エアープランツのおすすめ8選。育て方&おしゃれでかわいい飾り方も解説!
「エアープランツ」とは
エアープランツとは、空気中の水分を利用して育つパイナップル科の植物のこと。
正式には「チランジア」という植物ですが、土や根からではなく、葉から空気中の水分や雨を摂取することから「エアープランツ」という名で親しまれています。また、根をはらないため、土を必要とせず、色々な場所に飾れるのが大きなポイントです。
壁や天井に飾ったりテーブルに乗せたりと、インテリアとしての自由度の高さからとても人気がありますよ。
エアープランツは大きく2種類にタイプ分けされる
エアープランツには「銀葉種」と「緑葉種」という大きく分けて2つの品種があり、それぞれ見た目や特徴、そしてお手入れの方法が異なります。
その違いをしっかり押さえて、自分にあったエアープランツを選ぶようにしましょう。
エアープランツの種類1. 「銀葉種」
「銀葉種」と呼ばれるエアープランツは、葉の表面に「トリコーム」という銀色に光る小さな毛をたくさん持ちます。
キセログラフィカ、ストレプトフィラ、イオナンタといった種類があり、全体的に白みがかった見た目をしているのが特徴的。
「緑葉種」に比べると乾燥に強いため、お水をあげる頻度が少なくて良いのもポイントです。
エアープランツの種類2. 「緑葉種」
「緑葉種」とは、トリコームという表面の産毛が少ないのが特徴です。
トリコロールやブルボーサ、フィリフォリアといった種類があり、どれも植物の葉っぱらしい鮮やかな緑色を楽しめます。
銀葉種に比べるとお水をあげる回数がたくさん必要ですが、だからこそ、愛着を持ってしっかり植物を育てたい人にぴったりの品種といえるでしょう。
どれを買うべき?エアープランツの選び方
エアープランツを買うにあたって、どういうポイントに気をつければ良いのか。エアープランツは植物なので、当然一つ一つ個体差があります。
状態の良いもの、自分の用途にぴったりのものを選ぶためにも、しっかり選び方を押さえておきましょう。
エアープランツの選び方1. 置き場所に応じたサイズを選ぶ
一般的な観葉植物に比べると置き場所が自由なエアープランツですが、サイズに気をつけないと、「置きたい場所に置けない!」といったことになりかねません。
ベランダに置くなら大きめで存在感のあるもの、リビングに置くならコンパクトなものなど、置きたい場所にあったサイズを選びましょう。
また小型であれば、壁に飾ったり天井に吊るしたりといった使い方もできます。インテリアにおしゃれなワンポイントを付け加えたい場合は、小さめのものを選ぶと使いやすいですよ。
エアープランツの選び方2. 葉の色やツヤを確認して選ぶ
葉っぱが茶色がかっているものは、枯れかけている可能性があります。
「せっかく買ったエアープランツがすぐにダメになってしまった」なんてことにならないよう、買う時には葉の状態をしっかりチェックすることが大切。できるだけ綺麗な色をしていて、ツヤがしっかりしているものを選ぶといいでしょう。
また葉っぱと同様に、株が茶色がかっているものも枯れかけの可能性があるので、こちらも気をつけてること。店舗で買うなら実際に目で観て状態を確認し、ネットで購入するならレビューや口コミなども参考にしながら選んでいきましょう。
エアープランツの選び方3. 重量もチェックして選ぶ
状態が良いエアープランツであれば、葉っぱに水分を含んでいるためしっかりと重みが感じられます。しかし手で持った時に不自然に軽かったり、中身がスカスカになっていそうなものは、枯れかけているかもしれません。
あるいは害虫に喰われてしまっている可能性もあるので、重量にはかなり注意が必要です。
買ったはいいもののすぐに枯れてがっかりしないためにも、きちんと手にとって重さをチェックしてくださいね。
初心者にもおすすめ!人気のエアープランツ8選
ここでは、エアープランツのおすすめ商品を8つ紹介していきます。
「カタカナが多く違いがわかりにくい」と感じる初心者の方も選びやすいように、品種ごとの特徴の他、どういうシーンで使いやすいのかも合わせて説明しているので、学習した選び方を参考にチェックしてみましょう。
おすすめのエアープランツ1. チランジア・ウスネオイデス
- ヒゲのような存在感溢れる葉が、部屋をとてもおしゃれに見せてくれる
- 丈夫で手入れさえきちんとすれば育つので、初心者でも育てやすい
- 育てると小さくて可愛らしい花を咲かせ、ほんのり良い香りを漂わせてくれる
「殺風景な壁際に何かアクセントが欲しい」といった時は、このウスネオイデスがぴったり。
