大胸筋内側の効果的な鍛え方|"完璧な胸板"を作る筋トレメニュー9選

大胸筋内側の効果的な鍛え方|"完璧な胸板"を作る筋トレメニュー9選

織田琢也 2024.02.06
大胸筋の内側の筋肉を鍛えて、メリハリのある胸板を作りたいですよね。そこで今回は、胸筋の外側の筋肉ばかりつく理由から家とジムでできる大胸筋の内側の筋肉を鍛える筋トレメニュー、おすすめの筋トレグッズまで徹底解説。つきにくい内側を鍛えて、完璧な胸板に仕上げましょう。

大胸筋が持つ役割|役割が分かれば内側の鍛え方も分かる?

大胸筋とは

大胸筋は大きく別れており、上部と下部、内側と外側の4つそれぞれに役割があります。なぜ、各部位の役割を説明するのかについてですが、それはどんな動作で大胸筋が働くかを理解することで、「どんなトレーニングを効かせられるのか」が把握できるから。

そこで、今回は、大胸筋の部位ごとの役割や機能を解説していきます。筋トレの効果を高めるためにも、まずは大胸筋が役割をしっかり確かめましょう。


大胸筋内側の役割|腕を内側に寄せる動きで使われる筋肉

大胸筋は、腕の動作を行う際に利用される筋肉です。その中で、大胸筋の内側にある筋肉は、内水平屈曲という腕を内側に寄せる動作に使われます

例えば、いただきますと手を合わせる時など。人は基本的に腕を外に広げるケースが多いため、内側は大胸筋の中でも使用頻度はそこまで高くない筋肉になります。


大胸筋外側の役割|腕を外側に広げる動きで使われる部位

外側の大胸筋は内側とは反対に、外水平屈曲という腕を外側に曲げる動作の際に使用されます。

日常的な動作では、右斜め前にある物を撮ったり、ドアを開けたりする動作で使われるのがこの筋肉です。普段の生活でも使われやすい筋肉で、トレーニングメニューも豊富。

内側と真逆の動きをする筋肉になるため、内側を鍛える時は外側の鍛えられるトレーニングを工夫することになります。


大胸筋上部の役割|腕を肩よりも上げる動きを支える筋肉

大胸筋の上部にある筋肉は、外転という腕を肩よりも挙げる動きを担当。高い場所のものを取ったり、手を振ったりと日常的な行動の中でもよく使用されています。

さらに、この筋肉は肩の可動域とも関連しており、肩の動きをスムーズに行うために鍛えておくのも良いでしょう。腕全体の動作が辛い場合には、この大胸筋上部が衰えている可能性があるので、ぜひトレーニングをチェックしてみてください。

【参考記事】大胸筋上部を鍛えられるトレーニングはこちら▽


大胸筋下部の役割|腕を肩よりも下げる動きで使われる筋肉

大胸筋下部の筋肉は、上部とは反対に内転という腕を肩よりも下げる動作で使用されます。腕で体重をかけたり、自然に立っている状態などで使われることが多いのが特徴です。

大胸筋下部は、外側・上部に比べると意識して使うことが少なく、生活の中では筋肉が動いていることを実感しにくくなっています。他の大胸筋と比べると鍛えるのが難しく、集中したトレーニングが必要です。

【参考記事】はこちら▽


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