余裕がない人の原因&行動とは?性格が悪くなる前に心のゆとりを作る方法も解説!

HaRuKa 2024.05.06
仕事もプライベートも余裕がない人っていますよね。今記事では、余裕がなくなってしまう原因や行動パターン、心の余裕を持つ方法について解説していきます。また、周りにいる余裕がない人に対する上手な対処法もお教えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

心に余裕がない人って、どんな人なのでしょうか?

余裕がない人の原因&行動パターン

仕事や恋愛などに一生懸命になりすぎて、心に余裕がなくなることは誰にでもあります。一方で、周りには忙しい時も心に余裕があって落ち着いている人もいるはずです。

余裕がない人とある人の違いはどこからくるのでしょうか。

今記事では、余裕がない人の原因や行動パターンから、忙しい時も心に余裕を作る方法までを徹底解説。

さらに、周りにいる余裕がない人との上手な接し方も詳しくご紹介します。


心に余裕がなくなる4つの原因とは

心に余裕がなくなってしまった時、その原因を自覚できないことが多いです。

人はなぜ、忙しい時、何かに追われたように焦るのでしょうか。

ここからは、心に余裕がなくなる4つの原因について、詳しく解説していきます。


原因1. 「できない」などネガティブな感情が基本となっている

複数の仕事を抱え込んでいたり、難しくて行き詰っている状態が続くとストレスが溜まります。基本的に「頑張ってもできない」と思い込んでしまうと心に余裕がなくなる原因となるのです。

また、ネガティブな感情は作業の効率を下げ、余裕がない状態から抜け出せなくなる場合も少なくありません。

忙しいと焦れば焦るほどイライラしたり、ストレスが溜まって、さらに心に余裕がなくなります。

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原因2. 環境の変化に付いていく自信がない

今までやってきたことが正しい、と思い込んでしまうのも心に余裕がなくなる原因です。

周りの環境が変化していくことを受け入れられない、もしくはついていく自信がないと、他人の意見を聞こうとしなくなります。

他人の忠告や意見が聞けなくなると、間違っていても受け入れられなくなり、どんどん自分だけが取り残されていくのです。

その結果、人の意見を聞くほど心に余裕がなくなって、状況が悪化していくことになりかねません。


原因3. 想定外のことが起きた時に不安になる

計画通り進んでいる時は落ち着いていても、急なハプニングに焦ると失敗してしまうケースは多いです。

特に、絶対に失敗してはいけない、という強迫観念が強い人は、想定外なことが起きた途端に心の余裕がなくなる場合があります。

責任感が強い人に多く、失敗してしまうかもしれない、という不安から本来の力が出せなくなってしまうことも。


原因4. 過去の挫折から自分自身を無価値な人間と思っている

どうせやっても失敗すると思い込んでいると、本当に上手くいかなくなるものです。

過去の挫折がトラウマとなり、自分の実力が信じられなくなっている人も心に余裕がなくなることがあります。

常に心配事を抱えているのと同じ状態になるため、気持ちが不安定になりがちです。放っておくと勝手に自分を追い詰めてしまうこともあるでしょう。


当てはまったら要注意!余裕がない人の9つの特徴&行動パターンとは?

