エコタイヤのおすすめ10選|低燃費で耐久性が高い人気タイヤを紹介!
そもそもエコタイヤとは|普通のタイヤとの違いは?
エコタイヤ、つまり低燃費タイヤとは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)が定めた安全性(ウェットグリップ性能)と低燃費(転がり抵抗性能)の基準を満たしたタイヤのこと。
濡れた路面でのグリップ力が「a・b・c・d」の4段階いずれかに入り、転がり抵抗性能の等級が「AAA・AA・A・B・C」のうちA以上に入ることがエコタイヤの条件。
一般的なタイヤよりも低燃費で走行でき、かつ安全性にも配慮しているため、車の燃費の向上を目指す方におすすめのタイヤです。
エコタイヤの選び方|購入する前に確認すべき点とは
各メーカーからいろんなタイプのエコタイヤが出ているため、「エコタイヤを買いたい」と思っても、どれを選ぶべきか迷う人も多いようです。
そこで、ここからはエコタイヤの選び方を紹介します。
後で「しまった!」とならないためにも、よく比較して選びましょう。
エコタイヤの選び方1. 性能のグレードを確認して選ぶ
同じエコタイヤでも製品によって性能グレードが異なるため、確認して選びたいもの。
- 転がり抵抗性能
- ウェットグリップ性能
の2つの性能グレードがあります。
それぞれの違いを理解の上、求めるグレードのものを選びましょう。
燃費の良さが分かる「転がり抵抗性能」とは
「転がり抵抗性能」とは、車の走行時にタイヤが転がるのを妨げる摩擦抵抗を示したもの。
車が走行する時はタイヤと道路の間で摩擦が起きますが、エコタイヤはタイヤが前進するのを妨げる摩擦抵抗が低く、「転がり抵抗性能」がA以上と決まっています。
エコタイヤの摩擦抵抗性能はAAA・AA・Aの3種類がありますが、Aの数が多いほど抵抗が少なくなり、AAAが一番低燃費です。
ただし、摩擦抵抗が低いということは滑りやすいことでもあるため、次に紹介するウェットグリップ性能もチェックすることが必要になります。
安全性が分かる「ウェットグリップ性能」とは
「ウェットグリップ性能」とは、雨などで濡れた路面で止まる性能のことです。
タイヤの摩擦抵抗が低い車は、タイヤが転がりやすいため燃費が良くなるものの、その分、ブレーキを踏んでから停車するまでに時間がかかるのが一般的。特に路面が濡れていると、車がすぐに止まらず事故のリスクが高まります。
エコタイヤのウェットグリップ性能は、a・b・c・dの4ランクがあり、aが最もグリップ性が高いタイヤです。
そのため、安全面を重視したいなら、ランクがaかbのものを選ぶようおすすめします。
エコタイヤの選び方2. 燃費以外の性能も確認して選ぶ
燃費の向上が期待できるエコタイヤですが、タイヤによってそれ以外の性能もプラスされているものがあります。
例えば、走行音が静かな静粛性重視タイプ、耐久性のある耐摩耗性タイプ、ふらつきを抑えるタイプなど。
購入後にエコタイヤのロードノイズが気になる、走行が不安定で乗り心地が悪いなどといった不満にならないように、購入前には低燃費以外の性能にも注目しましょう。
車種によっても求める性能は変わるため、自分の車との相性も考慮しつつタイヤを選んでみてください。
エコタイヤの選び方3. 価格と燃費のバランスを考えて選ぶ
燃費が向上するため燃料代の削減が期待できるエコタイヤですが、最新の技術が使われているので、一般的なタイヤと比較すると価格が高め。
ただし、エコタイヤの価格が高ければ高いほど低燃費性能が向上するわけでもありません。
そのため、燃費の向上に対してタイヤが割高になってしまわないか確認して選ぶことが大切です。
そうしないと、「お得になると思ってエコタイヤを選んだのに、トータルの費用は割高になった」ということになる可能性もあります。
エコタイヤの選び方4. 自分の車に合った「サイズ」を選ぶ
タイヤにはサイズがあり、軽自動車やSUV、ミニバン、ワゴンなど車のサイズに合ったものを装着することが大切です。エコタイヤへの履き替えを検討しているなら、自分の車に合ったサイズのタイヤを選ばないと不具合につながるかもしれません。
タイヤ販売店に行けばふさわしいタイヤを選んでもらえますが、自分で選ぶときは新車購入時の純正タイヤと同じサイズのものを選びます。タイヤ側面には「235/45ZR17」といったタイヤサイズの表記があり、タイヤ幅・扁平率・外径(インチ)がわかるので、この部分を確認して選びましょう。
