スマートカードリーダーのおすすめ9選|用途多彩のICカードリーダーを大公開
そもそも「スマートカードリーダー」とは?
スマートカードリーダーとは、ICカードを読み取るために使用するパソコン周辺機器のことで、ICカードリーダーとも呼ばれます。
ICカードには、マイナンバーカードや『nanaco』などの電子マネーカード、『Suica』などの交通系カード、『B-CASカード』などがあり、それらのICカードに記録された情報の読み込みに必要なのがスマートカードリーダーです。
『e-Tax』を活用した確定申告や、スマートカードの残高チェック、チャージを自宅で行いたい人におすすめのアイテムですよ。
スマートカードリーダーの選び方|購入する前に確認すべき点とは
一口にスマートカードリーダーと言っても、多くの種類が販売されており、使用できる機能も様々です。
そこでここからは、失敗しないスマートカードリーダーの選び方を解説。
購入前に確認すべきポイントを紹介していくので、自分の使い道やパソコン環境に合ったスマートカードリーダーを選ぶ参考にしてください。
スマートカードリーダーの選び方1. 確定申告で使用したい人は「公的個人認証」商品を選ぶ
マイナンバーカードを読み込んで確定申告を行う人や、まだ住民基本台帳の有効期限が残っている人、税理士カードなどを利用したい人は必ず『マイナンバーカード対応』や『e-tax対応』と表記されたスマートカードリーダーを選びましょう。
マイナンバーカードが使用できるスマートカードリーダーは、全国の市町村で統一して定められているため、電子証明書の読み取りに対応しないスマートカードリーダーを選んでしまうと確定申告に使用できないので注意が必要です。
なお、利用できる商品リストは、公的個人認証サービスのポータルサイトに一覧で記載されているため、参考にするといいですよ。
スマートカードリーダーの選び方2. 電子マネーやB-CASカードでも使用したい人は「対応製品」を選ぶ
電子マネーカードの読み込みに使用するのであれば、非接触型カード読み込み方式の『FeliCa』対応のものを選びましょう。
対応商品であれば、電子マネーカードを本体にかざすだけで利用履歴や残高確認、チャージが手軽に行えます。また、『B-CASカード』用で購入する人は、接触型の最新B-CAS対応と表記されている商品を選んでください。
なお、確定申告に対応している商品がどちらの用途にも対応しているわけではないので、注意が必要です。自分が必要とする機能を有しているか、必ず事前にチェックしておきましょう。
スマートカードリーダーの選び方3. 使用したいカードにあった「読み取り方式」を選ぶ
スマートカードリーダーはモデルによって読み取り方式が異なり、接触型と非接触型の2種類が存在します。
接触型はICカードを直接接続するため、通信の安定性に優れているのが特徴。ICチップがついていないICカードは使用することができず接続する手間はありますが、比較的リーズナブルなものが多くなっています。
一方の非接触型は、値段はややしますが、ICカードをかざすだけで通信できるため手軽に通信を行えるメリットがあります。
それぞれの特徴やメリットを把握して、自分が使いやすいものや使い道に合わせたものを選ぶようにしましょう。
スマートカードリーダーの選び方4. 自分のパソコンに合った「接続方法」を選ぶ
スマートカードリーダーをパソコンに接続する場合、パソコンによって利用できる接続方法が異なるため、事前にチェックしておくことが重要です。
USBポートが搭載されているパソコンを持っている人は、USB対応の商品を選ぶのがおすすめ。有線接続なので通信環境が安定し、大容量のデータをやりとりする際も安心で、選べる商品数も豊富です。
パソコンにUSBポートが非搭載の人やスマホ、タブレットを使用する人は、USBに比べて接続の安定性で多少劣りますが、Bluetooth接続に対応しているものを選ぶといいですよ。
スマートカードリーダーの選び方5. 古いパソコンを使っている人は「対応OS」を確認して選ぶ
スマートカードリーダーは、パソコンに接続して使用するアイテムなので、所有しているパソコンのOSに対応しているのか確認する必要があります。
2019年より『e-Tax』がMacOSにも対応したことで、以前よりもMacに対応できるモデルは増えましたが、現在もWindows10のみに対応している商品は少なくないのでMacユーザーはしっかり確認しましょう。
