディオテクニカ AT-PHA10
- 手のひらサイズで荷物のなかに入れてもほとんど邪魔にならない
- 単4形アルカリ電池1本で約50時間駆動と長く駆動させられる
- ミュート機能で外音の取り込みも可能、周囲の車や自転車などの危険にも気づける
レコードプレーヤーのカートリッジをはじめとするオーディオアクセサリーを多く手がけるオーディオテクニカが販売するヘッドホンアンプです。
乾電池式のシンプルな構造で、重さはわずか20g弱。しかし、ボリュームコントローラーや外音を取り込んで周囲の危険を察知できるミュート機能など、必要な機能はしっかり備えた機能的な商品です。
スマートフォンなどのイヤホン出力では少し物足りないけれど、あまり大きくて重いヘッドホンアンプは持ち歩きたくないという方におすすめです。
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- 重量:約19g
- 電源タイプ:乾電池
- ハイレゾ対応:×
- メーカー:オーディオテクニカ
ポータブル型アンプ4. TEAC HA-P50SE
- 高出力のパワーアンプを搭載し、駆動に大きな力が必要なヘッドホンも余裕をもって鳴らしきれる
- アルミ押出材を筐体に使用し、頑丈かつ軽くなっている
- 専用キャリングケースが付属し、iPhoneと重ねたまま安全に持ち運べる
TEAC(ティアック)はオーディオ機器の他、TASCAMブランドでの音響機器なども多く手がけているメーカーです。
上位機種に採用されている高品位なパーツを使用し、鳴らすために大きな駆動力を必要とする海外製のヘッドホンなども充分な音量で鳴らしきれます。
iPhoneと重ねて収納できるキャリングケースと固定バンドが付属しており、移動中に音楽を聴きながら安全に持ち運べますよ。筐体にはアルミ押出材を使用しており、堅牢性と軽さを両立させた機材がほしい方にぴったりなヘッドホンアンプです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 重量:210g
- 電源タイプ:USB
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:TEAC
ポータブル型アンプ5. VOX amPlug2 AC30
- 自分の演奏をヘッドホンで聴けて練習中に周囲の迷惑になりにくい
- 外部入力端子を備え、既存の曲に合わせて練習ができる
- コンパクトなため、ギターケースのポケットなどに入れておけば空き時間などにいつでも練習できる
ギターエフェクターなど楽器アクセサリーを中心に販売しているVOX社のギター専用ヘッドホンアンプです。
使い方はとても簡単で、エレキギターのシールドケーブルを挿しこむジャック部分にプラグをつなぐだけ。手軽に自分の演奏がヘッドホンから充分な音量で出力されます。外部入力端子も備えており、スマートフォンなどに入っている曲を聴きながらの練習も可能です。
また、ディレイなどのエフェクト効果もかけられ、ギターアンプで音を出すのと同じ感覚でギターの練習ができますよ。ギターケースのポケットなどに入れておけば、周りに人がいても、ちょっとした空き時間を使って周囲に迷惑をかけずに練習ができます。
まだあまり周囲に演奏を聴かれたくないというギター初心者にもおすすめです。
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- 重量:40g
- 電源タイプ:乾電池
- ハイレゾ対応:×
- メーカー:VOX
ポータブル型アンプ6. Creative Sound Blaster E5
- スマートフォンなどとはBluetoothでも接続でき、ケーブルが邪魔になることがない
- ヘッドホン出力が2系統あり、2人で同時に音楽を楽しめる
- 光デジタル出力端子を備えており、パソコンから取り出したデジタル信号を光信号として他のオーディオ機器に受け渡せてホームオーディオで音楽を聴ける
このヘッドホンアンプは、パソコン用スピーカーなどを多く製造しているCreativeの製品。
パソコンとUSBケーブルで接続できるのはもちろん、スマートフォンとはBluetoothでも接続が可能です。大型のヘッドホンでもパワフルに駆動できるヘッドホン出力端子を2系統備えており、友達などと一緒に同じ音楽を楽しめますよ。
Bluetooth接続と2系統のヘッドホン出力を活かして、スマートフォンの音源を複数人で聴きたいという用途にはぴったりの商品です。
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- 重量:約164g
- 電源タイプ:USB
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:Creative
