【富士フイルム】一眼レフカメラ/デジカメの人気おすすめモデル比較
長年愛される「富士フイルムカメラ」の魅力とは?
富士フイルムは、フィルムカメラの時代から長年カメラを製造してきたメーカーで、往年のファンはもちろん、最近では若い女性からも人気のあるメーカーです。
ここでは富士フイルムのカメラのどこに魅力があるのかを解説します。
魅力1. クラシカルなデザインがおしゃれ
富士フイルムは、同社が長年作ってきたカメラデザインの流れを重視しています。フィルム一眼レフカメラ時代から延々と継承されてきた各種ダイヤルや、黒と銀を基調としたカラーなどがクラシカルな雰囲気で特徴的。
同社のカメラを長年愛用してきたユーザーにとっては使い勝手がよく、かつ馴染みのあるデザインであり、新しいファンにとってはレトロな雰囲気がおしゃれに感じられるところが魅力になっています。
魅力2. フィルムメーカーならではの色彩表現とフィルムシュミレーション
富士フイルムは、長年一眼レフカメラに使用されるプロ用のフィルムを製造してきました。
シーンや目的に応じたフィルムへの味付けのノウハウをデジタルカメラの色調補正に活用し、カラーリバーサルフィルムやプロ用ネガフィルムなどを再現したフィルムシミュレーション機能を搭載しています。
豊かな色彩表現と階調表現の変化をフィルムを取り替えたような感覚で楽しめ、多彩な写真表現が可能です。
魅力3. グラデーション表現が得意なので、白飛びや黒の潰れが少ない
人間の目は高性能で、明るいところと暗いところが両方とも視界のなかにあっても、それぞれを問題なく見られます。
しかし、カメラは明暗比の大きなポイントが一度に視界に入ってくると、明るいところが真っ白になって(白飛び)しまったり、暗いところが真っ黒になる(黒潰れ)などの現象が起こりがちです。
富士フイルムのカメラは明るいところと暗いところを一度に捉える能力に優れており、白飛びや黒潰れが少なく、人間の見た目に近い写真が撮れるようになっています。
魅力4. フルサイズモデルがないので、コンパクトで軽い
画質に優れるということで近年各社が製造しているフルサイズ機ですが、その弱点は大量の光を取り込む必要性から本体やレンズが大きく、重くなりがちな点です。
しかし、富士フイルムはあえてフルサイズ機の開発競争から一歩身を引き、コンパクトで軽量なカメラでフルサイズ機に迫る画質を得ることに努力を傾けています。
機動性を重視する方や、重い荷物を持ちたくない女性は、コンパクトで高画質な富士フイルムのカメラが狙い目です。
富士フイルムミラーレスカメラの失敗しない「選び方」
ここでは富士フイルムのカメラを選ぶにあたって、どういった点に注目するべきかを解説します。自分にどういう機種が合っているかを見定めたり、機能と価格を比較してお買い得な機種を見分ける基準として活用してください。
選び方1. 使用用途に合わせて性能を選ぶ
カメラを選ぶ時、まずは使用用途を考えてみてください。どこでどういった用途で、あるいはどういう場面に持っていくかによって必要とされる機能は違ってきます。
画質が優れているのは大前提としても、持ち運びが簡単であるにこしたことはありませんし、その他の便利機能がどれくらい自分にとって必要であるかも重要です。
① 写真をすぐに共有したい人は”Wi-Fi”と”Bluetooth”対応モデルがおすすめ
撮った写真をすぐにSNSに上げたり、メールなどで誰かに送ったりしたいという方も多いでしょう。そうした方にとっては、パソコンを経由せずにすぐにスマートフォンに写真を送れるカメラが便利です。
Wi-Fi、あるいはBluetoothに対応している機種なら、カメラで撮った「今」をすぐに人と共有できます。
② 屋外撮影が多い場合は”防塵防滴”対応のモデルがおすすめ
カメラは精密機器であるため、内部の電子回路に水が入ってしまうと簡単に壊れてしまいます。
しかし、防塵・防滴機能を搭載しているカメラは少しくらいの雨なら内部への水分の侵入を防いでくれるため、突然の降雨でもカメラが壊れてしまう危険が少ないところが長所です。
屋外でカメラを使うことが多いなら防塵・防滴機能を備えたカメラを選びましょう。
選び方2. 重量やサイズで選ぶ
シャッターチャンスはいつ、どこにあるか分かりません。街を歩いている時にたまたま巡り会った絶好の被写体を撮影するためには常にカメラを持っていなくてはいけませんが、一眼レフなどのあまり大きく重いカメラはいつも持ち歩くというわけにはいかないでしょう。
