ボンネルコイルとポケットコイルの違い|おすすめのマットレスも解説!
ボンネルコイルマットレスとは|主な3つのメリットを解説!
スプリングコイル式マットレスの一つであるボンネルコイルマットレスは、もっとも国内で普及しているタイプです。
コイル同士をワイヤーで連結し、体を面で支える構造であるボンネルコイルのメリットを知っていると、他の種類との違いが理解できて選びやすくなります。
ボンネルコイルが持つ主なメリットを紹介します。
ボンネルコイルのメリット1. 耐久性があり長く使える
ボンネルコイルは、上下に伸縮するスプリングの一つ一つをワイヤーで横方向に連結しています。
スプリング単体で動くわけではないため、横になった体の重みが分散され、一つ一つのスプリングが受ける荷重は抑えられるのです。
かかる荷重が少なくなる分スプリングは劣化しにくくなるので、耐久性が高くなって長期間使えますよ。
ボンネルコイルのメリット2. 通気性に優れている
マットレスの中で、ボンネルコイルはもっとも通気性が良いタイプです。
ポケットコイルのようにスプリングコイルを不織布で覆う構造ではなく、スプリングコイル自体が直接並んだ構造なので、スプリングコイルの間を風が通りやすくなっています。
同じ素材の詰め物なら、ボンネルコイルの方が湿気がたまらずカビが発生しにくいです。
ボンネルコイルのメリット3. ポケットコイルに比べて安い
同じサイズのマットレスにおいて、ポケットコイルよりもスプリング本数が少ないボンネルコイルは、価格が安いため人気があります。
シングルサイズだと、ボンネルコイルはポケットコイルよりも2〜3万円安い商品がほとんどです。
コイルの本数は質の良し悪しではなく寝心地に違いがあるだけなので、ボンネルコイルの方がコスパが良いと言えるでしょう。
比較されがちなボンネルコイルとポケットコイルの違い
ポケットコイルは、スプリングコイルが一つ一つ独立しており、体の重みを点で支えるためフィット感の高い寝心地が得られるのが特徴。横揺れしにくい反面、位置によって集中的に荷重がかかり、全体的な耐久性はボンネルコイルに劣ります。
同じウレタン素材を使った高反発タイプでも低反発タイプでも、腰痛などを持っていて硬めの方が寝やすい人はボンネルコイル、包まれるような寝心地が欲しい人はポケットコイルが人気です。
この記事では、ボンネルコイルにフォーカスして解説していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ボンネルコイルの選び方|最適な寝具を見分けるポイントとは
一般家庭だけでなく多くのビジネスホテルでも採用されている人気のボンネルコイルは、寝具としてはもっとも一般的な商品です。
それだけに、自分に合ったタイプを選ばないと睡眠の質に影響が出ます。
ボンネルコイルマットレスの選び方を紹介していきますので、最適な寝具を選ぶために一つずつ確認してみてくださいね。
ボンネルコイルマットレスの選び方1. 体型に合う硬さのマットレスを選ぶ
荷重を面で支えるという構造上、ボンネルコイルマットレスは硬い使い心地を得られるマットレスです。ただし一口に硬いといっても、組み合わせるウレタンが低反発タイプか高反発タイプかによって硬さの程度が異なります。
低反発タイプは体へのフィット感が高いマットレスが好きな人に、高反発タイプは正しい寝姿勢で腰や肩への負担を減らしたい人におすすめです。
マットレスがどれくらい硬いか、硬さが好みに合うかどうかは口コミやレビューを参考にしてみること。また、実際に家具店やベッド専門店などに足を運んで、気になる商品に実際に横になってみるのも良いですよ。
ボンネルコイルマットレスの選び方2. 厚さを確認して選ぶ
ボンネルコイルマットレスの厚さは商品によって異なります。
スプリングコイル自体はどの商品も大きな違いがありませんが、スプリングコイルの上にある詰め物がどれくらいの厚みなのかによってクッション性が決まるのです。
厚さが薄いと底付き感を感じやすく、数ヶ月もしないうちにスプリングコイルが肩などに当たる感覚がしてくるようになるため、なるべく10cm以上の厚さがあるボンネルコイルマットレスを選ぶようにしましょう。
おすすめのボンネルコイルマットレス8選|ぐっすり眠れる人気の寝具を徹底比較!