ポータブル型アンプ7. FiiO Q1 MarkⅡ FIO-Q1MK2
- DSD256の再生にも対応しており、高音質のハイレゾ音源再生ができる
- 一般的なヘッドホンはもちろん、バランス接続のヘッドホンもOK
- アナログのライン出力を備えており、外部アンプに信号を渡すDACとしても使え、アンプとスピーカーで音も鳴らせる
イヤホンやヘッドホンアンプを中心に製造する中国FiiOの製品です。パソコンと接続すると高音質のDSD256形式のハイレゾ音源が再生可能に。
Lightning端子からmicroUSBに変換するケーブルが付属しており、簡単にiPhoneとも接続できます。一般に用いられる3.5mmの他、2.5mmのバランス接続のヘッドホンも接続可能です。
お手軽に高音質を求める方はもちろん、本格的なサウンドを求める方の要求にも応えられる製品で、万人におすすめできる製品です。
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- 重量:約101g
- 電源タイプ:USB
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:FiiO
ポータブル型アンプ8. ロジテック LHP-AHR192SV
- 本体から直接Lightningケーブルが伸びているため、他に何もいらずiPhoneに接続できる
- iPhoneから電源供給を受けるためバッテリー切れの心配がない
- 本体が軽量なうえ背面にクリップがついていて装着が簡単
パソコン周辺機器メーカーであるロジテックがiPhoneなどのiOS機器専用として販売しているヘッドホンアンプです。
本体からLightning端子のケーブルが出ているため、本体だけでiPhoneなどに接続できますが、逆に言うとそれ以外の機器との接続はできません。電源はケーブルを介してiPhoneから供給を受けられるため外部電源や充電も不要で手軽に使用可能。
本体は40g弱と非常に軽量な他、背面にクリップがついているから服や鞄などにひっかけておけますよ。iPhoneでの音楽鑑賞を手軽に高音質化したい方におすすめです。
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- 重量:約38.5g
- 電源タイプ:Lightning
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:ロジテック
ポータブル型アンプ9. ELEKIT TU-HP03
- 発熱を抑えた真空管を使用することでポータブル型を実現し、真空管サウンドを外出先でも楽しめる
- オペアンプ交換で音色を自分好みにカスタマイズ可能
- 単3型電池駆動で、電池がなくなった時も電池交換で引き続き音楽を楽しめる
真空管アンプの自作キットなどを製造・販売しているELEKITから販売されている、ポータブル型の真空管アンプがこちら。
真空管の弱点である発熱を抑えた真空管を使用し、手軽に外出先でも楽しめるアイテムです。
音色を決める部品であるオペアンプが自分で交換できるようになっており、自由に音色を変えられる点も嬉しいポイント。
色々な音を試してみたい人や、部品交換で自分好みの音色に変えていくプロセスを楽しんでみたい人に人気のモデルです。
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- 重量:190g
- 電源タイプ:乾電池
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:ELEKIT
ポータブル型アンプ10. SONY PHA-2
- アナログ回路とデジタル回路を分離し、ノイズを低減してクリアな音声再生を実現している
- ケーブルの差し込み口の保護ダンパーが、ケーブルを挿したまま何かがぶつかって内部基板を破損してしまうなどの事故から防いでくれる
- ラインアウト機能を備え、DACとしても利用可能。ホームオーディオにつないでハイレゾ音源を聴くなどの使い方ができる
USBケーブルでウォークマンやパソコンと接続するとハイレゾ音源の再生が可能です。2013年製ではありますが、DSD128に対応しているだけでなく、アナログ回路とデジタル回路を分離して内部の電気的ノイズを低減するなど、高音質化の工夫がされています。
現在でも充分に通用するスペックですが、売り出し当時よりも半額ほどの価格になっているため、実力の割りにお買い得な製品。
まずはコストパフォーマンスが高い、安い商品から試してみたいヘッドホンアンプ初心者におすすめです。
楽天で詳細を見る商品ステータス
- 重量:約270g
