男性を傷つけないデートの誘いの断り方|LINEや対面で脈なしサインを出す方法とは

椎名ゆり 2022.05.21
好きじゃない人からデートに誘われた時は「断りたい」と思いますよね。今回は、男性からデートに誘われている女性に、上手なデートの断り方をレクチャー。

相手との関係性によっても、デートの断り方は変わる

男性との関係性によってデートの断り方は変わる

職場の上司、仕事上の関係者、交友関係の重なる相手、全く興味ない相手、気になる相手など、誘ってくれた男性との関係性によってもデートの断り方は違ってきます。

相手との関係性に注目して、お互いが気まずくならないようにデートを断る方法を考えてみましょう。


【自分が好きじゃない人の場合】

好きじゃない人からのデートの誘いは、嬉しいどころか迷惑に感じてしまうこともあります。相手を傷つけないように注意しながらも、「脈なし」だときちんと伝えることが大切です。

恋人がいるのならそれを知らせるのがベスト。恋人がいない場合でも、「好きな人がいるから」と断ると、諦めてくれる可能性が高いですよ。

自分が好きじゃない人の場合
  1. 相手の誘いを流して断る
  2. 興味がない人なら恋人の存在を主張する
タップすると移動します

1. 「予定分かったら連絡入れる!」と相手の誘いを流して断る

いくら好きじゃない人からの誘いでも、職場関係や交友関係が重なるなどは、きっぱりと断るのが難しい場合があります。

また、恋人の有無などのプライベートを知られたくない相手では、うまく断るのも至難の業。その場合は、誘いをうまく流して断りましょう。

「予定が分かったら連絡を入れますね」というのは、自分が主導権を握る断り方です。

あなた側からのアクションがない場合、賢い男性なら「脈なし」であることを悟ってくれます。はっきりと拒絶するわけではないので、気まずくならないのもポイントです。


2. 本当に興味がない人なら「彼氏と出かける」と恋人の存在を主張すればOK

彼氏の存在を主張してデートを断る

脈なしの相手なら、恋人がいることをはっきり伝えましょう。脈なしの相手があなたに興味を持っていそうだなと感じたら、会話の中で何気なく恋人の存在を伝えることで、あらかじめ伏線を張っておくのも手です。

「この前、彼氏と○○行ったレストランで…」などと、さり気なく恋人の存在を伝えてみてください。

周りの人にとっては何気ない会話でも、あなたのことを好意的に思っている男性にはそのメッセージは必ず届くはず。恋人の存在をさり気なく主張することで、デートに誘おうという気持ちを萎えさせてしまいましょう。


【自分が少し気になる人の場合】

仕事が忙しい、予定が合わないなどの理由から、誘われたデートを断らなくてはいけない時もあります。その男性が少し気になる人である場合は、断り方によって次の誘いがあるかないかが変わるので気をつけましょう。

次のデートの誘いを期待するなら、男性が拒絶されたと思わない断り方をすることが大切です。


1. 「行きたい気持ちは山々けど、今回は厳しいからまた誘って」と断る

デートに行きたい気持ちはあるのに、知り合ったばかりの相手や職場の人の場合は、すぐにOKできない場合もありますよね。そんな時は「あなたのことが嫌だから断っているのではない」という気持ちを、さり気なく伝えられる断り方をしましょう。

今すぐにデートに応じるのは難しいけれど、また誘って欲しいという場合は「脈あり」である可能性を匂わせるようにしましょう。「脈ありかも」と思わせることで、男性のメンツも潰しません。しばらく時間を置いてから、再び誘いやすい雰囲気を作ることが大切です。


2. 今回は無理だけど、デートに行ってみたいと思うなら別の日程を決める

自分も気になる相手のデートを断るなら別日を設ける

「脈なし」を断る場合の社交辞令的に使われやすい「また今度」は、「脈あり」なのか「脈なし」なのかを慮るのが難しい台詞です。次のデートに行ってみたい気持ちがあるのなら具体的な日程を提案することを心掛けて。

「火曜日は無理だけど、木曜日ならOK」とか、「月末は仕事が忙しいから、来月に入ったらすぐにでも」というように、具体的な日を出すことで、男性も次のデートに誘いやすくなります。


【好きな人からデートの誘いを断る場合】

好きな人からせっかくデートに誘われたのに、仕事が忙しかったり予定が入っていたりと、泣く泣く断らなくてはいけない。そんな時は「誘われて嬉しい気持ち」と「行けなくて残念に思っている」という気持ちの両方を、素直に伝えましょう。

好きな人からデートの誘いを断る場合
  1. 行けない理由を述べて丁寧に謝罪する
  2. 相手の都合を聞いて別日に変えてもらう
タップすると移動します

1. 行けない理由を述べて、丁寧に謝罪する

好きな人からのデートの誘いは嬉しいもの。まずは、誘われて心から嬉しいという気持ちを、率直に伝えましょう。

そしてどうしても都合が悪くデートを断らなくてはいけない場合は、「仕事で締め切りを抱えている」、「友達と前から決めている約束があり断れない」など、行けない理由をきちんと伝えるのがベスト。

行けない理由を伝え、丁寧に謝罪することで、せっかくデートに誘ってくれた好きな人への印象も上がります。デートは断っても「脈あり」であるというアピールをしっかりしましょう。


2. 相手の都合を聞いて、別日に変えてもらう

好きな人からのデートを断るなら違う日程を決める

好きな人がデートへ誘ってくれたのに断らなくてはいけない場合、相手が次に誘いやすい雰囲気を作ることが不可欠です。いくら都合が合わないからといって「また今度」と断るのではなく、相手のスケジュールを聞いて別の日にリスケしてもらいましょう。

