判断力を鍛えるトレーニング方法9選|判断力がない人の特徴&原因も紹介

HaRuKa 2021.05.09
判断力を鍛えて、仕事やプライベートに活かしたい人へ。本記事では、判断力がない人の特徴や低下する原因、判断力を鍛える方法や読むべきおすすめの本を徹底解説!さらに、適切な判断を下すための手順も伝授します。今から判断力を高めて、人生をより良い方向へ導いていきましょう。

判断が鈍るのはどうして?判断力を低下させる原因とは

仕事においても人生においても、判断力を身につけることは有効ですが、判断力が低下してしまうこともあるでしょう。

ここでは、毎日生活する上で、判断力が低下してしまう原因となる出来事を、4つご紹介します。


判断力が低下する原因1. 自分の判断で失敗を導いた過去が、トラウマになっている

自分の判断が原因で、周りに大きな迷惑をかけてしまうことは、誰にでもあります。

しかし、それを反省する気持ちが強すぎると、気がつかないうちに精神的な傷になるほどのトラウマになってしまうことも。

一度大きな判断ミスを経験してしまうことで、どうしても次の判断ができない心理状況に陥るのはよくあるケースの一つです。


判断力が低下する原因2. 自分のやるべきことを把握していない

なんとなく周りに合わせてしまっていることで、徐々に判断力が低下していくことも多いです。

たくさんの人が関わる仕事など、自分の主体性が消えてしまいがちなケースに頻発する傾向があります。

判断力を鍛えることができない状況が続くと、やるべきことがわからなくなり、うまく頭が働かないという状況に陥るでしょう。


判断力が低下する原因3. 自分から判断する機会がなかった

どれだけ難しい課題に一生懸命取り組んでいても、それが受動的にやらされていることであれば、判断力を養うことはできません。

そんな目の前の作業に追われていることで、自分から判断する機会が自然と少なくなっていき、判断力が低下するケースは意外と多いもの。

昇進や転勤などの環境の変化で、判断力が身についていないことに気づくことはよくあります。


判断力が低下する原因4. 自分の価値観や固定観念で物事を捉えてしまう

目先のことに対応し続けていると、ついつい視野が狭くなって、判断の選択肢も少なくなることが多いです。

そんな自分の価値観が中心となる、独りよがりな考え方になってしまうと、自ずと適切な判断ができなくなります。

あまりに硬い考えになってしまうと、判断の精度だけでなく、情報収取能力も低くなってしまうこともあるでしょう。

【参考記事】はこちら▽


今すぐできる!判断力を鍛えるトレーニング方法9選

人生や仕事において、判断力が必要となる機会が多く、なんとか身につける方法を知りたい人も多いでしょう。

ここでは、今すぐに取り組める、判断力を鍛えるためのおすすめトレーニング方法を9つご紹介します。


判断力の鍛え方1. 様々なことに興味を持ってチャレンジする

仕事であれ、遊びであれ、頻繁に取り組んでいると、いつのまにかそれがルーティン化されていることは多いです。

そんな状況ではなかなか判断力を鍛える機会がこないため、積極的に自分から新しい物事に取り組みましょう

チャレンジする状況に身を置けば、選択と判断を繰り返し行うので、判断力が鍛えやすくなりますよ。


判断力の鍛え方2. 小さな決断を繰り返す

判断力がないからといって、判断から逃げ続けるのは、何も成長しなくなってしまう最悪のパターンです。

「今週末は何をするか」というレベルのものでもいいので、小さい判断をとにかくたくさん繰り返してください。

判断して、実行に移すという小さな成功体験を積み重ねることで、少しずつ判断力は鍛えることができます。

【参考記事】はこちら▽


「最良」を意識せず、自分の判断を後悔しない

どんなものであれ、完璧な判断はないということを覚えておきましょう。

100か0かという判断は、人生においてほぼありえないので、あまり最良を意識することなく、後悔したり、深く悩んだりしないことが重要です。


判断力の鍛え方3. 本やニュースなど、様々な知識を増やす

鋭い判断力には、判断の材料が十分に揃っていることが必要条件となります。

本やニュースなど日頃からチェックするのはもちろん、感性を高めるような芸術作品や文化的なものに触れるのもいいでしょう。

一つの物事に関しても、なるべく多くの考え方や視点をもって、取り組んでみるというのが、判断力を磨くコツです。


判断力の鍛え方4. 客観的な視点を持って、物事を捉える

自分の判断に自信を持つことができないのであれば、間違っていないことを裏付けるものを探すことをおすすめします。

具体的には、主観に頼りきれないのであれば、客観的な視点をもって、物事を捉えることが有効です。

ごまかしようのない、数字やアンケートデータといった情報は、自信を補完してくれるものになるでしょう。


判断力の鍛え方5. 固定観念にとらわれず、日頃から自由な発想を意識する

「〇〇すべきだから、この判断は下せない」と悩む人におすすめの方法です。

固定観念に縛られない発想を習慣にすることで、視野が広まって選択肢が増えます。

判断によって、「誰にどんな影響が及ぶかは、行動の結果が出てから考える」とあらかじめ決めておくと頭がすっきりして、自由な発想が出てきやすくなるでしょう。


判断力の鍛え方6. 考えすぎず、即時判断の習慣をつける

じっくり長い時間かければ、いい判断ができるというわけではありません。むしろ、適切な判断力を磨くためには、とにかく多くの判断を経験することが重要です。

よって、しっかり情報を集めて論理的に判断するのも必要な場面も当然ありますが、周りに影響しない軽度な判断であれば、即時に行う習慣を身につけてみましょう。


判断力の鍛え方7. たくさんの失敗を経験する

しっかり反省して、気持ちを切り替えることができるのであれば、失敗は最良のトレーニングとなるでしょう。

なぜなら、失敗の分だけ多くの発見があり、それによって視野が広がりやすくなるためです。

また、同じような状況下で判断の失敗をすることがなくなるので、小さな失敗が判断力を効果的に磨く近道になります。


判断力の鍛え方8. 自分の意見や考えを持つようにする

判断を知らず知らずのうちに、両親や友人など、他人任せにしていた人に実践してほしい方法です。

自分だったらどうするかをしっかり考えることで、自分の本当の気持ちを理解することができるようになります。

判断力に必要となる条件の、自分の最終的な目標や、譲れない考え方を身につける努力をしましょう。


判断力の鍛え方9. 日常を振り返る癖をつける

失敗や後悔をそのままにせず、フィードバックすることで、判断力を鍛えることができます。

具体的には「あの時こうすれば良かった」といった風に振り返ると、冷静に分析でき、次の判断の間違いが減るでしょう。

ただし、反省は必要ですが、後悔しすぎると判断することが怖くなってしまうので、ライトに取り組むことがコツです。


▷次のページ:今すぐできる!判断力を鍛えるトレーニング方法9選

よく一緒に読まれる記事

関連する記事