エコタイヤのおすすめ10選|低燃費と評価が高い人気商品を大公開
初めてエコタイヤを購入する時、「どれが人気商品なのか?」「評判が良いのはどれなのか?」「どのくらい燃費が良いのか?」など様々な疑問が出てきますね。
そこでここからは、使用者から評価の高いおすすめのエコタイヤを紹介します。
エコタイヤのおすすめ1. ブリヂストン 低燃費タイヤ NEXTRY 155/65R13 73S
- 偏摩耗が起きにくいような造りになっているので、タイヤの一部が極端に摩耗することを防げる
- 13インチなので、軽自動車のエコタイヤを探している方にもぴったり
- 乾いた路上はもちろん、濡れた路面でもグリップ性に優れているため安心感がある
「タイヤの一部だけが摩耗してバーストした経験があるので、そういったことが起きにくいタイヤを選びたい。」タイヤの偏摩耗の原因として空気圧不足や走り方が挙げられますが、注意していても道路条件によっては偏摩耗が起きやすいこともありますよね。
ブリジストンの『NEXTRY 155/65R13 73S』は、水平接地形状と偏摩耗配慮ブロックを採用している偏摩耗が起きにくいエコタイヤ。タイヤが均等に摩耗していくので、バーストなどのトラブル防止に繋がります。
タイヤが一部だけ極端に摩耗するといったトラブルを防ぎたい方におすすめのエコタイヤです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 転がり抵抗性能:A
- ウェットグリップ性能:c
- その他の特徴:―
- サイズ:13インチ
- 本数:1 (本)
エコタイヤのおすすめ2. GOODYEAR 低燃費タイヤ EfficientGrip ECO EG01 4本セット
- 4本で12,000円台と低価格なので家計に優しい
- 低燃費性能に優れているため、月々の燃料代を抑えられる
- 排水性を高めたデザインなので、雨の日も安定した走行が可能
「4本履き替えたいので、安いエコタイヤがほしいな。」タイヤ4本を全部交換すると、それなりの出費になるので、少しでも費用が抑えられると助かりますよね。
GOODYEARの『EfficientGrip ECO EG01』は、4本セットで12,000円台と比較的価格が安いのが特徴。低燃費性能に加えて長持ちするロングライフ性能、ウエット性能、高い操縦安定性も兼ね備えたバランスの良いエコタイヤです。
タイヤを4本まとめてお得に交換したい方はマストバイアイテムといえるでしょう。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 転がり抵抗性能:A
- ウェットグリップ性能:c
- その他の特徴:―
- サイズ:13インチ
- 本数:4 (本)
エコタイヤのおすすめ3. ヨコハマ(YOKOHAMA) 低燃費タイヤ BluEarth RV-02CK
- 走行時のロードノイズを抑える設計になっているため、静かな走行が可能
- 剛性の高いショルダーなので安定した走行ができる
- 溝が幅広で斜めカットになっているため、排水性が高く雨の日も安心
エコタイヤはタイヤのゴム質、トレッドパターン(溝や切り込みの刻み)などの影響でロードノイズが気になるものもあります。走行時にノイズがするのは極力避けたい場合は、静音設計されたものを選ぶのがおすすめです。
ヨコハマの『BluEarth RV-02CK』は、タイヤの切り込みや溝に工夫を施し、走行時のノイズ抑制を可能にしたエコタイヤ。タイヤの溝を3本にして溝幅を広くすることで優れた排水性も実現しています。
静粛性重視タイプのエコタイヤを求めている方にぴったりの商品です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 転がり抵抗性能:A
- ウェットグリップ性能:b
- その他の特徴:コンパクトミニバン・軽ハイトワゴン専用
- サイズ:14インチ
- 本数:1 (本)
エコタイヤのおすすめ4. ダンロップ エナセーブ EC204 155/65R14 75S
- 耐摩耗性能と耐偏摩耗性能を高めた設計なので、寿命の長い車を探している方にぴったり
- タイヤの転がり抵抗性能がAAなため、低燃費が実現可能
- 路面に当たる部分をラウンドシェイプしているため、乗り心地が快適