今回はデートに応じられないけれど、次回は相手のスケジュールに合わせるという姿勢が大切。あなたが大いに「脈あり」であることが、好きな人に伝わります。


【職場の上司からのデートを断る場合】

職場の上司からのデートの誘いは、断り方が最も難しいものの一つ。上司にとっても、あなたをデートに誘うのはリスクが伴うことであったはず。

とにかくお互いの立場をまずくしないよう、仕事上の関係がぎくしゃくしないよう、角を立てずに断ることが重要です。

職場の上司からのデートを断る場合
  1. 「彼氏との約束がある」と伝える
  2. 仕事を理由に断る
  3. 断ると同時に感謝も伝える
タップすると移動します

1. 「彼氏との約束が入ってるので」と恋人がいることを伝える

職場の上司の誘いを断る時には、脈なしであることをきっちりと伝えましょう。一番手っ取り早いのが、恋人を理由に断ることです。上司のことが嫌いだから断るっているのではなく、「恋人がいるから断っている」と理解してもらうことで、上司のメンツも傷つけません。

大人な上司なら「恋人いたなんて知らなかったな」と、案外すんなりと諦めてくれる可能性が高いですよ。軽くからかわれることはあっても、気まずくならずに済むはずです。


仮に彼氏がいなくても、バレないようならいる事にしてOK

たとえ彼氏がいない場合でも、絶対にバレない自信があるのなら、恋人がいることにして断るのも手です。

「遠距離恋愛の彼氏がいる」、「好きな人がいる」というだけなら、バレる可能性は少ないでしょう。ただ、信憑性を持たせるためにいろいろな設定を作り上げて話すと、かえって嘘がバレやすくなるので要注意です。

ただし、いくら気の置けない友達だとしても、職場の人に「嘘をついて上司の誘いを断ったこと」を伝えないように気をつけて。


2. 「社内の人から変に誤解されても困りますので」と仕事を理由に断る

職場の男性からデートに誘われた時の断り方

上司がお互いの立場を無視して、自分の気持ちを押し付けてくるようなら、そのことをやんわりと伝えることが大切です。「職場の人から誤解されると困る」と伝えることで、一人で勝手に熱くなっている上司の気持ちに冷や水をかけることができるかも。

会社での仕事を理由に断ることで「上司と部下の関係である」と、改めて認識してもらいましょう。大人な上司なら、すぐに自分の態度を反省するはずです。


3. 「わざわざお声掛けありがとうございます」と断ると同時に感謝も伝える

断りにくい上司からの誘いも、大人の女性なら上手にかわしたいところ。そんな時は、誘ってくれた上司に感謝することで、なんとなく和やかな雰囲気を作りましょう。

「モテない私に声をかけてくれてありがとうございます」と、あえて自虐的に断るのも奥の手です。相手のプライドを傷つけることなく、和やかにお断りできますよ。気さくな上司なら、「いつも仕事が忙しいから、恋人できないんですよ」なんて返すのもありです。


【友達の友達など、よく知らない異性の場合】

合コンや友達の集まりでなんとなく連絡先を交換した人など、よく知らない人からデートに誘われたら困りますよね。

相手のことを判断する材料が少なすぎて、好きでもなければ全くなしかどうかもわからないもの。

そんな人からデートに誘われた場合は、二人の関係性をもっと深めてから会うよう伝えましょう。

相手のことを知らないだけで、これから好きになる可能性はもちろんあります。

関係を断つよりも、次に繋がる断り方を心掛けましょう

まだ関係性を築けていない友達の場合
  1. 「もう少し仲良くなったらね!」と断る
  2. 「せっかくならみんなで遊ぼう!」と提案する
タップすると移動します

1. 「もう少し仲良くなったらね!」と断る

よく知らない相手は、逆に言うと知れば好きになるケースも考えられるということ。

お互いのことを知らない状態でデートは早いことを伝えつつ、今後連絡する関係を保てる断り方をしましょう。

「デートするかは今後の対応次第」という完全な脈なしアピールではないため、相手を傷つけずに断れます。

連絡を取っていくうちに、仲良くなれなかったらデートに行かなくても良いし、いいなと思えたら彼氏ができるチャンスにもなりますよ。


2. 「せっかくならみんなで遊ぼう!」と提案する

よく知らない相手との二人きりのデートは避けたいですよね。

とはいえ、可能性の芽を潰したくない時は、共通の友達や複数人で遊ぶよう提案してみましょう。

会うこと自体は断っていないため相手のダメージが軽減し、二人きりで会うのを断る口実にぴったり

会った時も気まずくならずに済み、楽しみやすいでしょう。

まわりに人がいれば相手も直接的なアプローチがしにくく、少しずつ距離を縮めやすくなります。

そのなかで、相手がどういう人なのか判断する材料を増やしていきましょう。


行きたくないデートの誘いは相手を傷つけない断り方で上手に断りましょう。

好きじゃない男性のデートは上手に断る

男性からのデートのお誘いは、必ずしも嬉しいこととは限りません。好きでない男性、職場関係の人、ちょっと気になる相手など、相手によって断り方も変わってきます。

相手の男性の好意を尊重しながら、自分の意思表示もしっかりしつつ、角を立てずに断ることが大切。

大人の女は誘われ上手で断り上手。ぜひ、誰からも恨まれずやんわりと断る方法をマスターしてくださいね。


【参考記事】はこちら▽

よく一緒に読まれる記事

関連する記事