また、OSのバージョンもチェックが必要。Windows7などサポートが終了した古いOSには対応していない場合があるので、購入しようとしているスマートカードリーダーの対応OSの確認は怠らないようにしてください。
スマートカードリーダーのおすすめ9選|確定申告にも役立つ人気商品を大公開
スマートカードリーダーの選び方が分かったら、次はどのようなアイテムが人気なのか知りたいですよね。
そこでここからは、スマートカードリーダーのおすすめ9選を紹介。
それぞれの特徴やメリットを比較して、自分の使い道に合ったものを選ぶ参考にしてください。
画像 | |||
---|---|---|---|
商品名 | Gemalto ICカードリーダ・ライタ IDBridge CT30 |
ソニー NFC通信リーダー"PaSoRi" RC-S380/S |
Cemoy 接触型ICカードリーダーライタ |
価格の 目安 |
1,790円 | 4,709円 | 980円 |
Amazon | Amazonで詳細を見る | Amazonで詳細を見る | Amazonで詳細を見る |
楽天 | 楽天市場で詳細を見る | 楽天市場で詳細を見る | ー |
ポイント | スケルトンボディなので、カードに記載されている情報を参照しながら作業したい時に最適 | 対応しているICカードが多いので、使う用途が多くて便利 | 480Mbpsの高速転送なので、作業効率を上げられ時間短縮に効果的 |
スマートカードリーダーのおすすめ1. Gemalto ICカードリーダ・ライタ IDBridge CT30
- 対応可能なOSが幅広いため、古いバージョンのパソコンを使用している人に人気
- スケルトンボディなので、カードに記載されている情報を参照しながら作業したい時に最適
- 公的個人認証サービスやe-Taxサービスにも対応可能なので、確定申告で使用したい人にもOK
古いOSを使用している人やWindows、Mac以外のパソコンを使用している人にとって、対応しているスマートカードリーダーを探すのはひと苦労かもしれません。
Gemaltoから販売されている 『ICカードリーダ・ライタIDBridge CT30』は、Windows7やVistaなど古いバージョンのものや、LinuxやSolasisといったWindowsやMac以外のOSにも対応可能です。
幅広いOSに対応できるため、「自分のパソコンに対応しているスマートカードリーダーがなかなか見つからない…」と悩んでいる人は、一度対応しているかチェックしてみてください。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 対応カード:マイナンバーカード、住民基本台帳カード、B-CASカードなど
- 読取り方式:接触型
- 接続方法:USB2.0
- 対応OS:Windows10、Windows8.1、Windows7など
スマートカードリーダーのおすすめ2. ソニー NFC通信リーダー"PaSoRi" RC-S380/S
- スタンド付きで立てかけることができるので、小さいデスクでも置きやすい
- 対応しているICカードが多いので、使う用途が多くて便利
- USBからの給電で駆動するため、外部電源不要でコンセントの確保が必要ない
デスクが小さめだとスマートカードリーダーの置き場所に困ってしまいますよね。
『ソニー NFC通信リーダー”PaSoRi”RC-S380/S』は、本体を立てかけるためのスタンドが付属しているため、デスク上に設置しても場所を取らず邪魔になりません。また、マイナンバーカードや電子マネーカードはもちろん、IC運転免許証にも対応しているため、幅広く活用することができます。
デスクまわりをすっきりさせながら作業したい人におすすめのスマートカードリーダーですよ。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 対応カード:マイナンバーカード、住民基本台帳カード、電子マネーカード、交通系ICカードなど
- 読取り方式:非接触型
- 接続方法:USB2.0
- 対応OS:Windows8.1、Windows10
スマートカードリーダーのおすすめ3. Cemoy 接触型ICカードリーダーライタ
- Windws7以上であればドライバのインストールが不要なので、手間がかからず手軽に使える
- 480Mbpsの高速転送なので、作業効率を上げられ時間短縮に効果的
- IDカードやバンクカード、スマートカードなど、サポート可能なカードの種類が多く便利
