仕事の進め方の基本とは?仕事の手順&効率よく進められる秘訣を解説
新入社員で仕事の進め方がピンと来ない人が心掛けておきたい4つのポイント
新入社員の初仕事では、進め方の基本や優先順位がわからずに戸惑ってしまうこともあるでしょう。全く知識や経験のない初仕事になると、何から手をつけていいのか分かりませんよね。
ここでは、新入社員が仕事で心掛けておきたい4つのポイントをレクチャーします。
ポイント① わからないことは、聞く前に自分で調べる
知識や経験のない初仕事では、多くの疑問点が出てきます。そんな時は周囲の人に聞く前に、まずは自分で調べる癖をつけましょう。
業務マニュアルや過去の資料の中に、疑問を解決するためのヒントが見つかるかもしれません。
疑問点を解決するために頭を使って考えると、仕事に対しての理解が深まり、スキルアップに繋がります。
調べる時間を決めること
わからないことを自分で解決しようとして、マニュアルや過去の資料を読んでいると、あっという間に時間が過ぎてしまうことも。
疑問点を調べる時は、その時の仕事の進捗状況を考慮して、10分、15分など、あらかじめ調べる時間を決めておくことが大切です。
ポイント② 調べてわからない時に先輩上司に積極的に質問する
業務マニュアルや過去の資料を調べても疑問点が解決しなければ、ある程度自分なりの仮説を立てた上で、周囲の人や上司に質問しましょう。
自分なりに調べて考えたことが相手に伝わると、仕事に対する真摯な姿勢が評価され、好印象を持ってもらえます。
「調べてわからないことは必ず質問してきちんと理解する」というのは、新社会人が初仕事を行う上で重要なポイントです。
ポイント③ 報連相を意識する
「報連相」というのは、「報告・連絡・相談」を意味します。仕事の進め方の基本となる大切なコミュニケーションです。
「報告」とは、上司から与えられた指示に対して経過や進捗状況を知らせること。
「連絡」とは、情報や状況を関係者に周知すること。
そして、「相談」とは、判断に迷う時に意見を求めたり、話し合いをしたりすることです。
報連相をしっかり行うことで、仕事のトラブルやミスを防ぎ、仕事の効率化に繋がります。
ポイント④ PDCAサイクルを回すこと
「PDCAサイクル」の「PDCA」は、Plan(計画)、Do(実行)、Check(確認)、Act(再試行)の頭文字をとったもの。
「PDCAサイクル」とは、この4つの流れに沿って仕事を行い、実践することを意味します。きちんと計画を立てて仕事を実行し、実行後に自分の仕事を確認、改善策を探すのが一連の流れです。
改善策を活かして次の仕事に取り掛かるので、PDCAサイクルを繰り返すことで、仕事に対するスキルを継続的に高めていけます。
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