うなぎの常識が変わる名店11選!東京都内で味わえる“本物の鰻”

田辺マルコ 2023.01.15
神田や浅草をはじめ、新宿、南千住など東京都内から段違いに美味しい“うなぎ”の名店を厳選しました。200年以上の老舗から、関東の天然うなぎやおすすめの関西風うなぎ、個室で味わう絶品うな重まで、“本物の鰻”を食べられる11の名店が勢揃い。ご褒美として贅沢すぎるウナギはいかが?

東京には、暑さも吹き飛ぶ“うなぎの名店”がある。

うなぎ 東京

夏の風物詩ともいえる、うなぎ。今やスーパーなどでもお手頃に購入でき、さらに身近な料理となりつつあいます。しかし!老舗の“絶品うなぎ”は、やはり桁違いに美味しいのも事実。そこで今回はうなぎの常識が変わる、東京都内の“本物の名店”を11店舗ピックアップしました。食べるだけで幸せな気分に浸れる、そんな絶品うなぎをぜひご賞味下さい。


1. うなぎ魚政

うなぎ3種の食べ比べができる珍しいお店『うなぎ魚政』。こちらのうなぎ料理は特注活鰻(とくちゅうかつまん)と称されており、“活鰻”の名の通り、取り置きをせず捌きたてを提供することで、新鮮な素材の味や香り、食感を最大限に引き出しています。

魚政 うなぎ

出典:http://tabelog.com/

一番人気は、ブランドうなぎの「坂東太郎」。養殖とは思えない、天然うなぎに匹敵するふわっととろけるような味わいは、食べた人々を魅了してやみません。新鮮な素材本来の味が楽しめる絶品うなぎをぜひご賞味ください。

  • アクセス:東京都葛飾区東四つ木4-14-4
  • 営業時間:【昼】11:30-14:00 【夜】17:00-21:00 ※注文が集中した場合は、売切次第終了になる場合がございます。
  • 定休日:毎週火曜日・第一、第三水曜日 ※定休日が祝祭日の時は営業します。翌日がお休みです。
  • HP:http://unagi-uomasa.jp/


2. 尾花

うなぎ 尾花

出典:http://tabelog.com/

明治に創業された老舗店『尾花』。店内は美味しいうなぎを食べようと、連日多くの人で賑わっています。こちらのうな重は、黄金の焼き色とも言われ、照りの輝きが美しい逸品。焼き締まったうなぎは、一口噛めばとろけるような食感が堪能できます。甘さ控えめのタレとの相性も良く、一度口にすれば、貴方もきっと虜になるはず。

うな重以外の人気メニュー“巻”は、出汁の効いた卵できざんだうなぎを包んだ卵焼き。付属のタレも美味しいですが、そのままでも十分楽しめる絶品料理です。

  • アクセス:東京都荒川区南千住5-33-1
  • 営業時間:【火-金】ランチ 11:30-13:30/ディナー 16:00-19:30 【土・日・祝】11:30-19:30
  •                     (どの曜日もうなぎがなくなり次第終了)
  • 定休日:月曜日
  • HP:http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13003509/


3. 初小川

舌の肥えた下町の人々が認める名店『初小川』。「焼き方(関東・関西)」「蒸し加減」「焼き加減」などをオーダーできるため、自分好みのうな重が味わえます。比較的リーズナブルな価格帯も嬉しいポイント。

初小川 うなぎ

出典:http://tabelog.com/

看板メニューはうなぎが所狭しと並べられている、うな重。馴染みのある関東風は、表面がパリッと焼き上げ、中はもっちりとろける食感な仕上がりに。長年の歴史を彷彿させる秘伝のタレは、後味すっきり。食欲がない人も食の虜にしてしまいます。


4. 愛川

初めての方も足を運びやすい『愛川』。リーズナブルな価格で美味しいうなぎが食べられる人気店です。お店のスタンダードは蒸してある関東風のうなぎですが、+100円で関西風の蒸さない堅焼きにも変更できます。

愛川 うなぎ

出典:http://tabelog.com/

型焼きは、柔らかく脂の乗りがよいのが特徴。またしっかりとした焼き面で、皮のパリッとした食感や炭火の香ばしさを味わえます。関東ではなかなかお目にかかれない関西風のうなぎが味わえる貴重なお店です。

  • アクセス:東京都新宿区高田馬場1-17-22
  • 営業時間:【火-土】11:30-13:30 【日・祝日】ランチ 11:30-13:00/ディナー 17:00-19:00 ※予約優先
  • 定休日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合営業し、翌火曜日お休みです。 ※臨時休業時もあるため、来店の際はお電話でご確認下さいませ。
  • 食べログ:http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13029734/


5. うな藤

連日多くの人が来店する『うな藤』。九州産の養殖うなぎを使用し、その中から店主が納得のいくものだけをセレクトしています。

うな藤 うなぎ

出典:http://tabelog.com/

臭みがなく、脂の甘さが上品なあっさり系のうなぎが食べられます。うな重はもちろん絶品ですが、お店名物の肝焼きは、売れきれが多々ある人気メニュー。プリッとした食感と苦みがクセになります。少量しか取れない希少部位のため、お店に訪れた際はぜひ注文をしてくださいね。