心に余裕がなくなる原因として、ネガティブな感情にとらわれてしまいがち、というのが分かりますね。

では、心に余裕がなくなると、どのような行動をしてしまうのでしょうか。

ここからは、心に余裕がない人の9つの行動パターンをシーン別で解説していきます。


【シーン別共通】余裕がない人の行動パターン

心に余裕がなくなった時にしてしまいがちな行動には共通点があります。

では、余裕がなくなると、どのような行動をとってしまうのでしょうか。

ここでは、シーンを共通して余裕がない人の行動パターンについて、解説していきます。


行動1. 他人に対して攻撃的な態度を取る

心に余裕がない人は精神的にも追い込まれた状態になりがちです。

普段は優しい言葉をかけられていた人でも、心に余裕がなくなると攻撃的な態度をとってしまう場合があります。

例えば、仕事が納期ギリギリの時に彼氏や彼女から誘いがあった時、邪魔されている気持ちになって、冷たい態度をとってしまうのは心に余裕がない証拠です。


行動2. 物を無くしたり、忘れっぽくなる

余裕がない人は、常に焦っているせいで細やかなことに意識がいかなくなる傾向があります。

持ち物をゆっくり確認したり、スケジュールをチェックしてから行動しなくなると、物を紛失したり、彼氏や彼女との大事な予定を忘れたりしがち。

少し慌てたくらいで結果はたいして変わらないものですが、心に余裕がなくなった途端にそのことすら落ち着いて考えられなくなります。


行動3. 勝手に焦ってしまう

誰かが急かしているわけではないのに、常に忙しいと自分自身で追い詰めてしまうケースもあります。

一人で仕事を抱え込んでしまう人に多く、他人に頼れないから余計に焦って自滅してしまう場合も多いです。

例えば、仕事でスピードを重視しすぎてしまって、低クオリティの物を提出することになってしまうことも。

本来であれば、間に合わない仕事は分担して行うように周りに相談するべきですが、心に余裕がないとその選択肢が浮かばないケースも多々あります。


行動4. 深く物事を熟考することができない

結論を急ぎ過ぎる人は、準備や途中の段階を飛ばそうとする傾向があります。

余裕がない人ほど、じっくりと考えて物事に取り組まず、その場限りの考え方になってしまいがちです。

時間に余裕がないと思い込んでいるため、結果だけを求めて、準備や途中のプロセスが疎かなまま行動してしまうことも。


【恋愛編】余裕がない人の行動パターン

心に余裕がない人の共通点として、周りの状況が見えなくなっていることが分かりますね。

では、恋愛では心に余裕がないとどのような行動をしてしまうのでしょうか。

ここでは、恋愛で余裕がない人の行動パターンについて、詳しくご紹介します。

恋愛で余裕がない人の行動パターン
  1. デートをめんどくさがる
  2. 別れを考えてしまう
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恋愛1. 恋人とのデートをめんどくさがる

心に余裕がないと、本来は楽しいはずのことをしても、楽しく感じなくなるという特徴があります。

例えば、ウキウキするはずの恋人とのデートも楽しいと思えずに、面倒くさいと感じてしまうことも。

何かを楽しもうとする時、心に余裕がないと全く楽しくなくなってしまうのです。

恋愛において大切な彼氏や彼女とのデートでさえ、したいと思えない状況に陥ってしまう場合もあります。


恋愛2. 恋人に嫉妬心を覚えると、すぐ”別れ”を考えてしまう

心に余裕がなくなり、ネガティブな思考に囚われると、否定的な考えをしてしまいがちです。

恋人に対して、普段は許せていたはずのことも、気持ちがコントロールできなくなって、自ら別れに繋がるような行動をしてしまう場合もあります。

特に、恋人への嫉妬心が強くなると、不信感が募ってカッとなってしまうケースも。

心に余裕がないと、落ち着いて考え直すこともできず、恋人との別れまで考えてしまうでしょう。


【仕事編】余裕がない人の行動パターン

心に余裕がないと恋人相手だとしても、普段とは違う行動をしてしまうことがあると分かりました。

では、心に余裕がないと仕事にはどのように影響してしまうのでしょうか。

ここからは、仕事で余裕がない人の行動パターンについて、詳しく解説していきます。

仕事で余裕がない人の行動パターン
  1. すぐに責める
  2. スピードを重視してしまう
  3. 優先順位が付けられない
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仕事1. 仕事が遅い人を見ると、すぐに責める

