時代小説の人気おすすめランキング|日本の歴史がわかる有名な書籍を大公開

おすすめの時代小説をお探しの方へ。今記事では、時代小説の特徴や選ぶポイントから、おすすめの作品まで詳しくご紹介します。物語の面白さはもちろん、日本の歴史や時代背景も知れる人気の作品も解説するので、ぜひ参考にしてみてください!

前提として「時代小説」とはどんな作品なの?

時代小説のおすすめ

過去の時代を舞台に、あらゆる人物や出来事を描いた小説のジャンルが時代小説です。戦国時代や江戸時代、幕末や明治時代など舞台となる時代は小説によって異なります。

時代小説は歴史小説とは異なり、歴史上の人物や事件といった史実に基づくことを目的としていないため、あくまで過去の時代を舞台としたフィクションとして楽しめるのが特徴です。


時代小説の選び方|面白い作品を見分けるポイントとは

数ある小説のジャンルの中でも根強い人気を誇る時代小説。時代小説を読んでみたいものの、どういった作品を選べば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。ここからは時代小説の選び方をご紹介していきますので、ぜひとも参考にしてみてくださいね。


時代小説の選び方1. 好きな時代が舞台の作品を選ぶ

先述したように、時代小説は作品によって舞台となる時代が異なります。そのため、どの時代を舞台に物語が描かれているかに着目することは作品選びに欠かせないポイントです。

織田信長や武田信玄といった名だたる武将について描かれた作品が読みたい方は戦国時代。動乱の時代を生き抜いた男たちの熱い物語を読みたい方は幕末を描いた作品といったように、ご自身の好きな時代を基準として作品を選んでみてはいかがでしょうか。


時代小説の選び方2. 好きな作家の作品を選ぶ

どんな時代小説を選べば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。そんな方にぴったりな方法は、自身の好きな作家の作品を選ぶこと。

時代小説を手掛ける作家で特に有名なのが、「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」など数々の傑作を世に送り出してきた司馬遼太郎です。時代小説を一度も読んだことがないという方は、まずは彼の作品から読むことをおすすめします。

彼の他にも、戦国時代や剣豪を描いた作品で有名な池波正太郎や、時代小説のみならず歴史小説も手掛ける藤沢周平などは、覚えておいて損はないほどの超有名作家です。


時代小説の選び方3. 有名作品を読むなら「文学書受賞作品」を選ぶ

優れた小説に贈られる文学賞。芥川賞や直木賞などは誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。こういった文学賞を受賞した作品は、数多くの選考員たちによって選び抜かれた傑作のため、非常に質の高い作品が多く見られます。

また一年に一度、時代小説の中で最も優れた作品に贈られる「本屋が選ぶ時代小説大賞」という文学賞も存在します。そういった文学賞を受賞した作品を選ぶ方法は、書店員さんなどあらゆる方から高い評価を受けた作品を読みたいという方にうってつけ。


時代小説の人気おすすめランキング25選|夢中で読める面白い作品を紹介

時代小説といっても恋愛作品や感動作、ほのぼのした作風のものからミステリー要素のある作品など時代小説といっても作品によってジャンルが異なるので選ぶのは大変です。そこで、ここからは具体的にどの時代小説がおすすめかを紹介していきます。


【第25位】妖怪の子預かります

妖怪の子預かります 〈妖怪の子預かります〉 (創元推理文庫)
おすすめポイント
  • 作者考案のオリジナル妖怪が登場する作品なので、妖怪好きにうってつけ
  • 妖怪の子たちが引き起こすドタバタコメディに思わず頬が緩んでしまう
  • 温かく優しい作風の作品なので、ほのぼのとした気持ちになれる

「妖怪の子預かります」は、ほのぼのとした気持ちになれる妖怪ファンタジー時代小説です。主人公の弥助は12歳の少年。貧乏ながらもそれなりに平穏な日々を過ごしていた彼でしたが、鬱憤晴らしのために割ってしまった石がうぶめという妖怪の住処だったため、代わりに彼が妖怪の子を預かることに。

弥助の元に訪れる個性豊かな妖怪たちと繰り広げられるドタバタコメディに、思わず頬が緩んでしまいます。作者考案によるオリジナルの妖怪が登場するなど、賑やかでほのぼのとした作風が魅力です。