スマートカードリーダーを使用する際、ドライバのインストールが面倒くさいと感じる時もありますよね。
『Cemoy 接触型ICカードリーダーライタ』は、Windows7以上であればドライバをインストールする必要がなく、パソコンに挿すだけで認識できます。銀行や郵便局、全国で発行されたICチップカードをサポートしてくれるので、幅広く使えるのも魅力的。
480Mbpsの高速転送でもあるため、効率良く作業を進めたいと思っている人にぴったりのスマートカードリーダーです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 対応カード:マイナンバーカード、住民基本台帳カード、B-CASカードなど
- 読取り方式:接触型
- 接続方法:USB2.0
- 対応OS:Windows xp、Windows7、Windows10、macOS Xなど
スマートカードリーダーのおすすめ4. SCM ICカードリーダー
- リーブナブルな価格なので、少しでも費用を抑えたい人にぴったり
- 様々なデバイスで使用できるため、パソコンを選ばず使いやすい
- 対応できるICカードが豊富なので、用途が幅広く便利
スマートカードリーダーを確定申告でしか使用しないという人は、少しでもリーズナブルな価格のものが良いですよね。
『SCM ICカードリーダー』は、約1800円で購入できる安さが魅力。他のスマートカードリーダーと比較してもリーズナブルでありながら、マイナンバーカードやe-Taxに対応しているため確定申告も行えます。また、専用ドライバーはWindowsやmacOSだけでなく、Linuxにも対応しているので、様々なデバイスで使用可能。
「年に数回しか使用しないからできるだけ安いほうが良い」と思っている人に最適なスマートカードリーダーです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 対応カード:マイナンバーカード、住民基本台帳カード、B-CASカードなど
- 読取り方式:接触型
- 接続方法:USB2.0
- 対応OS:WindowsXP~10、macOS 11.0など
スマートカードリーダーのおすすめ5. ZOWEETEK ICカードリーダー
- ドライバのインストール不要でUSBに挿すだけで使えるため、初心者でも簡単
- 分かりやすい取扱説明書が付属しているので、e-Taxの設定もスムーズに行える
- WindowsだけでなくMacやLinuxにも対応しているため、Windowsユーザー以外も安心
初めてスマートカードリーダーを使用する時は、接続や設定など難しく感じる人も多いのではないでしょうか。
『ZOWEETEK ICカードリーダー』は、Windows7・8・10、Mac、LinuxといったOSであれば、USBに挿すだけでそのまま使えるため、難しそうな作業や手間が省けます。また、e-Taxの設定も日本語の取扱説明書がついているため、分かりやすくなっているのも特徴。
初心者でも簡単に使用できるため、シンプルで使いやすいスマートカードリーダーを探している人にはぴったりです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 対応カード:マイナンバーカード、住民基本台帳カードなど
- 読取り方式:接触型
- 接続方法:USB2.0/1.1
- 対応OS:Windows7、8,10、macOS 、Linux
スマートカードリーダーのおすすめ6. MARCHARE 5-1N-1 ICカードリーダー
- 確定申告から水道・電気の支払いまで、対応できる機能が豊富
- スマホとのペアリングができるので、家や会社以外でも作業することが可能
- 薄くて軽いため、持ち運びに便利で自宅以外でも使いやすい
確定申告だけでなく、電子マネーカードや交通系ICカード、B-CASカードに銀行や郵便局で発行されたチップカードなど、多くの場面でスマートカードリーダーを使用する人にとって、多機能性は重要ですよね。
『MARCHARE 5-1N-1 ICカードリーダー』は、それらの全てに対応することができ、確定申告から水道・電気の支払い、クレジットカードの請求書の支払いまで多くのシーンで使うことができます。
スマホとのペアリングも可能で手軽に手続きや支払いを行いやすいため、日常生活の中でICカードをよく使う人にとっては非常に役立つアイテムと言えますよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 対応カード:マイナンバーカード、住民基本台帳カード、B-CASカードなど
