ハロゲンヒーターとは?すぐ暖まる人気のおすすめ商品を徹底比較!
そもそも「ハロゲンヒーター」とは?
ハロゲンヒーターとはハロゲンランプを使用した電気ストーブの一種。ハロゲンランプが放出する赤外線によって、暖房効果を得られる仕組みになっています。
石油やガスを使うストーブは一酸化炭素中毒を防ぐために換気をしなければなりませんが、電気を遣うハロゲンヒーターには換気の必要がありません。また、熱源にランプを使用しているので、暖かくなるのが早いという特徴があります。
ハロゲンヒーターは、安全面と速暖性に優れた人気のある暖房器具と言えるでしょう。
「ハロゲンヒーター」と「ファンヒーター」の違いについて
ハロゲンヒーターとファンヒーターは暖め方に違いがあります。ファンヒーターが空気を暖めるのに対して、ハロゲンヒーターは赤外線によって、人を直接暖めます。そのため、部屋全体を暖めたい時はファンヒーター、体などを局所的に暖めたい時はハロゲンヒーターが最適。
また、速暖性の面ではハロゲンヒーターの方が優れているという特徴があります。
魅力や欠点は何?ハロゲンヒーターのメリット/デメリット
ヒーターの購入を検討しているなら、事前にハロゲンヒーターの良い点や悪い点を知っておきたいところ。そこで、ここでは、ハロゲンヒーターのメリット、デメリットを解説していきます。
メリット、デメリットを知って、ヒーター選びの参考にしてください。
ハロゲンヒーターのメリット
ハロゲンヒーターは他の暖房器具と比べてどんなメリットがあるのでしょうか。ここでは、ハロゲンヒーターの特長を3つご紹介します。
ハロゲンヒーターを購入しようか迷っている方に役立つ内容ですので、ぜひご覧になってください。
ハロゲンヒーターのメリット1. 起動してから暖まるまでのスピードが早い
エアコンやファンヒーターをつけても部屋は急には暖かくならないものです。なかなか室温が上がらなくて寒い思いをしますよね。
ハロゲンヒーターなら、電源を入れたらすぐに暖かくなるので、急いで暖を取りたい時に最適。暖まるスピードが早いのは、ハロゲンランプの熱が直接、体を暖めてくれるからです。
ハロゲンヒーターの速暖性の高さは、他の暖房器具よりも優れている点で、一刻も早く体を暖めたい寒い季節に大活躍します。
ハロゲンヒーターのメリット2. 電気熱を用いるため、空気が汚れない
石油ストーブやガスファンヒーターは燃料を燃やして暖めるため、どうしても一酸化炭素が発生します。また、燃料を燃やすときの特有の臭いが苦手という人もいるでしょう。
ハロゲンヒーターは電気を使用してハロゲンランプの熱を発生させるので、空気を汚したり、臭いが発生したりすることがありません。燃料を使用した暖房に比べて、クリーンな発熱ができるのはハロゲンヒーターのメリットですね。
ただし、空気は乾燥するため加湿するのがベター
暖房器具を使うと、なんだか喉がイガイガ。空気の乾燥を感じることも多いものです。ハロゲンヒーターは空気を汚すことはありませんが、全く乾燥しないということではありません。
室内の水蒸気量が一定だと、室温が上がるだけで湿度は下がります。そのため、換気の必要は無くても、加湿はしておいたほうが無難。もちろん、エアコンなど他の暖房器具に比べれて乾燥の度合いは低いのは、ハロゲンヒーターのメリットです。
ハロゲンヒーターのメリット3. 持ち運びしやすいため、好みの場所へ配置できる
暖房器具は持ち運びしづらい物がほとんどです。石油ストーブは燃料が入っていて重いので、移動させるのは一苦労。ガスファンヒーターもガスケーブルをつなぐ必要があるため、使う場所が限られます。
一方、ハロゲンヒーターはコンセントさえあれば、どこでも使えますし、燃料が入っていないので、軽くて持ち運びも楽です。好きな場所に気軽に持って行けるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
ハロゲンヒーターのデメリット
良いことづくめに見えるハロゲンヒーターにも欠点はあります。購入する前に、使用する上でのデメリットも知っておきたいですよね。
この記事ではハロゲンヒーターの3つのデメリットについて解説します。ぜひ、参考にしてください。
ハロゲンヒーターのデメリット1. 暖められる範囲が狭い
暖房器具一つで部屋全体を暖かくしたい人も多いはず。一般的なハロゲンヒーターは空気を直接的に暖めるわけではないため、効果範囲が狭くて部屋全体を暖かくするのは苦手です。
室温を効率よく上げる暖房器具としては、やはりエアコンやファンヒーターが適していると言えます。
部屋全体を暖めたい人にとっては、ハロゲンヒーターは限られた場所しか暖を取れないことをデメリットと感じるかもしれません。
ハロゲンヒーターのデメリット2. 電球と同様にハロゲンランプにも寿命がある