弥助と妖怪の子たちによるドタバタコメディ作品。主人公が12歳の少年ということもあり、子供から大人まで楽しめる時代小説になっています。お子様と一緒にほのぼのとした気持ちになれること間違いなしの作品です。

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商品ステータス

  • 作家(著者):廣嶋 玲子
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:東京創元社
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:2016/4/15

【第24位】陰陽師

陰陽師 (文春文庫)
おすすめポイント
  • 平安時代に活躍した安倍晴明を描いた作品なので、陰陽師や怪事件が好きな方におすすめ
  • 呪術や妖怪などのファンタジー要素が満載の作品のため、ファンタジー好きにうってつけ
  • テレビドラマ化や実写映画化などがされた人気作なので、時代小説初心者にも読みやすい作品

平安時代の陰陽師として非常に有名な安倍晴明を描いた「陰陽師」。実写映画化やドラマ化、舞台化や漫画化になるほどの絶大な人気を誇る作品です。平安時代中期を舞台に、陰陽師である安倍晴明が友人である源博雅と共にあらゆる怪事件を解決していくというストーリー

呪術や妖怪などのファンタジー要素と、なぜこういったことが起きたのかというミステリー要素が絡み合った作品です。

平安時代を舞台に活躍した陰陽師である安倍晴明を描いた作品なので、ファンタジー好きにはぴったりの作品。

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商品ステータス

  • 作家(著者):夢枕 獏
  • 舞台:平安時代
  • 出版社:文藝春秋
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:1991/2/9

【第23位】さわらびの譜

さわらびの譜 (角川文庫)
おすすめポイント
  • 弓の使い手である主人公が同じく弓の使い手である清四郎に惹かれる展開に、キュンキュンすること間違いなし
  • 想いを寄せる相手が別の誰かと結ばれるかもしれない不安に共感必須
  • 時代は違えど恋する気持ちに変わりはないことを教えてくれる作品なので、恋愛作品が好きな方にはうってつけ

「さわらびの譜」は、感動できる恋愛時代小説です。扇野藩重臣有川家の長女である伊也は弓の使い手。彼女の弓の腕前は藩随一の弓上手として名を馳せる樋口清四郎と渡り合うほど。清四郎と競い合うにつれて次第に彼に惹かれていく伊也でしたが、自身の妹である初音に清四郎との縁談が持ち込まれることに。

想いを寄せる相手が別の誰かと結婚してしまうという状況は現代でも起こりうることなので、伊也の気持ちに共感できる方も多いのではないでしょうか。時代は違えど相手を想う気持ちの尊さは変わらないことを思い知らされる一冊。

想いを寄せる相手が別の誰かと結ばれるかもしれないという状況を描いた作品なので、恋愛作品が好きな方にはうってつけ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):葉室 麟
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:KADOKAWA
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:2015/12/25

【第22位】霧の果て 神谷玄次郎捕物控

新装版 霧の果て―神谷玄次郎捕物控 (文春文庫)
おすすめポイント
  • 連作短編集なので普段小説を読まない方でも読みやすい
  • 類まれなる推理力を持つ主人公を描いた作品なので、ミステリー好きにはたまらない
  • 次第に明らかになる事件の真相から目が離せない

「霧の果て 神谷玄次郎捕物控」は、神谷玄次郎の推理を描いた連作短編集です。主人公の神谷玄次郎は14年前に母親と妹を何者かに殺害されて以来、心が晴れたことがありませんでした。仕事をサボり、馴染みの料理店に入り浸るなどの自堕落な生活を続けていましたが、実は彼には類まれなる推理力があったのです。

心に闇を抱えた主人公ですが、彼の類まれなる推理力に引き込まれてしまうこと間違いなし。連作短編集なので時代小説初心者にも読みやすい作品です。

心に闇を抱えながらも天才的な推理力を持つ主人公による連作短編集なので、通勤時間や通学時間などの隙間時間に読むことができます。

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商品ステータス

  • 作家(著者):藤沢 周平
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:文藝春秋
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:2010/9/3

【第21位】散り椿

散り椿 (角川文庫)
おすすめポイント
  • 18年前の事件とその真相が明らかになっていく物語なので、ミステリー好きにうってつけ
  • 剣豪として名を馳せた主人公の活躍は、剣豪好きにはたまらない
  • 誠実に生きようともがく主人公の姿に感動すること間違いなし

