【初心者向け】MIDIキーボードのおすすめ15選。DTMに便利な一台とは
楽曲制作に欠かせない「MIDIキーボード」を紹介!
パソコンで音楽を制作する時に、あると便利なのが「MIDIキーボード」です。
MIDIキーボードがない場合は、MacやWindowsで楽曲制作は可能ですが、MIDIキーボードがあればピアノをひく感覚で楽曲制作ができ大変便利。単体で音が出る事はありませんが、DTMには欠かせないツールなのです。
そこで今回は、DTM初心者のためにMIDIキーボードについて詳しく説明していきます。MIDIキーボードの選び方から、鍵盤数別におすすめのMIDIキーボードを紹介するので、何を基準にどんな商品を選べばいいか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそも「MIDIキーボード」とは?
MIDIキーボードとは、「MIDI端子」を備えたキーボードのことを言います。
そして、MIDIは「Musical Instrument Digital Interface」を略した言葉で、電子楽器の演奏データをデジタル転送するための世界共通規格。
MIDIキーボードは、シンセサイザーと似ていますが、単体でも演奏できるシンセサイザーとは違い、単体では音が出ることはなく、楽器として演奏をする事ができない道具です。
しかし、キーボードで打ち込めばそれをそのままパソコンに取り込むことができるので、DTMの効率がグンと上昇。
最近はMacやWindowsなどのパソコンでの使用だけではなく、iPadやiphoneと接続しても使える機種が増えてきています。
MIDIキーボードをDTMで使うメリットは?
実際、MIDIキーボードがなくてもDTMはできますし、単体で音が出る仕様にはなっていないMIDIキーボードが必要なのか気になる人も多いのでは?
MIDIキーボードのメリットは作業スピードがアップし、効率化がはかれる事が挙げられます。
MIDIキーボードなしでDTMを行う場合は、音を入力する際にもマウスをカチカチと何度もクリックする必要があります。それに対して、MIDIキーボードなら鍵盤を押さえるだけ。いくつかの音を同時に入力する際などは、特に便利に感じられるでしょう。
鍵盤数で異なる「MIDIキーボード」の種類5つ
MIDIキーボードの役割や便利さを理解していただいた上で、ここからはMIDIキーボードの種類についてご紹介します。
初心者にとっては、未知の世界だと思いますので、MIDIキーボードの種類を理解しておくと、機種選びにも役立ちますよ。
種類① ピアノと同じ鍵盤数が欲しい人におすすめの「88鍵」
「88鍵」のタイプは、一般的なアコースティックピアノと同じサイズの鍵盤数になります。7オクターブまでカバーするので、ピアノなどの楽器演奏の経験があり、慣れている人にとっては、今まで通りに演奏できるため、大変使いやすい鍵盤数です。
気をつけたい点は、やはりアコースティックピアノと同サイズなので、場所を取ります。それなりのスペースがないと、相当邪魔になってしまうでしょう。
ピアノ演奏に慣れている人や長年の経験者には、こちらのサイズが1番満足感が高いです。ただ、初心者向きではないので、他の鍵盤数に慣れてきてからこちらを書い直してもいいかもしれません。
種類② 5オクターブの音を出したい人におすすめの「61鍵」
88鍵ほどの大きさはありませんが、ピアノ経験者でも満足できる鍵盤数なのが「61鍵」です。5オクターブまでカバーしているので、両手での打ち込みにも十分対応してくれます。
また、実際のサイズは1m前後のものが多いので、大き目の机であれば置ける程度のサイズ感。ただ、持ち運びはできないので部屋の中でしか楽曲制作をしない人にはいいでしょう。
初心者も経験者もおすすめでき、満足できる機能を備えている鍵盤数なので、MIDIキーボードの中でもコスパが良く、人気のある鍵盤数です。
種類③ 初心者で総合的に使いやすいキーボードを求めてる人におすすめの「49鍵」
「49鍵」は61よりも、さらに1オクターブほど少ないタイプです。両手演奏をするようなピアノ経験者にとっては、少し物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、ピアノ初心者は、それなりの音域をカバーしてくれるため、満足できる鍵盤数でしょう。
