声がこもる原因&簡単にできる改善方法|周囲からの印象を変えるには?
声がこもることに悩んでいる方へ。
会話の最中で「もう一回言って」と聞き返されてしまう場合、声がこもることの原因である場合が多いです。聞き取れるように意識しながら話しても、何度も聞き返されると疲れてしまいますよね。
そこで今回は、声がこもる原因を7つ、そして改善する方法を分かりやすく紹介します。自信を持って話すことができるように原因を突き止め、聞き取りやすい声を手に入れて楽しい生活を送りましょう。
声がこもる原因とは?
声がこもることは仕方のないことだと諦めてはいけません。声がこもってしまう原因は1つではなく様々あるため、人によって原因が異なります。
ここでは、意識しても声がこもる原因を詳しく紹介していきますので、あなたに当てはまる原因は何か一緒に確認していきましょう。
声がこもる「心理的」な原因
意外かもしれませんが、心理的な側面が原因で声がこもることがあります。声とメンタルの状態は密接な関係があるため、メンタルが不安定になると声も不安定になってしまうのです。
では、具体的にどのような理由でメンタルが不安定になるのか見ていきましょう。
心理的原因1. 発言に自信がないから
話している最中に「言っていることが間違えていないか」「自分が話していいのか」などと自信を持てない人がいます。自信がないと緊張からはっきりと話すことができず、声がこもることに繋がってしまうのです。
自信がないということは、目立ちたくないという心理が無意識に働いsてしまい、声が小さくなっています。嫌われて恥をかきたくないという心理が働くので声が小さくなるのです。
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心理的原因2. 発言したことにより、他人から責められるのが怖いから
何気ない会話だとはっきりとした声になりますが、大人数の場面になると声が小さくなって声がこもる人もいます。多くの人がいる場面でもごもご喋る人は、発言した内容によっては責められてしまうという恐怖心があるのです。
幼少期から自分が発言するたびに否定されて育ってきたという人は、周囲から責められることがトラウマになっている可能性がありますよ。
声がこもる「話し方」による原因
話し方を変えるだけでこもった声を解消してくれます。それほど話し方は重要で、意識するかどうかでハキハキした声を出せるようになるのです。
それでは、嘘のように声が通る話し方をマスターするために、声がこもる話し方の原因を紹介していきますね。
原因1. 舌の位置が固定されてしまってるから
声がこもる原因として最初に考えられるのは、舌の位置が固定されることで喉が開かれていないケース。人間は舌が喉を塞いでしまう状態になることがあり、その状態になるとこもった声になってしまいます。
舌がいつも間違った位置にあると、発音する際に本来あるべき舌の位置がずれてしまい声が小さくなったり、活舌が悪くなってしまうのです。
原因2. 腹筋の力を使って声を出していないから
声を出す時、喉だけを使って発声していませんか?
声がこもる原因として、腹筋をうまく利用していないことも考えられます。喉だけの力を振り絞って出すと声が不安定になってしまいがちです。
お腹からしっかり声を出せていないとか細い声になり、どれだけ大きな声を出そうとしても相手に伝わりづらい声量となってしまいますよ。
原因3. 口を大きく開いていないから
口を小さく開けて喋るとボソボソ声になり、聞き取りづらくなってしまいます。表情筋が衰えてしまっていたりクセであったりと口を大きく開いていない理由は様々です。
口を大きく開けて話すのと小さく開けて話すとでは声の出しやすさや活舌の良さが格段と変わります。口が開いていないと言葉がつぶれがちになり、聞き取りづらくなるのです。
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原因4. 猫背になって姿勢が悪いから
背中が曲がっていることで声の通り道が狭くなってしまい、さらには喉をしっかり開けません。猫背のように姿勢が悪いと声の出し方に大きな影響を与えます。
姿勢の悪さは「声が通らない」「こもった声になる」といった悩みを抱えることに繋がります。猫背だと腹筋などの筋肉を正しく動かせず、声の通りがどんどん悪くなってしまうのです。
原因5. 声に抑揚がないから
一定のトーンで喋ると感情や重要な部分が伝わらないだけでなく、ボソボソと話しているように聞こえてしまいます。抑揚がない話し方というのは声にイントネーションや強弱がなかったり、リズム感が無かったりする話し方です。
伝えたい部分のトーンを上げて話すなど、抑揚をつけて話さないと何を伝えたいのか相手は理解しづらく、結果的に声が小さいように聞こえてしまいます。
原因6. 喋る時に喉を開いていないから
喉を開いて喋らないと声がこもることに繋がります。舌の動きと密接な関係がある喉ですが、十分に喉が開いていないとハキハキとした声は出せません。
もごもご喋ることをなくすためにも、喉を開いておくことは重要です。大きく口を開けて深呼吸をしたり、あくびをしたりすると喉が開きますよ。
慣れると喉がしまっていることがわかるようになるので、違和感があれば喉を開けるようにしてみましょう。