「散り椿」は、以前一刀流道場の四天王として名を馳せていた剣豪の瓜生新兵衛を描いた作品。彼は病気の妻と共に平穏な日々を過ごしていましたが、死に別れてしまいます。妻は亡くなる前に、自身が死んだ後は故郷に戻ってほしいと新兵衛に伝えており、彼は妻との約束を果たすため故郷へと戻ることに。

故郷へと戻った新兵衛は再び過去の事件と対峙することになります。18年前に起きた事件とその真相とは一体。ミステリー要素も含まれており、ページをめくる手が止まらない作品です。

故郷で起きた過去の事件と対峙することになった男を描いた作品なので、ミステリー小説が好きな方におすすめ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):葉室 麟
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:KADOKAWA
  • 文学書受賞:◯ or ×
  • 発売日:2014/12/25

【第20位】死ぬことと見つけたり

死ぬことと見つけたり(上) (新潮文庫)
おすすめポイント
  • 激しい戦闘シーンに釘付けになること間違いなし
  • 登場人物たちの信条により、生きることと死ぬことについて考えさせられる
  • 魂を揺さぶるような熱量のある作品を読みたいという方にうってつけ

「死ぬことと見つけたり」は、葉隠武士である斎藤杢之助を描いた作品です。死人として生きることを信条とする彼らの生き様からは、生きることと死ぬことについて深く考えさせられること間違いなし。

死人という信条のためどんな危険も顧みず、その瞬間を懸命に生きる登場人物たちの姿は非常にカッコよく、影響を受けた方も大勢いるのではないでしょうか。魂を揺さぶるような圧倒的熱量が魅力の時代小説。

死人として危険を顧みず一瞬一瞬を懸命に生きる登場人物たちを描いているので、どのような生き方をすれば良いかと悩んでいる方におすすめ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):隆 慶一郎
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:新潮社
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:1994/8/30

【第19位】蒼穹の昴

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)
おすすめポイント
  • 中国を舞台とした時代小説なので、中国史に興味のある方にうってつけ
  • 対立せざるを得ない状況に陥ってしまった主人公たちから目が離せない
  • 貧しい出自から懸命に成り上がろうとする主人公から勇気をもらえる

「蒼穹の昴」は清朝末期の中国を舞台とした作品です。本作は中国に詳しくなくても楽しめる時代小説となっており、日中共同制作でテレビドラマ化されるなど、本作は中国でも高く評価されています

貧しい家に生まれた李春雲(春児)と彼の義兄である梁文秀(史了)の宿命を描いた本作。同郷でありながらも、それぞれの目的や環境によって対立せざるを得ない状況に陥ってしまった、彼ら2人の運命の結末から目が離せません。

中国を舞台に同郷でありながらも、対立せざるを得ない状況に陥ってしまった2人の男を描いた本作。中国史に興味のある方にとってぴったりの作品。

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商品ステータス

  • 作家(著者):浅田 次郎
  • 舞台:清朝時代
  • 出版社:講談社
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:2004/10/15

【第18位】烏金

烏金(からすがね) (光文社文庫)
おすすめポイント
  • 金貸し業を描いた一風変わった時代小説のため、個性的な作品を読みたい方におすすめ
  • 斬新な発想で次々と借金をなくしていく主人公のおかげで、痛快な気持ちになれる
  • 江戸時代の経済状況や金貸し業に興味関心のある方にうってつけ

「烏金」は江戸時代の金貸しを描いた一風変わった時代小説。本作は、金貸し業の手伝いをする浅吉が斬新な発想を用いて、借金に苦しむ人々を助ける姿を描いた痛快エンタメです。

浅吉以外の登場人物たちも非常に個性的で、読んでいるとほのぼのとした気持ちになれます。また、経済学やお金のことに関する前知識がなくとも本作は十分に楽しめるので、興味のある方はぜひともチェックしてみてくださいね。

江戸時代の金貸し業を描いた痛快エンタメ作品なので、経済学や当時の金貸し業に興味のある方にとって、うってつけの作品。

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商品ステータス

  • 作家(著者):西條 奈加
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:光文社
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:2009/12/8