チランジア・ウスネオイデスは、そのもじゃっと生い茂った独特のルックスが人気の銀葉種です。上から下に葉が伸びるため、フックで吊り下げれば簡単に壁掛けができます。存在感たっぷりのこのエアープランツを壁に飾れば、インテリアのおしゃれ度をグッと高めてくれること間違いなし。
普通の観葉植物とは違う、ユニークなアクセントが欲しい人に強くおすすめしたい種類です。
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- 種類:銀葉種
- 長さ:35〜45(cm)
おすすめのエアープランツ2. かわいい まあるい 光触媒
- 土も水もいらない造花なので、日々のお手入れが不要
- 「光触媒加工」によって有害物質を吸着・分解してくれるから、部屋の空気が気になる方におすすめ
- 器とセットになっているため、デスクの上などに手軽に置ける
「植物を育ててたけど水やりが大変」という方も多いと思います。
こちらはなんと造花のエアープランツなので、土も水もいらない造花ならその心配もありません。陶器の器とセットになっているため、窓際やデスクの上など、手軽に置いておけるのもポイント。値段が安いのも嬉しいですね。
家に緑を取り入れたいけど、お手入れが面倒といった人にこそおすすめのエアープランツです。
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- 種類:ー
- 長さ:15(cm)
おすすめのエアープランツ3. ティランジア ブルボーサ
- 育てるとキュートな子株や鮮やかな花をつけるので、とても育てがいがある
- 見た目がとてもユニークで、普通の観葉植物と一味違ったアクセントになってくれる
- 子株がつきやすいので、株分けして増やすのが簡単
「普通の観葉植物では物足りない」といった方におすすめしたいのが、こちらの「ブルボーザ」です。
ブルポーザは壺型の緑葉種としてはもっとも人気の高い品種の一つで、うねうねしたキュートな形状は、子株をどんどんつけて、ますます可愛らしくなっていきます。こまめな水やりが必要な品種ですが、大切に育てればやがて赤くて綺麗な花を咲かせます。
他のエアープランツにはない育てる楽しみが味わえるから、飾るだけじゃなく成長過程も楽しみたい方にぴったりです。
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- 種類:緑葉種
- 長さ:約10(cm)
おすすめのエアープランツ4. キセログラフィカ チランジア エアプランツ
- 下に垂れ下がる葉っぱは、上から吊り下げて飾ればお部屋の中で大きな存在感を放つ
- 「不屈」の花言葉の通り、丈夫なので初心者でも育てやすい
- 細長く淡い紫色の花を咲かせ、上品なアクセントを加えてくれる
「エアプランツは小型でかわいいけど、もっと重量感のあるものが欲しい」という人もおられるでしょう。
この「チランジア・キセログラフィカ」はずっしりと貫禄ある外見が魅力で、銀葉種を代表する種類といえます。葉が大きく丸まっており、ユニークなものが多いエアープランツのなかでは、非常に整っているのが特徴です。キセログラフィカの葉は大きく育つと、どんどん下に垂れていくため、上から吊り下げると、土台よりも下にだらんと下がってとても面白い形に成長していくから存在感も抜群。
インテリアのメインになりそうな風格があるから、ぜひチェックしてみて。
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- 種類:銀葉種
- 長さ:13〜20(cm)
おすすめのエアープランツ5. ポッシュリビング ハンギングエアープランツS
- 枝に固定されているので、紐だけで簡単に吊り下げられる
- サイズが2種類展開していて、自分の用途に合ったものを選べる
- どこにでも設置でき、インテリアアイテムとして使いやすい
「置いて飾るだけでなく、吊り下げて飾りたい」という方におすすめなのは、こちらの枝とセットになっているエアープランツです。
枝にしっかり固定されているので、カゴを別に用意しなくても、紐などを使って簡単に吊り下げられます。またサイズもSmallとLargeの2種類から選べるから、さりげないアクセントとして使いたければ小さい方、存在感をアピールしたい場合は大きいものといった使い方もできます。
気軽に吊り下げて飾れるエアープランツをお探しの人におすすめです。
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- 種類:ー
- 長さ:ー
おすすめのエアープランツ6. エアープランツ ティランジア フンキアナ
- 葉っぱが細く繊細なので、ミニマルなインテリアにぴったり