今までご紹介してきたタイプと比べ、格段にサイズは小さくなりますので、そこまで場所を取らずに、本格的な演奏も可能なのが魅力。
初心者でも使いやすいサイズ感で価格も手頃なので、「本格的な演奏の手始めに」という人におすすめなのがこちらのタイプです。
種類④ 音の打ち込みをしたい人におすすめの「32鍵」
さらに小さいサイズ感で、価格的にも初心者に優しい鍵盤数なのが「32鍵」です。
パソコン机の上に置いても邪魔にならない大きさですが、2オクターブはカバーしているため、ある程度の音の打ち込みも可能。
しかし、両手演奏に適していないサイズなので、ピアノ経験者には使いづらいかも。
MIDIキーボードの初心者で、持ち運ぶ事を前提にしたMIDIキーボードが欲しい人には、候補に上がるサイズです。
種類⑤ 持ち運びが多い人におすすめの「25鍵」
「25鍵」は、MIDIキーボードの中でも1番コンパクトサイズ。そのため、持ち運びを頻繁にする人や狭い部屋で使用するといった人には、便利なサイズ感です。
25鍵は、両手演奏には適していません。ピアノ経験者にとっては、物足りなさを感じてしまう鍵盤数ですが、機能面でも必要最低限のみ、といった機種が多いので、複雑ではありません。
そのため、演奏に慣れていない全くの初心者の入門キーボードとしておすすめです。
MIDIキーボードを購入する時の選び方とは?
MIDIキーボートの種類について理解が深まったところで、ここからは具体的にMIDIキーボードを選ぶポイントをご紹介していきます。
MIDIキーボードは、鍵盤の種類で選ぶだけではなく、他にも考慮しておきたい項目がいくつかありますので、じっくり見て行きましょう。
選び方① 有線or無線(Bluetooth)で選ぶ
MIDIキーボードには有線タイプと無線タイプのものがあり、それぞれ使い勝手が違います。それぞれにメリット・デメリットがあるので、特徴を含め、両者の違いをご紹介します。
有線MIDIキーボードの特徴
昔から使われてきたMIDIキーボードは有線タイプが多く、中古も多く出回っているため、メリットとしてまず挙げられるのは、無線タイプよりも比較的に安く購入できるという点です。
さらに、有線の場合はバッテリーが必要がありませんので、家での使用が多い人は有線がおすすめ。
デメリットとして挙げられるのは、やはり配線がごちゃごちゃしてしまう点です。持ち運びが多い人には向かないでしょう。
無線(Bluetooth)MIDIキーボードの特徴
最近登場したのが、無線タイプのMIDIキーボードです。
メリットは邪魔なコード類が一切必要ないため、見た目がスッキリしていますし、収納にも困らない点。持ち運んで使用する機会が多い人には無線タイプがおすすめできます。
また、Bluetooth対応機種なら、MacやWindowsなどのパソコンだけではなく、iPadやiPhoneとも簡単に接続できるので、どこにいても楽曲制作や演奏が気軽にできるのが魅力です。
デメリットとしては、無線よりやや価格が高めで、バッテリーを気にしなければいけない点が挙げられます。
選び方② キータッチの質で選ぶ
MIDIキーボードは、タッチの違いも選択する際の重要な要素になります。キータッチは全部で3種類あります。
『ライトウェイト鍵盤』は最も軽いタッチ。軽いので初心者でも打ち込みしやすいのが特徴です。
次に重いのが『セミウェイト鍵盤』です。軽いタッチですがライトよりは重く、ピアノタッチよりは軽いです。軽すぎないので、ピアノのような音の強弱もつけやすいですよ。
そして、1番重たいタッチが『ピアノタッチ鍵盤』になります。ピアノと同じ感覚で打ち込みができるので、ピアノ経験者には最も使いやすいでしょう。
初心者には軽いタッチのライトウェアかセミウェイトがおすすめ。ピアノの演奏経験がある人でしたら、逆に軽すぎると演奏しづらいので、ピアノタッチが使いやすいですよ。
選び方③ コントローラー機能の充実度で選ぶ
MIDIキーボードは、音源を演奏し打ち込みをするといった機能だけではなく、他にも様々な機能を備えています。
それがコントローラー機能と呼ばれているもの。ボタンやツマミ、スイッチのようになっていて、例えば、音色を変化させたり、ビブラートをかけたりといった事ができます。
こうした機能が多機能になればなるほど上位機種だと言えますし、やはり値段もそれだけ高くなってきます。
選び方④ 鍵盤の幅で選ぶ
鍵盤の幅も、「普通サイズ」と「ミニ鍵盤サイズ」の2つのサイズがあります。
