上腕二頭筋の筋トレ&ストレッチ特集|腕を太くする効果的な鍛え方とは

上腕二頭筋の筋トレ&ストレッチ特集|腕を太くする効果的な鍛え方とは

織田琢也 2023.07.04
力強い上腕二頭筋の鍛え方を徹底的に解説します。ダンベルカールやバーベルカールなど器具を使った筋トレだけでなく、家でもできる自重、ジムでのマシンを使った正しいトレーニング方法10種類、ストレッチメニュー3種類をご紹介。長頭と短頭を鍛えて男らしい力こぶを手に入れましょう!

バーベルで行う上腕二頭筋の鍛え方|短期間で効果的な筋肥大が出来る筋トレメニュー

上腕二頭筋の効果的な鍛え方

自重で行う上腕二頭筋トレーニングを学んだ後は、高負荷を与えられる上腕二頭筋の効果的な筋トレメニューをご紹介します。

筋トレ初心者は、まず自重の筋トレで基礎筋肉を養ってからバーベル種目にチャレンジしてくださいね。

上腕二頭筋のバーベルトレーニング
  1. バーベルカール
  2. プリチャーカール
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上腕二頭筋のバーベルトレーニング1. バーベルカール

バーベルカールのやり方

次はバーベルカールという種目をご紹介します。バーベルカールは高重量を扱えるため、上腕二頭筋を発達させやすい種目として有名です。

ボディービルダーのような高重量を扱う方はチーティング(反動)を使って思い重量を使ってトレーニングしています。ただしその分経験や知識が必要で、怪我につながる可能性もあります。

そのため、今回はストリクト(反動を使わず正しいフォーム)でトレーニングする際のポイントをご説明します。


バーベルカールの正しいやり方

  1. 適度な重量のバーベルを用意する
  2. 肩幅ほどの手幅でバーベルを握る
  3. バーベルを持ったら、肘の位置を固定しておく
  4. 素早くバーベルを胸に引きつける
  5. (4)の時、背筋は常に一直線を意識してください
  6. 限界まで持ち上げたら、1秒間停止する
  7. その後、上腕二頭筋を収縮させながらゆっくり元に戻していく
  8. この動作を10回繰り返す
  9. インターバル(1分間)
  10. 残り2セット行う
  11. 終了

バーベルカールの目安は、10回 × 3セット。負荷のかかるトレーニング種目なため、インターバルは1分間とっておきましょう。


トレーニングのコツ

  • 手首が負けない重量でトレーニングする
  • 腰を反らして行わない
  • 反動を使ってトレーニングしない
  • 息を吐きながら持ち上げて、取り込みながら元に戻していく
  • 上げる時は素早く、下ろす時はゆっくりと

バーベルカールで忘れていけないコツは、上げる時は素早く持ち上げて、戻す時は時間をかけるということ。たったこれだけで筋トレ効果を2倍以上に高められますよ。

【参考記事】バーベルカールのコツ&やり方を詳しく解説▽


上腕二頭筋のバーベルトレーニング2. プリチャーカール

プリチャーカール(バーベル)のやり方

バーベルカールと同じくバーベルを使った上腕二頭筋トレーニング。フォームを安定させた状態でトレーニングできるため、効果的に上腕二頭筋へ刺激を届けられます。ジム通いの男性にあは、バーベルカールよりもプリチャーカールがおすすめ。


プリチャーカールの正しいやり方

  1. プリチャー台と適度な重量のEZバーベルを用意する
  2. バーベルをしっかりと握り、フォームを安定させてください
  3. 足を肩幅分ほど開く
  4. 息を吐きながら素早く持ち上げる
  5. 限界まで上げたら、2秒間キープ
  6. その後、ゆっくりと元に戻していく
  7. この動作を10回繰り返す
  8. インターバル(1分間)
  9. 残り2セット行う
  10. 終了

プリチャーカールの目安は、10回 × 3セット。慣れきたら少しずつ回数を増やしていき、最高のトレーニングメニューにしていきましょう。


トレーニングのコツ

  • 適度な重量のバーベルにしておく
  • フラットバーではなく、EZバーを選ぶ
  • 正しい呼吸法をマスターする
  • 腰に力を入れずに、上腕だけに集中する
  • 手首を返してトレーニングしない

手首を返してトレーニングしまうと、故障してしまう恐れがあります。怪我のリスクを極限まで軽減するために、バーベルは手首近くで持っておきましょう。


【参考記事】上腕二頭筋を効果的に鍛えられるプリチャーカールのやり方


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