- 電源タイプ:USB
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:SONY
【据え置きタイプ】おすすめヘッドホンアンプ8選
据え置き型のヘッドホンアンプは自宅やスタジオなどで、音楽を聴く時間を楽しむためのヘッドホンアンプです。
手軽さよりもより高音質を追求したり、様々な機器との連携性を重視したりする場合には、ポータブル型よりも据え置き型のほうがおすすめですよ。
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商品名 | LUXMAN P-750u |
TEAC UD-505 |
AKG K1500 |
価格の 目安 |
659,832円 | 142,000円 | ー |
Amazon | Amazonで詳細を見る | Amazonで詳細を見る | Amazonで詳細を見る |
楽天 | 楽天市場で詳細を見る | 楽天市場で詳細を見る | ー |
ポイント | 瞬発力と安定感のある音作りで音声信号の強弱を忠実に再現するため、音楽の微妙なニュアンスまで楽しめる | アップコンバート機能により、いつも聴いている音楽をさらに高音質で楽しめる | 大電力を使うことで歪みが発生しにくい純A級動作により、きめ細やかな表現力を実現している |
据え置き型アンプ1. LUXMAN P-750u
- 抵抗値の大きな駆動に力のいるヘッドホンでも、充分に鳴らしきるだけの高出力がある
- 瞬発力と安定感のある音作りで音声信号の強弱を忠実に再現するため、音楽の微妙なニュアンスまで楽しめる
- 海外製のハイエンドヘッドホンによく採用されている4ピンのバランス端子にまで対応、幅広い機器の再生に対応する
100年近い歴史を誇る日本のオーディオメーカー「LUXMAN」の製品です。
アンプの出力が足りていないと低音が痩せてしまうことなどもありますが、この機種では抵抗値が大きく、鳴らしきるのに大きな出力が必要な海外製のヘッドホンなどでも、破綻なく充分な音量で鳴らしてくれます。
また、大容量のコンデンサーを搭載することで、音の立ち上がりがよくキレのいい音質を実現しています。
同社のアンプの特色である、女性ヴォーカルなどを艶やかに表現する「ラックストーン」をヘッドホンでも試してみたい方におすすめ。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 重量:13.3kg
- 電源タイプ:AC
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:LUXMAN
据え置き型アンプ2. TEAC UD-505
- 左右の信号を分離することで、音の輪郭がはっきりして立体的に感じられるようになっている
- Bluetooth入力にも対応し、ワイヤレス接続でも高音質の音楽を楽しめる
- アップコンバート機能により、いつも聴いている音楽をさらに高音質で楽しめる
電源からDAC部分、最終的な出力の部分まで、左右の信号を分離し、お互いの干渉を徹底的に排除してノイズを低減するように設計されたモデルです。
音場感や立体感などを向上させたことで、オーケストラなどを聴けばどの位置にどの楽器がいるかまで聞き分けられるようになっています。
また、Bluetooth接続も可能で、ワイヤレスながら高音質での伝送が可能な「LDAC」にも対応してスマートフォンなどの音源を手軽に再生可能です。
演奏しているその場にいるような立体感や臨場感を体験してみたい方は一度試してみてください。
Amazonで詳細を見る 販売サイトで購入商品ステータス
- 重量:4.2kg
- 電源タイプ:AC
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:TEAC
据え置き型アンプ3. AKG K1500
- 駆動に大きな力が必要なヘッドホンでも充分に駆動でき、繊細な音楽の表現もばっちり
- 大電力を使うことで歪みが発生しにくい純A級動作により、きめ細やかな表現力を実現している
- ヘッドホン端子を2系統備え、2人で同時に音楽を聴ける
ドイツの有名なヘッドホンメーカーであるAKGが製造するヘッドホンアンプです。据え置き機ということで、安定したAC電源が使えるメリットを活かして純A級動作をさせることで、ノイズの少ない音出しができます。
また、パワフルな出力が特徴で、AKG製のプロフェッショナルモデルとして開発されたヘッドホンにも合いますよ。
入力端子にバランス入力を備えており、信号の入り口の部分から徹底的にノイズを排除して、よりクリアな音楽が楽しめるように設計されています。プロユースのヘッドホンのポテンシャルを最大限に引き出してみたい方は一度試してみてください。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 重量:1.15kg
