【太ももの筋トレ】太ももの筋肉を鍛えるトレーニングメニュー|下半身を引き締めるには

【太ももの筋トレ】太ももの筋肉を鍛えるトレーニングメニュー|下半身を引き締めるには

山田悠介 2023.03.02
太ももの筋肉構造から、ダイエット効果などの鍛えるメリット、効率的な筋トレメニューまで、太ももの鍛え方を徹底解説します。太ももを引き締めるトレーニングで、細く無駄のない下半身に。脚から健康的で男らしいオーラを醸しだして!

太ももの効果的な筋トレメニュー|強い足腰を作る下半身のトレーニング特集

太ももを鍛えるメリットについて勉強したところで、ここから太くたくましい太ももを作る効果的な筋トレメニューについて解説します。

簡単な種目から、ダンベルを使って負荷を高めたトレーニングまで、足の筋肉が太くなるメニューをこの機会にマスターしましょう。


太ももの筋トレメニュー1. ノーマルスクワット

正しいノーマルスクワットのやり方を教える動画

下半身を鍛える王道の自重トレーニングといえばスクワット。

脚だけでなく全身トレーニングにも繋がるので、数ある筋トレの中でも消費カロリーはNo.1です。脚のシェイクアップやヒップアップ効果が期待でき、太ももを鍛える以外にもうれしい効果がたくさん見込めるトレーニングです。


鍛えられる部位

  • 大腿四頭筋
  • ハムストリング
  • 大殿筋(お尻の筋肉)
  • 下腿三頭筋

ノーマルスクワットの正しいやり方

  1. 肩幅に足を広げる
  2. 足先はやや外側に向けておく
  3. 背筋をしっかりと伸ばす
  4. 息を吸いながら下げていく
  5. 地面と太ももが平行になるまで下げたら、少しの間キープ
  6. その後ゆっくりと元に戻していく
  7. この動作を30回繰り返す
  8. インターバル(30秒)
  9. 残り2セット行う
  10. 終了

ノーマルスクワットの目安は、30回×3セット。トレーニングに慣れきたら、セット数ではなく回数を増やしていきましょう。


トレーニングのコツ

  • 膝がつま先よりも前に出ないようにする
  • 膝とつま先の向きは同じにして取り組む
  • なるべくゆっくりと行って、筋肉への負荷を高める
  • 正しい呼吸法を身につける
  • 背中を丸めて行わない

ノーマルスクワットを行うときは、常に太もも(特に大腿四頭筋)を意識してトレーニングしましょう。筋トレ初心者は疲れてくると忘れがちなため、気をつけてくださいね。

【参考記事】正しいスクワットのコツとは?

【参考記事】はこちら▽

【参考動画】スクワットサーキット3分で、必ず効果を出そう

必ずダイエットできるスクワットサーキット3分メニュー


太ももの筋トレメニュー2. Gackt流サイクルトレーニング

サイクルトレーニングのスクリーンショット

腹筋・大腿四頭筋・大腰筋を寝ながら鍛えられる効果的なトレーニングメニュー。Gacktさんも実際に取り組んでいる筋トレなため、効果は間違い無し。しっかりと続ければ筋肉全体をスムーズに肥大させられますよ。


鍛えられる部位

  • 大腿四頭筋
  • ハムストリング
  • 大殿筋(お尻の筋肉)
  • 腹筋
  • 大腰筋

サイクルの正しいやり方

  1. 座布団やクッションをお尻の下に置いて座る
  2. 両足と上半身を少しだけ地面から浮かせ、お尻だけでバランスを取る
  3. 右膝を引きつけて、お腹に太ももをつける
  4. 浮かせた状態で右足を思いきり伸ばす
  5. (4)の時、左の太ももをお腹につける
  6. この動作を左右20ずつ行う
  7. インターバル(30秒)
  8. 残り2セット行う
  9. 終了

サイクルの目安は、左右20回×3セット。バランスを崩さないよう、軸を安定させて行いましょう。


トレーニングのコツ

  • 腹筋下部に力を入れる
  • 足は勢いよく蹴り出す
  • 呼吸を安定させて行う
  • 足は床に絶対につけない
  • 引きつけた時、膝と胸を一瞬触れさせる

サイクルトレーニングで大切なコツは、足を勢いよく蹴り出すこと。たったこれだけを意識するだけで太ももへの刺激を飛躍的に高められますよ。慣れてきたら、インターバルの時間をさらに短くしてみて。

