ポケットチーフの折り方まとめ|これだけ知ってれば大丈夫!

藤本健太 2014.04.25
日本ではあまりポケットチーフを折る文化はありませんが、おしゃれな人や優秀なビジネスパーソンはしっかりと折っていますよね。ただし、折り方を間違えると逆効果なのが怖いところ。今回はポケットチーフの正しい折り方を紹介します。

迷ったらこれ!王道の「TVフォールド」(別名:スクエアフォールド、スクエアエンデッドフォールド)

職場やプライベートでも、シーンを選ばずに使える折り方です。名前の由来は、テレビキャスターのチーフの折り方に沿ったとのこと。色と生地は、白のアイリッシュリネンが美しいとされます。近年では、コットンチーフやシルクチーフも珍しくありません。色のあるチーフや角にふち取りのあるものなら、カジュアルなジャケパンスタイルにも使えます。

 

 

簡単だけど、おしゃれ!華やかな『クラッシュ』

チーフの4隅を角のように覗かせる折り方です。パーティーなどの華やかな席でおすすめ。無造作な感じがちょうどいいですが、角のバランスをとると差をつけることができます。チーフの中央部も加える「パフ&クラッシュ」も有効です。

 

権威の象徴。貫禄の『スリーピークス』

テーブルナプキンのようにきっちりと3つの角を立てたものです。結婚式、パーティーなどフォーマルなスタイルの時におすすめ。主賓として上位席に着くときなど、貫禄ある方に適した折り方です。角先の間隔を揃え、バランスを整えて折るのが美しく、白無地のリネンを折ると威厳を表現することができます。

 

美しく見せたいときは間違いなく『ツーピークス』

2本の角が覗く、スリーピークスよりもやや軽装向けです。クラッシュやスリーピークスよりも角のバランスが取りやすく美しく見えるのも特徴です。

 

やや上級者向け!トライアングル(トライアングラー)

1角が覗く折り方で、仕事場やフォーマルなど、あらゆるシーンで使える万能な折り方です。見え方のバランスを調整するのが難しいため、ジャケットを着る前に折ることをオススメします。白チーフはフォーマル用に、カラーチーフはカジュアルなスタイリングに使えます。

 

シンプルだけど好印象!パフ(パフド)

ポケットからふんわりと覗かせる折り方で、あらゆるシーンで使える挿し方。角などはなく、自然体に見せるのがコツです。白チーフはもちろん、カラーチーフでも使えます。カラーチーフの場合、折り方がとても大切で、チーフカラーと柄のバランスをよく見て折ると綺麗になります。

 

まとめ

ポケットチーフは、利用シーンによって折り方が180°異なります。折り方一つで雰囲気もガラッと変化します。TPOに合った服装を着用して、ワンランク上の着こなし術を身に着けてくださいね。

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