「耐久性に優れたエコタイヤを購入したい。」エコタイヤを購入したのに、タイヤの寿命が短くてトータルコストが高くなったなんてことになると残念ですよね。
ダンロップの『エナセーブ EC204 155/65R14 75S』は、耐摩耗・耐偏摩耗性能に優れた設計になっているため、長持ちすると評判です。転がり抵抗性能AAなので走行時の抵抗も低く、滑らかな走行が期待できます。
耐摩耗性タイプのエコタイヤを探している方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 転がり抵抗性能:AA
- ウェットグリップ性能:c
- その他の特徴:耐摩耗性タイプ
- サイズ:14インチ
- 本数:2 (本)
エコタイヤのおすすめ5. トーヨー SD-7 205/60R16 92H 4本セット
- 推奨車種がセダンやスポーティタイプなので、セダンなどの車種のエコタイヤをお探しの方にぴったり
- 16インチでスポーティタイプにも対応可能なのに4本で25,000円弱と安いので、家計に優しい
- 走行時のノイズを抑える造りなので、静かな走行が可能
「セダンに人気の低価格のエコタイヤってどれなんだろう?」タイヤのサイズはもちろん、特徴によっても軽自動車、ミニバン、セダン、SUV車などの車種にふさわしいエコタイヤは異なるため、どれを選ぶか迷いますよね。
トーヨーの『SD-7 205/60R16』は、セダンやスポーティタイプの車への装着が推奨されているエコタイヤで、価格も4本で25,000円弱と安いのが特徴。16インチでスポーティタイプにも対応できるのにこの値段は格安です。
耐摩耗性能が優れている他、ふらつきを抑える高硬度プライトッピングを採用しているため、乗り心地の良さも実現しています。
セダンタイプの車にふさわしいお手頃価格のエコタイヤを探している方におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 転がり抵抗性能:A
- ウェットグリップ性能:c
- その他の特徴:推奨車種はセダン・スポーティタイプ
- サイズ:16インチ
- 本数:1 (本)
エコタイヤのおすすめ6. ピレリ CINTURATO P7 205/60R16 92H
- イタリアの有名メーカーピレリのエコタイヤなので信頼できる
- あらゆる路面での快適な走行にこだわって設計しているため、乗り心地が良い
- 設計を工夫することで環境資源を節約したエコタイヤ
「ピレリのタイヤが良いと聞いたけど、エコタイヤも出しているのかな?」有名メーカーのタイヤだと信頼できるので、安心感がありますよね。
ピレリの『CINTURATO P7 205/60R16』は、快適な走り心地を約束するエコタイヤ。グリップ性も優れているので、雨天時なども安心できます。また、最新の材料やトレッドパターン(溝や切り込みの刻み)のデザインを活用することで環境資源を節約し、地球に優しいのも特徴。
タイヤなら信頼のあるピレリと決めている方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 転がり抵抗性能:―
- ウェットグリップ性能:―
- その他の特徴:環境に配慮したグリーンパフォーマンスタイヤ
- サイズ:16インチ
- 本数:1 (本)
エコタイヤのおすすめ7. ブリヂストン 低燃費タイヤ NEXTRY 215/50R17 91V
- 17インチのエコタイヤが1本1万円弱と安いので経済的
- リムガードが付いているため、ホイールに傷がつくのを防いでくれる
- 転がり抵抗性能A、ウェットグリップ性能cで低燃費と安全性の両立をお実現
「エコタイヤを試してみたことがないので、まずはお手頃価格のもので乗り心地を確認したい。」エコタイヤは価格も性能も様々なので、まずはベーシックなタイプのものを試したいと感じる方は少なくありません。
ブリジストンの『NEXTRY 215/50R17 91V』は、低燃費と安全性の両立を目指したシンプルなエコタイヤで、1本(17インチ)1万円弱と低価格。リムガードが付いているため、縁石などに当たった時にホイールに傷がつくのを防いでくれます。
お試し感覚でエコタイヤの購入を検討している方にぴったりです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 転がり抵抗性能:A