- 電源タイプ:AC
- ハイレゾ対応:×
- メーカー:AKG
据え置き型アンプ4. DENON DA-310USB
- 一般に用いられる最高水準のハイレゾ音源の再生に対応
- デジタルアイソレーターを搭載し、PCから起こるノイズをシャットアウトして雑音を低減する
- 縦置きにも対応しており、PC周りをスッキリさせられる
ヘッドホンやシアタースピーカーをはじめ、オーディオ機器を幅広く扱うDENON製のヘッドホンアンプです。
DSD256やPCM384kHz/32bitのハイレゾ音源を取り扱えるようになっており、一般に使われる最高水準、あるいはそれ以上の高音質の音源の再生ができます。
ハイスペックながらコンパクトさを意識した設計にもなっており、本体を縦置きした時の幅はわずか6.5cm。モニタやその他周辺機器が多くなりがちなPC周りを整理整頓したい方におすすめのヘッドホンアンプです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 重量:1.5kg
- 電源タイプ:AC
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:DENON
据え置き型アンプ5. FOSTEX HP-A8MK2
- ノイズの原因になるボリューム回路をパスするダイレクト・アナログ出力で歪みのない音を出力
- SDカードスロットを搭載し、人からSDカードで受け取った音源などもそのまま再生可能
- ヘッドホンに応じて出力を細かく設定でき、自分好みの音質に調整できる
FOSTEXは、自社ブランドでヘッドホンやスピーカーなどを製造しているだけでなく、SENNHEISERやSonyなどの有名メーカーからヘッドホンの製造を請け負うメーカーでもあります。
ダイレクト・アナログ出力ができるようになっており、歪みの原因になりがちなボリューム回路をパススルーしてよりクリーンな音質でヘッドホンの駆動が可能です。
また、SDカードスロットを搭載しているため、人からSDカードで渡された音源などもそのまま再生できますよ。
SDカードの音源を再生できる高性能なヘッドホンアンプをお求めなら、この製品がおすすめ。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 重量:3.8kg
- 電源タイプ:AC
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:FOSTEX
据え置き型アンプ6. Astell&Kern ACRO L1000
- 旭化成の高精度DACを左右1基ずつ搭載、歪みを低減した原音に忠実な再生を実現
- 4系統のヘッドホン出力端子を備え、ハイエンドのヘッドホンも無理なく駆動でき、繊細な強弱表現まで充分に表現できます
- スピーカー出力端子も備え、デスクトップスピーカーも鳴らせる
ポータブルオーディオプレーヤーなどを展開するAstell&Kernブランドのヘッドホンアンプです。同社製の高級プレーヤーで培った技術を据え置き型のヘッドホンアンプに採用し、オーディオファンの厳しい要求水準に応える製品に仕上げています。
ヘッドホン出力は一般的な3.5mmのものをはじめ、2.5mmバランス接続XLRバランス出力など4種類。パワフルな駆動力でプロユースのヘッドホンも無理なく鳴らしきります。
付加機能としてスピーカー端子も備えているため、ヘッドホンもスピーカーも鳴らしたいという方にぴったりです。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 重量:約0.92kg
- 電源タイプ:AC
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:Astell&Kern
据え置き型アンプ7. BURSON AUDIO Conductor V2+
- 大型の電源トランスを組み込み、駆動力が必要なヘッドホンもその持ち味を殺すことなく鳴らしきる
- リモコンが付属されているから、音量や入力信号の切り替えが手元で行える
- 外部アンプに信号を受け渡せるプリアウト出力を備え、ハイレゾ音源をヘッドホンだけでなくスピーカーでも楽しめる
BURSON AUDIO(バーソン・オーディオ)はデスクトップオーディオなどを中心に手がけるオーストラリアのメーカーです。
家庭用電源が使える据え置き型のメリットを最大限に活かし、大型の電源ユニットを搭載することで大きな力が必要なヘッドホンも無理なくドライブします。