【第17位】雷桜

雷桜 (角川文庫)
おすすめポイント
  • 時代に翻弄されながらも生き抜いた女性に、勇気をもらえる
  • 愛を信じぬくことの尊さと美しさを学べること間違いなし
  • 時が経とうと変わらぬ思いを描いており、恋愛作品が好きな方にはうってつけ

「雷桜」は、時代に翻弄されながらも愛を信じ、懸命に生き抜いた女性を描いた時代小説です。物語は江戸から離れた山間の村で、生まれて間もない遊という女の子が何者かに誘拐されたところから幕を開けます。

何の手掛かりも得られないまま11年もの月日が経過。しかし、次兄の助次郎は遊の生存を信じていました。どれだけ時を経ようと愛は不変だということを教えてくれる、感動恋愛時代小説です。

時代に翻弄されながらも愛を信じぬいた女性を描いた本作。恋愛作品が好きな方や感動作品を読みたいという方にはおすすめ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):宇江佐 真理
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:KADOKAWA
  • 文学書受賞:◯
  • 発売日:2010/8/1

【第16位】蝉しぐれ

蝉しぐれ (文春文庫)
おすすめポイント
  • テレビドラマ化や映画化もされた人気作品なので、それらと見比べてみることで新たな発見を得られる
  • 主人公の身に降りかかる様々な出来事から目が離せない
  • 初恋の人を想い続ける一途な主人公を応援せずにはいられない

「蝉しぐれ」は、テレビドラマ化や映画化もされた人気時代小説。東北を舞台とした本作は、牧文四郎の成長を描いた物語です。少年時代の淡い恋愛模様や瑞々しい友情。そして突然の父の死など、ヒューマンドラマとして優れており、展開が多く読者を飽きさせません。

武士となった主人公は父の仇を討つべく、研鑽を続ける彼の姿に心打たれること間違いなし。また、初恋の女性を想い続ける一途な描写にも感動必須。

主人公の成長を描いた作品。幼少時代の恋愛や友情、青年になってからの父の敵討ちなど見どころ満載で読みやすいので、時代小説初心者にぴったり。

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商品ステータス

  • 作家(著者):藤沢 周平
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:文藝春秋
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:1991/7/10

【第15位】壬生義士伝

壬生義士伝(上)
おすすめポイント
  • 剣豪として名を馳せた主人公が描かれているため、剣豪を扱った作品が好きな方にうってつけ
  • 新選組が描かれているので、新選組好きにおすすめ
  • 金の亡者としてさげすまれていた主人公の本当の顔を知った時、感動すること間違いなし

貧しさのため南部藩を抜け出し、新選組に加入した吉村貫一郎を描いた「壬生義士伝」。金への執着心から人々から蔑まれてきた彼でしたが、実際の彼には誰もが想像しなかった顔が。そんな彼の人となりと、人切り貫一と恐れられた剣豪としての腕前に引き込まれていきます。

吉村貫一郎の生き方からは、誠実さとは何か義とは何か、を考えさせられること間違いなし。誰もが憧れるであろう理想の人物像が描かれています。

幕末という動乱の時代に活躍した新選組を描いた作品なので、新選組が好きな方や興味のある方におすすめ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):浅田 次郎
  • 舞台:幕末
  • 出版社:文藝春秋
  • 文学書受賞:◯
  • 発売日:2002/9/10

【第14位】清須会議

清須会議
おすすめポイント
  • 個性豊かなキャラクターたちの心理戦に、ページをめくる手が止まらない
  • 三谷幸喜らしい笑いとドラマが凝縮されており、ユーモラスな作品を探している方にうってつけ
  • 実写映画化されているので映画版と比較することで新たな発見が得られる

「清須会議」は、三谷幸喜らしい笑いとドラマが凝縮された時代小説。織田信長が亡くなった後、彼の後継者と領地の配分を決定するため行われた清須会城での会議が描かれています。

用意周到で狡猾な羽柴秀吉や実直な柴田勝家など、それぞれの武将のキャラクター造形も本作の見どころ。会議という名の心理戦から目が離せません。ユーモラスでありながらも独自の緊張感に満ちた唯一無二の時代小説。