  • アクセス:東京都杉並区今川4-8-7 グリーンパレス
  • 営業時間:ランチ 11:00-14:00/ディナー 17:00-21:00
  • 定休日:水曜日(7、8、12月を除く毎月第三木曜日は連休)
  • HP:http://unafuji-fs.com/


6. 明神下 神田川

創業200年、建物は築60年という長い歴史を誇る老舗店です。全国各地からうなぎを厳選し、常に捌きたての絶品うなぎを提供しています。

神田川 うなぎ

出典:http://tabelog.com/

人気メニューはやはり、うな重。箱を開けると炭火で焼いた香ばしい香りが鼻を抜け、食欲をそそります。門外不出の秘伝のたれは甘すぎず全体の味を引き締め、うなぎとの相性も抜群です。

うなぎ本来の味がしっかりと味わえる白焼きもハズせない一品。独特の柔らかさを持っており、うな重と違った食感が楽しめるので、食べ比べをしてみるのもおすすめです。


7. 活鰻の店 つぐみ庵

うなぎ つぐみ庵

出典:http://tabelog.com/

駒込駅から少し歩いたところに位置する『つぐみ庵』。三河産のうなぎを使用し、うなぎ屋本来の調理法でうな重を作り上げています。

こちらのお店では、珍しい「生蒸の蒲焼うなぎ」が食べられます。色や照り、身の姿は美しくて見惚れてしまうほど。生きたうなぎを調理するため、1日10食程の貴重なうな重です。すぐになくなってしまうため、事前予約をしておくことをおすすめします。


8. かぶと

うなぎ かぶと

出典:http://tabelog.com/

全国にその名をとどろかせている人気店。このお店の蒲焼は関西風です。蒸さずに焼くので、脂の乗った皮がパリッと香ばしく仕上がりに。

うな重が一押しメニューですが、串焼きや蒲焼を頼むのがおすすめ。串焼きから始まり、白焼き、蒲焼で絞めるのが通な食べ方です。串焼きでは普段食べることがない、うなぎのエリやヒレ、ハラミ、肝などの希少部位を味わえます。


9. 五代目 野田岩

うなぎ 野田岩

出典:http://tabelog.com/

江戸時代から5代に渡って続く老舗店『野田岩』。昭和天皇も愛した絶品うなぎがいただけます。定番のうな重や野田岩風ひつまぶし、ワインに合ううなぎ料理など充実したメニューが魅力的です。

うなぎは素焼きしじっくりと蒸すことで、ふっくらとした仕上がりに。さらに味醂と醤油の特製タレにつけながら、丁寧に備長炭で焼き上げていきます。労力かけて作り上げたうな重は、しっとりと柔らかな食感で、タレとよく馴染んだ上品な味わいです。

  • アクセス:東京都港区東麻布1-5-4
  • 営業時間:ランチ 11:00-13:30/ディナー 17:00-20:00
  • 定休日:日曜日 ※7.8月の土用の丑の日
  • HP:http://www.nodaiwa.co.jp/


10. 石ばし

うなぎ 石ばし

出典:http://tabelog.com/

明治43年創業の老舗店で、ミシュラン一つ星も獲得している『石ばし』。国産の天然うなぎは静岡産・九州産を使用しており、目利きの人が現地まで赴き仕入れをするほど力を注いでいます。

美味しい天然うなぎを食べれると評判のうな重は、訪れた際には頼んでおきたいメニュー。輪島塗の重箱を開けると、広がる香ばしい香りと絶妙な焼き加減のうなぎが顔をのぞきます。肉厚でふわふわと柔らかい身に、辛口の醤ダレが脂の甘さ際立たせた珠玉の逸品です。

  • アクセス:東京都文京区水道2-4-29
  • 営業時間:【火-金】ランチ11:30-14:30/ディナー18:00-21:00 【土】ランチ11:30-15:00/ディナー17:30-21:00 ※要予約
  • 定休日:日曜・月曜・祭日・土用の丑の日
  • HP:http://unagi-ishibashi.com/


11.重箱

うなぎ 重箱

出典:http://tabelog.com/

多くの著名人も足繁く通う赤坂の老舗料亭『重箱』。コース料理のみのため、予約が必要です。また、お中食、お夕食でコースメニューは少し変わるのでHPをチェックしておきましょう。

こだわりのうなぎは天然にも劣らない味の、大井川共水うなぎのみを使用。うな重ではなく、蒲焼スタイルで提供されます。甘さと辛さのバランスが良いタレは相性抜群で、美しい焼き色に仕上がります。全席お座敷のご案内で、一生に一食はしておきたい贅沢なうなぎです。

  • アクセス:東京都港区赤坂2-17-61
  • 営業時間:【お中食】11:30-14:30 【お夕食】17:30-21:30
  • 定休日:日曜日・祝日
  • HP:http://www.jubako.jp/


お腹も心も満たせる“最高の鰻”を

うなぎ 東京

思わず食べたくなる、うなぎの名店の数々をお届けしました。新鮮さが命な分、調理に時間がかかります。もちろん、価格帯もリーズナブルとは決して言い難いもの。けれど、だからこそ感動を超えた美食体験ができるのもまた事実。名店のうなぎなら、きっと貴方のお腹も心も満たしてくれる“素敵な出会い”を提案してくれますよ。

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