- ウェットグリップ性能:c
- その他の特徴:―
- サイズ:17インチ
- 本数:1 (本)
エコタイヤのおすすめ8. DUNLOP ENASAVE RV505 195/60R16 89H
- 横風や積載量などの影響を受けてもふらつきを抑えるので、安定した走行が可能
- ミニバン専用なので、ミニバン用のエコタイヤを探している方にぴったり
- 摩擦抵抗性能AA、ウェットグリップ性能bなため、低燃費と安全性の両立を実現
「安定した走行が可能なミニバン用のエコタイヤを購入したいな。」ファミリーカーとして人気のミニバンも、横風の影響などでふらつくことがありますよね。
DUNLOPの『ENASAVE RV505 195/60R16』は、ミニバンに起こりがちなふらつきを抑えるミニバン専用のエコタイヤ。ふらつきにくいので、風が強い、積載量が多いといった時も安定感のある走行が可能です。また、タイヤのトレッドパターンの配列を工夫することで、静かな走行が実現できています。
ふらつきを抑えるタイプのエコタイヤをミニバンに装着したい方は、マストバイアイテムです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 転がり抵抗性能:AA
- ウェットグリップ性能:b
- その他の特徴:ミニバン専用
- サイズ:16インチ
- 本数:1 (本)
エコタイヤのおすすめ9.MICHELIN プライマシー4 215/55R17 94W
- ウェットグリップ性能が高いので、濡れた路面の走行でも安心感がある
- 周波数をコントロールすることで走行時のノイズを低減するため、静粛性が高い
- 新溝形状を採用することで排出性能を高めているので、雨天時も安定した走行ができる
エコタイヤの不安要素の一つが、走行時に摩擦抵抗が少ないため、ブレーキを踏んでから停車するまでに時間がかかりそうなことです。特に濡れた路面を走っている時に、「きちんと止まってくれるのだろうか?」と不安に思う人はいることでしょう。
MICHELINのプライマシー4『215/55R17 94W』は、ウエットブレーキング性能が高いため、雨天時など路面が濡れている時でも安心して走行できるエコタイヤ。また、ロードノイズを軽減するよう造られており、走行時も静かです。
雨天などでもしっかりと停車するウェットグリップ性能が高いタイヤを求めている方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 転がり抵抗性能:A
- ウェットグリップ性能:b
- その他の特徴:
- サイズ:17インチ
- 本数:4 (本)
エコタイヤのおすすめ10. ファルケン ZIEX ZE914F 165/55R15 75V
- ウェットグリップ性能が優れているため、キビキビとしたスポーティな走行に対応できる
- タイヤの中央部分に高剛性のリブを配置しているため、高速直進時も安定した走行が可能
- 転がり抵抗性能Aなので、燃費向上が期待できる
「エコタイヤでスポーティな走りを楽しみたい。」キレのあるキビキビとした走りをするには、高いグリップ性能が求められるため、ふさわしいエコタイヤを探すのは難しく感じるかもしれません。
ファルケンの『ZIEX ZE914F 165/55R15 75V』は、ウェットグリップ性能が最高ランクのaなため、スムーズな走行が可能なエコタイヤです。濡れた路面でも快適な走行ができる安心感があります。
スポーティな走りに対応できるエコタイヤをお探しの方におすすめです。
楽天で詳細を見る商品ステータス
- 転がり抵抗性能:A
- ウェットグリップ性能:a
- その他の特徴:―
- サイズ:15インチ
- 本数:1 (本)
エコタイヤを導入して、ガソリン代を少しでも安くしましょう!
エコタイヤは、車の燃費の向上を目指す方にとって魅力的なタイヤです。とはいえ、タイヤの単価自体が一般的なタイヤと比べて高めなので、トータルの費用を計算して本当に安くなるのか確認して選びたいもの。
とはいえ、いろんなタイヤメーカーがエコタイヤを出しているので、どれを選ぶと良いか迷ってしまいますよね。
どれを選ぶべきか絞り込めない方は、この記事で紹介した人気商品から候補を絞ってみてはいかがでしょうか。
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