- 読取り方式:接触型
- 接続方法:USB2.0
- 対応OS:Windows98以降、macOS X、Linux
スマートカードリーダーのおすすめ7. I-O DATA ICカードリーダー ぴタッチ
- 検出状況を示すLEDランプが付いているので、正しくカードが検知されているか分かりやすい
- 筐体の手前が少し高くなっているため、カードが置きやすく取りやすい
- 最新のmacOSにも対応しているので、macユーザーも安心
非接触型のスマートカードリーダーを使用する際、ICカードをかざしても検出状況がどうなっているのか不安に思う時もありますよね。
『I-O DATA ICカードリーダー ぴタッチ』は、2つのLEDランプが搭載されており、ランプの状態でICカードの検出状況が視覚的に分かります。また、本体が斜めに設計されており、カードを載せやすくなっているのも特徴。
スムーズな確定申告を行うため、目で確実に使用状況や反応を把握したい人におすすめのスマートカードリーダーです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 対応カード:マイナンバーカード
- 読取り方式:非接触型
- 接続方法:USB2.0
- 対応OS:Windows7、8.1、10、macOS 10.13~10.15など
スマートカードリーダーのおすすめ8. moofun 接触型 ICカードリーダーライタ
- 様々なカードをサポートする装備を内蔵しているため、使い勝手が良い
- 多くのOSに対する互換性があるため、複数のパソコンを持っている人に人気
- USBでの480Mbpsの高速伝送で、安定した処理が可能
スマートカードリーダーを購入するなら、ICカードだけでなくSDカードやSIMカードも読み込めたら便利だと思う人もいるのではないでしょうか。
『moofun 接触型ICカードリーダーライタ』は、ICカードをはじめとして、SDやSIM、Micro SDやMMCなど多くのカードに対応できる装備を内蔵しています。また、対応OSが幅広く互換性も良いため、所有しているパソコンを選ばない点も魅力的。
様々なカードのサポートを行える装備を内蔵しながら互換性のあるスマートカードリーダーは、使い勝手の良いものを探している人にぴったりですよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 対応カード:マイナンバーカード、住民基本台帳カードなど
- 読取り方式:接触型
- 接続方法:USB2.0
- 対応OS:WindowsXP以降、macOS X、Linuxなど
スマートカードリーダーのおすすめ9. エレコム 接触式ICカードリーダー
- 使用しない時は小さく折りたためるので、バッグの中でかさばらない
- 付属している延長ケーブルをUSBに挿して使えば、隣のUSBポートを塞ぐ心配がない
- カードへのアクセス状況をランプで知らせてくれるので、安心して使える
自宅だけでなく出先でスマートカードリーダーを使いたいという人は、少しでもコンパクトであったり持ち運びしやすかったりするものが良いですよね。
『エレコム 接触式ICカードリーダー』は、コンパクトに折りたたむことができるため、持ち運びや収納に便利です。また、付属している延長ケーブルを使用すれば、他のポートを塞ぐことなく使うことも可能。
外出先でスマートカードリーダーを使う機会が多い人に最適ですよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 対応カード:マイナンバーカード
- 読取り方式:接触型
- 接続方法:USB2.0
- 対応OS:Windows7以降、macOS 10.15など
確定申告などをスムーズに行えるスマートカードリーダーを使ってみて。
スマートカードリーダーは、確定申告だけでなく様々な用途で使用することができるアイテムです。
その分、対応サービスや価格など特徴やメリットが幅広いため、どれを選べばいいのか分かりづらいという人もいるかもしれません。
まずは自分のニーズとスマートカードリーダーの対応OSやサービスなどを比較検討しましょう。
最適なものが見つかれば、きっと快適なデジタルライフを送ることができるはずですよ。
【参考記事】はこちら▽
【参考記事】はこちら▽
【参考記事】はこちら▽
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!