他の三谷幸喜作品同様、笑いと先の読めない独自の展開が魅力の作品なので、ユーモラスな作品が好きな方におすすめ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):三谷 幸喜
  • 舞台:戦国時代
  • 出版社:幻冬舎
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:2013/7/31

【第13位】村上海賊の娘

村上海賊の娘(一)(新潮文庫)
おすすめポイント
  • 本屋大賞と吉川英治文学新人賞を受賞した傑作時代小説なので、時代小説初心者にうってつけ
  • 派手なアクションシーンに引き込まれること間違いなし
  • 大胆で荒々しい主人公のキャラクターが魅力的

「村上海賊の娘」は、戦国時代に名を馳せた海賊を描いた作品です。主人公は村上海賊の当主である村上武吉の娘である景(きょう)。大胆で荒々しく男勝りな主人公の成長と、非常に迫力のある戦闘描写が本作の魅力です。

魅力的なキャラクターと派手なアクションシーンは時代小説初心者であっても楽しめること間違いなし。また本作は、本屋大賞と吉川英治文学新人賞を受賞するなど非常に高い評価を受けています。

主人公の成長と迫力満点のアクションシーンが見どころの本作は、当時の戦闘を体験するかのような臨場感に満ち溢れています。圧倒的リアルと迫力に満ちた作品を読みたい方におすすめです。

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商品ステータス

  • 作家(著者):和田 竜
  • 舞台:戦国時代
  • 出版社:新潮社
  • 文学書受賞:◯
  • 発売日:2016/7/1

【第12位】天地明察

にすいです。 冲方丁対談集
おすすめポイント
  • 実写映画化もされた人気時代小説なので、映画版と比較することで作品に対する理解がより深まる
  • 前代未聞のプロジェクトに取り組む主人公の姿勢は、働く人々の心に刺さること間違いなし
  • 本屋大賞を受賞した作品のため、文学賞を受賞した作品を探している方に最適の一冊

「天地明察」は、本屋大賞を受賞し実写映画化もされた人気時代小説です。本作は剣豪や戦を描いた作品ではなく、日本独自の暦を作り上げることに生涯を賭けた男を描いたヒューマンドラマ。

碁打ちにして数学者である渋川春海の類まれなる頭脳を基に、前代未聞のチャレンジに挑む展開は、誰もが応戦したくなるはずです。あらゆる挫折を味わおうとも諦めることなく懸命に奮闘し続ける主人公から勇気をもらえます。

時代小説ではあるものの戦や剣豪などが描かれるのではなく、暦を作ろうと人生をかけた人物を描いた作品。派手なシーンは少ないものの胸に迫るシーンが盛りたくさんなので、ヒューマンドラマが好きな方におすすめです。

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商品ステータス

  • 作家(著者):冲方 丁
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:角川書店
  • 文学書受賞:◯
  • 発売日:2009/12/1

【第11位】北条政子

北条政子 (文春文庫 な 2-55)
おすすめポイント
  • NHK大河ドラマ「草燃える」の原作なので、大河ドラマファンは必読
  • 動乱の時代を逞しく生き抜いた北条政子に勇気づけられる
  • 北条家など様々な人間関係に悩み苦しむ主人公から目が離せない

本作は誰もが歴史の授業で学んだであろう、北条政子を描いた作品。源頼朝との恋愛や妻となってからの源平合戦、鎌倉幕府の開設など動乱の時代を逞しく生き抜いた一人の女性が描かれています。

本作の見どころは、北条家や有力御家人などの人間関係にもがき苦しむ描写。どれほど悩もうと決して屈することのなかった北条政子に勇気づけられます。また本作はNHK大河ドラマ「草燃える」の原作としても有名です。

誰もが耳にしたことがあるであろう北条政子を描いた作品。歴史の授業で学んだ北条政子の人生をより深く知りたいという方にはうってつけの作品です。

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商品ステータス

  • 作家(著者):永井 路子
  • 舞台:鎌倉時代
  • 出版社:文藝春秋
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:2021/1/4

【第10位】恋歌

恋歌 (講談社文庫)
おすすめポイント
  • 時代小説大賞と直木賞の2冠を達成した傑作時代小説なので、文学賞を受賞した作品を読んでみたい方にうってつけ
  • 時代に翻弄された恋愛模様に涙すること間違いなし
  • 一人の人を想い続ける一途な恋愛に感動必須