その点、小さなカメラならいつでもポケットやバッグに入れて持ち歩けます。シャッターチャンスを逃さないためにも、できるだけ小さくて軽いカメラを選んでおきましょう。
選び方3. 価格帯で選ぶ
ミラーレス一眼は、ボディとレンズを合わせて購入する必要がありますが、レンズがセットになったレンズキットを購入すると少しお得にそろえられます。レンズが1本ついてきて安いもので3万円台から販売されており、10万円程度前後までがボリュームゾーンです。
コンパクトカメラの場合は価格帯が二極化。誰にでも扱いやすい初心者向けの商品が2万円前後で販売されている一方、画質と使い勝手にこだわりのある中・上級者向けの高級コンパクトカメラが10万円前後で販売されています。
【最新】富士フイルムカメラの人気おすすめモデル10選
ここからは富士フイルムのカメラのおすすめカメラ10機種を紹介します。初心者向けと中・上級者向けのグループに分けて比較していくので、自分のカメラ経験やカメラにどういった性能を求めるかによって商品を選んでくださいね。
【初心者】手軽に写真を楽しむ人に人気の富士フイルムカメラ5選
カメラ初心者には、難しい設定をある程度カメラお任せにして撮影できる機種がおすすめです。コンパクトカメラとミラーレスカメラの中から初心者の撮影を助けてくれる機能をそなえたカメラをまとめてみました。
初心者おすすめ1. FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T100
- コンパクト・軽量なため外出時に気軽にもっていける
- 液晶画面がタッチパネル式になっていて、撮影設定の変更の仕方が見た目で分かりやすい
- カメラが環境や被写体に合わせて適切な撮影設定を自動的に調整し、手軽に高画質の写真が撮れる
「高画質のカメラは大きくて重くて持ち運びが大変。でも、小さなカメラは画質に納得ができない」
そんな方はこのカメラを試してみてください。APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載しながら、手のひらに収まる程度のコンパクトさで、ボディの重さは500g以下に抑えられています。
クラシカルなモードダイヤルもそなえていますが、タッチパネル式の背面液晶で直感的な撮影設定の変更も可能。持ち運びの簡単なカメラで高画質での写真撮影を楽しみたい方におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:2424万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(4K)
- ISO感度:ISO100~51200
- シャッター速度:30秒~1/32000秒
- 手ぶれ補正:レンズに依存
- 自撮り撮影:可
- データ送信:Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:121.0 × 83.0 × 47.4 (mm)
- 本体重量:約448g
初心者おすすめ2. FUJIFILM ミラーレス一眼 X-A5
- シルバーのアルミ素材と革調シートがレトロな雰囲気でファッション小物としても使える
- 「スーパーiフラッシュ」によりフラッシュの光量を自動で調整し、自然な写真にしてくれる
- レンズキットのレンズと合わせても500gを切る軽量で持ち運びに便利
高画質も譲れないけど、軽量・コンパクトさも大事にしたいという方にはこちらの機種がぴったり。
イメージセンサーのサイズなどカメラとしての基本的な性能は『X-T100』とあまり変わりませんが、電子ビューファインダーが省かれているおかげでさらに小さく軽く仕上げられています。
より小さなカメラが良いという方には、電子ビューファインダーがない分よりコンパクトになったこちらの機種が価格も安くおすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:2424万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(4K)
- ISO感度:ISO100~51200
- シャッター速度:30秒~1/32000秒
- 手ぶれ補正:レンズに依存
- 自撮り撮影:可
- データ送信:Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:116.9 × 66.7 × 40.4 (mm)
- 本体重量:約361g
初心者おすすめ3. FUJIFILM コンパクトデジタルカメラ XF10