燃料を使用した暖房器具は、燃料以外の消耗が少ないため、部品が壊れない限りは長く使うことができます。逆にハロゲンヒーターはハロゲンランプを熱源にしているため、ランプの寿命が来ると使えなくなってしまいます。
ランプの寿命は平均して3000から5000時間と言われていますので、仮に24時間毎日使うと半年程度しか持ちません。
1日8時間の使用で1年あたり120日使うと、買い替え時期は3~5年ほど。製品寿命がそんなに長くないのはハロゲンヒーターのデメリットです。
ハロゲンヒーターのデメリット3. 長時間使用すると電気代が膨らみやすい
電気さえあれば燃料なしで使用できるのがハロゲンヒーターの良い点ですが、その分電気代がかさみますよね。機種によって異なりますが、だいたい500~1,000Wの電力量の製品が主流です。
そのため、1日4.5時間で毎日使用した場合、1か月3,000~3,500円以上の電気代がかかるので安くはありません。
長く使うと電気代がかさんでしまうのもデメリットと言えるでしょう。
買って後悔しないハロゲンヒーターの「上手な選び方」
せっかくハロゲンヒーターを購入するなら失敗のない商品選びをしたいものです。
そこで、ここからは、ハロゲンヒーターの選び方をお伝えします。商品選びのポイントを押さえて、納得のいくハロゲンヒーターを見つけてください。
ハロゲンヒーターの選び方1. 使用場所の広さに応じたワット数で選ぶ
広い部屋で熱量の小さいヒーターだとちっとも暖まりませんし、逆に近い距離で熱過ぎるのも困ってしまいますよね。そのため、使う場所の広さに合ったハロゲンヒーターを選ぶことが重要です。
足元の暖を取るだけであれば、300~500Wが適切ですし、広めの部屋や距離をおいたところで使うならば、800~1,000W程度がおすすめ。
ハロゲンヒーターを購入する際は、実際に使用する状況を考えて最適なワット数のものを選ぶようにしましょう。
ハロゲンヒーターの選び方2. 設置場所に合わせたサイズや形状を選ぶ
ハロゲンヒーターをどこに置くかで最適なサイズや形が変わってきます。そのため、購入する前に必ず設置する場所を確認することが大切です。
足元に置くなら高さのないタイプがおすすめ。トイレなどの狭いスペースであれば、タワー型のスリムなタイプのヒーターを選ぶのがベストです。
利用シーンに合わせた形状のものを選べば、使い勝手も良くなりますし、思わぬ火傷や火事を防げます。購入前にどこに置いて使うかを忘れずに確認しましょう。
ハロゲンヒーターの選び方3. 電気代が安いモデルを選ぶ
ハロゲンヒーターは寒い季節には毎日使うものですから、電気代も気にしたいところ。本体を安く買えても電気代が高かったら結局損をしてしまいますよね。
毎月の電気代を抑えるなら省エネモデルのヒーターを選びましょう。
省エネモデルのハロゲンヒーターは、素材や設計を工夫して消費電力が少なくなるように作られています。本体価格は少し高くなりますが、その分毎月の電気代を抑えられますので、長い目で見ればお得になる賢い選び方です。
ハロゲンヒーターの選び方4. 便利な機能性がついている商品を選ぶ
一度買ったら数年は使用するので、できれば機能性に優れたハロゲンヒーターを買っておきたいものです。ワット数やサイズ、形状が決まったら、最後にどんな機能が付いているかも忘れずにチェックしてください。
ハロゲンヒーターには首振りなどの便利な機能と、転倒で電源が自動オフになる安全面を考慮した機能があります。
利便性を高める機能と安全性を高める機能の両方を備えたハロゲンヒーターを選ぶのがベストですが、少なくとも自分に必要な機能がついている商品の購入を検討しましょう。
ハロゲンヒーターの便利機能① 首振り機能
ハロゲンヒーターには扇風機と同じように左右交互に首を振る機能を持つものがあります。
ヒーターの向きがずっと同じだと熱くなり過ぎるので、首振り機能を使って一か所に熱が集中しないようにしたほうが快適です。
また、広範囲に熱を放射するため、部屋を満遍なく暖めるのに役立ちます。首振りがあると利用の幅が広がるのでおすすめの機能ですよ。
ハロゲンヒーターの便利機能② タイマー機能
寒い夜、眠りにつくまでの間だけでも、布団の周囲を暖めておきたいと思いますよね。しかし、スイッチを消し忘れて寝てしまったら、朝までハロゲンヒーターが付けっ放しになるので火事にならないか不安です。
そんな時に役立つのがタイマー機能。事前に設定しておけば自動で電源をオフにできるので、寝てしまっても大丈夫です。
寝る時にヒーターを使いたいという人は、安全のためにもタイマー機能付きを選んでくださいね。
ハロゲンヒーターの便利機能③ 転倒オフ機能
ハロゲンヒーターにぶつかるなどして、うっかり倒してしまうと危険です。床やじゅうたんにヒーターが接してしまい、焦げたり焼けたりしてしまいます。倒れたハロゲンヒーターを起こすのが遅れた場合は、引火して火事の原因になるおそれも。
