"わかりました"は目上には失礼!丁寧な敬語表現とは?|ビジネス敬語ガイド
「わかりました」は、目上の人には失礼な言葉です。今回は、「承知しました」や「かしこまりました」など上司や先輩といった目上の人にも使える丁寧な敬語表現から、英語、中国語、韓国語まで徹底解説します。国際ビジネスをより円滑に進められるよう敬語の質を上げていきましょう。
「わかりました」の英語表現
- O.K.!(わかりました)
- Noted with thanks.(わかりました。ありがとうございます。)
- I get it.(わかった)
- I understand this matter.(この件について承知しました。)
- I agree to that.(わかりました)
- We have approved your request.(承知いたしました)
ビジネス英語でも丁寧さと敬語の度合いのバリエーションが豊富にあります。
取引先の目上のかたとの英語での連絡であれば、「approved your request」で、注文などを承ったことを伝えられます。
社内の連絡であれば、同僚や部下とは「OK」でいいですし、目上のかたなら、「agree」で、理解できた旨を伝えられます。
「わかりました」の韓国語表現
- 알았어요.(わかりました)
- 알겠습니다(かしこまりました)
- 예,알겠습니다(承知いたしました)
- 오케이(O.K.、わかりました)
- 이해하다(了解しました)
- 분부대로 하겠습니다(仰せの通りに致します)
韓国語にもたくさんの「わかりました」の言い換えのフレーズがあります。
「알았어요」は、「わかりました」というニュアンスで、「알겠습니다」は、「かしこまりました」のニュアンスを伝えられます。
「예,알겠습니다」は、ビジネスで上司などの目上のかたに使える表現です。相手のかたの立場や年齢に合わせて言い換える必要があります。
「わかりました」の中国語表現
- 明白了(わかりました)
- 知道了(了解しました)
- 好的(わかった)
- 可以(O.K.)
- 了解了(理解しました)
- 懂了(よくわかりました)
中国語でも、日本語・英語・韓国語と同じようにたくさんの言い換え表現があります。
ビジネスでも使えるのが、「明白了(Míngbáile ミンバイラ)」です。上司や先輩などの目上のかたにも使える失礼のない表現です。
仕事の内容を説明してもらって、よく理解できたときなどには、「懂了(Dǒngle ドンラ)」と言いましょう。
「わかりました」は使う頻度が多いからこそ、しっかり使いこなしましょう!
ビジネスでの敬語の使い方は、とても大切な要素です。先輩や目上の方への言葉の使い方を間違えると、信頼をなくしてしまうということもあり得ます。
また、日本語だけでなく英語などの外国語でのビジネス敬語表現の使い方もよくマスターしましょう。それぞれの敬語表現に使い方のコツがあります。
ぜひ参考にして、正しい敬語の使い方をマスターしていただければ幸いです。
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