“先見の明”の意味や使い方とは?具体的な例文と言い換えできる類語を解説

HaRuKa 2021.03.01
将来を見通す力があるという意味で使用される言葉、「先見の明」。今回は、そんな「先見の明」の意味や使い方から、類語や対義語まで詳しくご紹介します。さらに、英語表現も解説。ビジネスシーンでも重宝する言葉なため、この機会にぜひ使い方をマスターしましょう!

「先見の明」の対義語や反対語とは?

自分も含め、先読みの力がない人というのは多くいるものです。では、先見の明がない人たち、先見の明がない状態のことは何て表現するのが正解なのでしょうか。

先見の明がある人と比較で使われやすい、対義語と反対語について解説していきます。


対義語1. 見る目がない

先見の明の対義語と聞いて、最も多くの人が思い浮かぶのが「見る目がない」でしょう。

見る目がないとは、物事を判断する力や知識、経験や観察力が一般的に周りよりも劣っている状態を指しています。正しい判断ができないために、損をしてしまうことも多いです。

「先見の明」と使う時は既に成功していることからも、正しい物事の判断をしてきた結果が出ています。このことからも反対の意味を成すものとして、使われる言葉といえるでしょう。


対義語2. 浅慮(せんりょ)

浅慮(せんりょ)とは、考えがあさはかなことを意味します。深く考察する力に欠けている状態で、相手の行動や経験から学ぶことができず、多くの失敗を経験をした人に用いられる言葉です。

先見の明は、成功のための緻密な計画、素早く行動に移す過程があるでしょう。浅慮はそうした努力などが欠けている状態で、反対の意味として使える言葉です。


対義語3. 察しが悪い

察しが悪いとは、あらゆる面で鈍感でその場の空気を読めない、理解力に欠けるなど状況判断が下手という意味合いがあります。

先見の明は、現在の仕事をこなしながら目的に向かって器用に物事を進めていくため、あらゆる面で頭の回転が速い人が多いです。

未来を読んで行動するためには、察しが良いことが必要不可欠ですが、そういった判断ができない人のため、先見の明と反対語になります。


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