「恋歌」は、樋口一葉の師である中島歌子の手記を基に彼女の人生が綴られていきます。本作は、剣豪や戦国時代を描いたものではなく、女性を主人公とし恋愛模様を描いた珍しい時代小説。尊王攘夷運動などが横行していた幕末という時代に翻弄された、歌子の人生がドラマチックに描かれており、読む手を止めることができません。

愛する人と引き離される悲しい恋愛模様や、歌子の思いが込められた歌など感動すること間違いなし。

幕末という時代に翻弄された女性を主人公として描いた作品のため、恋愛作品や感動作品が好き方におすすめ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):朝井 まかて
  • 舞台:幕末
  • 出版社:講談社
  • 文学書受賞:◯
  • 発売日:2015/10/15

【第9位】室町無頼

室町無頼(上) (新潮文庫)
おすすめポイント
  • 歴史上実在した人物とフィクションを上手く織り交ぜており、時代小説初心者でも読みやすい
  • 動乱の時代を自らの力だけを信じ突き進む登場人物たちに、元気づけられる
  • エンタメ要素満載の作品ですので、読んでいてスカッとする作品が好きな人にうってつけ

室町時代の出来事で最も有名な、応仁の乱。歴史の授業で学ぶ応仁の乱ですが、本作はその出来事にエンタメ性を加えることで見事な時代小説となっています。タイトルにある無頼とは、定職につかず無法な行いをする人のこと。本作ではそんな無頼の3人の男を中心に物語が展開していきます。

本作で登場する、骨皮道賢と蓮田兵衛は歴史上実在した人物。史実とフィクションを上手く織り交ぜることによって非常に読みやすい作品となっています。幕府を打ち倒そうと自らの力だけを信じ突き進む男たちの姿に惚れ惚れすること間違いなし。

全く機能していない幕府を打ち倒そうと、自らの力だけを信じ突き進む登場人物たちが魅力の作品なので、読んでいてスカッとする時代小説が好きな方におすすめ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):垣根 涼介
  • 舞台:室町時代
  • 出版社:新潮社
  • 文学書受賞:◯
  • 発売日:2019/1/27

【第8位】異国合戦 蒙古襲来異聞

異国合戦 蒙古襲来異聞
おすすめポイント
  • 歴史の授業で学んだ元寇を描いた作品のため、元寇に興味のある方にぴったりの作品
  • それぞれの国の立場が描かれているので、どういった原因があったかなど多くのことが学べる
  • 単なる戦を描いた作品ではなく、政治的背景やそれぞれの思惑などを描いたヒューマンドラマとしても傑作

鎌倉時代、日本軍とモンゴル帝国軍が戦ったとされる元寇。「異国合戦 蒙古襲来異聞」は元寇をモンゴル帝国目線と日本目線で描かれた作品です。

元寇での活躍がきっかけとなり歴史に名を刻んだ竹崎季長など、歴史上実在した人物も描かれており当時の日本とモンゴルの情勢を知ることができます。単なる戦を描いた作品ではなく、それぞれの思惑や政治的思想が複雑に絡み合ったヒューマンドラマとしても読み応え抜群の作品です。

歴史の授業で学んだ元寇を、日本とモンゴル帝国それぞれの立場で描いた作品。元寇についてより詳しく知りたいという方にうってつけ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):岩井 三四二
  • 舞台:鎌倉時代
  • 出版社:講談社
  • 文学書受賞:◯
  • 発売日:2014/4/15

【第7位】熱源

熱源
おすすめポイント
  • 時代小説大賞と直木賞を受賞した傑作なので、文学賞を受賞した作品を探している方にうってつけ
  • 文明化の背景にある、奪われてしまった文化や歴史について考えさせられる
  • どれほど過酷な現実であっても立ち向かう登場人物たちに、勇気をもらえる

「熱源」は、本屋が選ぶ時代小説大賞と直木賞を受賞するという快挙を成し遂げた作品。本作の主人公であるヤヨマネクフは歴史上実在したアイヌの人物です。本作は、開拓使たちによって故郷を奪われ集団移住を強いられた、アイヌの人たちの過酷な人生を描いています。