- しっかり育てて子株を作り数を増やすと、ボリューム感をしっかり出せる
- コンパクトで使いやすいので、プレゼントにもおすすめ
「部屋にアクセントが欲しいけど、目立つものはちょっと…。」という時に活躍するのが、この『ティランジア フンキアナ』です。
細い葉っぱが特徴の種類で、育つと鮮やかな赤色の花を咲かせ、花の先端が美しく紅葉し、その繊細なルックスはミニマルなインテリアに最適。また子株をつけて数が増えると、一気に見応えが出るのも面白いポイントです。
部屋にさりげないアクセントをつけたい人は、こちらの観葉植物を飾って楽しんでみてはいかがでしょうか。
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- 種類:銀葉種
- 長さ:ー
おすすめのエアープランツ7. エアープランツ チランジア ストレプトフィラ
- あげる水の量によって葉のカール具合が変化するので、自分の好みに育てられる
- 葉っぱそれ自体がとても可愛らしいので、ぽんと置いておくだけでインテリアになる
- コンパクトなものが多いので、壁掛けや吊り下げなど、色々な飾り方ができる
自分の個性を出したいという人に試して欲しいのが、この『チランジア ストレプトフィラ』です。
キセログラフィカと並んで銀葉種の代表的な種類で、丸っぽい壺型のとてもキュートな形をしています。くるっとカールした可愛らしい葉が特徴なのですが、このカール具合は水分の量によって変化します。水を多めにあげてまっすぐにしてやる、あるいは水不足めにして深くカールさせるなど、自分の好みに合わせた育て方が可能です。
自分の好きなようなアレンジし、他のご家庭にはない自分だけの観葉植物に仕上げてみてはいかがでしょうか。
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- 種類:銀葉種
- 長さ:8〜10前後(cm)
おすすめのエアープランツ8. チランジア トリコロール Sサイズ
- トリコロールの名の通り3色の花を咲かせ、とても美しい
- 緑葉種ならではの鮮やかな緑色が目立ち、お部屋に彩りを与えてくれる
- 比較的育てやすい品種で値段も安いので、初心者の方にもおすすめ
「普通の観葉植物じゃ物足りない」という人にもきっと満足してもらえるのが、この『チランジア トリコロール』です。
とても人気の高い緑葉種で、育つと赤・黄・紫の3色の美しい花を咲かせ、これが名前の「トリコロール」の由来となっています。緑葉種なので水不足に気をつける必要はありますが、丈夫な種類なので初心者でも育てやすいです。プレゼントしても喜ばれるでしょう。
鮮やかな緑色をした細長い葉の存在感はかなりのもので、観葉植物とは違った感じを楽しみたい人にイチオシです。
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- 種類:緑葉種
- 長さ:18(cm)
エアープランツの上手な育て方とは
お手入れがしやすいとは言っても、生き物なのできちんとした世話が必要です。
例えば夏と冬では湿度が違うので、それに合わせた水やりが求められます。
お気に入りのエアープランツを手に入れたら、じっくりと育ててあげること。ここでは、初心者でもわかりやすいよう、上手な育て方のポイントを3つご紹介します。
エアープランツの育て方1. 水分は霧吹きで与える
エアープランツは根っこから水を吸い上げるのではなく、空気中の水分を吸収して成長するため、霧吹きで適度に水を吹きかけてやる必要があります。
水やりの頻度の目安は、銀葉種の場合は週に1〜2回、緑葉種は週に3回です。冬は乾燥に、夏や湿気に気をつけてください。
乾燥すると枯れてしまい、水をやりすぎると腐ってしまうから、水やりの頻度は必ず守ること。育て方に注意して、エアープランツを立派に成長させましょう。
エアープランツの育て方2. 月に一回は「ソーキング」を行う
水不足にならないように、月に一回を目安に丸ごと水につける「ソーキング」をするのがおすすめです。
ただしエアープランツは水中で呼吸ができず、長時間水に浸すと枯れてしまうので、水に浸ける時間は数時間にとどめましょう。
ソーキングを行うタイミングとしては、旅行などで数日水をあげてなくて乾燥してしまった時、あるいは乾燥している日が続いている時などがおすすめです。
エアープランツの育て方3. 直射日光が当たる場所へ飾るのは避ける
もう一つ注意すべきポイントは、直射日光を浴びすぎると葉が変色し、枯れる原因になることで、夏場は特に注意が必要です。