心に余裕がないと人の悪い部分ばかりに注目してしまいがちです。つい自分より仕事が遅い人に八つ当たりしたり、攻撃的な態度をとってしまうことがあります。

直接的には自分の仕事とは関係ない人でも、仕事が遅いのを見ているだけでイライラしたり、自分のことを棚に上げて怒ってしまう場合も。

怒らなくてもいいポイントで怒って、ストレスを溜めている人は心に余裕がない証拠といえます。


仕事2. 仕事の質よりもスピードを重視してしまう

余裕がないと、とにかく期限内に終わらせることだけを考えてしまいがち。

忙しいからといって仕事に余裕がない人は、内容にはほとんどこだわらずに、期限に間に合わせることだけが重要だと勘違いしてしまうケースも多いです。

ただ、早めに終われば、後から内容を良くしようとする場合もあるため、適当にやっているわけではないといえます。


仕事3. 仕事の優先順位が付けられない

自分を追い詰めてしまうと、どの仕事から手をつけていいのかわからなくなる場合があります。

例えば一人で複数の仕事を抱え込んでしまい、忙しいからといって焦ってしまうと、優先順位がつけられずに、あれもこれも手を出そうとして全部が中途半端になることも。

その結果、効率的に仕事がこなせるわけもなく、余裕がない状態から抜け出せなくなってしまうのです。


イライラして性格が悪くなる前に!心の余裕を作る9つの方法

心に余裕がなくなるだけで日常のみならず、大切な恋愛や仕事にまで影響してしまうのが分かりますね。

では、心の余裕がなくなった、と気づいたらどう改善したら良いのでしょうか。

ここでは、イライラを抑えて、心の余裕を作る9個の方法をご紹介します。


方法1. 「自分は大丈夫」と自己暗示をする

すぐ心に余裕がなくなってしまう人は、思い込みが激しい人に多い傾向があります。

特に、ネガティブな方面に気持ちが傾きやすく「自分はダメなんだ」「自分にはできない」と、勝手に自分に悪い暗示にかけている可能性が高いです。

逆を返せば、「自分は大丈夫」という自己暗示にもかかりやすい人が多いともいえます。

自分ならできる、と自分ことを信じてみるだけで、心に大きな余裕ができるはずです。軽くでもいいので自分に言い聞かせてみると、気持ちが楽になって改善される場合もありますよ。


方法2. 完璧を求めすぎない

心に余裕がなくなるのは、責任感が強いなど、基本的に真面目過ぎる人が多いです。

日本人に多い、完璧主義者的な考え方だと、少し思い通りにならないだけでイライラしてしまったり、心に余裕がなくなってしまいます。

でも、世の中のほとんどのことは、完璧にはいかないことばかりです。自分一人で背負い込みすぎたりせずに、時には誰かに頼ったり、素直になって甘えることも大切ですよ。


方法3. 今の壁を越えれば幸せになれると考えるようにする

辛いことが続くと、ネガティブな考え方に支配されてしまいがちです。

例えば、仕事などで大きな壁にぶつかって、失敗が続くと自分を責めて、暗いことばかり考えてしまいます。

そんな時は「この壁さえ越えれば明るい未来がある」「幸せになれる」と、辛い気持ちをポジティブなことに置き換えるようにしましょう。

心に余裕がなく、ネガティブな時は周り見えないことが多いですが、ポジティブな気持ちに転換することで視野が広くなり、改善方法が導き出せることが多くなります。


方法4. 余裕がない自分を認めてあげる

自分の弱みを認知することで道が開けることもあります。

例えば、全部自分一人で終わらせないといけない、と決めつけていると、あれもこれもやろうとして余裕がなくなるものです。

今は余裕がないから、あえてやらない」と自分ができないことを認めるだけで、心が落ち着き、自然と「今やれることをやろう」という気持ちになれますよ。


方法5. 一日のスケジュールを立てる

単純に優先順位が分からなくて、忙しいと思って混乱しがちな人は、計画を立てようとしない人が多いです。

特に、焦って行動しようとする人は、スケジュールを立てる前に動こうとして、結局やることが整理できないまま、心に余裕がなくなっていきます。

まずは、落ち着いて一日のスケジュールを立てる時間をとるようにしましょう。

最初は大まかでもいいので、無理のない計画を立てる癖を付けるだけでも、次第に要領よく物事を片付けられるようになりますよ。


方法6. 自分の時間を確保する

忙しいからといって自分趣味ややりたいことを全くやらないのは、ストレスが溜まる原因といえます。そのストレスから、仕事や恋愛でも心に余裕がなくなってしまうこともあるでしょう。

成功している人は大抵、自分の好きなことや趣味にはちゃんと時間をとっている人がほとんどです。目の前のことに集中できる何かがあるからこそ、いざという時でも心に余裕が持てるといえますよ。


