猫用歯ブラシのおすすめ10選|猫ちゃんの歯磨きが簡単にできる人気商品を紹介!
そもそも、猫に歯磨きは必要?
猫はいわゆる虫歯というものにはかかりませんが、歯垢が原因となって炎症を引き起こす歯周病にはかかってしまうことがあります。
人間同様、猫にも歯磨きは必要です。
野生の猫の場合、獲物の皮など硬いものを嚙み切る行為が歯磨きの役割をしていますが、飼い猫になるとキャットフードのような柔らかい食べ物が多くなってしまいます。
別途ブラッシングをしてあげないと歯垢が溜まる一方で、それが様々な病気へと繋がってしまうのです。
猫用歯ブラシの選び方|購入する前に確認すべき点とは
一口に猫用歯ブラシといってもその種類は様々です。
飼っている猫の性格や、実際に歯ブラシを使用する人の使いやすさなどを考慮して選ぶ必要があります。
ここでは、猫用歯ブラシの選び方を解説していきます。
猫用歯ブラシの選び方1. 歯ブラシの種類で選ぶ
歯ブラシの慣れ具合を考慮せずに猫用歯ブラシを選ぶと、「せっかく買ったのに猫が嫌がって使えなかった。」なんてことも。
猫用歯ブラシには主に
- シートタイプ
- 指サックタイプ
- ブラシタイプ
の3種類があります。
猫の性格や慣れ具合、さらには実際に歯ブラシを使用する飼い主の慣れ具合で選ぶべき歯ブラシが変わってきます。
どのタイプを選ぶべきなのか、ぜひ参考にしてみてください。
初めての歯磨きにおすすめな「シートタイプ」
ウェットティッシュのようなシートを指に巻き付けて、歯を撫でるようにして歯の掃除をするタイプです。
始めて歯磨きをする猫や、ほとんどしたことが無い猫は、基本的に口の中に何かが入ってくるのを嫌がるので、まずは飼い主の指から徐々に慣らしていく必要があります。また飼い主にとっても指で磨いていくので力加減などがしやすく便利。
歯磨きをしたことがない猫や、歯磨き初心者の飼い主さんはまずシートタイプから始めるようにしましょう。
口周りを触られても大丈夫な猫には「指サックタイプ」
歯ブラシの付いた指サックを指にはめて使用するタイプです。
歯磨きに慣れてきた猫に対し、口の中にものを入れさせる練習として指サックタイプはおすすめ。また、シートタイプと違い指を嚙まれる心配もありませんし、ブラシのおかげで隅々まで磨けるという利点もあります。
歯磨きに徐々に慣れてきた猫の次のステップとして利用しましょう。
歯磨きに抵抗のない猫には「ブラシタイプ」
人間の歯ブラシと同じ形をしているのがブラシタイプです。
猫の歯茎などを傷めないように力加減は難しいですが、慣れれば奥歯や歯周ポケットなど、磨きにくいような口内の隅々まで磨くことができます。猫の歯の掃除をするものの中でも一番汚れを落とせるタイプで、しっかりとした歯周病予防が可能。
歯磨きに慣れてきた猫やしっかりと汚れを取りたい方におすすめです。
猫用歯ブラシの選び方2. 食べかすを除去しやすい小型ヘッドタイプを選ぶ
猫の口内は非常に小さく、人間用歯ブラシの感覚でヘッドが幅広のものを選ぶと、奥などの狭い場所にブラシが届かず磨ききれないことも。
そもそも猫は虫歯にならないので、猫用歯ブラシといってもその目的は歯を磨くことではなく、食べかすを取り除くという部分にあります。
ですので特にブラシタイプを選ぶ際は、幅広のタイプよりも、小さな隙間や届きにくい奥の方にも届くような小型ヘッドを選ぶようにしましょう。
猫用歯ブラシの選び方3. 飼い主さんが使いやすいものを選ぶ
いくら良い商品を購入しても飼い主が使いづらいと時間が掛かってしまい、結果として猫にストレスを与えてしまいます。特に猫は気まぐれな生き物ですので一度ストレスを与えてしまうとトラウマになってしまい、その後の歯磨きがしにくくなることも。
現在は各種メーカーから様々な形や大きさのものが数多く販売されています。
経験や慣れに応じて色んな猫用歯ブラシを試してみて、猫だけでなく飼い主自身も使いやすいものを選ぶことが大事です。
猫用歯ブラシのおすすめ10選|簡単に猫ちゃんの歯を磨ける人気商品を紹介!