【参考記事】その他のGacktメニューも解説


太ももの筋トレメニュー3. 内太ももトレーニング

内太ももの効果的な筋トレ種目

普段の生活の中でPC作業や書き仕事などで椅子に座る機会が多い人でも手軽に行えるトレーニングメニュー。内太ももの内転筋群を効率よく鍛えられる筋トレ種目で、誰でも簡単に行えます。自宅でも行えるため、ぜひチェックしておきましょう。


鍛えられる部位

  • 内転筋群
  • 大臀筋

内太ももトレーニングのやり方

  1. 椅子に浅く座る
  2. 背中をまっすぐ伸ばす
  3. 両足を内側に寄せて膝をくっつける
  4. (3)の時、力は入れずにくっつけましょう
  5. 1分間キープ
  6. 膝を離す
  7. この動作を1日5回行う
  8. 終了

内太ももトレーニングの目安は、1日5回。膝同士をくっつけるだけの筋トレ種目にはなりますが、内ももを効果的に刺激できる理想的なトレーニングですよ。


トレーニングのコツ

  • 無理に膝を近づけない
  • 背中を真っ直ぐ伸ばす
  • 膝だけではなく、両足もくっつける

内太ももトレーニングで覚えて欲しいコツは、無理に膝をくっつけようと思わないこと。このトレーニングを見ている人の中には、O脚が原因でくっつけられない人もいるでしょう。その方は、自分の出来る範囲で足をくっつけるよう努力してください。


太ももの筋トレメニュー4. レッグカール

レッグカール動画のスクリーンショット

自宅で寝ながら簡単に行える太もも裏(ハムストリング)トレーニング。ダンベルや500mlペットボトルを使えば、より効果的に筋肉を刺激できますよ。しっかりとやり方とコツを覚えておきましょう。


鍛えられる部位

  • ハムストリング
  • 腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)

レッグカールの正しいやり方

  1. ストレッチマットの上にうつ伏せで寝っ転がる
  2. 両手を顔の前に着き、溝内付近まで上半身を浮かせます
  3. かかとをお尻に当てるように膝を曲げていく
  4. ゆっくりと元に戻す
  5. この動作を20回繰り返す
  6. インターバル(30秒)
  7. 残り2セット行う
  8. 終了

レッグカールの目安は、20回×3セット。フォームを確認したら、ペットボトルなどを足に挟んで行っていきましょう。


トレーニングのコツ

  • 上半身には力を入れて行わない
  • 慣れてきたら、【チューブを両足の足首に結ぶ・ペットボトルを挟む】のどちらかを行う
  • 全ての動作をゆっくりとする
  • つま先は曲げたりせず、常に真っ直ぐをキープする

レッグカールトレーニングで大切なコツは、チューブやダンベル、ペットボトルで負荷を高めること。無理はしすぎず、筋肉が刺激されているのを感じながら行っていきましょう。

【参考記事】はこちら▽


太ももの筋トレメニュー5. レッグランジ

レッグランジのやり方

太ももやお尻の筋肉を自宅でバランスよく鍛えられる効果的なトレーニングメニュー。基本的には自重で行う筋トレにはなりますが、ダンベルやウエイトバーなどを使って負荷を高めるのもおすすめ。足の筋肉を効率よく鍛えたい方はレッグランジに取り組みましょう。


鍛えられる部位

  • 大腿四頭筋
  • ハムストリング
  • 大臀筋

レッグランジのやり方

  1. 肩幅よりも少し狭めに足を開く
  2. (1)の時、両手は腰の後ろで固定しましょう
  3. 足を一歩前に大きく踏み出します
  4. 真っ直ぐ下に腰を落とす
  5. (4)の時、前に踏み出した足の太ももが地面と平行になるまで下げる
  6. この動作を20回繰り返す
  7. インターバル(30秒)
  8. 残り2セット行う
  9. 逆足も取り組む
  10. 終了

レッグランジの目安は、左右20回×3セット。下半身全体を効率よく鍛えられるトレーニングなため、ぜひ日々のメニューに取り入れてみてください。


トレーニングのコツ

  • 腹筋に力を入れて上半身を真っ直ぐ伸ばす
  • 左右にブレないよう少しだけ足を開く
  • 前足は伸ばしすぎない
  • 慣れてきたら、ダンベルで負荷をプラスする
  • 後ろ足への刺激を意識する

レッグランジで大切なコツは、前足ではなく、後ろ足への刺激を感じながら取り組むこと。やや刺激が少ないと感じた方は、足をもう少しだけ前に出してみてましょう。足の位置を変えても刺激が変わらない時は、ダンベルや水入りペットボトルで負荷を高めてみてください。