転倒時に自動で電源がオフになる機能がついていると床やじゅうたんを加熱し続ける状態を避けられるので、火災が発生するリスクを抑えられます。
【とても暖かい!】ハロゲンヒーターのおすすめ4選
暖房器具としてハロゲンヒーターの購入を検討している人もいるでしょう。しかし、実際にどんな商品を買えば良いか決めかねてしまいますよね。
そこでここでは、本当におすすめのハロゲンヒーターを4つ厳選して紹介します。商品選びに迷っているなら、ぜひ参考にしてくださいね。
おすすめハロゲンヒーター1. テクノス スリムハロゲンヒーター300W PH-307
寒い朝はなかなか布団から出たくないものです。朝起きて、着替えるほんの数分だけでも暖まりたい時に、重宝するのがこのハロゲンヒーターです。
スイッチを押したら、あっという間に暖かくなります。300Wで出力も高くはなく、首振り機能もありませんが、朝の着替えやお風呂で服を脱ぐ時など、日常の「ほんの少しだけ暖まりたい」シーンで大活躍するでしょう。
限られた場所で、すぐに、短時間だけ暖めるという用途なら、スリムでシンプルなこのタワー型ハロゲンヒーターがぴったりですね。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 本体サイズ(縦×横×奥行き):48.5×19.0×19.0(cm)
- 重量(kg):約0.71
- 消費電力(W):300
- 首振り機能:
- 便利機能:転倒オフ
- メーカー:テクノス
おすすめハロゲンヒーター2. テクノス 直管型ハロゲンヒーター 400W管3灯 PH-1211(W)
長方形型で高さがあり、広範囲に暖められるハロゲンヒーター。
1200Wの高出力と遠赤外線の温熱効果で離れていても十分暖かく、首振り機能も併用すれば部屋全体が効率よく暖まるでしょう。少し重心が高いので倒してしまいそうで不安に思えますが、転倒オフ機能があるため心配いりません。
6畳前後の部屋を暖めるのなら十分な性能があるので、エアコンのない部屋の暖房器具を探している人におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 本体サイズ(縦×横×奥行き):56.6×33.2×18.6(cm)
- 重量(kg):3.25
- 消費電力(W):1200/800
- 首振り機能:あり
- 便利機能:転倒オフ
- メーカー:テクノス
おすすめハロゲンヒーター3. フィフティ フォレストライフ ハロゲンヒーター FL-HA810
小型で、足元を素早く暖める長方形型のハロゲンヒーターです。
重量が軽めで背面に取っ手もあるので、持ち運びが楽。自分の居場所に合わせて移動させ、その空間だけをすぐに暖めたい時に便利です。転倒オフ機能もあるので、倒してしまっても大丈夫。温度上昇で電源が自動で落ちるサーモスタットもついてるから、万が一の火事も防いでくれますよ。
狭い範囲だけ暖められたら十分な人や、安全性の高いハロゲンヒーターを探している人におすすめです。
楽天で詳細を見る商品ステータス
- 本体サイズ(縦×横×奥行き):30.9×42.6×12.5(cm)
- 重量(kg):2.1
- 消費電力(W):800/400
- 首振り機能:なし
- 便利機能:転倒オフ、サーモスタット
- メーカー:フィフティ
おすすめハロゲンヒーター4. テクノス パラボラ型ハロゲンヒーター床置 PH-800
扇風機のような形をしたパラボラ型のハロゲンヒーターです。低い位置から暖められ、足元をすぐに暖めるのに最適。
「2秒速暖」を謳っていて、スイッチを入れればすぐに暖められます。組み立て不要で箱から取り出してすぐに使えるので楽ですし、転倒オフ機能もついていて安心です。首の角度を上下に変えられるので、ある程度高い位置にも熱を送ることができます。強弱2段階の切り替えも可能と調整できるのも魅力的。
使いやすい一人用のパラボラ型で、足元から暖められるタイプを探しているなら、おすすめのハロゲンヒーターです。
楽天で詳細を見る商品ステータス
- 本体サイズ(縦×横×奥行き):46.4×42.2×32.8(cm)
- 重量(kg):2.10
- 消費電力(W):800/400
- 首振り機能:
- 便利機能:転倒オフ
- メーカー:テクノス
ハロゲンヒーターで寒い季節を乗り越えよう!
寒いと動きたくなくてグズグズしてしまいますし、暖房器具をつけても部屋がなかなか暖まらないとイライラしますよね。
ハロゲンヒーターはスイッチを付けてから暖まるのが早いので、時間のない寒い朝や、短時間だけ暖を取りたい時に重宝する暖房器具です。
ハロゲンヒーターを使って寒さをすぐに取り除けたら、その分行動が素早くなるので、寒い日の時間をもっと有効に使えるようになりますよ。
【参考記事】はこちら▽
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