iPadでPDFファイルを編集/閲覧できるアプリ集。仕事に役立つ便利アプリとは?
PDFアプリとは?ダウンロードするメリットを詳しく解説
PDFとは、電子文書ファイルの一種で、画像や図表などが含まれた文書を紙に印刷できるようレイアウトされた状態で保存するためのファイル形式です。
PDFアプリは、そうしたPDFのファイルをスマホやタブレット経由で閲覧・編集・作成したり、Word文書や写真など他のファイルをPDFに変換することができるアプリを指します。
基本的にPDFはパソコンで作成や編集を行うものですが、PDFアプリをスマホやタブレットにダウンロードしておけば、出先や移動中でもPDFで保存された仕事の資料の内容を編集出来たり、書類に署名ができたりします。
PDFファイルを場所を問わず気軽に扱えるようになるのが、PDFアプリの大きなメリットです。
iPadで使えるPDFアプリの選び方|ダウンロード前にチェックすべきポイントとは?
PDFアプリで注意するべきなのは、アプリによって機能が全然違うということです。
例えば、PDFファイルの内容を閲覧できるだけのアプリも多くあります。出先でPDFの資料の不備を修正したい時には、そうしたアプリでは手の打ちようがありません。
そうしたことがないよう、ここでは、PDFアプリの選び方のポイントを紹介していきます。
iPadで使えるPDFアプリの選び方1. 閲覧や編集、共有などほしい機能で選ぶ
PDFは写真やテキストと違い、レイアウト情報が盛り込まれている分、対応アプリでないと開けないなど扱いが難しいものです。
閲覧するだけでも専用のアプリが必要ですが、できれば**出先でも編集やファイル共有、分割・結合ができるなど、欲しい機能が盛り込まれたPDFアプリを選ぶと、不測の事態にも対処できます。特にiPadの場合、複数画面を同時表示ができたり、ApplePencilで手書きができる機能があると便利です。
PDFアプリは機能が制限されているものも多くあるので、何ができるのか、搭載されている機能をよく確認して選ぶことが大切です。
iPadで使えるPDFアプリの選び方2. 無料で使えるアプリか課金して使うアプリかで決める
PDFアプリは元々扱いが難しいこともあって有料のアプリが少なくありません。しかし、中には無料のアプリも存在します。
できれば完全無料で高機能のアプリが理想ですが、無料アプリの多くは機能が制限されています。例えば、無料では1ページしか変換できないなどあえて弱い機能しか与えられていない場合も多いです。
そうした場合に課金をすることで、変換できるページ数が無制限になったり、クラウド経由でファイル共有もできるようになるなど便利な機能が使えるようになります。
PDFアプリを選ぶ際には「無料では何ができて、課金すると更に何ができるのか」に注目して選ぶこともおすすめです。
iPadで使えるPDFアプリのおすすめ10選|変換、書き込み、保存ができる人気アプリとは?
