湊かなえのおすすめ小説ランキング|イヤミス女王の人気作品を大公開

湊かなえさんのおすすめ小説をお探しの方へ。今記事では、湊かなえさんの作風の特徴はもちろん、おすすめな小説まで詳しくご紹介します。ドラマや映画化されている人気の作品も解説するので、気になる作品があれば、ぜひ読んでみてください!

前提として「湊かなえさん」の作風とは?

湊かなえ小説のおすすめ

デビュー作「告白」が第6回本屋大賞を受賞し、作家として鮮烈なスタートをきった湊かなえさん。今現在も数々の作品がドラマ化や映画化されるなど、その人気は衰えることを知りません。

そんな著者の作風として第一に挙げられるのが、”イヤミス”と呼ばれる、読んだ後に嫌な気持ちになるものの、それが癖になってしまうミステリー作品だということです。また、女性の心理描写や登場人物の視点を巧みに切り替える技法、どんでん返しのあるミステリーも作風として挙げることができるでしょう。

ミステリー初心者や、”イヤミス”を読んでみたい方にぜひともおすすめです。


湊かなえのおすすめ小説ランキング15選|人気の名著を大公開

今や日本を代表する女性作家として名をはせる、湊かなえさん。彼女の手掛けた小説は数々の賞を受賞すると同時に、映画やテレビドラマなど映像化も多くされています。

そんな湊かなえのおすすめ小説を15冊ご紹介。映画やドラマを見たことがある方は、ぜひ原作もチェックしてみてください。


【湊かなえ小説のおすすめランキング第15位】落日

落日
  • 映画監督や脚本家が登場人物となっているため、映画好きの方にもおすすめ
  • 事件の真相だけでなく、もう一つの大きな謎にミステリーファンなら喜ぶこと間違いなし
  • 真実や救いといった様々なテーマが内包された、読み応えがある

新進気鋭の映画監督長谷部香から新作の相談を受けた、新人脚本家の甲斐千尋。香が新作のテーマとして挙げたのは、15年前に故郷で起きた一家殺人事件でした。既に判決も下されたこの事件を何故取り上げるのか疑問を抱きながらも、真相を追っていきます。

事件の真相はもちろんのこと、なぜ香がその事件を取り上げようと考えたのかという点も注目すべきポイント。そして全てを知った千尋は真実とどう向き合っていくのかも本作の見どころでしょう。

「真実」や「救い」、そして「表現する」という様々なテーマが内包されたミステリー作品です。

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商品ステータス

  • 発売日:2019年9月4日
  • 映像化:×

【湊かなえ小説のおすすめランキング第14位】往復書簡

往復書簡 (幻冬舎文庫)
  • 書簡形式で語られる独特な物語構成は、小説を読むのに慣れていない方にもおすすめ
  • 手紙だからこそ書ける噓や独白から滲み出る、登場人物たちの感情の機微にも注目
  • 本作に収録されている「二十年後の宿題」は映画「北のカナリアたち」の原作なので、映画を観た方にもおすすめ

本作は全4作品で構成された連作ミステリー。

特筆すべきは、登場人物たちの手紙のやり取りを通じて、過去に起きた事件の真相が明らかになっていくという書簡形式を用いた構成です。相手の顔が直接見えない手紙だからこそ書ける噓や独白などから、登場人物たちの心情が伺えます。

また、本作に収録されている「二十年後の宿題」という章は、映画「北のカナリアたち」の原作。本作を読んだ方はぜひ映画もチェックしてみてください。

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商品ステータス

  • 発売日:2012年7月30日
  • 映像化:映画化

【湊かなえ小説のおすすめランキング第13位】夜行観覧車

夜行観覧車 (双葉文庫)
  • 鈴木京香さん主演で話題となったドラマ作品の原作、ドラマをご覧になられた方にもおすすめ
  • 高級住宅街に住むエリート一家に起きた殺人事件の驚くべき動機と真相に、ページをめくる手が止まらない
  • 視点の切り替えを活かしたミステリーであると同時に、家族の在り方について考えさせられる物語

鈴木京香さん主演でドラマ化された本作は、高級住宅街に住むエリート一家に起きた殺人事件が物語の幕開けとなります。

本作の面白い点は、事件の当事者家族ではなく向かいに住む家族の視点から、事件の動機や真相が次第に明らかになっていく部分です。視点の切り替えを巧みに操る著者だからこそ成しえる技でしょう。