ただし適度に陽に当てた方が葉の色ツヤを保てるため、カーテンなどで遮光しつつ日光を与えるようにしましょう。
また屋外に置きたい場合は、すだれなどを使って直接日光が当たらないようにするなど、工夫が必要です。
エアープランツのおしゃれな飾り方とは
エアープランツをおしゃれに飾るには、インテリアとのマッチングを上手に取りましょう。
土がいらないという特徴を活かし、板につけて壁掛けしたり、カゴに入れて天井から吊るしたりもできます。また、フラワーアレンジのように、エアープランツ同士を組み合わせて飾れば、普通の観葉植物とは一味も二味も違って見せられます。
リース状にしてドアにくっつければ、自宅に来たお客さんもきっと感動してくれるでしょう。
エアープランツと一緒に買いたい人気アイテム3選
エアープランツを上手に育て、おしゃれに飾るために、一緒に購入したいアイテムをご紹介します。
特に水やりは、育てる上で欠かせないポイントなので、こちらで紹介しているアイテムをぜひ使っていただきたいです。
またプランターやフレームの素材にもこだわって、自分だけのエアープランツライフを楽しみましょう。
人気アイテム1. ガラスと真鍮でできた10面体のテラリウム
- 机に置くだけでなく、上から吊るす飾り方もできる優れもの
- ガラス製のケースなので、カゴと違ってどの方向からも見れる
- 真鍮製のフレームがアンティークな質感を演出してくれる
「エアープランツをおしゃれに飾りたい」という人におすすめしたいのが、この10面体の形をしたガラスのケースです。
独特の形状の存在感に加え、真鍮製のフレームがなんともアンティークな質感を演出してくれます。またフックや紐を通せる穴がついており、上から吊り下げたり壁掛けしたりできるのも嬉しいポイント。ガラス張りだから、どの方向からも可愛い観葉植物が眺められますよ。
テーブルに置いても吊るしても可愛く飾れるから、ぜひサイズに合う観葉植物を買うなら合わせて検討してみてくださいね。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る人気アイテム2. フルプラ ダイヤスプレー
- 葉の大きさに合わせて、水の噴出量を調整することができる
- 細かい霧を噴出してくれるので、一箇所に水が溜まらず、腐敗の防止になる
- スプレーのチューブが底まで伸びており、最後まで水を使い切れる
エアープランツの水やりに必要な霧吹きですが、「下の方の水が使いきれない」といったトラブルにあった方も多いことでしょう。
そんな悩みには、『フルプラ ダイヤスプレー』がイチオシです。スプレーのチューブが底の方までしっかり伸びているので、水をしっかり使いきれます。またノズルを調整することで水の噴出量を変えられるのも大きなポイント。とても細かい霧を出してくれるので、葉の一箇所に集中せず、水のやりすぎで腐ってしまうのを防げるのも嬉しいですね。
水を使い切れる上に価格も安いので、エアープランツを育てる人はぜひ一緒に購入しましょう。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る人気アイテム3. 八面体ダイヤモンド形状植物プランター
- カゴと違って転がる心配がないので、屋外など何かにぶつかる可能性がある場所でも使いやすい
- 銅製のフレームが、インテリアを一気にエレガントにしてくれる
- ダイヤモンド型という変わった形状で、個性を演出できる
「ちょっぴり変わった形のプランターでエアープランツを飾りたい」と言った人におすすめなのが、このダイヤモンドのような幾何学的な形をしたプランターです。
尖っている部分を上にして飾るもよし、尖っている部分が下になるように斜めに飾ってもよしと、2通りの使い方ができます。大きい面を下にすれば転がる心配もないので、屋外に飾りたい場合もおすすめ。
フレームは銅でできており、お部屋に飾ればなんともエレガンスな雰囲気を醸し出してくれますよ。
Amazonで詳細を見るおしゃれなエアープランツで、お部屋を手軽にアレンジしよう!
エアープランツは育て方や飾り方次第で、自分好みにどんどんアレンジできます。
また家具などに組み込むこともできるので、観葉植物を飾る場所がないと諦めていた人も、ぜひ試していただきたいです。
気をつけるところさえ気をつければ、初心者の方でも簡単に育てることができます。今回ご紹介したポイントをしっかり押さえて、エアープランツの世界を楽しんでくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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