ここからは、おすすめのPDFアプリを10個紹介します。iPad対応アプリの場合、PDFの複数ページを同時閲覧できたり、ApplePencilでPDFに署名やメモ書きをしたり、Word文書や写真を印刷用のPDFに変換したり、便利な機能が使える人気アプリが多いです。
それぞれのアプリで可能な作業や特徴、おすすめポイントなどを含めて解説しますので、ぜひとも参考にしていただき、最適な機能を持ったPDFアプリを見つけてください。
アイコン | |||||
---|---|---|---|---|---|
アプリ名 | PDFExpert | アクロバットリーダーbyAdobe | OfficeSuite&PDFeditor | CamScanner | Apowersoft |
料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
iOS | iPhoneはこちら | iPhoneはこちら | iPhoneはこちら | iPhoneはこちら | iPhoneはこちら |
ポイント | PDFの注釈付け、テキストの強調表示、手書きメモなどの描画、画像の追加、圧縮・分割・結合など機能が充実している。 | iPhone/iPad版では視認しやすくわかりやすい画面はそのままに、出先にPDFファイルを気軽に持ち運べる。 | サインインすれば無料クラウドストレージ(MobiDrive)5GBが利用可能で、必要書類をバックアップできてスマホの容量を抑えられる。 | ドキュメントスキャナに特化した機能だけでなく、スキャンしたものを画像や文書ファイル、PDFファイルなど多彩な形式で保存可能。 | PDFを他フォーマットに変換、他フォーマットのファイルをPDFに変換といったことが簡単にできる。 |
詳細情報 | アプリの詳細を見る▼ | アプリの詳細を見る▼ | アプリの詳細を見る▼ | アプリの詳細を見る▼ | アプリの詳細を見る▼ |
iPadで使えるPDFアプリ1. PDF Expert
- PDFの注釈付け、テキストの強調表示、手書きメモなどの描画、画像の追加、圧縮・分割・結合など機能が充実している
- 無料版では閲覧しかできず多くの機能は有料版でのみの提供になるが、買い切りだった時代から人気の高い多機能PDFアプリなので、お金を掛ける価値はある
- 無料版でもPDFの読み込み・閲覧に便利で、全文検索・拡大縮小・スクロールなどでサクサク内容を確認できる
出先でPDFファイルを扱うなら、できれば閲覧だけでなく色々な機能が欲しいですよね。
「PDF Expert」はPDFを閲覧できるだけでなく、内容の編集や注釈付けができたり、ApplePencil対応のiPadでは手書きで書き込みしやすいなど、多彩な機能を持っています。特に特徴的なのが画像など他形式のファイルをPDFに変換する機能と、PDFを分割・結合できる機能です。
便利に使うには課金が前提となりますが、PDFを徹底的にいじり倒したい方におすすめです。
iPadユーザーはこちら商品ステータス
- 料金:無料(アプリ内課金あり)
- 可能な作業:閲覧/作成/編集/変換 など
iPadで使えるPDFアプリ2. アクロバットリーダー by Adobe
- PCユーザーお馴染みのAdobe社のPDFリーダー。iPhone/iPad版では視認しやすくわかりやすい画面はそのままに、出先にPDFファイルを気軽に持ち運べる
- 無料版でも閲覧だけでなく保存やファイル共有・注釈付け・マーカー・署名などの編集にも対応にしていてある程度のことはできる
- 有料版は作成・書き出し・携帯端末からの編集・ページ並べ替え・ファイルの統合など多くの便利機能が搭載!
PDFアプリには無料版だと閲覧しかできないものが多いですが、せめてファイル自体は変更できなくても、出先でファイル共有や署名や注釈付けくらいはしたいですよね。
そうした時に役立つのが「アクロバットリーダー by Adobe」です。スマホ版はファイル共有や署名や注釈付けなどある程度のことが無料で行えます。また、専用アプリ「AdobeScan」と組み合わせることでカメラでの書類スキャンも可能です。iPad版では大きな画面を使えるので簡単な署名や注釈付けがしやすくなっています。
PDFにちょっと付け足すくらいの簡単な作業をしたいという方におすすめですよ。
iPadユーザーはこちら商品ステータス
- 料金:無料(アプリ内課金あり)
- 可能な作業:無料プラン:閲覧/署名/共有(有料プラン:作成/編集/変換) など
iPadで使えるPDFアプリ3. OfficeSuite & PDF editor
