「親友」の定義や意味とは?親友と友達の違い&作り方を大公開!

あやな 2024.05.07
あなたには親友と呼べる友達がいますか?仲良しな友達はいるけど、親友かどうかわからないという方も多いのでは?そこで今回は、親友の意味や定義を解説すると共に、親友と友達の違いについて徹底解説!また、親友の作り方もレクチャーするので、参考にしてみてくださいね。

「親友」とはどんな人?

親友と友達の違い&親友の作り方

親友と呼べるのはどんな友達でしょうか。

大勢の友人に囲まれていても、その中に親友と呼べる友達がいないので孤独を感じている人は意外と多いものです。

今回は親友の意味や定義、親友以外の友達との違い、親友の見つけ方まで詳しくご紹介します。友達との付き合い方や、親友がいなくて悩んでいる人はぜひ読んでみてくださいね。


前提として「親友」の意味や定義とは?

親友とは互いに心を許し合っている友達です。しばらく会わない時期があっても、会えば時の隔たりなどまるで感じず、すぐにブランクを埋められるのが親友。

親友とは相互に理解し合っているので、一緒にいるととても居心地が良い存在でもあります。お互いの間に深い信頼があり、心を許しています。自分の弱いところを見せることができ、見えを張ることなく自然体でいられる存在が親友です。


親友と呼べる間柄な人の特徴

どんな関係性の間柄であればその人を親友と読むことができるのか、いくつか事例をあげてご紹介します。キーワードは心の距離。自分と相手との心の距離が近く、相手のことを自分のことのように考えられるかどうかが鍵です。

それでは、親友と呼べる間柄の人の特徴についてわかりやすくご紹介します。


特徴1. 何年も会っていなくても、再会すればいつもの感じに一瞬で戻れる

会わない時間があっても、そのブランクを感じさせないのが親友です。親友とは深く濃い時間を共にしていますから、しばらく会っていなくても話のネタに困ることはありません。久しぶりに会い、忘れられない印象的な出来事を思い出して話を振れば、一瞬であの頃の自分たちに戻れることでしょう。

言葉を交わさなくても、顔を合せて目を見ただけで気持ちが通じてしまうのが親友です。


特徴2. お互いの家族にも問題なく紹介できる

親友とは性的な関係を超えた心の繋がりで結びついていますので、異性の親友というケースも成り立ちます。男性にとって女性の親友、女性にとって男性の親友もありえます。

2人の間には友情の他にやましい事は特にないので、臆することなく親友として自分の奥さんや旦那さんに紹介することができるのです。親友は家族やパートナーとは違うけれども大切な存在。家族ぐるみで末永く仲良くしていきたい人なのです。


特徴3. 長時間一緒にいても全くストレスを感じない

長く一緒にいてもなぜか疲れないのが親友です。なんでだか気が合う、なんとなく馬が合う。親友とはそういう存在です。価値観が近いので、二人きりで旅行したり、同室に宿泊しても喧嘩にならず、気持ちよく過ごせます。

癇に障ることがなく、行動のタイミングやリズムが共通しているので心地良いのです。クセや好みは長年の付き合いで把握していて、近くにいても気にならない存在が親友といえるでしょう。


特徴4. 気負いせず、思ったことは何でも言い合える

表面的に仲いい友人のように見えても、実は全然仲が良くないという場合もあります。いつも一緒にいるからといって親友であるわけではありません。

相手の機嫌を損ねないように、探り探り言葉を選んで話しかけているようでは、その相手は親友とは呼べないでしょう。また相手が自分に話しかける時にも心の距離が感じられるようですと、これもまた親友とは呼べません。

気負いせず、思ったことは何でも言い合えるのが親友同士なのです。  


特徴5. 相手のされて喜ぶこと、嫌がることをハッキリと理解しあっている

思ったことを何でも言い合えるからといって、本当に何でも言っていわけではありません。親しき仲にも礼儀ありと言います。

人にはどうしても触れられたくない場所、心の奥にそっとしまっておいて誰にも言いたくないことがあるものです。親友たるもの、相手のされて喜ぶこと、嫌がることはハッキリと理解しておかねばなりません。

相手の嫌がることは絶対にやらない、相手の好きなこと喜ぶことはちゃんと押さえておく、それが親友です。


特徴6. 損得勘定を抜きにして、相手のためになにかしてあげたいと思える

親友とは利害関係を超えた存在です。この人と仲良くしておいた方が自分の得になる、あの人と付き合うと自分が損するし何もいいことがない、そんな風な気持ちから作った関係性は友情ではありません。

もちろんこの場合、相手からも親友とは思ってもらえないでしょう。相手が困っていたら助けたい、自分が窮地に陥ったら黙って手を差し伸べてくれる、それが親友というものです。


特徴7. 会うだけで不思議とエネルギーがチャージできて元気になれる

会って話をするだけで、なぜだかすっきりする、元気がわいてくる、そういう存在がいたら、その人は親友と呼んでも良いかもしれません。合理性では語れない心と心の結びつきを持っているののです。そばにいるだけでなんとなく嬉しい楽しい気持ちになってきます。

