鬼電する人の心理5つ!しつこく電話をかける人への上手な対処法とは?

ほのか 2024.05.08
鬼電する人の心理を知りたい人へ。本記事では、相手の気持ちを考えずに鬼電してしまう人の心理から、しつこく電話する人への上手な対処法まで大公開!そもそもの鬼電話の基準も解説していますので、気になった方はぜひ活用してみてください!

そもそも、鬼電とは?詳しい意味を解説します。

鬼電とは

鬼電とは、相手が電話に出るまで、延々と何度も電話をかけ続けること。

電話が留守電に切り替わったら、即切ってかけ直し、とにかく、相手と直接話せるまでひたすら鬼のように電話をかけ続けます。

留守電にメッセージを残したり、「時間あったら折返しの電話よろしく!」のようなテキストを送ることも一切しません。

まるで、何かの修行のように延々と電話をかけ続けるのが鬼電という行為です。


何回くらい電話をしたら鬼電になるの?

何度か電話をかけ続けたからと言って、全てが鬼電になるとは限りません。

一般的には、5回目あたりから「え?なにこれ?鬼電?」と感じるようです。

そして、10回以上超えたなら、それは鬼電確定です。

もちろん、この回数は間をおかず立て続けに電話をかけたときの回数。

「午前中に2回かけて、午後3回かけて、夜また3かけちゃった。合計8回だから鬼電?」

などのカウントではありません。ただし、人によっては合計数によっても鬼電に感じることがあるので注意しましょう。


鬼電する人の心理|どんな理由で電話を掛け続けるの?

留守電にメッセージを残さず、LINEなどのテキストメッセージを送ることもせず、ひたすら延々と鬼電をし続ける人は、なぜそんなに何度も電話をするのでしょうか?

まずは、鬼電をする人によくみられる心理について、一つずつチェックしていきましょう。


鬼電する人の心理1. 寂しくて電話をする

鬼電をしてしまうのは、今すぐに直接話して心の中の寂しさを紛らわしたいから。

「とにかく今すぐお喋りしたい!留守電とかLINEとか意味なし!」

自分が感じている寂しいという感情からの鬼電なので、相手が今同じように寂しいかどうかは関係ありません。

LINEで既読を待つ余裕もないですし、返事が返ってこない留守電に声を吹き込む気もないのです。

「直接、声を聞きたい。話がしたい。」という強い寂しさから、相手が電話に出るまで延々と鬼電を繰り返します。


鬼電する人の心理2. 何をしているか不安で電話をしている

相手が「今どこで何をしているのか?」そればかりが気になって、とにかく直接現状を確認したいために鬼電をかけまくるという心理です。

「会社近くの川が氾濫して通行止めだってニュース見たんだけど?今どこにいるの?巻き込まれたりしてない?大丈夫?」

などと、相手の体調や消息を本気で心配して鬼電になる事が多いのが特徴です。


鬼電する人の心理3. 電話に出ないことに対しての怒り

1、2回電話をかけて相手が出なかった場合、電話に出なかったことにイライラして何度も電話をかけて鬼電になってしまう場合があります。

例えば、事前に電話する時間を決めていたのに、相手が電話に出なかった場合など。

「え?なんで電話出ないの?この時間に電話するって言ったよね?さっさと電話でなさいよ!」

このタイプの鬼電は相手が出るまで延々とかけ続けるので、着信履歴があっという間に同じ不在着信で埋まってしまいます。


鬼電する人の心理4. 緊急で話をしたいことがある

LINEでテキストを送るなんてまどろっこしいことをしてる時間と気持ちの余裕がないぐらい、緊急事態の時は意図せず鬼電になってしまいます

「どうしよう!お姉ちゃん急に破水して今タクシーで病院向かってるんだけど!お義兄さん今どこにいるの?」

今すぐにどうしても話したことがある場合、折り返しの電話を待っている余裕はありません。

その結果、気がつくと鬼電になってしまうのです。


鬼電する人の心理5. 自分の所有物という認識をしている

相手のことを、1人の人間としてではなく、自分の所有物のように勘違いしている人は、「自分がかけた電話にはすぐ出ること」を強要しがちです。

しかし、相手の都合が合わなくて留守電につながった場合、「なんで、俺の電話にすぐ出ないわけ?お前如きが!」と、腹を立てて鬼電をしまくります。

この場合、時間帯は全く関係ありません。

いつでもどこでも、自分の電話には速攻で出るのが当然だと思っているので、出るまで鬼電するのが普通になっているのです。


鬼電する人の特徴5つ|どんな傾向・共通点があるの?

