夜型人間の特徴とは?メリット/デメリットと朝型に変える方法も解説

あやな 2022.05.01
深夜の方が目が冴えてしまう夜型人間の人っていますよね。今記事ではそんな夜型人間の特徴から、メリットやデメリットまで詳しくご紹介します。さらに、夜型の生活リズムを朝型に変える方法も解説するので、ぜひ参考にして、健康的なライフスタイルを送ってくださいね!

夜型人間になっている方へ。

夜型人間の特徴

夜型人間は「午前中や日中より夜の方が仕事や作業が捗る」という人のことを指します。ですが昼夜逆転している生活にはデメリットもあり、できれば規則正しい生活に改善したい人もいるのではないでしょうか。

今回の記事では夜型人間と呼ばれる人たちの特徴や、朝型や昼型の人間になるための改善方法や対策についても解説していきましょう。


前提として「夜型人間」の定義とは?

日が落ちる夜は寝る人も多くいますが、夜型人間は夜9時ごろから朝方近くまでが作業効率が上がる人で、この時間帯にコツコツ集中して作業をこなすことができる人を指します。

この夜型人間の逆に朝型人間がいますが、こちらは午前中の早い時間のほうが作業効率がよく、午後になるにつれて段々と効率が落ちるという人です。


夜型人間に共通してが見受けられる特徴

夜型人間と呼ばれる人たちには、共通した性格や特徴があります。自分は違うと思っている人も、その特徴を知ることで実は夜型人間だったということも。夜型人間にはどのような特徴があるのか、解説していきましょう。


特徴1. 寝るのが好きで、朝がとにかく弱い

「いつまでも寝ていたい」と思う人もいれば、朝は起きるのが億劫という人もいるでしょう。夜型人間の人は特に朝が苦手な傾向にあります。特に寒い冬は、なかなか起きられずに遅刻をしてしまうことも。

これは夜型の人は時間をめいいっぱい楽しむ性格の人が多く、その分の時間を確保するために睡眠時間を削るために睡眠不足に陥り、朝に弱くなってしまうのです。


特徴2. 社交的で明るい性格の人が多い傾向にある

夜型人間は夕方からがメインの活動時間になるので、友人との飲み会など、人が集まる夜のイベントに積極的に参加します。例えば朝から日中までが活動メインの朝型人間の人は、夕方はへとへとで疲れ気味ですが、夜型人間は元気いっぱい。

その場の雰囲気を盛り上げ、最後までめいいっぱい楽しめることからも、夜型人間は社交的で明るい性格の人が多いと言われているのです。

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特徴3. 就寝時間や起床時間など、1日のスケジュールが日によって異なる

夜型人間の人は、一日の時間をフルに活用しようと思うタイプの人が多く、その日のスケジュールによって就寝時間や起床時間がバラバラなことも。特にクリエイティブな仕事をしていると、作業量や締切はその日によってまちまちです。

また仕事以外の予定も入れば、さらに就寝時間が遅くなることもあるので、一日のスケジュール時間が曖昧な人が多いの特徴です。


特徴4. 深夜帯の仕事など、夜遅い時間に働く職業に就いている

近年コンビニをはじめ、24時間営業する企業も多くなってきました。工場や病院などの夜勤勤務もそうですが、深夜帯や夜遅い時間帯の職種に就いている人の中にも、夜型の人が多くいます。

夜遅くまで起きていることが得意な人が、あえて夜勤の仕事を選ぶこともあれば、就いた職業に夜勤があり自然と夜型になることもあります


特徴5. 明るい場所やガヤガヤした人混みが得意じゃない

夜型人間には性格が社交的で友人や人脈が広い人もいますが、人混みや騒がしい場所がストレスだったり、人と接するのが得意ではなく一人でいるのが好きな性格の人もいます。

夜は昼間と違い人と接することも少なく、街も交通量が減り比較的静かになるので、夜の方がストレスなく仕事や作業が捗るという人も。また、そのような理由から夜勤の仕事を選ぶ人もいるようです。


特徴6. 同じ睡眠時間でも、朝より夜のほうが頭が冴える

夜型人間の人も、朝型人間と同じように睡眠時間をとったら、同じような作業効率になりそうな気もしますが、実は一概にはそうとも言い切れません。夜型の人は基本的には、他の人が寝静まった夜に最も頭が冴えて、パフォーマンスが上がります。

そのため朝型人間の人と同じ時間に活動をしても、逆に夜よりも朝が作業効率が落ちる可能性もあります


夜型人間のメリットやデメリットとは?