ここからはおすすめの猫用歯ブラシを紹介していきます。
猫用歯ブラシの種類は豊富で猫の好き嫌いや、経験によっても選ぶべき商品は違ってきます。
猫にとっても飼い主にとってもコスパの良いベストな歯ブラシを見つけるようにしましょう。
猫用歯ブラシのおすすめ1. ペットプロ 歯みがきシート 32枚入
- 猫が嫌がりにくいシートタイプなので初めての方、慣れてない方も安心して使える
- 1枚約12円と安いので、頻繫に使用しても家計を圧迫しない
- 封付きのパッケージのため持ち運びも便利
飼い猫に歯ブラシをするのが初めてという方は、「ちゃんと嫌がらずにしてくれるのかな」「どんな歯ブラシが合うのかな」と不安で悩んでしまうもの。
「ペットプロ」の『歯みがきシート』は猫が嫌がりにくいシートタイプかつ、32枚入りで約380円と安いのでコスパも抜群に良い人気商品。
猫に歯ブラシをしたことが無いという飼い主にとっても歯を拭くという感覚で使用できるので、慣れるのにちょうどいいですよ。
猫も飼い主も歯磨きをするのが初めての方におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 歯ブラシタイプ:シートタイプ
- 個数:32枚入り
- 主な素材:純粋、D-ソルビット液、キシリトール
猫用歯ブラシのおすすめ2. マインドアップ 猫口ケアティース
- 極小ヘッドなので猫の口を大きく開ける必要がない
- 細長いブラシになっており歯と歯の隙間や、歯と歯茎の間など隅々まで磨ける
- 人間用歯ブラシの形状なので初心者でも使いやすい
猫はもともと口が小さく、歯磨きの度に猫の口を開けるのは至難の業で、無理に開けようとすると嫌がるので大変ですよね。
『猫口ケアティース』はブラシタイプで、ヘッドがかなり小さいのが特徴の商品です。極小ヘッドのおかげで口を大きく開ける必要が無く、小さい口の猫でも無理なく使えて、歯と歯の間や奥歯などの磨きにくい部分も届きやすいです。スペアブラシも付いてくるのでコスパも抜群。
口を開けるのが苦手な猫や、ブラシタイプを使ったことが無いという方に人気の商品です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 歯ブラシタイプ: ブラシタイプ
- 個数:1本(スペアブラシ1本付属)
- 主な素材:柄:ABS樹皮、ブラシ:ナイロン
猫用歯ブラシのおすすめ3. マインドアップ 猫口ケア 歯ブラシ マイクロヘッド
- 柄に角度がついており、歯ブラシしやすく磨き残しが出にくい
- 極小ヘッドなので、歯間や奥歯などの磨きにくい部分も楽に届く
- ブラシ毛は柔らかいので、歯茎マッサージにも最適
ブラシタイプが慣れないうちは、磨いているつもりでも食べかすや磨き残しがあり完璧に磨ききるというのはなかなか難しいもの。
「マインドアップ」 の『マイクロヘッド』は磨きやすさを追求するため、細長い柄に15°の角度が付いているタイプ。歯の表面にブラシを当てやすくなっています。磨き残しが出にくく、奥歯などの磨きにくい部分も楽に磨けますし、安いので財布に優しいのも魅力的。
ブラシタイプを使用しているけれど、磨き残しが気になる方はぜひ試してみて。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 歯ブラシタイプ:ブラシタイプ
- 個数:1本
- 主な素材:柄:ABS樹脂 ブラシ毛:ナイロン
猫用歯ブラシのおすすめ4. ライオン(LION) ペットキッス 歯みがきシート
- 凸凹部分とウェット部分のストライプ構造で汚れが取れやすい
- 指に巻き付けて使用するシートタイプなので、歯磨き初心者にぴったり
- グリセリンやキレート剤といった成分が入っており、汚れを浮かせて拭き取ることができる
ブラシタイプが苦手でシートタイプしか使えない場合でも、飼い猫の歯はなるべく綺麗に保ちたいもの。
『ペットキッス 歯みがきシート』は凸凹部分とウェット部分のストライプになっており、汚れをからめやすい構造に。さらに、グリセリンやキレート剤といった成分が入っているので、汚れを拭きとるだけでなく汚れを浮かせて拭き取れるのも魅力的。
ブラシタイプが苦手だけど、なるべく歯石を溜めずに清潔にしてあげたい飼い主さんにおすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 歯ブラシタイプ:シートタイプ
