自分軸がある人の10の特徴|物事を他人軸で考えない人になる方法とは?
“自分軸がある人”とは?他人軸との違いも解説!
『自分軸』とは、周囲の人たちの考え方に影響されず、自分自身の考えで物事を決めることです。
反対に『他人軸』は、自分自身の気持ちを抑え、周囲の人たちからの意見や評価を最優先することを言います。
日本人は他人の目を気にする人が多く、ついつい他人軸で行動してしまうのですが、他人がいつも正しいとは限りません。
自分軸で動くことを心がけると、今よりも自由に生きていけますよ。
自分軸がある人の10の特徴|芯が強い人の性格や考え方とは?
「他人の考え方に影響されない人に多い性格を知りたい!」
「どんな考え方をしていれば芯が強い人と言えるんだろう?」
自分軸がある人に出会うと、その決断力がどのようにして生まれるのか気になりますよね。
ここからは、自分軸がある人に多い性格や考え方をご紹介します。
自分軸がある人の特徴を知って、自分との違いをチェックしてみましょう。
特徴1. 何を決めるにも即決
何かを決めなければならない時に、迷わず行動できる人っていますよね。
- 利益が大きい案件であっても、将来的にリスクとなりそうなら諦める
- 周囲から「会社に残ってほしい」とお願いされても、自分の夢のために独立する
など、他の人なら迷ってしまうことでも躊躇しません。
自分軸がある人は、自分の中に明確な判断基準を持っているため、その基準で行動しようとするから。
なので、選択を迫られるシーンでもブレないですぐ決断できるのです。
特徴2. 一人で行動していることが多い
仲良しグループで旅行した時に、仲間たちが旅行先で「みんなで楽しめるようなものはないかな?」のように迷っていると、
「自分は見たいところがあるから、帰る時間になったらここで集合しよう」
と一人で行動する人っていませんか。
自分軸がある人は、集団で行動すると自分の意見や考え通りに動きづらいと思っています。
なので、今自分がしたいことを確実に実践するため、一人で行動しようとするのです。
特徴3. 簡単に人の意見に賛成しない
他人からどうでもいいような意見を言われて考えるのが面倒くさくなると、「じゃあ、それでいいよ」と言ってしまいがちですよね。
しかし、芯が強い人は「それには同意できません」とハッキリ意思表示し、簡単には流されないのが特徴です。
彼らは「自分はこうあるべきだ」という確固たるポリシーを持っているので、自分の考えに沿っていない意見などを見逃すことができません。
「なるほど、そういう理由なら仕方ない」と納得するまでは、他人の意見をあっさり受け入れることはないでしょう。
特徴4. 人目を気にせず行動する
自分は恥ずかしく感じてしまうからできない行動ってありますよね。
ランチでどのお店も満員だったので、コンビニのお弁当を買って公園で食べてしまうなど、自分軸のある人は平気でやってしまいます。
彼らは自分にとって良いか悪いかの自己評価を優先して考えていて、他人の目は関係ないからです。
自分さえ「こんなこと嫌だな」と感じなければ、他人からどう思われようと自分のしたいことをするでしょう。
特徴5. 年上にも忖度しない
会議中に年上の先輩社員が納得できない案を出しても、同僚たちは「先輩を立てて同意しておこう」という雰囲気になりがち。
しかし、自分軸がある人は「それよりも◯◯したほうが上手くいくはずです」と周りに流されないで意見を言います。
それは自分の気持ちや考えを優先して考える傾向があるから。
空気を読んで相手に合わせるようなことはしません。
たとえ相手が年上でも遠慮せず、素直な気持ちを言葉にするでしょう。
特徴6. 失敗を恐れずに、とりあえずやってみるタイプ
会社が新案件の担当者を募っている時に、同僚たちは「誰もやったことがないのに、失敗しても責任取りたくないよ」と手を挙げようとしません。
そのような雰囲気の中でも、芯がある人は「いい経験になるかもしれない」と率先して引き受けます。
彼らは自分の考えや行動に自信と責任を持っているので、失敗したとしてもその時に考えればいいと思っているから。
「やらないで後悔するよりも、やってから後悔すればいい」と何にでも挑戦するでしょう。
特徴7. 恋人に嫉妬しない
恋人が異性と仲良くしているのを見てしまうと、浮気されるのではないかと心配してしまう人は少なくないでしょう。
しかし、自分軸がある人は「恋人に異性の友達がいても普通のことだし、仲良しがいるのはいいことだ」と気にしません。
そのような性格になれるのは自分に自信があるからで、周囲の人と自分をいちいち比べようとしないから。
「恋人の気持ちは自分から離れない」と思っているので、心配したり不安になったりしないのです。
特徴8. 「なんとかなる」が口癖
仕事などで想定外のことが起きると、他人軸で行動している人は「どうしたらいいんだろう?」と慌ててしまうでしょう。
ところが芯がある人の場合は、「問題に一つずつ対処していけばなんとかなるはずだ」と冷静に行動します。
自分軸があるので、他人に頼らなくても自分の判断だけで解決できるだろうと考えるからです。
そのため、なんとかなるの精神で楽観的な雰囲気を感じさせるのです。
特徴9. 愚痴や言い訳を口にしない
仕事が上手くいかないと、多くの人はつい文句を言ってしまったり、「たまたま悪条件が重なっただけだ」と言い訳したりしがち。
しかし、芯が強い人は「自分の実力がまだ足りなかったからだ」と自分自身の未熟さを反省します。
自分の発言や行動に責任を持っているから、どのような結果が出ても自分のせいだと考えるからなのです。
自分の都合が悪くなった状況でも、他人や環境のせいにはしないでしょう。
特徴10. 人の意見を頭ごなしに否定しない
自分の中で「◯◯はこうでなければならない」と決めつけていると、他人の意見を素直に受け入れられません。
しかし、自分軸がある人は「そう考える人もいるのか」と耳を傾ける柔軟さも持ち合わせています。
その理由は、「人それぞれに自分軸があるので、考え方もそれぞれ違いがある」と思っているから。
多様性を認めているので、自分と違う意見もすぐには否定しないでちゃんと聞こうとするでしょう。
▷次のページ:自分軸がある人になる4つの方法|今すぐ実践できる行動や考え方とは?