DACとしても機能するため、ハイレゾ音源をホームオーディオシステムで鳴らしたい時は外部アンプ・スピーカーとの組み合わせも可能。オーディオシステムの中に組み込めるDAC/ヘッドホンアンプを求める方にぴったりですよ。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 重量:約7kg
- 電源タイプ:AC
- ハイレゾ対応:◯
- メーカー:BURSON AUDIO
据え置き型アンプ8. ラトックシステム REX-A1648HA1
- USB-DACとしての機能も備えており、パソコン音声をアクティブスピーカーなどに受け渡すことも可能
- USBケーブルからの電源供給だけで駆動でき、電源を配線する手間がかからない
- 6000円程度で購入できるから、ヘッドホンアンプを試してみたい初心者向け
パソコンやスマートフォン関連アクセサリーの大手である、ラトックシステムが販売しているパソコン専用のヘッドホンアンプです。
ハイレゾ音源の再生には対応していませんが、パソコンの内部ノイズから切り離された外部アンプで音を増幅することで、パソコンのイヤホンジャックでヘッドホンを鳴らすのとは段違いの高音質で音楽を楽しめるようになります。
2019年6月現在、6000円ほどの価格で購入できるようになっています。ヘッドホンアンプを使って音がどう変わるのかを知りたい初心者におすすめしたい製品です。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 重量:約235g
- 電源タイプ:AC
- ハイレゾ対応:◯ or ×
- メーカー:ラトックシステム
ブランドで選ぶのも◎!ヘッドホンアンプの人気メーカー4選
ヘッドホンアンプ選びに迷ったら、メーカーの好みで選んだり、音色を統一させるためにヘッドホンとメーカーを合わせたりという選び方もできます。
ここでは、ヘッドホンアンプを製造している主要なメーカーと、それぞれの製品の特色を解説します。
人気メーカー1. 『SONY(ソニー)』
SONYは自社でも高音質なヘッドホンを多数製造しており、ヘッドホンアンプも自社開発のヘッドホンと合わせるように多機能、高音質なモデルを多数製造しています。
ハイレゾやバランス接続、ワイヤレスでの高音質化技術など、高音質を実現する機能をいち早く取り入れることでも有名です。
新しい機能や規格を少しでも早く体験したいという方は、SONYの製品は選択肢から外せないでしょう。
人気メーカー2. 『KORG(コルグ)』
KORGはおもに楽器アクセサリーなどを多く手がけているメーカーですが、オーディオ寄りのDACやヘッドホンアンプも製造しています。
楽器メーカーらしく高音質の音楽再生だけではなく、入力端子を備えてハイレゾでの録音に対応している製品も存在。
高音質で音楽を聴くのはもちろんとして、自分のプレイをより高音質で録音したいという方は、KORGの製品を買うと録音用の機材を別途購入しなくてよくなる場合があります。
人気メーカー3. 『ONKYO(オンキヨー)』
オンキヨーは日本の老舗オーディオメーカーで、古くからオーディオアンプやスピーカーなどの大型のホームオーディオ機材を多く販売してきましたが、近年はヘッドホンや携帯音楽プレーヤーにも力を入れています。
きらびやかで繊細な高音を鳴らしつつ低音も豊かに鳴らし、バランスのいい音作りが特徴。
手の届きやすい価格帯の製品が比較的多くなっているため、ヘッドホンアンプ初心者から中級者におすすめのメーカーです。
人気メーカー4. 『TEAC(ティアック)』
ティアックは、音響機材を製造するTASCAMブランドや高級オーディオを手がけるESOTERICブランドを持っており、1万円と少しで買えるアンプもあれば百万円を越えるようなものまで、様々な価格帯の製品を販売しています。
ティアックブランドとしても、上位機種で開発したノウハウと技術を搭載して価格を超えた高音質でヘッドホンを駆動する製品が多くなっています。
製品ラインナップは初心者から上級者までまんべんなくカバーしており、誰にでもおすすめできるメーカーです。
いつもの音楽を、高音質で楽しもう!
スマートフォンや携帯音楽プレーヤーのヘッドホン端子からの出力では、高音質のヘッドホンを本来の音質で鳴らしきることはできません。しかし、ヘッドホンアンプを使うことでヘッドホンにその真価を発揮させられますよ。
せっかくいいヘッドホンを購入したのなら、100%の性能を発揮させられるようにヘッドホンアンプの導入を考えてみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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