普通サイズはピアノなどと同じぐらいの横幅なので、ピアノ演奏に慣れている人は使いやすいでしょう。また、演奏に力を入れたいという人も、こちらの方がおすすめ。
ミニ鍵盤サイズの場合は、幅が狭いためサイズがコンパクトになります。そのため、鍵盤数が普通サイズと同じであっても、全体的に小さいサイズで収まるのがメリットです。
しかし、横幅が狭いためミスタッチしやすく、打ち込みしづらいと感じる人もいるため、自分の経験に合わせて選ぶといいでしょう。
【鍵盤数別】MIDIキーボードのおすすめ15選
初心者が悩んでしまいがちなMIDIキーボードの種類や、自分に合ったキーボードの選び方などを見てきました。
ここからは、鍵盤数別におすすめのキーボードを3つずつご紹介していきます。種類や選び方なども考慮しながら、キーボード探しの参考にしてくださいね。
【鍵盤数:88鍵】MIDIキーボードのおすすめ3選
ある程度音楽の演奏経験がある人、ピアノ経験者におすすめの88鍵。家で使う事が多い人には、プロでも満足できる鍵盤数の88鍵を選択肢に入れてみては?
まずは、88鍵MIDIキーボードのおすすめを3つご紹介します。
MIDIキーボードのおすすめ① 「アレシス 88鍵盤 Recital」
『Alesis 88鍵盤 Recital』は、海外のシンセサイザーを製造している「Alesis」が発売しているMIDIキーボード。
88鍵盤あるので、両手演奏にも適していて、電子ピアノの感覚で使用できます。
見た目はピアノのようですが、ピアノタッチよりも軽いセミウェイト鍵盤で、さらに値段が一般的な88鍵盤より安いので、初心者にも購入しやすい機種です。
また、電源アダプターを利用できるのはもちろん、乾電池でも駆動するので、家以外の場所に運んでの使用も気軽にできます。
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- 接続方式:有線(USB)
- キータッチの質:セミウェイト鍵盤
- コントローラー:5つの音質調整機能、スプリット機能(左手と右手に別々の音色を割り当てる)、レイヤー機能(音色を重ねる機能)
- サイズ:128.3 × 29.1 × 8.7 cm
- 重量:8.85kg
- メーカー:Alesis (アレシス)
MIDIキーボードのおすすめ② 「河合楽器 VPC1 木製鍵盤MIDIキーボード」
「KAWAI(カワイ)」といったら、アコースティックピアノなどピアノを作り続けているピアノメーカー。そのカワイが製作したMIDIキーボードは、木製鍵盤なのが特徴。
キータッチは「グランドピアノタッチ」という事なので、アコースティックのグランドピアノを弾いている指感覚が体験できます。
MIDIキーボードとしては珍しい、ピアノそのものを追求した機種で、ピアノ経験者には大変馴染みやすい機種です。
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- 接続方式:有線(USB端子、MIDI端子)
- キータッチの質:グランドピアノタッチ
- コントローラー:ピアノ音源専用タッチカーブ
- サイズ:138cm × 42.5cm × 18.5cm
- 重量:29.5 kg
- メーカー:KAWAI(カワイ)
MIDIキーボードのおすすめ③「Nektar Technology IMPACT LX88+」
『Nektar Technology IMPACT LX88+』は、一般的な88鍵盤よりも、やや重量が軽めの8.2kgなので、持ち運びが比較的しやすい機種。MacやWindowsといったパソコンだけではなく、iPadやiphoneとの接続も可能で、外で使用する事を前提に考えている人には、おすすめです。
コントローラー機能も大変充実していて、DAWとの自動接続ができるのがこの機種の最大の魅力でもあります。
ある程度MIDIキーボードの扱いに慣れた人や、他機種からの買い替えを考えている人でも、満足できるMIDIキーボードです。
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- 接続方式:有線(USB)、iPadにも対応 (要USB camera connection kit)
- キータッチの質:セミウェイト鍵盤
- コントローラー:ピッチベンド(ピッチを変化させる)とモジュレーション(音にビブラートを加える)ホイール、スプリットとレイヤー(音色を重ねる)ボタン、他