物語が進むにつれて次第に崩壊していく2つの家族から、家族とは何かということを考えさせられます。ドラマを見ていた方はぜひ原作も読んでみてくださいね。

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商品ステータス

  • 発売日:2013年1月4日
  • 映像化:ドラマ化

【湊かなえ小説のおすすめランキング第12位】白ゆき姫殺人事件

白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)
  • 井上真央さん主演で映画化された人気作品の原作
  • 暴走する人間の持つ悪意に、思わず目が離せない
  • 現代社会が抱える、SNSの匿名性やフェイクニュースの横行などが徹底的に描かれてる

井上真央さん主演で映画化された人気作品。とある化粧品会社の美人OLが殺害された事件をきっかけに、次第に暴走する犯人探しや加熱するメディアの報道を描いています。人の持つ無責任さが、これでもかというほど徹底的に描かれており、思わず自身の言動を振り返ってしまいます。

また、SNSなどの匿名性によってどこまでも他者に残酷になれる人間の性や、フェイクニュースが当たり前のように拡散される恐ろしさは、まさに現代社会そのまま。

SNSの恐ろしさや人間の持つ悪意の恐ろしさを堪能できるイヤミスとなっています。イヤミス好きには堪らない作品でしょう。小説版を楽しめた方は、映画版もぜひチェックしてみてください。

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商品ステータス

  • 発売日:2014年2月20日
  • 映像化:映画化

【湊かなえ小説のおすすめランキング第11位】絶唱

絶唱 (新潮文庫)
  • 阪神淡路大震災によって傷を受けた登場人物たちの再生の物語
  • 南の島国であるトンガで再スタートの決意を固める登場人物に共感できる
  • 登場人物たちが苦しみや悲しみを乗り越えて行く姿に、人生について考えさせられる

1995年に起きた阪神淡路大震災によって人生を狂わされた4人の人物が、それぞれの章で語り手を務める本作。日本で傷ついた彼らが行き着く先は、南の島国であるトンガで新たな人生のスタートをきることを決意する。

どれほど圧倒的な悲しみや後悔に襲われようとも、その傷を癒すことは不可能ではないし希望がなくなることはないと教えてくれる作品。

登場人物たちが苦しみや悲しみを乗り越えていく姿に、胸を打たれると同時に人生についても考えさせられること間違いなし。

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商品ステータス

  • 発売日:2019年6月26日
  • 映像化:×

【湊かなえ小説のおすすめランキング第10位】母性

母性 (新潮文庫)
  • 自宅の庭でなくなっていた女子高生、事故かそれとも自殺か、ミステリー好きにおすすめの作品
  • 母親の手記と娘の回想が次第に交わり、明らかになっていく真相に目が離せない
  • ミステリーとして楽しめることはもちろんのこと、母親と娘の関係性について考えさせられる

自宅の庭でなくなっているのが発見された女子高生。これは自殺か、それとも事故か。母親の手記と娘の回想が交差し、真相が明らかになっていくストーリー展開に、引き込まれること間違いなしです。

本作は事件の真相を探るミステリー要素はもちろんのこと、それ以上に母親と娘の関係性ついて考えさせられる作品となっています。

娘のためを思って行動したことに対して、実際に娘はそれをどう捉えているか。実際に娘を持つお母さん方や、最近母親との関係がうまくいっていないと悩む女性の方にこそおすすめしたい作品ですよ。

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商品ステータス

  • 発売日:2015年6月26日
  • 映像化:×

【湊かなえ小説のおすすめランキング第9位】未来

未来
  • 「未来からの手紙」を心の支えに頑張ってきた少女に待ち受ける過酷な現実
  • "イヤミス"の女王だからこそ、書くことができる希望の物語
  • "イヤミス"以外の作品でも、湊かなえさんは素晴らしいと認識できる作品

父を亡くしたばかりの10歳の少女である章子のもとに、30歳の章子が書いたという「未来からの手紙」が届きます。その手紙に励まされた10歳の章子は30歳の自分に向けての返事という形で日々の日記を書き始めます。

辛い出来事があっても、「未来からの手紙」に記されていた自身の未来が輝かしいという言葉を支えに頑張ってきた章子。 しかし、彼女には到底この先に幸せがあるとは思えない事態が待ち受けているのでした。

"イヤミス"の女王と呼ばれてきた湊かなえさんだからこそ、書くことができた希望の物語。卓越した人物描写や感情の機微により、本作はより感動できる作品になっています。"イヤミス"以外の湊かなえ作品も読みたい方におすすめ。

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商品ステータス

  • 発売日:2018年5月19日
  • 映像化:×

【湊かなえ小説のおすすめランキング第8位】ポイズンドーター・ホーリーマザー

ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)
  • "イヤミス"やサスペンス要素、視点の切り替えによって明かされる本心など著者の世界観が凝縮された短編集
  • 短編集であるため、普段あまり小説を読まない方にもおすすめ
  • ドラマ化もされているため、映像でも楽しめる