硬めの寝心地で体が安定しやすく、安い価格で購入できるボンネルコイルマットレス。
商品数も多いだけに、どのタイプが自分に合っているか分からないと悩みがちですよね。
ここからは、良質な睡眠が取れるおすすめの人気ボンネルコイルマットレスを紹介します。
おすすめのボンネルコイルマットレス1. ニトリ ボンネルコイルマットレス
- シングルサイズで225個のスプリングが内蔵されており、体が安定する
- ボンネルコイルは熱処理がされているため、耐久性が高くさびにくい
- 通気性にすぐれており、湿気が中にたまらない
体が沈み込みにくいボンネルコイルマットレスで快適に眠れたら、疲れがすっきり取れそうですよね。
ニトリのボンネルコイルマットレスは、シングルサイズで225個のボンネルスプリングが内蔵されており、面で体をしっかり支えます。ボンネルコイルは熱処理を施しているので耐久性が高い上に錆にも強いです。ほど良い反発力が心地よく、すぐれた通気性で内部に湿気がたまらず長持ちするのもいいですね。
体圧が分散されて無理な力が入らないため、安定した姿勢でぐっすり眠れます。疲れを取りたい人にはおすすめですよ。
楽天で詳細を見る商品ステータス
- サイズ展開:シングル
- 厚さ:15 (cm)
- 重量:約11 (kg)
- メーカー:ニトリ
おすすめのボンネルコイルマットレス2. ニトリ セミダブルマットレス(アビーCR)
- ボンネルコイルを418個内蔵したセミダブルサイズで寝姿勢が安定する
- ボンネルコイルの上下に20cmのウレタンを詰めているため、表と裏どちらも使える
- キルティング加工の表面で肌触りが良い
厚さのあるボンネルコイルマットレスだと、弾力性が高くなってゆったりとした寝心地を得られそうですよね。
ニトリのセミダブルボンネルコイルマットレスは、418個ものボンネルコイルが内蔵されており、安定感のある姿勢で眠れます。ボンネルコイルの上下に20cmのウレタンを詰めているので、表裏どちらを使ってもOK。表面はキルティング加工になっていて触り心地も抜群です。
底つき感がないですから、心地良い硬さのセミダブルマットレスで熟睡したい人におすすめですよ。
楽天で詳細を見る商品ステータス
- サイズ展開:セミダブル
- 厚さ:18 (cm)
- 重量:ー
- メーカー:ニトリ
おすすめのボンネルコイルマットレス3. タンスのゲン ボンネルコイル マットレス
- 熱処理加工によって強度がアップしたボンネルコイルを採用し、耐久性が高い
- 生地がノンホルムアルデヒド仕様でアレルギーの不安が少なくなる
- ボンネルコイルの数が多く、寝姿勢が安定しやすい
「品質のいいボンネルコイルマットレスで熟睡したい」そう考えている人におすすめしたいのがタンスのゲンから発売されているマットレスです。
強度を上げる熱処理加工をしたボンネルコイルを352個採用しており、湿気や寝汗によるコイルの錆びつきによる劣化を防いで耐久性を高めています。ノンホルムアルデヒド仕様の生地ですから、アレルギー体質の人でも安心して使用可能。
寝姿勢が安定しやすく、肩や首、腰などへの負担を軽減したい人におすすめですよ。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- サイズ展開:シングル
- 厚さ:17 (cm)
- 重量:20 (kg)
- メーカー:タンスのゲン
おすすめのボンネルコイルマットレス4. DORIS ベッドマットレス
- 横幅と長さがシングルサイズより一回り小さく、コンパクトに使える
- ほど良い厚さで弾力があり、抜群の寝心地を得られる
- キルティング加工された生地を採用しており、触り心地が良いのでぐっすり眠れる
狭い部屋に使いやすいサイズのボンネルコイルマットレスを探しているなら、DORISのボンネルコイルマットレスはいかがでしょうか。
横幅80cm、長さ180cmと一般的なシングルサイズより一回り小さいため、スペースを取りません。12cmというほど良い厚さでふんわりとした弾力があり、寝心地は抜群です。キルティング生地で触り心地もいいため、快適な眠りをサポートしてくれるでしょう。
ワンルームや家具が多い部屋などで使えるマットレスが欲しい人におすすめですよ。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- サイズ展開:セミシングル
- 厚さ:12 (cm)
- 重量:10.5 (kg)
- メーカー:DORIS
おすすめのボンネルコイルマットレス5. 無印 脚付マットレス・ボンネルコイル
- 脚が別途付属しているので、脚なしか脚付きか選べて便利