- 個数:30枚
- 主な素材:レーヨン系不織布
猫用歯ブラシのおすすめ5. ライオン(LION) ペットキッス 指サック歯ブラシ
- 柄が柔らかく指にフィットするので、初心者でも磨きやすい
- 極小ヘッドが指先にくるので、口の小さい猫も使えて奥歯までしっかり磨ける
- ブラシタイプに移行する際のステップアップの一つとして使える
シートタイプが慣れたからと言って、初めてブラシタイプに移行する際はきちんと磨かせてくれるのか不安になるもの。
『ペットキッス 指サック歯ブラシ』は、柄が柔らかいので指にフィットするようにできていて使いやすく、猫が嫌がりにくいです。指先部分に極小ヘッドのブラシが付いていて口の小さな猫にも使えるため、奥歯も楽に磨けますよ。
これからブラシタイプに移行しようと考えている方は、次のステップアップとして使用してみて。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 歯ブラシタイプ: 指サックタイプ
- 個数:1本
- 主な素材:本体:ポリアセタール ブラシ:ナイロン
猫用歯ブラシのおすすめ6. ライオン (LION) ペットキッス ツインヘッド歯ブラシ
- ツインヘッドになっており、ブラシでもスポンジでも磨くことができるため、歯の状態により柔軟に対応できる
- 極細毛で柔らかいブラシのため、歯の隙間の汚れもしっかり取れる
- 1本で2役こなせるので、コストパフォーマンスが良い
ブラシタイプは綺麗に磨ける反面、力加減が難しく慣れないうちは力を入れすぎて歯茎が赤くなってしまうなんてこともしばしば。
『ペットキッス ツインヘッド歯ブラシ』は通常の歯ブラシと別に柔らかいスポンジが付属。ブラシの柄の反対側に柔らかいスポンジを装着することで、猫の歯をいたわりながら楽に磨けます。
ブラシがまだ慣れていない方におすすめ。猫ちゃんの歯を優しく磨いてあげてくださいね。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 歯ブラシタイプ:ブラシタイプ
- 個数:1本
- 主な素材:スポンジ:ポリウレタン、柄:ポリアセタール、ブラシ:飽和ポリエステル樹脂
猫用歯ブラシのおすすめ7. マインドアップ 猫口ケア シリンダーヘッド
- 360°ヘッドブラシが付いているので、様々な角度からでも磨くことが可能
- 高密度の超極細毛で、隅々の汚れまでしっかり落とせる
- 歯茎への刺激も少なく、歯茎が弱い猫にも安心して使える
いくら歯ブラシに慣れているとはいえ、猫の歯の裏側を磨くのは大変なもの。
『猫口ケア シリンダーヘッド』は、ヘッド部分に360°ブラシが付いており、歯の裏側などの見えにくい部分でもきちんと磨けます。また、ブラシには高密度の柔らかい超極細毛が付いており、汚れをしっかり落とせますよ。
磨きにくい部分も隈なく磨きたい方や、歯ブラシが苦手だという方も安心して使えます。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 歯ブラシタイプ: ブラシタイプ
- 個数:1本
- 主な素材:柄:PET樹脂、毛:ナイロン
猫用歯ブラシのおすすめ8. 毎日綺麗 NEWらくらく歯みがきシート
- シートが柔らかくメッシュタイプなので、幼少期や高齢期などの歯茎が弱い猫にも安心して使える
- 抹茶フレーバーで口臭対策も同時にできる
- 封付きのパッケージなので、持ち運びやすい
幼少期や高齢期の口の中は傷つきやすくデリケートなもの。いくら力加減をしても、歯磨きをしていると出血してしまうこともあります。
『NEWらくらく歯みがきシート 』はやわらかさにこだわったメッシュタイプの歯磨きシートなので、子猫や高齢期の猫、また歯茎の弱い猫にも安心して使用できます。さらに抹茶フレーバーになっており、口臭が気になる場合もスッキリさせられますよ。
まだ幼い子猫や、高齢期の猫などの歯茎の弱い猫ちゃんにおすすめの商品です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 歯ブラシタイプ:シートタイプ
- 個数:30枚
- 主な素材:レーヨン
猫用歯ブラシのおすすめ9. マインドアップ 猫用ゆび歯ぶらし
- 親指と人差し指の2本を使って歯磨きができるので、素早く終わらせることができる