- サイズ:127.6cm × 27.9cm × 8.9cm
- 重量:8.2 Kg
- メーカー:Nektar Technology(ネクター テクノロジー)
【鍵盤数:61鍵】MIDIキーボードのおすすめ3選
5オクターブまでカバーできて、88鍵よりも省スペースなのが61鍵。部屋のスペースが確保できないけれど、本格的な演奏感覚が欲しいという人は、61鍵が使いやすいですよ。続いては、おすすめのMIDIキーボードを3選でご紹介します。
MIDIキーボードのおすすめ① 「エムオーディオ Keystation 61 MK3」
シンプルですが、充分な機能が搭載された「Keystation 61 MK3」。
両手演奏もしやすい61鍵で、初心者からプロまで満足な使用感ですが、値段が安いのが最大の魅力。
大変コンパクトで軽量なので、持ち運びが多くなりそうな人でも、楽しく音楽活動ができます。
また、別売りの『Apple Lightning to USB Camera Adapter 』を使用すれば、iPadなどiOSデバイスとの接続も可能です。外出先で使いたい人や手軽にDTMをやってみたい人にもおすすめできます。
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- 接続方式:有線(USB)
- キータッチの質:セミウェイト鍵盤
- コントローラー:フェーダーボタン、ピッチ・モジュレーション(変調)・ホイールなど
- サイズ:99.49cm × 6.81cm × 18.9cmcm
- 重量:4.2kg
- メーカー:M-Audio(エムオーディオ)
MIDIキーボードのおすすめ②「コルグ microKEY2-61AIR」
『microKEY』はDTMでも人気の高いシリーズで、61鍵はシリーズ最長サイズのものになります。
特徴は、有線のUSB接続だけではなく、ワイヤレスに対応している点です。Bluetooth MIDIなので、iPadやiPhoneとも簡単に接続する事ができます。
また、鍵盤には「ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボード」を採用していて、使いやすさにも定評が。軽いタッチなのにピアノタッチのように、打ち込みの強弱にも反応するため、初心者はもちろん、ピアノ経験者でも満足できる使用感です。
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- 接続方式:有線(USB)・無線(Bluetooth)
- キータッチの質:「ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボード」採用
- コントローラー:ピッチベンド(ピッチを変化させる)・ホイール、モジュレーション(変調)・ホイール、オクターブ・シフト・ボタン
- サイズ:94.49cm x 18.49cm x 8.18cm
- 重量:2.29 kg
- メーカー:KORG(コルグ)
MIDIキーボードのおすすめ③「ローランド A-800PRO-R 61鍵」
性能の良さにこだわる人でも、絶対に満足できるプロ仕様のMIDIキーボードが『Roland A-800PRO-R 61鍵』です。
ローランド・シンセサイザー直系という高い性能のこちらの機種は、鍵盤の使いやすさには特に定評があります。
DTMでの使用はもちろん、リアルタイム・パフォーマンスにも使いやすく作られた機種なので、プロの方から、長く使えるMIDIキーボードを探している初心者まで、どんな人にもおすすめできます。
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- 接続方式:有線(USB端子、MIDI端子)
- キータッチの質:ー
- コントローラー:パッド(A1-A8)、ボタン(L1-L9、B1-B4)、つまみ(R1-R9)、スライダー(S1-S9)、フット・ペダル(P1、P2)、他
- サイズ:1m x 25.08cm x 9.14cm
- 重量:4.5kg
- メーカー:Roland(ローランド)
【鍵盤数:49鍵】MIDIキーボードのおすすめ3選
「MIDIキーボードの持ち運び使用を考えている」けれど、「それなりにちゃんと演奏できるもの」を探している人にちょうど良いサイズ感の49鍵。