- ボンネルコイルの高さを上げてクッション性を高めているため、寝心地が抜群
- 洗えるカバーが付属しているので、洗濯しやすい
マットレスとしてだけでなくベッド本体としても使える商品があると、お部屋に余裕のある空間が生まれるもの。
無印良品の脚付マットレスは、クッション性を高めているので寝心地が良いだけでなく、付属の脚が脱着できるボンネルコイルマットレスです。ライフスタイルの変化により脚なしか脚付きか選べるため、設置のバリエーションが増えます。
脚付きを選べばそのままベッドとして利用可能。マットレス単体で十分と感じる方にはおすすめのボンネルコイルマットレスです。
公式サイトで見る商品ステータス
- サイズ展開:シングル
- 厚さ:9 (cm)
- 重量:38 (kg) ※脚付き
- メーカー:無印良品
おすすめのボンネルコイルマットレス6. アイリスプラザ マットレス セミダブル ボンネルコイル
- セミダブルサイズで高密度コイル仕様だから、寝返りしやすい
- 弾力性が高いウレタンを2層重ねており、やわらかい寝心地を得られる
- 厚さ16cmとボリュームがあるため、体が包み込まれるような安心感がある
熟睡するために、硬めの寝心地ながらやわらかさも感じられるボンネルコイルマットレスが欲しいという人は少なくはず。
アイリスプラザのセミダブルボンネルコイルマットレスは、高密度コイルで寝返りがしやすい上に弾力性が高いウレタンを2層重ねているので、ふんわりとしたやわらかさを体感できます。16cmという極厚のボリュームがありますから、体をしっかり支えて安定した寝姿勢をキープ。
無理な力が入らないですから、ソフトな寝心地でぐっすり眠りたい人におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- サイズ展開:セミダブル
- 厚さ:16 (cm)
- 重量:19.5 (kg)
- メーカー:アイリスプラザ
おすすめのボンネルコイルマットレス7. Inofia ポケットコイル マットレス セミダブル 極厚
- 高品質なコイルを採用しているため、耐久性が高く長期間使える
- 体が沈み込みにくいので寝返りを打ちやすくぐっすり眠れる
- 表面がニット生地になっているので、肌触りがよく心地いい
「自宅にいながらホテルのベッドのような寝心地が体験できるマットレスが欲しい。」
ベストバリュースタイルのセミダブルボンネルコイルマットレスは、快適な寝心地と耐久性を求めて高品質な鋼線を使用した商品。ボンネルコイルで沈み込みが出にくいので寝返りが打ちやすく、表面は肌触りのいいニット生地ですから極上の寝心地を体感できます。コイル内が大きな空洞となっていて、カビやダニの発生を抑えやすいのも嬉しいですね。
ホテルのセミダブルマットレスと似た寝心地が得られて、熟睡できますよ。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- サイズ展開:セミダブル
- 厚さ:16 (cm)
- 重量:ー
- メーカー:ベストバリュースタイル
おすすめのボンネルコイルマットレス8. タンスのゲン 男のボンネルコイル マットレス 硬め シングル
- 表面の3Dメッシュと側面の全面メッシュで通気性がよく蒸れにくい
- 高密度のボンネルコイルが採用され、硬めの寝心地が心地良い
- 弾力性があるため寝返りが打ちやすく熟睡できる
汗をかいても蒸れにくいボンネルコイルマットレスがあると、お手入れが楽ですよね。
タンスのゲンから発売されている『男のボンネルコイルマットレス』は、表面が3Dメッシュで仕上げてある上に側面も全面メッシュ仕上げなので、蒸れにくくカビやダニの発生を抑えます。高密度のボンネルコイルですから寝心地は硬めで、寝姿勢が安定し寝返りが打ちやすいのもポイント。
湿気を逃がせる構造ですから、忙しくて天日干しする手間が取れない人でも気にせず使えますよ。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- サイズ展開:シングル
- 厚さ:18 (cm)
- 重量:ー
- メーカー:タンスのゲン
寝やすいボンネルコイルマットレスで快適な睡眠を。
日本製の寝具の中ではもっとも商品数が多いボンネルコイルマットレスは、硬い寝心地と安い価格が人気です。
表面の生地や詰め物の厚さなどによって快適性や耐久性は異なるので、店頭で実際に触れて確認するのが良いですね。
この記事を参考に、上質な睡眠が得られるボンネルコイルマットレスを見つけてみてください。
【参考記事】はこちら▽
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