小型PCケースのおすすめ特集｜コンパクトでおしゃれな人気商品を大公開

恭平 2024.01.01

小型のおすすめなPCケースをお探しの方へ。今記事では、小型PCケースの選び方から、おすすめの商品まで詳しくご紹介します。コンパクトで置き場所にも困らない人気の商品を解説するので、ぜひ参考にしてみてください！

この記事の監修者

ＩＴサポートエンジニア

古賀　竜一

ITサポートエンジニアとして20年以上、ユーザーサポート現場の第一線で様々な対応を行う。個人、事業所問わず提案型技術アドバイザーとしてIT環境のリプレース、リペアを数多く成功させている。ITトラブルの診断・修理からオーダーPCの設計製作、データ復旧など現在も日々数多くのサポート対応に当たる。ITサポートの専門家としてITセミナー、講演の講師、各種メディアやWeb上でIT記事監修協力、IT記事寄稿など情報発信も行っている。中小企業庁【中小企業119】登録専門家

小型PCケースの選び方｜購入する前に確認すべき点とは

コンパクトなサイズ感で置き場所を取らない小型PCケース。しかし、一口に小型PCケースと言っても、大きさ、形、スペックは様々で、どのような基準で選ぶべきか迷ってしまう方も多いはず。

そこで、小型PCケースを選ぶ時に確認しておきたいポイントを詳しく解説します。小型PCケースで自作PCを組みたいと考えている方は、参考にしてくださいね。

小型PCケースの選び方1. サイズで選ぶ

ミドルタワーやフルタワーよりもコンパクトなサイズ感が魅力の小型PCケースですが、小型PCケースと一口に言っても、製品によって大きさは異なります。

小型PCケースの大きさは、外寸の縦、横、高さで表示されますが、まずは設置したい場所を決め、そこに収まる大きさなのかを確認することが不可欠。

特に自作PCをデスクの棚やラックに置きたい方は、棚の高さをしっかり確認しましょう。特定のパーツを取り付けたい場合は、パーツが入るサイズなのかも確認してください。

古賀竜一

住宅事情などから置き場所が限られることもあると思います。しかし高性能を求めるほど十分な放熱性も必要で、ケースサイズも大きくする必要があります。大きさと性能どちらを優先するかトレードオフになることもあるでしょう。

小型PCケースの選び方2. 用途に合わせて形状を選ぶ

小型PCケースの形状は大きく分けると、ミニタワー型、スリム型、キューブ型の3タイプがあります。それぞれのタイプの特徴をしっかり把握した上で、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

以下では、それぞれのタイプの特徴を詳しく解説します。

古賀竜一

パフォーマンス重視か、デザイン重視か、またはサイズ重視なのか、選ぶ際にプライオリティーを明確にしておく必要があります。間違えるとパーツ構成などすべてに影響します。

ミニタワー型

小型PCケースの中で最も人気が高いのがミニタワー型。

通常のタワーケースよりやや小ぶりの縦長のシルエットで、多くのメーカーから販売されており比較的価格が安いのが特徴です。

拡張スロットは限定的ながらある程度は拡張することができ、組む難易度も高くありません。小型PCケースを使って自作PCを組むのが初めてという方におすすめです。

スリム型

スリム型のPCケースはミニタワー型と同じ縦長タイプですが、さらに細長いシルエットが特徴です。

設置面積が少ない省スペースで、卓上に置いても邪魔になりません。縦置き、横置きどちらにも対応しているモデルが多いのも魅力です。スリム型は横幅が狭く内部スペースに限りがあるため、排熱性を向上させたり大型パーツを搭載したりするのが難いことも。また静音性に欠けやすく、PCの動作音が気になることもあります。