ここまで夜型人間と呼ばれる人たちの6つの特徴や性格について紹介してきました。一日のスケジュール時間を最大限使うことができ、何だか得した感じもする夜型人間ですが、良いことばかりではありません。

夜型人間を把握するためにも、ここでしっかりとメリットやデメリットを理解していきましょう


夜型人間ならではのメリット

夜更かしは自己管理ができていないとも思われがちですが、同じ睡眠時間をとっても日中より夜のほうが目が冴えて作業が捗る人もいますし、実際に著名人にも夜型の人は多くいます。まずはそんな夜型人間のメリットについて解説していきましょう。


メリット1. 毎朝、早起きする必要がない

夜型人間のメリットの1つに、朝早起きをする必要がない点が挙げられます。朝型や昼型の人は日中のほうが作業が捗るために、どうしても早くから起きて作業時間を確保しなければいけません。

ですが、夜型人間の人は夕方頃から深夜にかけてが作業が捗る時間なので、特に朝早くに起きる必要もなく、自分の好きな時間に起きることが可能です。


メリット2. 朝型の生活に比べ、電車やお店などが空いた時間に行動ができる

夜型の人は朝型や昼型の人と違い、行動を開始する時間も遅めです。そのため一般的に混みあうお昼時や電車の時間などが人と被らず、比較的空いている時間帯にストレスフリーで行動することができます。

例えば朝型の人は通勤で同じ時間に電車に乗るため、通勤ラッシュで混み合う電車に乗る必要があったり、お昼もほぼ同じ時間なのでどうしてもお店が混みあいます。

ですが夜型の生活なら、この混雑も避けて行動することができるのです。


夜型人間特有のデメリット

電車やお店を利用する際、混雑を避けられるなど魅力的なこともありますが、夜型の生活はいいことばかりではありません。夜型生活にはデメリットもあり、場合によっては、体に悪影響を及ぼす危険もあります

後悔しないためにも、まずはどんなデメリットがあるのか、しっかりと確認しておきましょう。


デメリット1. 朝型の人に比べて、不規則で不健康な生活を送りやすい

人の体は元々、朝起きて夜は眠ることで体内のバランスを保っています。ですが夜型の人はスケジュールも流動的で寝る時間も決まっていないために、生活のリズムが不規則になりがち

また、朝型の人が寝る時間に起きていることで睡眠の質が悪くなる他、出勤時間が朝の仕事をしている場合は、作業効率も落ちてしまいます。


デメリット2. 夜中にカロリーを摂取すると太りやすい

人の体は朝から昼に基礎体温が上がり、夜に向けて段々と下がり代謝も落ちていきます。ですが長い時間起きていると、どうしてもお腹も減りますが、食事にも注意が必要です。

例えばカロリーの高い食事やドカ食いをしてしまえば、摂取したエネルギーが消費しきれずに体に蓄積され、太りやすくなります。夜中の食事はカロリーが少ないものにして、食べ過ぎないようにすることが大切です。


夜型人間の生活リズムを朝型に変える方法や対策とは?

夜型の生活は寝る時間を決めないことも多いために、早朝に起きて出勤する時間が決まっているような生活をしている人には向いていません。もし夜型の生活を朝型に戻すためには、どうしたらいいのでしょうか。

ここからは朝型に戻すための具体的な方法や対策について、紹介していきます。


対策1. まずは、就寝時間を調整して早起きする

朝型に変えるには、就寝時間を見直す必要があります。今までの寝る時間が夜中や朝方だった人は、遅くても0時までには寝るようにしましょう。質の高い睡眠をとることで、健康的にもなり朝も起きやすくなります。

また今まで目覚ましをかけずに、起きたい時間に起きていた人は早朝に目覚ましをセットし、きちんと起きるように努力することが大切です。


対策2. 早起きしたら、1日活動して夜寝る生活を繰り返し、体に刷り込ませていく

早起きしたからといって、ダラダラ過ごしては意味がありません。朝型や昼型の人と同じように一日しっかりと活動することで、夜は疲れて早く寝ることができますが、最初は体が慣れずに辛いかも知れません。

ですがこの早朝にしてることを繰り返すことで、体が徐々に慣れていき、自然と朝に起きれるようになります。また夜より日中は代謝もしやすいので、朝型に変えることでエネルギーも消費しやすくなります


対策3. 深夜帯の仕事に就いている方は、昼型の仕事に変えるのを検討してみる

生活リズムは、どうしても仕事に左右される場合が多いです。特に深夜帯の仕事をしている場合は、強制的に夜型の生活になってしまうことも。もし本気で夜型人間の生活を改善したいなら、昼型の仕事も検討してみましょう。

昼型の仕事に変えることで生活のパターンが変わり、段々と朝型へと変わっていくでしょう。また今までが不摂生な生活だった方は、生活リズムが変わることで健康的にもなります


夜に集中力を発揮する人は、少しずつ朝型に変更していきましょう。

夜型人間は夕方から夜にかけて集中力が増すため、他の人が寝静まった時間に作業をする人が多くいます。性格も社交的な人もいれば、一人の時間が好きな人など様々です。

ですがメリットばかりでなく、睡眠の質が落ちたり太りやすくなったりと、デメリットなこともあります。就いている仕事によっては、朝型のほうが良いこともあるので、しっかりと理解して健康的な生活を送っていきましょう。


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