湊かなえさんの得意とする"イヤミス"要素はもちろんのこと、サスペンス要素や視点の切り替え、それぞれの思いのすれ違いなど著者の世界観が凝縮され、ドラマ化もされた短編集。

毒親をテーマにした表題作や、友人や男女関係など、それぞれの関係の中で掛け違う善意と正しさ。それによって眼前の景色、今まで思い込んできたものが反転します。

湊かなえさんがどういった世界観を描くのか、作風を知りたいという初心者の方にはうってつけの作品

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商品ステータス

  • 発売日:2018年8月8日
  • 映像化:ドラマ化

【湊かなえ小説のおすすめランキング第7位】少女

少女 (双葉文庫)
  • 本田翼さんと山本美月さん主演で映画化された人気作
  • 死という重たいテーマを扱った、少女たちの衝撃の夏休みを描いた長編ミステリー
  • 青春小説としての側面もあるため、"イヤミス"が苦手な方にもおすすめ

本田翼さんと山本美月さんが主演を務め映画化された人気作。

死体ではなく人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った由紀。自殺を考えたことのある敦子は死体を見ることで、死を悟ることができ、強い自分へと生まれ変わることができるのではないかと考える。互いに相手には告げず、老人ホームと小児科病棟にボランティアへと行く。

本作は、死という誰もが一度は考えたことのあるテーマと向き合った作品です。後半になるにつれ次々と伏線が回収されていく気持ちよさや、青春小説特有の清々しさも盛り込まれているため、"イヤミス"が苦手な方にもおすすめ

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商品ステータス

  • 発売日:2012年2月16日
  • 映像化:映画化

【湊かなえ小説のおすすめランキング第6位】リバース

リバース (講談社文庫)
  • 藤原竜也さん主演でドラマ化もされた人気作品
  • 感動する結末に落ち着くのかと思いきや、ものすごいどんでん返しが待っているので最後まで楽しめる
  • どんでん返しミステリーがお好きな方、アッと驚きたい方に強くおすすめ

藤原竜也さん主演でドラマ化もされた本作は、湊かなえ作品の中でも人気作の一つです。

平凡なサラリーマンである深瀬和久。ある日、深瀬は越智美穂子という女性と出会い、その後何度か店で会ううちに付き合うようになります。そんな幸せな日々の中、美穂子にある告発文が届く。そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていました。

最終章で感動するような展開を期待した矢先、ものすごいどんでん返しが待ち受けています。このどんでん返しが本作の人気の理由とも言えるでしょう。まだ読まれてない方は、事前情報をなるべく入れずに読むことをおすすめします。

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商品ステータス

  • 発売日:2017年3月15日
  • 映像化:ドラマ化

【湊かなえ小説のおすすめランキング第5位】贖罪

贖罪 (双葉文庫)
  • アメリカ探偵作家クラブが選ぶエドガー賞にもノミネートされるなど、海外からも高評価
  • 罪を償うとはどういうことかを考えさせられる
  • "イヤミス"ファンにはたまらない、おすすめの作品

日本国内ではドラマ化。アメリカ探偵作家クラブが選ぶエドガー賞にもノミネートされるなど、国内外問わず高い評価を受けた作品です。

15年前に起きた女児殺害事件の被害者と、事件直前まで遊んでいた4人の女の子。彼女たちは犯人と思しき男を見ていたものの顔を思い出すことができず、事件は未解決のままになってしまう。

娘を失った母親に言われた、絶対に許さないという言葉。犯人を必ず見つけろと言われた彼女たち4人の背負う十字架はあまりにも重く、彼女たちに降りかかる悲劇に何とも言えない気持ちになるでしょう。

湊かなえさんの原点回帰とでもいうべき”イヤミス”要素ふんだんの本作。明るい気持ちで、「すごい」「面白い」とはいえる作品ではないものの、"イヤミス"ファンの方にはたまらない作品と言えるでしょう。ドラマ版に興味がある方も、ぜひチェックしてみてください。

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商品ステータス

  • 発売日:2012年6月6日
  • 映像化:ドラマ化

【湊かなえ小説のおすすめランキング第4位】カケラ

カケラ
  • 美容整形をテーマに、美しさや幸せといったものに関する私たちの価値観が問われる
  • ドーナツがばらまかれた部屋で命を絶った少女が抱えていたものは何だったのか、謎を解く感覚で面白い
  • ”イヤミス”の女王ならではの、心理描写や人間が持つどす黒い感情描写も健在