- 『X100F』などと比べると価格が安く購入しやすい
- 出っ張ったとこがほとんどなく軽いため、ポケットなどに入れて気軽に持ち歩ける
- レンズをイメージセンサーに最適化して開発しており、一眼レフに優るとも劣らない高画質の写真が撮れる
「気軽に持ち歩ける高画質でコンパクトなスナップ用のカメラがほしい」という時には、この『XF10』がおすすめです。
いわゆる高級コンパクトカメラに分類されるデジカメで、一眼レフと同等のAPS-Cサイズのイオメージセンサーを搭載しつつ小型・軽量化を実現しています。レンズ交換はできませんが、これは裏を返すとカメラに最適なレンズが搭載されているということでもあります。
『XF10』は高級コンパクトデジカメのなかでは価格も手頃で、一眼レフにも匹敵する高画質な写真が撮れると口コミでも人気の商品ですよ。
楽天で詳細を見る商品ステータス
- 画素数:2424万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(4K)
- ISO感度:ISO100~51200
- シャッター速度:30秒~1/16000秒
- 手ぶれ補正:なし
- 自撮り撮影:否
- データ送信:Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:112.5 × 64.4 × 41.0 (mm)
- 本体重量:約278.9g
初心者おすすめ4. FUJIFILM コンパクトデジタルカメラ X100F
- ダイヤルを多く備えており、見た目にも分かりやすく撮影設定の調整ができる
- 起動時間が最速0.5秒でシャッターチャンスにすばやく反応して写真を撮れる
- 約1/32000秒の高速シャッターに対応、野生動物などのほんの一瞬の表情も写し取れる
カメラの勉強ができるようなカメラが欲しいなら、この『X100F』がぴったりです。
同社の高級コンパクトデジカメである『XF10』などと比べてもより本格的な撮影に対応。描写力に優れた専用設計の単焦点レンズを搭載し、このサイズで画質は一眼レフと同等かそれ以上です。
露出補正など多くのダイヤルやボタンが搭載されており、どこをどういじれば写真の出来映えがどう変化するのかが分かりやすく、撮影を続けていくうちに写真の技術を向上させられます。写真技術を磨きたい方はぜひ『X100F』を使って良質な経験を積みましょう。
楽天で詳細を見る商品ステータス
- 画素数:2430万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(フルHD)
- ISO感度:ISO100~51200
- シャッター速度:30秒~1/32000秒
- 手ぶれ補正:なし
- 自撮り撮影:否
- データ送信:Wi-Fi
- 本体サイズ:126.5 × 74.8 × 52.4 (mm)
- 本体重量:約469g
初心者おすすめ5. FUJIFILM FinePix XP140
- 25m水深までの防水など過酷な環境でも故障を心配せず安定して使える
- 暗所に強い裏面照射型CMOSと光学式手ブレ補正で、暗いところでもブレの少ない写真が撮れる
- 光学式5倍ズームを備え、画質の劣化を抑えながら被写体を手前に引き寄せて撮影できる
「タフな環境で使っても大丈夫な頑丈なカメラが欲しい」という方もいるでしょう。そんな時には富士フイルムの防水性能を備えたシリーズの最新型であるこちらがおすすめです。
25mまでの水深に潜っても耐えられる防水性能と、1.8mの高さからの落下にも耐えられる耐衝撃性能を有しています。
光学式の手ブレ補正機能も搭載しており、動きながらの4K動画撮影も可能。マリンスポーツやウィンタースポーツにも使える耐環境性能に優れたカメラになっているので、ぜひアクティビティーのお供に使ってみてください。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:1635万画素
- センサーのサイズ:1/2.3型
- 動画撮影:可(4K)
- ISO感度:ISO100~12800
- シャッター速度:4秒~1/2000秒
- 手ぶれ補正:光学式(CMOSシフト方式)
- 自撮り撮影:否
- データ送信:Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:109.6 × 71.0 × 27.8 (mm)
- 本体重量:約207.4g
【中/上級者】本格的な撮影を楽しむ人に人気の富士フイルムカメラ5選