一見、穏やかそうに見えても、しつこい鬼電を平気でかける人もいます。

では、一体、鬼電をする人にはどんな特徴があるのでしょうか?

ここからは、鬼電をよくする人に多くみられる特徴や傾向について、一つずつチェックしていきましょう。


鬼電する人の特徴1. 独占欲が強い

鬼電をよくする人は、誰かと恋愛関係になると、恋人のことを隅々まで独占しがちです。

いつも一緒いたい。毎日電話したい。自分以外の異性とはお喋りして欲しくない。

など、相手の全てを自分1人で独占しようとしたがる特徴があります。

そのため、恋人がすぐに電話に出ないと、自分が知らないところで恋人が何かしていることに不快感を覚え、電話に出るまで鬼電しまくるのです。


鬼電する人の特徴2. 高圧的で上から目線の対応が多い

自分の方が相手よりも上の立場だと勝手に思い込んでいる人は、下だと思っている相手に平気で鬼電しがちです。

部下や後輩に対してはもちろんのこと、たとえ、それが彼氏や彼女といった、本来対等な関係であるはずの恋人に対しても同じ。

上の立場である自分の電話にすぐ出るのは当然のこと。と思っているので、相手が仕事中であろうと睡眠中であろうとお構いなしに鬼電します。


鬼電する人の特徴3. 寂しがりやで不安になりやすい

1人でいるとすぐ寂しくなってしまう人は、いつでも誰かと繋がっていたいもの。

そのため、LINEでのテキストのやり取りよりも、直接声を聞けるから、より繋がっていると感じやすい電話を頻繁にかけてしまいます。

「〇〇君、今日会社の飲み会だって言ってたな〜。私暇なのにな〜。今何食べてんのかな〜。私は1人ご飯なのにな〜。」

などと、特に用がなくても、なんとなく寂しかったり、ふと不安を感じたりすると、他の人の声を聞いて安心したくなり電話するのです。

仲の良い友人にも電話をかけますが、一番鬼電する回数が多いのは、やはり、彼女や彼氏といった恋人になります。


鬼電する人の特徴4. 自分の価値観を一方的に押し付ける

自分自身の考えや常識などの価値観に絶対の自信を持っている人は、相手の都合や事情を考慮することがありません

「目上の人の電話は、ワンコールで出るのが基本でしょ。それが常識で礼儀じゃん。」

などと、持論を強く展開し、その持論が他の人にも当然通用すると思っています。

そのため、自分がかけた電話がすぐに繋がらないと頻繁に電話し直して、鬼電になってしまうのです。


鬼電する人の特徴5. 神経質でイライラしやすい

細かいことが気になってしまう神経質な性格の人は、自分が予想した通りに物事が運ばないとすぐにイライラしてしまいます。

「A社の見積もりの件、今確認取れれば、見積書すぐ提出できるのに、なんで電話出ないんだ?今すぐ見積書終わらせたいのに!」

などと、自分が思った通りに進められないことがとても嫌いなので、何度も電話して自分が望むように進めようとするのが特徴です。


鬼電する人への対処法6つ|しつこい電話への対応方法を教えます

思わず、電話を放り投げたくなるぐらいしつこく鬼電してくる人

不在着信履歴を見るだけで、イライラしてしまうほど頻繁にかかってくる鬼電には、一体どのように対応するのが良いのでしょうか?