今までご紹介してきた鍵盤数よりも、値段も安い物が多いため、初心者も手が出しやすい機種が揃っています。
MIDIキーボードのおすすめ① 「ローランド A-49」
こちらの機種もローランド・シンセサイザー直系の鍵盤を搭載した機種。49鍵のMIDIキーボードの中でも特に人気のある機種で、定番と言われています。
性能も良い上、DTMでの利用だけではなく、軽くて持ち運びも便利なので、ライブでも使いやすいのが特徴です。
コントローラーはシンプルな作りなので、初心者もすぐに慣れる事ができるでしょう。
プロが使っても満足できる使用感ですが、初めてのMIDIキーボードにも適しています。
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- 接続方式:有線(USB端子、MIDI端子)
- キータッチの質:ライトウェイト鍵盤
- コントローラー:ピッチベンド(ピッチを変化させる)・モジュレーション(変調)レバー、オクターブボタン、トランスポーズ(キーチェンジ)ボタン、他
- サイズ:83.6cm × 18.2cm × 8.4cm
- 重量:2.5kg
- メーカー:Roland(ローランド)
MIDIキーボードのおすすめ② 「アレシス V49」
『ALESIS V49』はコンパクトな49鍵では珍しく、鍵盤のサイズがフルサイズ(ピアノと同じ長さ)でピアノタッチなので、ピアノに慣れている人でも使いやすいのが特徴。
「鍵盤が小さすぎるとミスが心配」だと言う人にも、フルサイズならミスタッチも少なく、とても使いやすいサイズ感です。
さらに人気の理由は、シンプルでカッコいい見た目。「MIDIキーボードを買うなら見た目にもこだわりたい」という人も満足できますよ。
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- 接続方式:有線(USB)
- キータッチの質:ピアノタッチ
- コントローラー:ピッチ・ホイール、モジュレーション・ホイール、他
- サイズ:95.5cm × 24.4cm × 11.4cm
- 重量:4.3kg
- メーカー:Alesis (アレシス)
MIDIキーボードのおすすめ③「コルグ microKEY2-49」
比較的コンパクトサイズの49鍵盤ですが、中でも『KORG microKEY2-49』はミニ鍵盤サイズを採用しているため、非常にコンパクトにまとめられています。
パソコンとのセットアップも簡単ですし、DTM初心者でも使いやすい仕様です。さらに、パソコンだけでなくiPadやiPhoneにも対応しているので、気軽に音楽活動を始める事ができますよ。
MIDIキーボードをはじめたいけれど、スペースが確保できないという人にも、一度手にしていただきたいサイズ感です。
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- 接続方式:有線(USB)
- キータッチの質:ライトウェイト鍵盤
- コントローラー:ピッチ・ベンド・ホイール、モジュレーション(変調)・ホイール、オクターブ・シフト・ボタン
- サイズ:79.98cm × 18.59cm × 7.98cm
- 重量:1.4kg
- メーカー:KORG(コルグ)
【鍵盤数:32鍵】MIDIキーボードのおすすめ3選
両手は無理ですが、片手で使えて本格的な打ち込みにも使える、32鍵。コンパクトで場所を取らないので、スペースが限られている人でも使いやすいサイズです。
32鍵は小さめですが、機能が充実したものが揃っているので、初心者でも使いやすい32鍵を、厳選して3つご紹介します。
MIDIキーボードのおすすめ①「エムオーディオ Axiom AIR Mini 32」
コンパクトながら、コントローラーが豊富に搭載された『M-Audio Axiom AIR Mini 32』。MIDIキーボードとして使用するための必要な機能を全て搭載しているとも言える、ハイスペックな機種です。
それでいて、機能を使用する際にも複雑な設定が必要ないという点が、人気の理由。
薄いボディなので持ち運びしやすいですし、自宅でDTMに没頭したいという人にも、場所を取らないこちらの機種はおすすめです。
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- 接続方式:有線(USB)
- キータッチの質:ー