- サインインすれば無料クラウドストレージ(MobiDrive)5GBが利用可能で、必要書類をバックアップできてスマホの容量を抑えられる
- PDFだけでなく様々なOffice文書を作成・編集できる多機能アプリ。紙の書類のスキャンも可能
- 無料だとPDF閲覧しかできないが、有料版に課金すれば編集や変換機能、文書の保護機能なども使えるようになる。課金額も月額290円からと安めなのも嬉しい
出先での作業中、PDFファイルだけでなく、文書作成やスライドなどのOfficeアプリも一緒に併用したい。
そうした時に便利なのが「OfficeSuite & PDF editor」。これはPDFだけでなくWordやPowerPointのようなOfficeツールをまとめて扱えるアプリです。iPadならページの切り替えも簡単で、大きな画面を使って快適に使えます。無料版では閲覧しかできないものの、サインインをすれば5GBのクラウドストレージがついてくるので非常にお得。
PDF含め色々な文書の作成・共有をしたい方におすすめです。
iPadユーザーはこちら商品ステータス
- 料金:無料(アプリ内課金あり)
- 可能な作業:閲覧(有料プラン:署名/作成/編集/変換 など)
iPadで使えるPDFアプリ4. CamScanner
- ドキュメントスキャナに特化した機能だけでなく、スキャンしたものを画像や文書ファイル、PDFファイルなど多彩な形式で保存可能
- 認識OCRなどの性能が非常に高く、歪みやくすみなどを修整し鮮明に記録してくれる
- 無料でもPDFの閲覧や変換などの機能が使えるが、使用可能回数に制限がある。課金をすればそうした制限なく快適に使える
紙の書類の整理はとても大変。かといってPCに同じ内容を文字打ちするとなると、途方もない作業量になってしまいますし、何より面倒ですよね。
そうした時あると便利なのが「CamScanner」。名前のままですが、紙の本や書類をカメラ機能で手軽にスキャン&PDFファイルに変換・保存できるアプリです。
撮影した紙に書かれた文字を認識しテキストにできるだけでなく、画像としても保存可能。iPadで使えばスキャンした文書も見やすく扱いやすいです。メール送信やクラウド保存など外部に送ることも簡単にできますよ。
無料版では回数やページ数に制限があるので、不十分と感じたら課金することも検討してみましょう。
紙の書類・仕事の資料をスキャンしPDF保存しておきたい方におすすめです。
iPadユーザーはこちら商品ステータス
- 料金:無料(アプリ内課金あり)
- 可能な作業:書類スキャン/閲覧/編集/変換(有料プラン:透かしなしのPDF作成/画面内の文字のtxt変換 など)
iPadで使えるPDFアプリ5. Apowersoft
- PDFを他フォーマットに変換、他フォーマットのファイルをPDFに変換といったことが簡単にできる
- PDFの結合やファイルの一括変換、画像スキャン機能なども充実
- 無料版では1ページずつしか機能が使えないので課金が必要になるが、その分便利な機能を快適に使えるようになる
PDF自体を編集するとどうしても使い勝手がよくないので、できればいつも使い慣れているアプリで編集したい。
そうした時に役立つのが「Apowersoft」。PDFファイルをWordやTXTなど他のフォーマットに変換、あるいは他のフォーマットからPDFに変換できるアプリです。それだけでなく、PDFファイルの結合や圧縮をしたり、画像から文字をスキャンする機能など色々な機能があります。
特にPDFを色々な形式のファイルに変換したい方におすすめのアプリです。
iPadユーザーはこちら商品ステータス
- 料金:無料(アプリ内課金あり)
- 可能な作業:閲覧/作成/編集/変換/結合 など(無料だと簡易的な機能しか使えない)
iPadで使えるPDFアプリ6. MetaMoJi Note Lite
- PDFファイル自体の内容は変更できないが、PDFの上から自由にペンで書き込みができる
- 編集するまでもないけどちょっとした注釈を加えたい時にぴったり!簡単操作で複数のペンや投げ縄ツールで色々な書き込みが可能
- 無料で2GBのクラウドストレージがついてくるのでファイルのバックアップも可能
PDFの資料に対して何か改善案を提案したい時など、ノートみたいにPDFに直感的に書き込みがしたい時ってありますよね。
そうした時にぴったりなのが「MetaMoJi Note Lite」。手書き感を重視した直感的な書き込みが行えるアプリで、複数のペンを自在に使い分けられます。書き込みを入れたPDFを気軽に送信することも可能です。無料で2GBのクラウドストレージが利用できるのも嬉しいですよね。