波長が合うので、無理に話題をひねり出さなくても話したいことが湧いてきて、思い切り話をした後はなぜかすっきりして元気になっている、そんな存在が親友です。


どこが違うの?親友と友達の違いとは

傍からは仲いいように見えるし、一緒にいる時間が長いからと言って親友と呼んでいいのかどうか疑問に感じるところです。

では、どこからが親友でどこからまでが普通の友達なのでしょうか。親友と友達の違いは何なのかちょっと考えてみましょう。


相違点1. 仕事やプラベートに関わらず、親友には何でも打ち明けられる

気兼ねなくいろんな話をできる相手がいたならば、その人を親友と呼んでいいでしょう。なんでも話せる人というのはそう簡単に見つかるものではありません。人は無意識のうちに他者との間で壁を作っているものです。

壁を感じさせず自分のことを打ち明けられる人は、自分にとって宝です。親や配偶者など身近な人には意外と悩みを打ち明けられないものですが、親友になら相談できるのです。


相違点2. 相手の為を思ってなら、厳しい意見もハッキリと述べられる

相手にとって心地の良い、耳障りの良い言葉を伝えるだけでは、親友とは言えません。甘い言葉ばかりでなく、時には厳しいことも言うべきです。相手がよくない道に進もうとしていたり、相手の選択に疑問を感じるのであれば、嫌われることを承知でハッキリ言うのも親友の役目。

たとえ相手に嫌がられて距離を置かれたとしても、自分がその人のためになると思ったのであればはっきりと伝えてあげるのが真の友情です。


相違点3. 相手の心情や考えが不思議と手に取るように理解できる

何故だか親友の考えていることは、だいたいわかってしまうものです。おそらくこれまで、何度も修羅場を一緒に潜ってきたからなのでしょう。

こういう場面では「多分こう考えるんじゃないかな」こんなことが起きたら「こう感じてるんじゃないかな」「今へこんでるんじゃないかな」と、何でだか親友の心の内は想像がついてしまうのです。


実は親友がいないと頭を抱える社会人も意外と多い

主に50歳以上の人を対象としたある調査によると、「親友がいない」と回答した人の割合は約3割だったそう。(参考:https://www.asahi.com/

自分に親友がいないという人は、親友に求めるハードルが高く、親友というものを非常に厳密に定義している傾向があります。


親友と呼べるような自分と相性のいい友達の見つけ方や作り方

親友を作りたいなら、一緒にいると気楽でリラックスできる相性の良い人を探しましょう。相性の良い人とは親友になれる可能性が高いです。また、価値観の近い友人とも親友になれますよ。

同性か異性かはあまり関係ありません。自分と相性のいい親友の見つけ方と作り方を解説します。


見つけ方1. 同じ趣味など、自分と似た価値観を持つ人と出会う機会を増やすようにする

趣味の集まりには積極的に参加するようにしましょう。同じ趣味を持つ人同士は、共通の話題が既にあるため、初対面であっても打ち解けやすいです。同じような苦労や悩みも持っているため、共感しやすい関係性とも言えます。

異性同士の趣味を通した出会いは、恋愛ではなく友情として育っていく可能性も大いにあります。親友を見つけたい人は、同じ趣味など自分と似た価値観を持つ人と出会う機会を増やすようにしましょう。


見つけ方2. 受け身な姿勢ではなく、積極的に自分から話しかけるのを意識する

誰かが何とかしてくれるのを待っているだけではいけません。自分から主体的に人に関わって行くようにしてください。どんどん人に会いに行きましょう。出会いが増えなければ可能性は増えません。

何かの集まりに出席したら、自分から人に話しかけていきましょう。話をすれば相手のことがわかりますし、同じ価値観の人に出会える可能性が高まります。


見つけ方3. 人に無理に合わせようとせず、常に自然体で過ごすことを心掛けてみる

誰かに気に入られようと装った自分、武装した自分を見せているようでは、親友はおろか、友達になれる人を見つけるのも難しいでしょう。

自分の心を開いて相手との間に壁を作らず素直な気持ちで人と向き合うことを心がけてください。自分の心に嘘をつくのは禁物です。いつも自然体の自分でいましょう。

人に無理に合わせようとせず、常に自然体で過ごして、感謝の気持ちを忘れない。それが、親友を見つける極意と言えます。


親友を作って、素敵な人生を歩みましょう。

親友と呼べる人がなかなかいないというのは男性、女性に限らない共通の悩みです。若者であっても、中高年と呼ばれる年齢にさしかかってからでさえも、解消されず悩んでいる人が大勢います。

ただ「親友がいない」という悩みを深堀りしてみると、問題は言葉の定義にあるとも言えるのです。呼び名はともあれ、大事なことは自分と相手の関係性です。

価値観が一致しており、共通する感性を持つ、一緒にいると居心地の良い友人は、あなたにとってかけがえのない親友なのです。素敵な親友を作って、幸せな生活を楽しみましょう。


【参考記事】はこちら▽

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