- コントローラー:サスティン(音を伸ばす)ボタン、ピッチベンド(ピッチを変化させる)ボタン、モジュレーション(変調)ボタン、他
- サイズ:39.7cm × 19.4cm × 3.4cm
- 重量:0.79kg
- メーカー:M-Audio (エムオーディオ)
MIDIキーボードのおすすめ②「ローランド A-300PRO」
見た目もカッコよく、ハイスペックで機能性を重視したい人におすすめしたいのが、『Roland A-300PRO』です。
プロ仕様の機種でツマミやパッドなどが多数搭載されているので、初心者は慣れるまで時間がかかるかもしれません。しかし、使い慣れれば他の機種が使えなくなるぐらい、手元で簡単にコントロールでき、操作性に優れています。
初めてのMIDIキーボードであっても長く使える機種が欲しいと言う人に、特におすすめです。
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- 接続方式:有線(USB端子、MIDI端子)
- キータッチの質:ー
- コントローラー:ビブラート・コントロール、他、パッド、つまみ、スライダー、フッドペダルなど多数装備
- サイズ:60.6cmx25.1cmx9.1cm
- 重量:2.9 kg
- メーカー:Roland(ローランド)
MIDIキーボードのおすすめ③ 「NATIVE INSTRUMENTS KOMPLETE KONTROL M32」
メーカーでも入門機と位置付けているのが、こちらの機種です。
それだけに、価格帯も比較的低く設定されているので、「試しに使ってみたい」という人でも、手が出しやすいのが最大の魅力。見た目もシンプルなので、初心者でも使い方に迷う事がありません。
もちろんただ安いだけではなく、独自で開発したキーベッドや想像力をかきたてるSmart Play機能が、音楽に夢中にさせてくれます。
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- 接続方式:有線(USB)
- キータッチの質:NI独自開発の高品質キーベッド
- コントローラー:8つのタッチセンサー式コントロールノブ、2本のタッチストリップ、4方向プッシュ式エンコーダー
- サイズ:55.88cm × 22.86cm × 7.62cm
- 重量:1.45 kg
- メーカー:Native Instruments(ネイティブインストゥルメンツ)
【鍵盤数:25鍵】MIDIキーボードのおすすめ3選
最後にご紹介するのは、MIDIキーボードとして最もサイズが小さい25鍵です。
DTMを始めようと思っても、作業スペースを充分に確保できる人は少ないと思うので、机に収まる25鍵は、多くの人が使いやすいサイズだと言えます。どんな商品がいいのか、具体的に見ていきましょう。
MIDIキーボードのおすすめ① 「コルグ microKEY-25」
軽くて持ち運びしやすく、さらに必要最低限の機能が搭載されているため、DTM初心者からそれなりの経験者まで満足できる使用感の『KORG microKEY-25』。
本格的な演奏に使用したい場合は物足りないかもしれませんが、コンパクトでiPadやiPhoneとも簡単に接続できる手軽さから、楽曲制作などには充分対応してくれます。
全くの初心者の人から、経験はあるけど持ち歩き用が欲しかったという人までおすすめです。
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- 接続方式:有線(USB)
- キータッチの質:ライトウェイト鍵盤
- コントローラー:ジョイスティック、アルペジエーター(分散和音を演奏)・ボタン、サスティン(音を伸ばす)/タップ・ボタン、他
- サイズ:48.26cm × 7.62cm × 17.78cm
- 重量:1.29 kg
- メーカー:KORG(コルグ)
MIDIキーボードのおすすめ②「KORG nanoKEY2」
とにかく値段が安く、それでいてしっかりとMIDIキーボードとして使えることから、人気のある機種が『KORG nanoKEY2』。
軽くてコンパクト、さらに薄型なので、外出先で使用するなどの持ち運びには最適です。
25鍵のような小さなキーボードは、ミスタッチしやすいですが、こちらの商品はキーとキーの間に幅があるため、打ち込みしやすくなっているのが特徴。