【参考記事】レッグランジのやり方を動画で解説


太ももの筋トレメニュー6. ウォーキング・ランニング

筋トレと有酸素運動は、どちらを先にすればいいのか

太ももの無駄な脂肪を落とすなら、ウォーキングやランニングが一番です。有酸素運動ということで、脂肪を燃焼しますし、赤筋を鍛えることにもなるので、自然と代謝も上がります。

また、有酸素運動は20分以上行うことが効果的と言われているので、毎日20分以上有酸素運動をすることを目標にしてみるといいですね。継続は力なりです。

消費カロリーは低いですが、ランニングよりもウォーキングの方が、脂肪を燃焼しやすい有酸素運動なので、普段から歩く機会を増やす事もトレーニングに繋がりますよ。

【参考記事】ウォーキングダイエットのやり方&コツをご紹介


太ももの筋トレメニュー7. アダクション

内ももの筋肉を鍛えるアダクションのやり方

アダクションは普段あまり使われない、内ももを鍛える効果的な筋トレメニューです。

内ももを鍛えることによって、脚全体を引き締めて、引き締まった無駄のない体型になることが出来ます。トレーニングの負荷も自重なので、継続しやすくきちんと鍛えられるトレーニングです。


鍛えられる部位

  • 内転筋
  • ハムストリング

アダクションのやり方

  1. 平らな床に横向きに寝っ転がる
  2. 上側の脚の膝を曲げて、脚を床につける
  3. 前上見て4の字のような形になったら、床側の手は肘を曲げて手を頭につけて支える
  4. 上側の手も、身体が倒れないよう支えてください
  5. 下側の脚を伸ばした状態でゆっくりと上げていき、上げきったらキープ
  6. その後、ゆっくりと元に戻していく
  7. この動作を15回繰り返す
  8. インターバル(30秒)
  9. 逆側も同様に行う
  10. インターバル(30秒)
  11. 残り2セット行う
  12. 終了

アダクションの目安は、左右15回ずつ×3セット。やや難易度高めのトレーニングですが、その分高い筋トレ効果を鍛えられますよ。


トレーニングのコツ

  • 太ももを意識してトレーニングを行う
  • 内ももに刺激を与えられるよう、他の筋肉に力を入れない
  • 必ずストレッチを行ってからトレーニングする
  • 呼吸しながら行う
  • トレーニングに慣れてきたら回数を増やしてさらに負荷を高める

アダクションで使う筋肉は普段あまり使わない筋肉になるため、必ずストレッチしてから行ってください。アダクションを極めれば効果的に太ももを太く仕上げられますよ。

【参考記事】アダクションのやり方を"家トレ・ジムトレ"に分けて詳しく解説


太ももの筋トレメニュー8. レッグエクステンション

レッグエクステンションのやり方

マシンを使った太ももトレーニングで最も著名なメニューがレッグエクステンションです。主に大腿四頭筋を刺激する筋トレになりますが、補助筋肉としてハムストリング・大臀筋を刺激できます。ジムに行く予定または通っている男性はチャレンジしてみて。


鍛えられる部位

  • 大腿四頭筋
  • ハムストリング
  • 大臀筋

レッグエクステンションのやり方

  1. 足を当てるパッドの視点部分に両膝が来るように座る
  2. 膝の角度が90度になる位置まで足パッドを下げていく
  3. (2)の時、足首の上部分にパッドが来るようにしましょう
  4. グリップを軽く掴んで体を安定させる
  5. 大腿四頭筋の筋肉を使ってパッドを持ち上げていく
  6. 膝を伸ばしきったら、軽く止める
  7. その後、ゆっくりと戻していく
  8. この動作を10回繰り返す
  9. インターバル(1分間)
  10. 残り2セット行う
  11. 終了

レッグエクステンショントレーニングの目安は、10回×3セット。マシントレーニングになるため、インターバルは少し長めにとっておきましょう。


トレーニングのコツ

  • 大腿四頭筋を意識してトレーニングを行う
  • 息を吐きながら持ち上げ、吸いながら下ろしていく
  • グリップを握りこみすぎない
  • つりそうになったらすぐにトレーニングをやめる

レッグエクステンションの効果を高める秘訣は、グリップを握りこみすぎないこと。強く握ってしまうと腕に力が入ってしまい、大腿四頭筋を上手く活用できません。腕の力は、体を支える程度の力でOK。


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