中・上級者には、カメラ任せではなく自分自身のカメラの経験をもとにして、自分の判断で撮影設定をきめ細かく調整できる機種がおすすめです。
ここでは撮影設定を柔軟に変更でき、ユーザーの作画意図を忠実に反映してくれる機種を紹介します。
本格派おすすめ1. FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T3
- 最高秒間30コマの高速連写が可能でスポーツなど動きの速い被写体の一瞬を切り取って撮影できる
- APS-Cサイズの裏面照射型CMOSを搭載し、夜間でも高い描写力で写真が撮れる
- 高速のオートフォーカス機能を搭載し、シャッターチャンスにすばやく反応して写真が撮れる
「APS-Cのミラーレスだからといって品質に妥協はしたくない」という方にチェックしていただきたいのがこの『X-T3』です。
室内や夜間など光量の足りない環境でもノイズの発生を抑えられる裏面照射型CMOSを搭載し、動きの速い被写体にもピントを合わせられる高速オートフォーカスを実現。シャッターチャンスにきっちりと応えられるようになっています。
APS-C機として最高のミラーレス一眼である『X-T3』は、ハイアマチュア層やプロの写真家におすすめのカメラです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:2610万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(4K)
- ISO感度:ISO80~51200
- シャッター速度:15分〜1/32000秒
- 手ぶれ補正:例. 撮像センサーシフト式5軸手ぶれ補正
- 自撮り撮影:可否
- データ送信:Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:132.5 × 92.8 × 58.8 (mm)
- 本体重量:約539g
本格派おすすめ2. FUJIFILM X-T20
- 型落ち品であり、最新型と比較して性能のわりに価格が安い
- 完成イメージを確認しながら、2枚の写真を重ねる多重露出が可能で、失敗なく独創的な写真が撮れる
- 急いでいる時にはカメラ任せで、じっくり腰を据えて撮る時には自分で細かく撮影設定を追い込んでと、シーンに応じて柔軟に撮影スタイルを変えられる
「本格的な撮影ができるミラーレス一眼を手頃な価格で手にいれたい」と考えた時には、『X-T20』がおすすめです。
ISO感度やBluetoothへの対応など、細かな部分では最新型と比較すると若干不自由な点も見受けられますが、カメラとしての基本性能はほとんど遜色がありません。型落ち品ということもあって価格が大幅に安くなっている点が魅力です。
多少不自由なところは腕と工夫でなんとかできるという方は、コストパフォーマンスのいい『X-T20』を購入候補に入れてみてください。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:2430万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(4K)
- ISO感度:ISO100~51200
- シャッター速度:30秒~1/32000秒
- 手ぶれ補正:レンズに依存
- 自撮り撮影:否
- データ送信:Wi-Fi
- 本体サイズ:118.4 × 82.8 × 41.4 (mm)
- 本体重量:約383g
本格派おすすめ3. FUJIFILM X-T30
- 上位機種である『X-T3』に迫る性能でありながら価格が安い
- 高速・高精度のオートフォーカス性能でピンボケ写真ができにくい
- 専用カメラアプリ『FUJIFILM Camera Remote』を使って離れたところからでも集合写真などが撮れる
「上位機種を買うにはちょっと予算が厳しい」という方にチェックしていただきたいのがこの機種。『X-T3』の下位モデルであり、FUJIFILMのミラーレス一眼のミドルクラスに相当する商品です。
『X-T3』と比べると、防塵・防滴機能を備えていませんが、本体が小さく軽く、内蔵フラッシュが搭載されている点が大きな違い。
約10万円とX-T3よりも安価であるため、携行性の良さや内蔵フラッシュなどの違いを比較して、より自分にあっているほうを選んでください。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:2610万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(4K)