他にも、モバイル用としてiPadやiPhoneと一緒に使いたい人には、特におすすめできます。
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- 接続方式:有線(USB)
- キータッチの質:ライトウェイト鍵盤
- コントローラー:ピッチアップダウンボタン、オクターブアップダウンボタン、他
- サイズ:32.5cm × 8.3cm × 1.6cm
- 重量:244g
- メーカー:KORG(コルグ)
MIDIキーボードのおすすめ③ 「アカイプロ APC KEY 25」
『Akai APC KEY 25』は、世界中で使われている音楽ソフト「Ableton Live」用に開発されたMIDIキーボードです。
Ableton Liveをより楽しめるように作られているキーボードで、視覚的に操作ができるなど、音楽制作がより楽しくなるような仕掛けが。
もちろん、他のDAWソフトウェアや音源ソフトウェアでも利用できます。
やはり、Ableton Liveとの相性は抜群なので、ユーザーであれば欠かせない定番機種でもありますので、おすすめです。
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- 接続方式:有線(USB)
- キータッチの質:ー
- コントローラー:8つのコントロール・ノブ(パラメーターを細かくセット可能)、サスティン(音を伸ばす)・ボタン、オクターブ切り替えボタン、他
- サイズ:約31.1cm × 19.3cm × 4.1cm
- 重量:760g
- メーカー:Akai Professional (アカイプロ)
MIDIキーボードの人気メーカーのおすすめを紹介!
鍵盤数の違うおすすめの商品を具体的にご紹介してきましたが、MIDIキーボードを製造販売しているメーカーがたくさんある事がお分りいただけたと思います。
ここからは、おすすめのMIDIキーボードの製造メーカーをご紹介して行きます。
メーカーによって、それぞれ特色がありますので、ぜひ購入前に参考にしてくださいね。
おすすめメーカー1. M-AUDIO(エムオーディオ)
エムオーディオはアメリカの会社で、DTM関連であるMIDIキーボード、DAW向けの音響機器などを中心に展開しているメーカー。
エムオーディオのDTM関連の商品は価格が低めのものが多く、それでいて性能が良い商品が揃っているため、コスパが良い事で人気があります。
気軽にDTMをやってみたい人や、何を買ったら良いのか分からないけど「とりあえず買ってみたい」と思っている人には、特におすすめのメーカーです。
おすすめメーカー2. Roland(ローランド)
海外のメーカーだと思っている人が多いですが、ローランドは日本の電子楽器専門メーカーです。本社があるのは、楽器の街として知られる浜松市。
「シンセサイザーといったらローランド」というぐらい有名で、多くのプロミュージシャンに愛用されています。
もちろん、MIDIキーボードも性能の面では秀でていて、品質においても信頼できるメーカー。「本格的にDTMをやってみたい」と考えている人でも、後悔しない機種を購入できるでしょう。
おすすめメーカー3. KORG(コルグ)
KORG(コルグ)も東京都に本社があり、ローランドと並び、日本を代表する電子楽器の製造メーカーです。日本で初めてシンセサイザーを完成させた会社でもあります。
MIDIキーボードは、コンパクトさを追求した商品であったりと、独自のアイデアが活かされた商品が揃っているため、選ぶのが楽しくなります。
「他人とは違う機種を使ってみたい」と思う人に、おすすめのメーカーです。
自分が一番使いやすい「MIDIキーボード」を見つけよう。
DTM初心者の人にとっては、商品説明などは聞き慣れない用語ばかりで、選ぶ基準が分からずに難しいですよね。
ご紹介したMIDIキーボードの種類や選び方を理解していただければ、自分に合ったMIDIキーボードがどんなものなのかが、少しずつイメージできるはず。
まずは、自分がやってみたい事を頭の中で整理して、何を重視するかよく考えてみましょう。ぜひ本記事を参考に、最高のMIDIキーボードを手に入れてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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