方法7. 優先順位を付けてから行動してみる

スケジュールを立てることに似ていますが、何を優先するべきか考える時間をとることが大切です。

忙しいからといって、心に余裕がなくなってしまう人は、行動が何よりも先になっている傾向があります。

何事にも先に優先順位を考える時間を設けてから、行動するように少しずつでもいいので変えていくことが、心に余裕がもてるようになるカギです。


方法8. 他人を頼ってみる

一度心に余裕がなくなってしまうと、自分だけではどうしようもなくなる瞬間があります。

そんな時一番良いのが、忙しい時ほど信頼できる人に頼ってみることです。周囲の人もあなたが正直に弱みを見せてくれれば、優しく協力してくれるでしょう。

余裕がなくなったら一人で抱え込まずに、他人の力を借りようとするのも大切ですよ。


方法9. 他人と比較することをやめる

心に余裕がない状態だと、周囲の人を妬ましく思ったり、自分だけが不幸だと思い込みがちです。まずは、他人と自分を比べるのをやめてみましょう。

変な劣等感や他人を妬ましく思うマイナスな感情が募ると、ますます思い通りにならない自分を責めてしまいます。

自分は自分、他人は他人と割り切って、比較ではなくて自分ができることを認めてあげることが大切です。


周りにいる余裕がない人との上手な接し方とは

心に余裕がなくなったら、落ちつく時間を作るのが大切だと分かりますね。

では、自分ではなくて、周りに余裕がない人がいたら、どう対応すればいいのでしょうか。

最後に、周囲にいる余裕がない人と上手に接する方法を詳しく解説していきます。

余裕がない人と上手に接する方法
  1. 落ち着くまで待ってあげる
  2. ペースに合わせてあげる
  3. 最小限の関わり方をする
  4. 助けてあげる
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接し方1. 心が落ち着くまで待ってあげる

心に余裕がない状態は時間が解決してくる場合もあります。下手に気持ちが分かるふりをせず、本人の心が落ち着くまで待ってあげるのも大切です。

辛い状況を理解している態度をすると、相手を苛立たせて、八つ当たりされてしまうこともあります。

少し見守ってあげるくらいの余裕を持つことで、自分までイライラすることは避けられるでしょう。


接し方2. 相手のペースに合わせてあげる

心に余裕がなくなった人ほど、自分のペースが乱されるとイライラしてしまいがち。できるだけ余裕がない人のペースに合わせてあげるようにしましょう。

相手のペースに合わせて接するだけで、次第に相手の気持ちが落ち着いてきて、余裕が生まれることもあります。

もし、余裕がなさそうな人を手伝ってあげたい場合も、まずは相手の邪魔にならないように寄り添ってあげるのが大切です。


接し方3. 必要最小限の関わり方をする

心の余裕がない状態の人に対して、報告や連絡をする必要がある場合もあります。例えば、上司などがイライラしていて余裕がなさそうな場合、話の要点を最小限にまとめて話すのが大切ですよね。

反対に余裕がなさそうな人にのんびり話していると、八つ当たりされたり、強い口調で怒られてしまうこともあります。

自分には解決できそうもない状態なら、できるだけ接する機会を減らすことも必要でしょう。


接し方4. 自分から余裕がない人を助けてあげる

余裕がない状態にいる人は、人に助けを求めたくてもできないことがあります。なので、周囲にいる心に余裕がない人が助けを求めていると感じたら、自分から手を差し伸べてあげるようにしましょう。

誰にでも心に余裕がなくなる可能性はあります。余裕がなくて苦しんでいる人を助けることで、自分が心に余裕がなくなってしまった時に、助けてもらいやすくなりますよ。


心に余裕がないと思ったら、自分に合った克服方法を試してみて。

心に余裕がなくなるのは、ネガティブな感情が根底にあります。もしイライラする場合は、忙しい時にこそ、心を落ち着ける時間を作るのが大切ですよ。

でも、心に余裕がない時に冷静になるのは難しいですよね。あなたが自分で何でも背負い過ぎているかもと感じたら、信頼できる人に頼ってみましょう。

あなたの頑張りを知っていて、助けてくれる人がきっといるはずですよ。


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