- ISO感度:ISO80~51200
- シャッター速度:15分〜1/32000秒
- 手ぶれ補正:レンズに依存
- 自撮り撮影:否
- データ送信:Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:118.4 × 82.8 × 46.8 (mm)
- 本体重量:約383g
本格派おすすめ4. FUJIFILM X-Pro2
- 新開発のイメージセンサーを搭載し、実際の画素数を凌駕する解像感の写真が撮れる
- 高速なオートフォーカスが可能で、狙った被写体を素早く捉えてシャッターチャンスを逃さない
- SDカードスロットを2基備え、データのバックアップをとって撮影データを守れる
プロの仕事の現場でなによりも大事なのは信頼性。『X-Pro2』は型番にもある通り、FUJIFILMのミラーレス一眼のなかでのプロ仕様のカメラです。
ボディには堅牢性の高いマグネシウム合金を使用するとともに防塵・防滴・耐低温性能を備え、過酷なプロの現場にも耐えて、安定して動作してくれます。
SDカードスロットは2基搭載、カメラ内でデータのバックアップがとれ、万が一の事故にもデータの保全ができます。過酷な環境で使っても大丈夫な堅牢性やデータの2重バックアップなどが安心感をもたらしてくれるカメラで、カメラを仕事道具にするプロを目指す方に選んでほしい商品です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:2430万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(4K)
- ISO感度:ISO100~51200
- シャッター速度:30秒~1/32000秒
- 手ぶれ補正:レンズに依存
- 自撮り撮影:否
- データ送信:Wi-Fi
- 本体サイズ:140.5 × 82.8 × 45.9 (mm)
- 本体重量:約495g
本格派おすすめ5. FUJIFILM X-H1
- ボディに手ブレ補正機構を搭載し、手ブレ補正に対応していないレンズ使用時でもブレの少ない写真が撮れる
- 動体へのオートフォーカス追従性が高く、飛んでいる鳥などでも写真に収められる
- ボディにはマグネシウム合金を使用、小型・軽量でありながら高剛性で頑丈、衝撃などにも強い
富士フイルムのXマウント用レンズには手ブレに対応していないレンズも多数あります。そうしたレンズを使う時に心配なのが、手ブレによって失敗写真ができてしまうことでしょう。
でも、FUJIFILMのミラーレス一眼のフラッグシップ機にあたるこのカメラは、シリーズのなかで唯一ボディに手ブレ補正機構を搭載しています。
「手ブレ補正非対応のレンズの画角や画質が必要不可欠」という方はこのカメラを購入してみてくださいね。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 画素数:2430万画素
- センサーのサイズ:APS-C
- 動画撮影:可(4K)
- ISO感度:ISO100~51200
- シャッター速度:15分~1/32000秒
- 手ぶれ補正:センサーシフト方式5軸補正
- 自撮り撮影:否
- データ送信:例. Wi-Fi・Bluetooth
- 本体サイズ:139.8 × 97.3 × 85.5 (mm)
- 本体重量:約673g
便利で使える!富士フイルムの「カメラ用アプリ」をご紹介
FUJIFILMは同社のデジタルカメラを使っているユーザーの利便性を高めるためのカメラアプリを提供しています。
スマートフォン向けもパソコン向けも展開されていますから、FUJIFILMのデジタルカメラを使っている方はぜひ一度これらのカメラアプリを試してみてください。
アプリ1. FUJIFILM Camera Remote
みんなで集合写真を撮ろうと思うとタイマーを使うのが一般的ですが、手間がかかるもの。このカメラアプリは、Wi-Fiに対応したFUJIFILMのデジタルカメラとスマホやタブレットを無線で接続し、リモートで撮影したり、カメラに保存されている画像を転送したりできます。iOS、AndroidOS、どちら向けにも無料で提供されていますよ。
その他、Bluetooth接続でスマホとペアリングして位置情報を同期するなどの使い方も可能。FUJIFILMのカメラをリモートで操作したい方は使ってみてください。
