【自宅で筋トレ】大腿四頭筋の鍛え方|太ももに効果的な自重トレーニングとは

【自宅で筋トレ】大腿四頭筋の鍛え方|太ももに効果的な自重トレーニングとは

織田琢也 2023.06.13
太ももの大部分を占める筋肉、大腿四頭筋。今回は、大人気トレーニング「ノーマルスクワット」から知られていないフロッグジャンプまで、自宅で出来る効果的な大腿四頭筋の自重トレーニング&ストレッチ方法をご紹介。メリットが詰まった筋力トレーニングに取り組んで。

大腿四頭筋のストレッチ方法|筋トレ効果を高める柔軟体操とは?

大腿四頭筋のトレーニングメニューを確認していきました。しかし、筋肉に大切なのは痛みつけることだけではありません。しっかりとほぐしてあげることも筋肉を肥大させる大切なトレーニングです。

ここからは、大腿四頭筋を効果的に伸ばせるストレッチメニューとして、代表的な2種類の柔軟体操を解説していきます。やり方からコツまで勉強して行きましょう。

大腿四頭筋のストレッチ
  1. 下半身伸ばし
  2. 寝ながら出来るお手軽体操
  3. 椅子に座って行えるストレッチ
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大腿四頭筋のストレッチ1. 下半身伸ばし

ストレッチ動画のスクリーンショット

大腿四頭筋から股関節周りの筋肉まで幅広くケア出来るストレッチメニュー。誰でも取り組める簡単な柔軟体操ですので、この機会に挑戦していきましょう。

ストレッチの正しい方法

  1. 膝の高さの段差を用意する
  2. 1mほど離れ、右足を乗せる
  3. (2)の時、かかとまで乗せましょう
  4. ゆっくりと体を下に下げて、上半身は軽く前傾させる
  5. 痛みの出ない範囲まで体を下げたら、20秒キープする
  6. 元に戻し、左足も同様に行う
  7. 残り1回ずつ取り組む
  8. 終了

ストレッチの目安は、左右20秒ずつ。太もも前部、股関節周りの刺激を感じながら取り組みましょう。

ストレッチのコツ

  • 呼吸を安定させて行う
  • 太ももの筋肉が刺激されているか感じる
  • 椅子に乗せている足のつま先は上げない
  • 背中は丸めず、前傾させるように倒す
  • 痛みが出るまで体を下げない

下半身伸ばしで大切なポイントは、痛みが出るまで体を下げないこと。体重が直接かかるストレッチメニューですので、多くの方が痛みの生じる地点まで下げがち。ストレッチは痛みと気持ちよさの間で止めましょう。


大腿四頭筋のストレッチ2. 寝ながら出来るお手軽体操

太もも前部のストレッチ動画のスクリーンショット

大腿四頭筋を最も手軽に伸ばせるストレッチメニュー。寝る前屋お風呂上がりなど、自宅でリラックスしているタイミングで簡単に行えるので、この機会にやり方を覚えておいて。

ストレッチの正しい方法

  1. ストレッチマットなど柔らかい生地の上にうつ伏せで寝っ転がる
  2. クッションや枕を太ももの下に置きます
  3. 右足の膝を曲げ、かかとをお尻に近づける
  4. (3)の時、右手で右足の甲をつかみましょう
  5. ゆっくりとお尻に近づけて、限界の位置で20秒キープ
  6. 元に戻して、左足も同様に取り組む
  7. 終了

ストレッチの目安は、左右20秒ずつ。大腿四頭筋がほぐされているか、動きながらチェックしていきましょう。

ストレッチのコツ

  • 呼吸を安定させて行う
  • 太ももを浮かせない
  • 硬くならず、リラックスしたまま行う
  • 内側・外側・中央の3段階で筋肉を伸ばす

寝ながら出来るお手軽体操で大切なポイントは、内側・外側・中央の3ポイントで筋肉を伸ばすということ。20秒ずつ取り組むことで、大腿四頭筋をまんべんなく刺激できますよ。


大腿四頭筋のストレッチ3. 椅子に座って行えるストレッチ

大腿四頭筋の効果的なストレッチ

オフィスワークやPC作業などで座って仕事をする機会が多い方は、こちらのストレッチを実践してみましょう。1分間取り組むで、大腿四頭筋はもちろん、下半身全体の血流を改善できますよ。

ストレッチの方法

  1. 膝と同じ高さの椅子に浅く座ります
  2. (1)の時、足は肩幅分ほど開きましょう
  3. 膝は動かさず、右足の膝より下部分だけをゆっくりと持ち上げる
  4. 両手で太ももの下を支え、右足は股関節から足先まで一直線にする
  5. まっすぐにした状態を20秒キープしましょう
  6. ゆっくりと下ろし、逆の足も同様に行う
  7. 終了

ストレッチの目安は、左右20秒ずつ。PC作業で足をほとんど動かさない人は、2時間に1度だけでも取り入れてみてください。

ストレッチのコツ

  • 呼吸を安定させて行う
  • 太もも前部の刺激を感じる
  • 20秒しっかりとキープする
  • 太ももと膝は動かさない
  • 背中はまっすぐ伸ばしたまま行う

このストレッチで押さえておくべきポイントは、太ももと膝は動かさないということ。膝より下部分だけを持ち上げることで、大腿四頭筋へ直接アプローチできます。シンプルながらも非常に効果的なストレッチですよ。


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