若いうちに経験を積むメリット|場数を踏んで成長する“具体的な方法”とは?
経験を積むとは?どんな意味で使われるの?
『経験を積む』とは、様々な物事を経験し、自分の成長につなげることを意味します。
例えば、営業の仕事でも最初は契約がなかなか取れないでしょう。
しかし、何度も断られても、諦めずに勉強したり、話し方を工夫して繰り返すことで少しずつ契約が取れるようになっていきます。
身をもって全然うまくいかない経験した結果、そこから軌道修正を重ねて自分の能力や技能の向上につながったのです。
この一連の流れを経験を積むという風に指します。
類語や言い換えできる言葉としては『経験を重ねる』や『場数を踏む』などがありますよ。
若いうちから経験を積む6つのメリット|どんな良いことが起きるの?
経験を積むことで、自分自身の成長につながることがわかりましたね。
大学生など、若いうちからたくさんの経験を積んでおくと、のちのち自分に大きなメリットとして返ってきます。
そこで、ここからは若いうちから経験を積んでおくと、どのようなメリットがあるのか具体的に解説していきますよ。
メリット1. 視野が広がり、選択肢が増える
人は物事を判断する際、自分が知っている範囲でしか考えられません。
しかし経験が増えていくと、これまでとは異なる視点で物事を見られるようになります。
経験してきたからこそ自分で物事を判断できるようになるので、選択肢が増えるのです。
今まで知らなかった世界が見えてくると、他のアイデアがうかんできますよ。
メリット2. 物事を判断するスピードが早くなる
様々な体験をしてキャリアを積んでいくことで、「この場合はこうすればいいんだな」と最良の解決策が咄嗟に浮かんできます。
これは、ただ知識を学ぶだけではできません。実際に自分が経験することで、頭や体が覚えていて瞬時に判断してくれるようになるのです。
判断するスピードが上がれば「〇〇さんは迷いがなくて信頼できるな」と周囲からの評価も上がるでしょう。
メリット3. 些細なことでも動じなくなる
過去に様々なトラブルを体験しているので「昔あった出来事に比べれば、これくらいなら大したことないな」と思えます。
大変なことを経験したという事実が自分の中で自信につながっているため、精神的に追い詰められることがかなり減ります。
その結果、心の余裕が生まれて冷静に対処できるようになるので、「困ったら〇〇さんに聞こう」と頼られる存在になれるでしょう。
メリット4. トラブルが起きてもすぐに対応できる
多くの経験を積むと過去にあった出来事を覚えているので、物事に対しての予想が建てられるようになります。
例えば機械のトラブルが起きても「まずはエラーコードを確認して、次はそのエラーコードの対処法を試せばいいんだ」と考えられるのです。
ある程度の予想ができるので、もしトラブルが起きても「何をすればいいかわからない」ということがなくなりますよ。
メリット5. 自己肯定感が高まる
様々な困難を乗り越えていくと、自分に自信を持てるようになります。
もし社運のかかった大プロジェクトに任命されたとしても「自分ならできる」と自分を鼓舞しながら進めていけるでしょう。
たとえ人から否定されても、自分を否定することはありません。実績に裏づいた経験がその人を支えているので、少しのことでは揺るがないメンタルの強さが手に入るのです。
メリット6. 信頼され、仕事を依頼されやすい
場数を踏んでいる人は、仕事において知識や経験が蓄積されているので、自分のキャリアに自信を持っている人が多いです。
難しそうなプロジェクトを進めて行く際も「〇〇さんなら経験豊富だから、きっと完遂してくれるだろう」と周りが抜粋してくれるでしょう。
人から信頼されると人間関係が円滑に進み、昇格する可能性も上がるメリットがあります。
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