自分がない男女の原因&特徴|自我がない人が改善して克服する方法とは
「自分がない」と悩んでいませんか?
自分がない人という言葉にはマイナスイメージがありますが、自分がないとはどういうことでしょうか。
一番わかりやすいのは、周囲に流されてしまう人のこと。つまり、自己主張ができない人のことをそう呼びます。
では、なぜ自己主張ができないのか。
ここでは自分がないとは何がないのか、そのような人の特徴や原因、克服する方法について解説していきます。
自分がない男、自分がない女とは?具体的に何がないと言われている?
周囲の意見に流されてしまう人を自分がない人と呼びますが、自分がないとは具体的に何がないのでしょうか。何が不足していると自分がない人になってしまうのでしょうか。
一般的に人が持っているべき考え方や信念、責任などについて触れながら、自分がないことついて考察してみます。
1. 自分なりの「価値観や考え」
男性でも女性でも子供の頃は親の言うことを聞いて従うのが普通ですが、成長と共に自分なりの考えや価値観を持つようになります。
それによって自分の個性が形作られるわけです。
子供から大人になる過程で反抗期というのがありますが、これは親とは違う自分なりの考え方が出来てきた証拠です。
余りに素直で良い子のまま成長してしまうと、自分なりの価値観や考え方が持てなくなるのです。
男性や女性で成長期に自分なりの価値観や考え方を形作れなかった人は、社会に出た時に自分がない人と呼ばれることが多くなります。
2. やりたい事やなりたい自分像など、「夢や目標」
自分がない人というのは、積極的にこれがやりたいとかやりたくないとか主張しません。
何についても無関心・無欲なのです。関心がないから、他の人の意見に流されます。なぜ無関心かというと、自分の中に夢や目標がないからです。
夢や目標があればそれに向かって積極的に動くはず。つまり人生の目標がないので、将来への展望も持てないのでしょう。
ハッキリした夢や目標ではなくても、人は漠然と将来について考えるものです。男性女性にかかわらず自分がない人は、将来について諦めているのかもしれませんね。
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3. 自分の行動指針ともなる「信念」
自分の中に夢や目標があると、それを実現しようとして辛くても我慢します。なぜ我慢できるかというと、実現しようという信念があるから。
自分がない人は夢や目標がないので、それを実現しようという信念もありません。
信念がないと人は進むべき方向が定まらず、あっちへフラフラこっちへフラフラしてしまい、結局、人の意見に流されてしまうのです。
信念を持つというと難しく思えますが、要するに自分がやりたい事やしたい事があるかどうか。もし何もやりたい事がないとしたら、自分がない人になっている可能性があります。
4. 最後は自分でかたをつける「責任力」
自分がない人が増えていると言われますが、何となくわかる気もします。人に流されずに自分の意見を主張するというのは、それに伴う結果に責任を持つことだから。
つまり、自分がない人は責任を負うのが嫌だからそのように振る舞うわけです。
自分がない人は、へたなこと言って責任を背負い込むぐらいなら、自分を捨てて流される方がましだと考えます。そこから見えてくるのは、責任力の欠如と自信のなさです。