iPad+ApplePencilでPDFにノート感覚で簡単に書き込みしたい!という方におすすめです。
iPadユーザーはこちら商品ステータス
- 料金:無料(アプリ内課金あり)
- 可能な作業:閲覧/注釈記入/メモ書き など
iPadで使えるPDFアプリ7. eDocReader
- PDFファイルの快適な閲覧に特化したアプリで、複数ファイルをタブで手早く切り替えるなど快適な操作が可能
- 手書きメモ機能など編集機能も充実し、任意のページにしおりを挟むストック機能など便利な機能が満載
- 外部キーボードでの文字入力にも対応し、ほとんどの機能を無料で使える
PDFファイルを複数扱うとなると、ページ数も多いしごちゃごちゃしてわけがわからなくなる!ということも多いですよね。
そうした時に役立つのが「eDocReader」。iPadの大画面を使うことで編集ツールタブで複数のファイルを手早く切り替えられ、複数のPDF資料を見比べることも簡単にできます。
手書きなどの編集の際にも、任意のページにしおりを挟む「ストック機能」で保存したページに瞬時に切り替えられるなどとにかく扱いやすいことが特徴です。
複数のPDFを同時に確認したり見比べたりしたい方におすすめです。
iPadユーザーはこちら商品ステータス
- 料金:無料(アプリ内課金あり)
- 可能な作業:閲覧/作成/編集/変換 など
iPadで使えるPDFアプリ8. PDF Maker & Reader
- PDFをより手軽に、より快適に編集するためのお役立ちアプリ!とにかく使いやすいことが特徴的
- テキストや図形、画像などを簡単に貼り付けることができるだけでなく、任意の位置情報を提示するために地図を貼り付けることもできる
- 動画広告を視聴すれば無料使用期間が3日間延長されるという仕様も嬉しい
限られた日数だけでもいいから出先で快適にPDFを編集したい!そう願う方に朗報です。
「PDF Maker & Reader」というアプリなら、10日間0円でPDFファイルの作成・閲覧・編集など一通りのことが行える多機能アプリです。テキスト作成や手書き入力は勿論、図形や線の貼り付け、地図の貼り付けまでも可能となっています。iPadとApplePencilを使えば、より直感的な手書きが可能ですよ。
11日目以降は課金が必要になりますが、10日間は無料で便利機能の数々が制限なく利用できるというメリットは大きいでしょう。大事な出張の時にだけPDFファイルを好きなだけ作成したり編集したりしたい!という方におすすめです。
iPadユーザーはこちら商品ステータス
- 料金:無料(アプリ内課金あり)
- 可能な作業:閲覧/作成/編集/変換 など
iPadで使えるPDFアプリ9. GoodReader PDF Editor & Viewer
- PDFだけでなくOfficeファイルやHTMLなど多彩なファイルを閲覧できるので、アプリを切り替えて使うのが面倒な場合におすすめ
- 書き込みや強調表示、取り消し線やコメントの入力、PDF文章のテキスト起こしなどPDFの編集機能も充実しており出先でも便利に使える
- 有料ではあるが昨今主流の月額課金制ではなく買い切りなので負担が少なくて済む
他のOfficeファイルもPDFもまとめて1つのアプリで開きたい。
「GoodReader PDF Editor & Viewer」はそうした時に便利なアプリ。基本的には閲覧に特化したアプリで、PDFの他にも、WordやHTMLなど色々なファイルを閲覧できます。また、PDFの編集機能も便利で、強調表示や書き込みだけでなく取り消し線やコメント・注釈付け、PDF内の文章のテキスト起こしなど多様な機能が使えて便利。
有料ではありますが、サブスクリプションではなく買い切り型なので負担は少なく済みます。
1つのアプリで色々なファイルを閲覧したり、PDFのちょっとした編集もしたい方におすすめです。
iPadユーザーはこちら商品ステータス
- 料金:730円
- 可能な作業:閲覧/作成/編集/変換 など
PDFアプリを使って、iPadでの作業をもっと便利に。
以上、iPadで使えるおすすめのPDFアプリを10個紹介しました。
以上のようなアプリがあることで、出先でもiPadを使って気軽にPDFファイルの内容を確認したり、取引先に渡す資料の不備を修正したりすることができるようになります。
テレワークの浸透によって、ますます出先でのPDF閲覧や編集に需要が高まる昨今。ぜひこの記事の解説やおすすめポイントを参考に、iPadで使えるPDFアプリを導入し、便利なPDFファイルを出先で自由に使いこなしましょう。
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!