セミダブルベッドは二人で寝れる?狭いベッド幅でも快眠するコツとは

すーさん 2020.02.14
セミダブルベッドは二人で寝るのに狭いか知りたい人へ。今記事では、セミダブルベッドのサイズや寸法から、二人で寝る際の注意点まで詳しくご紹介します。恋人と同棲を始めるカップルはもちろん、子供と一緒に寝ようと考えている親御さんなどは、ぜひ参考にしてみてください!

前提として、セミダブルベッドの「サイズ感」はどのくらい?

セミダブルベッドのサイズ感は

寝具をセミダブルベッドに変える時、まず気になるのはそのサイズではないでしょうか。購入してから失敗したと思わないためにも、事前に具体的なサイズを知っておきましょう。

セミダブルベッドの一般的なサイズは幅120cm×長さ195cm。シングルベッドが幅100cm×長さ195cmなので、幅が20cmほど広いイメージです。平均的な体格の成人男性が横たわった時、シングルベッドでは体の左右に約20cmずつの空きスペースができますが、セミダブルベッドではさらに10cmずつの余裕が生まれるわけです。

また、一人で使う場合、プラス20cmの横幅は想像以上にゆったりして楽に眠ることができます。部屋に設置できるスペースを確保できるなら、シングルベッドから買い替えてみることをおすすめします。


セミダブルって、二人で寝るのに狭いの?

同棲しているカップルなら仲良く一緒に眠りたいですよね。しかし寝室が狭いとサイズ的に厳しいのがダブルベッド。そこで検討するのがセミダブルになるわけですが、二人で寝て狭くないだろうかと心配している人もいらっしゃるでしょう。

セミダブルベッドの横幅120cmというサイズは、平均的な体格の男女が肩をくっつけた状態で横になっても、左右に5cmずつしか空きスペースができない大きさ。寝返りできないほど窮屈な状態になってしまいます。

しかし、これは大人同士で眠る場合の話。まだ小さい子供に添い寝するくらいならストレスなく眠ることができますよ。

恋人同士とはいえ、眠る時くらいは余裕のあるパーソナルスペースがほしいもの。睡眠の質にこだわる人であれば、寝室が狭かったとしてもダブルベッド以上のサイズを選ぶ方が賢明です。


セミダブルベッドに二人で寝る時の「ポイント」は?

大人二人では厳しいことがわかりましたが、同棲を始めたばかりでワンルームに住んでいるから、どうしてもセミダブルベッドを使いたいというカップルもいらっしゃると思います。二人で寝る場合は使う寝具を工夫することで、サイズの狭さをある程度カバーすることができますよ。

まず、マットレスはポケットコイルを採用したものにします。他のクッション素材が面で体重を支えるのとは異なり、ポケットコイルは点単位。そのため、一緒に寝ている人が寝返りをうっても振動が伝わりにくいのが特徴です。

さらに、セミダブル用の掛け布団1枚を二人で使うと寝ているうちに奪い合いになってしまうので、シングル用を2枚用意して一人ずつの専用にすれば寝冷えの心配もなくなります。

注意点としてはベッドの耐荷重が挙げられます。セミダブルは一人で使用することを前提とした商品もあるので、購入する際には2人の合計体重よりも多い荷重に耐えられる商品を選びましょう。

狭い部屋の二人暮らしでセミダブルベッドにしなければならない場合でも、これらの工夫で快適性は上がるのでぜひ試してみてくださいね。


大人二人でゆったり快眠するなら「ダブル」がおすすめ!

恋人同士でイチャイチャするには丁度良いサイズ感のセミダブルですが、質の高い睡眠にこだわりたいという人なら多少無理をしてでもダブルベッド以上のサイズにしておくべきです。

先述したように、セミダブルの120cm幅は大人の男女がぴったり並んだ状態で左右に5cmしか余裕が生まれない狭さ。睡眠中の寝返りを考慮するなら、最低でもダブルベッドの140cm幅はどうしてもほしいところです。140cmあれば二人の間に10cmの間隔を開けたうえ、ベッドの両サイドにも10cmずつの余裕ができますよ。

たとえ恋人同士でもベッドが狭ければ安眠を妨害する存在になってしまいます。寝不足で二人の仲が気まずくならないように、二人暮らしする時にはダブル以上のベッドサイズを選びましょう。


部屋の広さと相談してベッド幅を決めましょう!

シングルよりもゆったりとしたサイズのセミダブルベッド。狭い部屋で二人暮らししているカップルなら一度は検討したことがあるかもしれません。

しかし、セミダブルは本来なら一人でゆったり眠るのに適したサイズのベッドです。カップルで使用するなら、できるかぎりダブルを選択するようにしましょう。

ベッドの購入を検討中の人は、ぜひ今回の記事を参考にして適したベッドを選んでみてくださいね。


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