- 指先で歯を磨くため、裏側などの見えにくい部分も磨きやすい
- 右手・左手どちらにも装着できるので、利き手を問いません
歯ブラシに慣れておらず、猫が口の中に物が入ってくるのを嫌がって大変な場合、なるべく短い時間で終わらせたいですよね。
『猫用ゆび歯ぶらし』は手袋のように指を覆うタイプの指サックで、人差し指と親指の2本を使用して歯を磨くタイプ。指で歯を挟むように磨くので表と裏を同時に磨くことができるため、歯磨きが手軽に済ませられますよ。
歯磨きを嫌がる猫ちゃんを飼っていて、なるべく早く歯磨きを終わらせたい方に人気のある商品です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 歯ブラシタイプ: 指サックタイプ
- 個数:1枚
- 主な素材:綿
猫用歯ブラシのおすすめ10. ペッツルート 歯みがきジェルぬるだけ
- ジェルを塗るだけなので、歯ブラシができない猫にも楽に使用できる
- 普段歯磨きをする時、歯ブラシに付けると口臭予防としても効果を発揮する
- 天然水で出来ているので、使用後に口をゆすぐ必要が無い
敏感な猫は口内を傷つけて出血させるなどの失敗を一度でもしてしまうと、その後はなかなか歯磨きをさせてくれないことも。
『歯みがきジェルぬるだけ』はその名の通り、指先にジェルを付けて歯に塗るだけでブラッシングの必要が無く歯の汚れを取る商品。歯ブラシを嫌がってさせてくれない猫にも比較的楽に使用できますよ。
さらに通常の歯ブラシに定期的に付けて使用することで口臭予防に効果的。天然水由来のため、使用後に口をゆすぐ必要もありません。
歯ブラシがトラウマになってしまった場合は、ぜひ試してみてください。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 歯ブラシタイプ:ジェルタイプ
- 個数:1個40mℓ
- 主な素材:天然水、キャットミント水、重曹
歯ブラシの正しい使用方法|猫ちゃんに適切な歯磨きするためのポイント
猫は基本的にデリケートな生き物なので、歯磨きのような口の中に異物が入ってくるのを嫌います。
歯ブラシをしている際に予想外の行動をとる場合もあり、細心の注意が必要です。
ここからは猫用歯ブラシの正しい使用方法や注意点を詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
猫用歯ブラシの使用方法|適切な磨き方とは
猫用の歯ブラシは歯の表面を磨くというよりも、歯と歯の間や、歯と歯茎の間につまった汚れを取るようなイメージで優しく磨くようにしましょう。
歯と歯の間にブラシの毛先がきちんと入るように弱い力でブラッシングすることを心がけ、歯と歯茎の間を磨く場合は、歯の根元に対し45°の角度を意識して優しく横方向に小刻みに動かすようにしましょう。
磨きにくい奥歯から前歯へと磨いていくのがポイントです。
猫用歯ブラシの使用頻度|1日1回が最適
歯磨きは1日1回するのが望ましいです。
歯に詰まった食べカスや汚れは歯周病の原因になるので、食後にしてあげるのがベストですが、食事の時間が決まっていないような場合でもある程度の時間を決めて毎日行いましょう。
歯磨きを嫌がる猫もたくさんいますので、せめて数十秒でもいいので毎日行うか、最低でも歯垢が溜まる3日に1回は必ずするようにしましょう。
猫用歯ブラシを使用する時の注意点
まずは嫌がる猫に無理やり歯磨きをしないというのが大前提です。
慣れが一番大事なので、いきなり歯ブラシから入らずシートタイプから入り、徐々に苦手意識を無くすことから始めましょう。
また子供用歯ブラシでも猫にとっては大きく、磨きずらいので猫用の歯ブラシをきちんと使用し、力を入れないように磨くことが大事です。
食べかすや歯周病を予防するために、猫ちゃんに最適な歯ブラシを使いましょう!
今回は猫用歯ブラシの種類とおすすめの人気商品、さらに歯ブラシをする際の注意点などを詳しく解説してきました。
歯磨きが大事なことは分かっているけれど、初めての場合は猫も飼い主も慣れずに大変ですよね。
健康で美味しくご飯を食べてもらうためにも、焦らずにきちんとステップを踏んで正しい歯ブラシができるよう心がけていきましょう。
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