アプリ2. FUJIFILM PC AutoSave
写真を転送するためにSDカードを取り出したり、カメラをパソコンとケーブルでつなぐのは面倒なもの。このカメラアプリはWindows7以降、またはMacOS10.7以降のパソコン向けのアプリです。
カメラとパソコンをWi-Fi経由で接続し、名前の通り自動的に写真をパソコンに転送してくれます。初回起動時は全ての写真が転送されますが、次回以降はまだ転送していない写真だけを自動的に転送してくれるようになります。
SDカードリーダーのないパソコンを使っている方や、わざわざSDカードを抜き差しする手間を省きたい方に便利なカメラアプリです。
富士フイルムカメラの「交換用レンズ」おすすめ6選
ミラーレス一眼はレンズが交換できるようになっており、シーンや目的に応じたレンズを使うことで写真のクオリティを高め、よりユーザーの作画意図が反映された写真を撮れるようになります。
ここでは、富士フイルムのおすすめ交換レンズ6種類を紹介します。
おすすめレンズ1. FUJIFILM 単焦点レンズ XF35mmF1.4
- 大口径のレンズであり、背景をやわらかくボカした撮影ができる
- 非球面レンズを採用、収差を抑えて歪みの少ない絵が得られる
- 人間の目に近い画角であり、スナップ撮影などに最適
「せっかくFUJIFILMのミラーレスを買ったのだから、その性能をあますところなく活かせるレンズが欲しい」という時にまず候補にあがるのが、こちらのレンズ。開放F値1.4の大口径レンズで、やわらかなボケ味が楽しめます。
また、非球面レンズを使用して歪みがでないように調整されており、開放で撮影してもキリッとしたシャープな解像感も得られますよ。
FUJIFILMのカメラシステムの実力を存分に発揮できるレンズになっているので、ミラーレスに取り付けて様々な写真を楽しんでみてください。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 焦点距離:35mm
- 画角:44.2°
- 最短撮影距離:28cm
- F値:F1.4〜16
- 使用シーン:ポートレート、風景、静物など。
- 重さ:187g
おすすめレンズ2. FUJIFILM XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II
- ズーム倍率が高く、遠くの被写体を大写しにできる
- 非球面レンズを採用し、撮影範囲の全域で歪みの少ない絵が得られる
- 手ブレ補正機構を内蔵しており、望遠撮影に起こりがちな手ブレによる失敗が減る
「手持ちのレンズでは被写体が遠すぎて小さくしか写せない」
キットレンズなどを使っているとそんな悩みがつきもの。そんな時にはズーム倍率の高いこのレンズを使うと、遠くの被写体も手前に引き寄せて写真に収められます。
非球面レンズと特殊加工のレンズを使用して、ズームの全域で高い光学性能を実現し、歪みや解像感の低下を抑えていますよ。
子供の運動会などあまり近くまで寄れない被写体を撮る場合や、機動的に動き回って撮影する場合などに使っていただきたいレンズです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 焦点距離:50〜230mm
- 画角:31.7°~7.1°
- 最短撮影距離:1.1m
- F値:F4.5〜22
- 使用シーン:ポートレート、風景、スポーツ、静物など。
- 重さ:375g
おすすめレンズ3. FUJIFILM フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
- 使用頻度の高い広角から中望遠の画角をカバーし、幅広い用途に使える
- 最短でレンズ先端から5cmでの撮影が可能であり、小さな被写体を撮影して迫力ある写真にできる
- 静音性にすぐれたオートフォーカスのモーターを搭載し、昆虫などを脅かさずに撮影できる
ズームレンズは便利ですが、大きくて重くなりがちな点が悩ましいところですね。そんな時には『XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ』を試してみてください。
Xマウントのズームレンズのなかで最小・最軽量のレンズです。ズーム域は使用頻度の高い広角の23mmから中望遠の69mm(35mm換算)をカバーし、ポートレートや風景撮影などに幅広く利用可能。