デスク周りが狭い方や自作PCを横置きしたい方におすすめです。

キューブ型

キューブ型は、縦、横、高さの寸法がほぼ等しい立方体の形状をしたタイプ。ケース内部の空間は広々としているため、他のタイプと比べると拡張性や静音性が高いのが魅力です。また、スペースに余裕があるため、スリム型やミニタワー型では入らなかったパーツも使用できることがあり、ハイスペックのゲーミングPC作成にも向いています。

ぽってりとした形を好む方や、将来的に拡張したいと考えている方におすすめです。

小型PCケースの選び方3. 機能性で選ぶ

PCケースを値段、大きさ、デザインだけで選んでしまう方は多いですよね。しかし、いくら値段が手頃だったり、デザインがおしゃれだったりしても、機能面でイマイチではせっかくの自作PCも台無しです。

小型PCケースを選ぶ時は値段やデザインよりも、ケースとしての機能面を重視することが大切。軽くて強度の高い素材が使われているか、静音性や耐振動性があるかなど、機能面で満足できる商品を選ぶようにしてください。

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ケース形状によってはMini-ITXのみ対応のものがあります。 Micro-ATXより構成の融通が利かない場合がありますのでMini-ITX構成で本当に問題ないか十分検討しておく必要があります。

小型PCケースの選び方4. 端子やスイッチの位置を確認

小型PCケースはフルタワーやミドルタワーのケースに比べるとサイズが小さいだけに、端子やスイッチの数や位置が制約されます。

自作した小型PCの置き場所によって、コンセントやPC周辺機器との位置関係から、どのように配線するのかをあらかじめイメージしておくことが大切。スイッチがアクセスしやすい場所にあるか、端子が配線しやすい位置にあるかを確認しましょう。

また、ヘッドホン端子、マイク端子、USB、HDMI端子などフロントケースに必要な端子が揃っているかも確認しておくことをおすすめします。

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細かいことですが操作パネルの使い勝手や機能、フィルター掃除などのメンテナンス性は使い始めた後からその良否に気が付くもの。購入前に操作性やメンテナンス性の良さもよく調査しておく必要があります。

小型PCケースの選び方5. 冷却ファン・CPUクーラーの設置可能数を確認

通常のPCケースに比べるとケース内の空間が狭い小型PCケースは、ケース内に熱がこもりやすくなっています。デリケートなPCパーツにとって熱は大敵で、PC故障の原因にもなります。

ケース内に熱がこもるのを避けるのに欠かせないのが冷却ファンやCPUクーラーです。排熱性を向上させるためには、複数の冷却ファンや高性能のCPUクーラーを搭載できるものがベスト。搭載できるファン数が多ければ、それだけ効率的に熱を排出させられます。

CPUクーラーはPCパーツの中でもサイズが大きく、小型PCケースには組み込めないこともあります。小型PCケースを選ぶ際には、設置できるCPUクーラーの全高も必ず確認しましょう。

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性能を高くしたい場合は廃熱の問題を重視しておく必要があります。冷却ファンは多いほど良いですが単に数で選ぶのではなく、数が少なくても筐体内の排熱がスムーズにできる配置と気流の流れが確保できることが重要です。

小型PCケースのおすすめ10選｜人気の高性能小型PCケースを大公開

コンパクトで省スペースの小型PCを作るのに欠かせない小型PCケースですが、いろいろな種類があってどのケースを選ぶべきか迷ってしまいますよね。

ここからは、高性能で人気の高いおすすめの小型PCケースを紹介します。

自分好みの小型PCケースを見つけて、自作PC作りを楽しんで。

組み上げの難易度も高めでおしゃれな小型PCケースは、自作PCを趣味にしているなら一度は挑戦してみたいもの。

PC内部が見えるおしゃれなデザインのケース、コンパクトなのに拡張性が高いケース、ツールレスで組み上げできるケースなど、小型PCケースにも様々な種類があります。

見た目の好み、機能性、自分のスキルなどを考慮しながら、最適の小型PCケースを見つけて、自作PC作りを楽しんでくださいね。

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