人格否定とはどんな言葉?人格を否定する発言例&対処法を解説!

あやな 2022.05.13
感情的になると人格否定をしてくる人っていますよね。そこで今回は、人格否定をしてくる人の特徴から、具体的な発言内容や例文、言われた時の対処法について詳しくご紹介します。

人格を否定する言葉や例文とは?

上司が部下に、彼氏が彼女になど、日常的に人格否定されるシーンは実はたくさんあります。

次に、具体的な人格否定と捉われやすい言葉や発言を例文とともにご紹介します。

もしかすると人格否定されるかもしれない、と感じている人は、言われた言葉や例文と比べてみてくださいね。


言葉&例文1. 学歴など、ステータスを見下すような発言をする

人格否定されるケースの中には、その人の学歴や経歴を否定して、優越感に浸りたい場合もあります。

上司が部下に「お前は高卒だから使えない奴なんだ」と言われる。彼氏が彼女に「田舎育ちだから、可愛いファッションが分からないんだよ」と言われるなど、その人のステータスを否定する言葉も人格否定に当たるでしょう。


言葉&例文2. 親のしつけが悪いなど、両親を蔑むような発言をする

人の性格や気質を決定づける要素の一つが両親です。両親から受けた教育やしつけを否定するのも、人格否定と捉えられるでしょう。

旦那さんが奥さんに「君は片親だから、子どものしつけもきちんとできないんだろう」と言う。彼氏が彼女に「自営業の家庭で育ったから、サラリーマンの気持ちは分からないんじゃない?」と言うなどが該当します。


言葉&例文3. 「そんなくらい性格だとうまくいかないよ」など、性格を否定する

まさに人の持つ個性や気質の元であるのが性格です。暗い、冷たいなど具体的な性格を否定する言動も、人格否定に当たるでしょう。

上司が部下に対して「君は積極性がないから営業成績が悪い」と言う。または彼氏が彼女に「お前はのろまだから毎日起きれないんだよ」と言うなどが、性格否定によって人格否定される言葉です。


言葉&例文4. 知りもしないのに恋愛事情など、プライベートをダメ出ししてくる

軽い気持ちでも、たいして知らない他人の恋愛事情やプライベートでの生活そのものを否定したり、ダメ出ししたりするのも人格否定に当たります。

例えば上司が女性社員に対して「そんなに仕事ばかり頑張っていると結婚できないぞ」と言ったり、男性社員に対して「少しはしゃれっ気を出さないと恋人ができないぞ」などの発言が当たります。


言葉&例文5. 顔や体型など見た目や容姿について否定してくる

人格否定、というとその人の性格や気質といった内面に関する否定というイメージがありますが、その人を構成する外見的な要素を否定するのも、その人そのものを否定することに繋がります。

友達同士で「一重だからアイライン引きにくそうだね」と顔に対して言ったり、彼氏が彼女に対して「足が太いから短いスカートやスキニーが似合わない」とスタイルに対して言うのも、人格否定の言葉です。


言葉&例文6. 「使えない」など、仕事のスキルを否定するような言動

その人自身を構成するのは、生まれ持った内面や外見の要素だけではありません。仕事や勉強など、その人の持っている能力やスキルを否定するのも、人格否定に当たります。

上司が部下に対して「お前は仕事ができなくて使えない奴だ」と言う、旦那さんが奥さんに対して「他の人はもっと料理が上手なのに、お前は下手だから毎日の食事が楽しみじゃない」と言うなどです。


▷次のページ:人格否定に近い言葉や発言をされた際の対処法

よく一緒に読まれる記事

関連する記事