美容整形をテーマに、美しさや幸せといった私たちの価値観を問うミステリー作品。ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなった少女。もともと明るく運動神経も良かった少女が、なぜ自ら命を絶たなければならなかったのか。

"イヤミス"の女王湊かなえさんの持ち味である、人間の持つ底意地の悪さや心理描写は本作でも健在。

登場人物それぞれが持つ価値観の違いや固定概念などを通して、読者である私たちの価値観や固定概念を問われているような気持ちになる作品です。

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商品ステータス

  • 発売日:2020年5月14日
  • 映像化:×

【湊かなえ小説のおすすめランキング第3位】Nのために

Nのために (双葉文庫)
  • ドラマ化もされた純愛ミステリーなので、感動したい方必見
  • 主要人物全員のイニシャルに「N」がついており、それがどう関連していくのか明かされていくのが面白い
  • 切ない物語が好きな方には、ぜひともおすすめ

超高層マンションで発見された夫婦の変死体。現場に居合わせた4人の男女の証言によって、事件の驚くべき真相が次第に明らかになっていくミステリーとなっています。

主要人物全員のイニシャルに「N」がついており、それぞれが「N」のためを思って行動を起こすというストーリー。その根幹にあるのは人を愛するということです。切なさに満ちた純愛ミステリーに感動すること間違いなし。

純愛をテーマとした作品が好きな方やミステリー作品が好きな方は、ドラマ化もされていたので、そちらもぜひチェックしてみてください。

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商品ステータス

  • 発売日:2014年8月23日
  • 映像化:ドラマ化

【湊かなえ小説のおすすめランキング第2位】望郷

望郷 (文春文庫)
  • 日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した「海の星」を収録した連作短編集
  • 広末涼子さん主演のドラマ版もあるため、比較しながらでも楽しめる
  • 連作短編集なため、普段小説を読み慣れていない初心者の方にもおすすめ

本作は、日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した「海の星」を収録した連作短編集。直木賞候補にもなり、貫地谷しほりさん主演で映画化、広末涼子さん主演でテレビドラマ化もされた作品です。

連作短編集のため、読書初心者であっても非常に読みやすいミステリー作品となっています。一つ一つが独立している短編ではなく、それぞれが少しずつ繋がっているため、読み進めるごとに引き込まれるストーリーです。

島に生まれた人たちの愛や憎悪といった感情が根幹にある本作は、自身も島出身である湊かなえさんだからこそ書くことができるストーリー。短編集が好きな方、ミステリーに挑んでみたい方におすすめです。また、映画版とドラマ版の違いを確かめるのも面白いかもしれませんね。

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商品ステータス

  • 発売日:2016年1月10日
  • 映像化:映画化、ドラマ化

【湊かなえ小説のおすすめランキング第1位】告白

告白
  • デビュー作にして本屋大賞を受賞した、前代未聞の快挙を達成した作品
  • 松たか子さん主演で映画化し話題となった、イヤミス作品の原作
  • 巧みな視点切り替えと、次第に明らかになる事件の全貌に引き込まれること間違いなし

デビュー作にして本屋大賞を受賞するという、前代未聞の快挙を成し遂げた作品。人気や知名度の高さから、湊かなえさんの代表作の一つと言えるでしょう。松たか子さん主演で映画化もされています。

校内で娘を亡くした女性教師の告白から幕を開ける物語は、生徒や犯人、犯人の家族など様々な登場人物の視点へと切り替わり、やがて物語は予想もしない結末に。

本作は人間ならではの嫉妬や憎悪といった、黒い感情を浮き彫りにしたミステリーなので”イヤミス”の代名詞とも言えるでしょう。見事な伏線の張り巡らせ片や心理描写、圧倒的な筆力に物語に引き込まれること間違いなし。ミステリー好きな方はもちろん、映画版をご覧になられた方もぜひ原作もチェックしてみてください。

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商品ステータス

  • 発売日:2008年8月5日
  • 映像化:映画化

湊かなえさんの様々な小説で独特の世界観に浸りましょう。

数々の作品がドラマ化、映画化され"イヤミス"の女王として君臨する湊かなえさん。ドラマ化や映画化された人気作から、”イヤミス”以外をテーマとしたあまり知られていない作品まで様々な作品を紹介してきました。

ミステリー初心者や"イヤミス"好きな方はもちろんのこと、映画やドラマで湊かなえ作品をご覧になられた方も、ぜひ原作小説をチェックしてみてください。

【参考記事】おすすめのミステリー小説はこちら▽

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