【ふくらはぎの筋トレ】下腿三頭筋の鍛え方|効果的に鍛えるトレーニングメニューとは
ふくらはぎの筋肉は“第二の心臓とも呼ばれ、鍛えるだけで血行促進や冷え性予防など健康面への効果も見込めます。今回は下腿三頭筋の鍛え方として、美脚が手に入る筋トレメニュー&ストレッチを徹底解説。足の鍛え方をマスターして、下半身から自信たっぷりの男に!
ふくらはぎにある筋肉「下腿三頭筋」とは?
ふくらはぎにある筋肉は、通称“下腿三頭筋(かたいさんとうきん)”と言われており、「ヒラメ筋」と「腓腹筋」の2つの筋肉によって構成されています。
そんな「ヒラメ筋」と「腓腹筋」は、それぞれ違った特徴があり、それに応じた筋トレやストレッチを行うのがベスト。ここからは、ヒラメ筋と腓腹筋の特徴について解説していきます。
下腿三頭筋を構成する筋肉① ヒラメ筋
サロンパスのCMでもおなじみのヒラメ筋。名前の由来は文字通り、形がヒラメに似ているからです。ヒラメ筋は、主に底屈の働きを司っており、日常生活で身体のバランスを取ったり、歩行において身体が前に倒れないよう支えてくれたりする役割を担っています。
立ち姿勢を維持する際に継続的に使用するヒラメ筋は、非常に疲労が溜まりやすい部位です。みっちり筋トレに取り組めば、日常生活で疲れにくい脚を手に入れることができます。外回りの仕事が多いビジネスマンは、鍛えるとお得な筋肉と言えるでしょう。
【参考記事】ヒラメ筋を鍛えられるトレーニングとは▽
下腿三頭筋を構成する筋肉② 腓腹筋
腓腹筋とは、ふくらはぎの一番盛り上がっている部分を指します。外側と内側の二つに分かれており、アキレス腱から足首までを覆っています。
日常生活ではあまり使用しませんが、跳んだり走ったりするのに非常に重要な部位。マラソンやロードバイクなどの運動に取り組む際に、鍛えておくと非常に便利ですよ。
腓腹筋とヒラメ筋の大きな違いは、ヒラメ筋は単関節筋なのに対し、腓腹筋は二関節筋であること。つまり、膝と足首の関節にまたがっているか、またがっていないかの違い。
ヒラメ筋は膝を曲げた状態で働きやすい特徴を持ち、腓腹筋は膝が伸びている状態で働きやすい特徴を持ちます。
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