コンパクトで使い勝手のいいレンズを探している方に試してみていただきたいレンズです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 焦点距離:15〜45mm
- 画角:86.9°~35.0°
- 最短撮影距離:0.13m
- F値:F3.5〜22
- 使用シーン:ポートレート、風景、静物など。
- 重さ:135g
おすすめレンズ4. 7artisans 25mm F1.8 25FXS
- 純正レンズと比較すると、はるかに価格が安い
- F1.8と大口径のレンズで、ボケを活かした写真が撮りやすい
- メタリックな外観はボディと相性がよく、見た目に統一感があって美しい
「写りのいい単焦点レンズが欲しいけど、予算が厳しい」
欲しい機能と値段の兼ね合いは、カメラ愛好家なら誰もが持つ悩みですよね。そんな時はサードパーティ製のレンズ、それも中国ブランドの単焦点レンズを試してみてください。
1万円と少しと価格が安いことは言うに及ばず、純正のレンズとは一風違った、オールドレンズのような味わいが楽しめます。
写りのわりに価格が安くコスパが高いため、限られた予算のなかで写真撮影を楽しみたい方におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 焦点距離:25mm
- 画角:-
- 最短撮影距離:0.18m
- F値:F1.8〜16
- 使用シーン:ポートレート、風景など。
- 重さ:約150g
おすすめレンズ5. FUJIFILM Xマウントフィルターレンズ XM-FL
- 薄くて軽量であり、全く持ち歩きの邪魔にならない
- クロスフィルターやソフトフィルターなど3種類のフィルター効果を内蔵し、写真にアクセントを加えられる
- ボディキャップ代わりとして使え、ボディ内部の精密部品を保護できる
「お散歩カメラにしたいのに大きくて重いレンズはつけたくない」という方に試していただきたいのがこちらのレンズです。フィルターレンズという名前の通り、ボディキャップとほとんど同じくらいの厚さと重さしかないところが特徴。
単焦点であり、明るさもF8で固定ですがスナップ撮影には充分実用可能。内蔵されているフィルター機能で写真にアーティスティックな効果をつけることもできます。レンズとしてこれ以上軽いものは存在しないため、軽いレンズを探している方におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 焦点距離:24mm
- 画角:61°
- 最短撮影距離:100cm
- F値:F8
- 使用シーン:ポートレート、風景など。
- 重さ:32g
おすすめレンズ6. Kenko ミラーレンズ 400mm F8 N II
- 超望遠レンズでありながら小さくて軽く、持ち歩いての撮影が可能
- 特徴的なドーナツ状の「リングボケ」ができ、使いこなせれば写真に面白い効果を与えられる
- 超望遠レンズとしては価格が安く気軽に買える
「超望遠レンズは大きすぎて使い勝手が悪いし、そもそも高価すぎて手が出せない」などと考えている方には、ぜひこのミラーレンズの購入を検討してみて。
焦点距離400mmの超望遠レンズでありながら驚くほど小型・軽量に仕上がっており、機動的に動き回って撮影する時や、サブとして超望遠レンズをもっておきたい時に便利。野鳥や動物、花の撮影などに活躍します。
超望遠レンズながら持ち運びができ、しかも2万円程度と価格が安いため、気軽に手を出せる超望遠レンズを探している方におすすめです。
楽天で詳細を見る商品ステータス
- 焦点距離:400mm
- 画角:6.8°
- 最短撮影距離:1.15m
- F値:F8
- 使用シーン:風景、スポーツ、天体など。
- 重さ:545g
富士フイルムのカメラで撮影を楽しもう!
趣味としてカメラを初めてみようと思っても、最初はどれを開けばいいか分からないということもあるでしょう。FUJIFILMは歴史あるカメラメーカーであり、初心者向けから上級者向けまで幅広いラインナップでカメラを販売しています。
初心者向けの機種は不慣れなユーザーの撮影をサポートする機能をそなえており、操作に迷うということはないはず。その他、FUJIFILMは独自開発のカメラアプリなども展開しており、ユーザーの利便性を高める努力をしていますよ。
カメラの選択に迷ったら、まずFUJIFILMのカメラから自分に合ったカメラを探してみると納得のいく買い物ができるでしょう。
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