ここからは鬼電する人への上手な対処法について、一つずつチェックしていきましょう。


鬼電への対処法1. 電話に出れない時間を伝えておく

着信履歴が全て埋まってしまうほど鬼電されても、一切出られない時間をあらかじめ伝えておくと、少なくともその時間帯に電話がかかってくるのを避けられるようになります。

「13時から17時までは大事な会議が入っているから、電話には一切出られないよ。」

「2日から7日までは、パリに出張だから電話は無理だよ。国際電話は高いからね。」

などと、自分が電話に出なくない時間帯、もとい、出られない時間帯を伝えておくことで、鬼電の回数をグッと減らすことが可能です。


鬼電への対処法2. メールやLINEで要件を聞く

鬼電をしてくる相手と縁を切るつもりはないけど、毎回の電話にも付き合っていられない場合は、電話ではなく、メールやLINEで要件を聞くという対処法も効果的です。

ポイントは、鬼電直後ではなく、相手が忙しそうにしている時間帯や寝ている時間帯などを狙ってメールやLINEを送ること。

「ごめん。仕事中だった。なんの電話だった?」

と、わざと鬼電の時間からずらし、返信に時間がかかるタイミングを狙うことで相手からの鬼電も少しずつ減らすことが可能ですよ。

この対処法は、彼女や彼氏といった恋人だけでなく、ママ友やご近所さんなど、簡単に縁を切れない相手にも効果的です。


鬼電への対処法3. 普段から安心させる言葉をかける

何度もしつこい電話を繰り返してしまうのは、不安な気持ちや寂しい気持ちが拭えないから。

特に、相手が恋人である場合は、鬼電の必要がなくなるぐらい、愛情を分かりやすく伝えてあげましょう。

「最近、全然デートできてなくてごめんね。〇〇ちゃんのこと、いつも想ってるよ。大好きだよ。次の週末こそデートできるように仕事頑張るから。もうちょっと待っててね。」

自分がちゃんと愛されていると安心できれば、離れている時に何度も鬼電してくることもなくなりますよ。


鬼電への対処法4. 留守番電話に要件を残してもらう

何度もしつこく鬼電する人の中には、ちゃんと要件があって電話している人もいます。

そのタイプの人には、留守番電話に要件を残して貰えるように何度もお願いしましょう。

「本当に要件がある場合って、留守電に残したり、LINEで送ってきたりするじゃないですか?そういうのない電話は、ただ暇だからかけたのかと思うから、俺は折り返したりしないんですよ。」

などと、ほんのりマイルドに伝えてみると、相手の鬼電を直接批判しているようには聞こえにくいのでおすすめです。


鬼電への対処法5. 着信拒否をする

昔働いていた職場の嫌味な上司や、ストーカーのようにしつこい元恋人など、縁を切っても良いと思える相手からの鬼電は、思い切って着信拒否してしまいましょう。

着信拒否は、かかってきた電話番号をそのまま着信拒否設定するだけなので、とっても簡単。

相手に、着信拒否することを伝える必要もありません。

そのまま、スパッと人間関係も拒否してしまいましょう。


鬼電への対処法6. 迷惑なら電話番号を変える

着信拒否設定したいけど、交友関係上、着信拒否できない場合は、まるっと電話番号を変えてしまうのもおすすめです。

例えば、ママ友グループの1人から鬼電されている場合、その人の電話番号だけ着信拒否するのが難しいこともあります。

そんな時は、電話の契約会社を変更するとかなんとか適当な理由をつけて、電話番号を変えてしまいましょう。

そして、自分が本当に繋がりたい相手にだけ電話番号を伝え、鬼電の人にはうっかり伝え忘れたことにして、新しい電話番号を永遠に伝えないという対処法も効果的です。


鬼電する人がいたら、相手を傷つけずに上手な対応をしてみよう。

鬼電する人は、大抵相手の事情を一切考えずに電話をかけまくります。

自分のことで頭と心がいっぱいになってしまっているため、鬼電に対して抗議するとギクシャクとした関係になってしまいがちです。

鬼電する人に対しては、真っ向から立ち向かうのではなく、鬼電しまくる人の心理を理解した上で、適切な対処法でギクシャクすることなく上手に鬼電から逃れましょう。

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