天然痘やコレラといった病気が猛威を振るうなど、どこまでも厳しい現実を突きつけながらも決して諦めなかった登場人物たちの姿勢に勇気をもらえること間違いなし。また、文明化の背景には奪われてしまった文化や歴史などが存在するということを考えさせられます。

故郷を奪われ集団移住を強いられながらも、懸命に生き抜こうと過酷な現実に立ち向かう登場人物。感動作品や勇気がもらえる作品を読みたい方にはぜひともおすすめ。

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商品ステータス

  • 作家(著者):川越 宗一
  • 舞台:明治時代
  • 出版社:文藝春秋
  • 文学書受賞:◯
  • 発売日:2019/8/28

【第6位】のぼうの城

のぼうの城 上
おすすめポイント
  • 本屋大賞2位を獲得し実写映画化もされた人気作品なので、時代小説初心者にぴったり
  • 歴史上最も有名な人物の一人である豊臣秀吉相手に、決して屈することなく戦い抜く主人公から目が離せない
  • エンタメ要素満載の作品のため、時代小説に馴染みのない方でも読みやすい

本屋大賞で2位を獲得し、実写映画化もされた「のぼうの城」。本作は、のぼう様と呼ばれ領民たちから慕われていた忍城の領主・成田長親を主人公に、豊臣秀吉軍を指揮する石田三成との戦を描いています。

日本人なら誰もが知るであろう豊臣秀吉。日本屈指の大軍を率いる彼と戦をするには圧倒的不利な状況下でありながらも、決して屈することなく戦おうとする主人公から目が離せません。エンタメ要素満載のため、非常に読みやすい時代小説。

飄々としながらも人々から慕われている主人公のキャラクターに惹かれること間違いなし。どれほど劣勢に陥ろうと起死回生を狙い戦い抜く主人公から、諦めないことの大切さを教わることができます。

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商品ステータス

  • 作家(著者):和田竜
  • 舞台:戦国時代
  • 出版社:小学館
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:2010/10/6

【第5位】竜馬がゆく

竜馬がゆく(一) (文春文庫)
おすすめポイント
  • 坂本龍馬の生涯を描いた作品なので、坂本龍馬が好きな人にうってつけ
  • 刊行されて20年以上経った今なお読み継がれる名作なので、時代小説初心者におすすめ
  • 豪放磊落で自由奔放な坂本龍馬のキャラクターに惹かれる

「竜馬がゆく」は日本を代表する時代小説。これまで時代小説を読んだことのない方でも、本作のタイトルを聞いたことがあるのではないでしょうか。本作は幕末を舞台に活躍した、坂本龍馬を描いた作品。

豪放磊落で自由奔放というイメージが持たれている坂本龍馬ですが、その人物像は本作の影響によるものです。世間の坂本龍馬像を確立させた作品ですので、坂本龍馬に興味のある方はチェックしてみてくださいね。

刊行され20年以上経った今なお読み継がれる時代小説の傑作のため、時代小説初心者の方が最初に読む一冊としておすすめです。

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商品ステータス

  • 作家(著者):司馬 遼太郎
  • 舞台:幕末
  • 出版社:文藝春秋
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:1998/9/10

【第4位】孤宿の人

孤宿の人(上) (新潮文庫)
おすすめポイント
  • 次々に引き起こされる謎の事件に、読む手を止められない
  • 主人公の少女・ほうの純粋無垢さに心打たれる
  • 日本を代表するミステリー作家が手掛けた時代小説なので、ミステリーファンにもおすすめ

ミステリー小説が好きな方なら知らない人はいないであろう、日本を代表するミステリー作家・宮部みゆき。「レベル7」や「火車」、「ソロモンの偽証」など数々のミステリー小説の傑作を世に送り出してきた彼女ですが、実は時代小説も手掛けています。

「孤宿の人」は、海と山に囲まれた讃岐国・丸海藩に置き去りにされた少女・ほうを描いた作品。ほうの面倒を見てくれた琴江が毒殺されたことにより物語は大きく動き出します。日本を代表するミステリー作家による、ミステリー時代小説。

日本を代表するミステリー作家・宮部みゆきが手掛けた時代小説。時代小説ではあるものの次の展開が全く予想できない見事なストーリーは、彼女のファンやミステリー好きにおすすめです。

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商品ステータス

  • 作家(著者):宮部 みゆき
  • 舞台:ー
  • 出版社:新潮社
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:2009/11/28

【第3位】八朔の雪 みをつくし料理帖

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
おすすめポイント
  • テレビドラマ化や映画化もされた人気作品なので、映像作品と見比べてみることでより深く作品を理解できる
  • 作中に登場する料理のレシピが巻末に収録されいるため、料理好きは必見
  • 料理を通じて次第に心を通わせていく人々の描写に、心が温かくなる

本作はテレビドラマ化や映画化もされた、江戸時代の料理人を描いた時代小説。全10巻のシリーズの1作目にあたる本作は、刊行当初から非常に高い支持を得ました。

関西と関東の味付けの違いに戸惑い苦しみながらも、自身が納得のいく料理を追求する主人公の姿勢に勇気をもらえますよ。

本作で登場する料理はレシピが巻末に収録されているので、料理好きは実際に作ってみるという楽しみがあります。料理を通じた人情物語なので心がほっこり温かくなります。

自らの理想の料理を追い求める主人公と作中に出てくる美味しそうな料理が魅力の作品をぜひ読んでみてくださいね。

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商品ステータス

  • 作家(著者):高田 郁
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:角川春樹事務所
  • 文学書受賞:◯
  • 発売日:2009/5/18

【第2位】しゃばけ

しゃばけ(新潮文庫)【しゃばけシリーズ第1弾】
おすすめポイント
  • 日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した作品のため、ファンタジー好きもハマること間違いなし
  • 妖怪たちと共に殺人事件を解決するミステリー的側面もあるので、ミステリー好きも必見
  • ファンタジーやミステリーなどありとあらゆるジャンルがミックスされたエンタメ要素満載の作品

シリーズものの時代小説でかなり人気のある作品の一つが、「しゃばけ」。20作以上ものシリーズ作を刊行しているベストセラーである本作は、江戸時代を舞台に犬神や白沢などの妖怪たちを描いた唯一無二の作風が魅力。

また本作は、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞するなど、時代小説としてだけではなくファンタジー小説としても高い評価を受けた作品です。妖怪たちと殺人事件を解決するというミステリー要素も加わり、エンタメ性抜群の作品と言えるでしょう。

ほのぼのとした作風や妖怪たちと繰り広げられるミステリーは、老若男女問わず時代小説初心者でも満足できます。

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商品ステータス

  • 作家(著者):畠中恵
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:新潮社
  • 文学書受賞:◯
  • 発売日:2004/4/1

【第1位】銀二貫

銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)
おすすめポイント
  • 大阪を舞台とした作品なので、大阪出身の方はより楽しめる
  • 主人公の身に降りかかるあらゆる出来事に、目が離せない
  • 物語の展開が早く読みやすいため、時代小説初心者にうってつけ

「銀二貫」は、江戸時代の大阪を舞台とした日本の時代小説です。仇討ちにより父親を亡くした鶴之輔が、寒天問屋の主である和助によって銀二貫と引き換えに命を救われたことにより、物語の幕が開きます。

武士の子である鶴之輔が大阪の商人として一人前になる成長を描いた作品なのですが、彼の身にあらゆる出来事が巻き起こるので読む手を止めることはできません。どんなことがあろうと懸命に生き抜く主人公から力を貰えます。

あらゆる出来事が巻き起こり、展開が早い物語なので時代小説初心者でも飽きずに楽しめるでしょう。また、江戸時代の人情を描いてもいるため、感動作が好きな方にもおすすめです。

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商品ステータス

  • 作家(著者):高田 郁
  • 舞台:江戸時代
  • 出版社:幻冬舎
  • 文学書受賞:×
  • 発売日:2010/8/5

最後まで一気読みしてしまう面白い時代小説を見つけてみて。

戦国時代や幕末、明治など時代小説では舞台となる時代も様々。その上、ミステリーや恋愛、ファンタジーやアクションなど作品によってジャンルも異なります。

時代小説と聞けばお堅いイメージを抱く方がおられるかもしれませんが、実際は非常にバリエーションに富んでおり読みやすいジャンルと言えるでしょう。今回ご紹介した作品の中から少しでも気になるものがあれば、ぜひともチェックしてみてくださいね。

【参考記事】はこちら▽

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