香港のおすすめ観光地25選。定番＆人気スポット特集
香港ってどういうところ？
“香港”と一言で聞くとどのような場所を思いだすでしょうか。眠らない街や独自の文化を発展しており、世界でも目が離せない観光スポットの一つになっています。
香港の正式名称は「中華人民共和国香港特別行政区」と言います。第2次世界大戦後150年以上に渡りイギリス統治国家だった香港は、1997年に中国に返還され、現在は特別行政区として独自の文化や通貨を持っています。
気候は日本より暖かく、9月中旬から2月ごろが観光のベストシーズンです。チップも基本的には不要。治安も比較的安全で、海外旅行初心者にもおすすめの旅行先だと言えます。そこで今回は香港旅行を考えている方におすすめの観光名所を25スポットお届けします。様々な魅力があるので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
スポット1. 文武廟
日本同様に香港にも有名なお寺が沢山あります。中でも『文武廟』は、香港最古の道教寺院と言われており、いつも大勢の観光客で賑わっています。
文武廟の見所は天井から吊るされた渦巻き状の巨大なお香。1つが2週間以上に渡って燃え続けるそうで、「祀られている神への敬意を表するお清めの意味」と、「煙を絶やさず燃やし続けることで神への思いも絶やさない」との意味も込められているそうです。香港に来たら確実に押さえて起きた観光スポットになるため、足を運んでみてはいかがでしょうか。交通アクセスは「上環駅」A2出口から徒歩約7分ほど。
文武廟の詳細
公式サイトで見るスポット2. 黄大仙
『黄大仙』は香港で最も有名なお寺の一つ。パワースポットとしても人気で、求めれば必ず願いが叶うとされるこの寺院には、国内外から連日多くの参拝者が訪れています。
参道には線香や供物、おみくじを売る店がずらりと並んでいます。ここの占いはよく当たると評判なので、訪れた際にはぜひ占ってみてはどうでしょうか。鑑定料は項目によって違いますが、基本的にはHK$20～HK$50くらい。交通アクセスは地下鉄「黄大仙駅」B3出口より徒歩3分。
黄大仙の詳細
公式サイトで見るスポット3. 糖朝
香港スイーツブームの火付け役として、日本にも2002年に進出し、今なお根強い人気を誇っている『糖朝』。香港スイーツといえば王道の「マンゴープリン」は、可愛らしいハート形でとろけるようななめらかさの中にたっぷりのフレッシュマンゴーがゴロゴロ入っていて食べ応え抜群！
また、スイーツだけでなく本格的な広東料理も味わうことができます。日本でもお馴染みの「糖朝」ですが、ローカルな雰囲気の中で香港スイーツを味わってみてはいかがでしょうか。甘党ならきっと嬉しい観光スポットになります。
糖朝の詳細
公式サイトで見るスポット4. 泰昌餅家
エッグタルトといえばマカオが発祥の地ですが、『泰昌餅家』は1954年創業という老舗エッグタルトのお店として人気を集めています。
ライトブルーの外観が目印で、焼き目を付けない香港タイプのタルトが食べられます。濃厚な味わいのカスタードクリームで、卵の味を存分に味わうことができます。しかも1つ9HKDと、安くて美味しい絶品スイーツに。エッグタルトが看板メニューですが、併設されている喫茶店もあるので、そこでティータイムを過ごすのも良いかもしれませんね。エッグタルトの他にドーナツも人気があるため、訪れてみてはいかがでしょうか。
泰昌餅家の詳細
公式サイトで見るスポット5. YUM CHA
香港といえば飲茶ですが、『YUM CHA』では美味しいだけでなく可愛い＆フォトジェニックな飲茶を食べれると人気急上昇中の観光スポット。
キュートなブタさんの生地で、ジューシーなチャーシューをくるんだ「一籠八戒 」、コミカルな目玉が目を引く黄色い生地の中に温かいカスタードクリームがたっぷり入った「睇住流奶」。そしてヒヨコを模したパイナップルケーキ「鴿呑鳳梨」は、一般的な蒸篭の代わりに、アンティーク調の鳥かごに入れて提供されるため、注文する人々はまずは写真撮影に夢中になっています。可愛らしくて食べるのがもったいないような、グルメを堪能してみて。
YUM CHAの詳細
フェイスブックで見るスポット6. Little Bao
ポップなキャラクターのネオンサインが目印の『Little Bao』。2017年度の「アジアのベストレストラン50」で最優秀女性シェフ賞の称号を獲得した「メイ・チョウ」さんがシェフ兼オーナーを務めています。一般的なハンバーガーとは一風違った、「包（パオ）」という中国の伝統的なバンズのアレンジ料理で人気になっています。
席はカウンターのみで、昼間の店内の雰囲気はお洒落カフェのよう。夜になると一変、ビートミュージックをBGMにした賑やかな雰囲気の中で、創作料理やお酒を味わえると地元でも評判になっているお店です。香港の絶品グルメを探している方におすすめの観光名所になります。MTR「上環駅」A2出口から徒歩約9分です。
Little Baoの詳細
公式サイトで見るスポット7. Select 18
『Select 18』は、今香港で最もフォトジェニックなスポットとして人気がある「オールド・タウン・セントラル」にあります。様々なアンティーク雑貨が揃っているため、買い物好き、ファッション好きならぜひ足を運んでみて欲しいお店。
店主は統治時代の思い出を集めるために、アンティーク眼鏡を収集していたことがきっかけで、コレクションを始め、開店するに至ったのだとか。店内には天井からも商品が吊るされていたりと、センスが溢れるアンティーク雑貨が所狭しと並んでいます。自分のショッピングはもちろん、お土産にもぴったりなアイテムが見つかるかもしれませんね。
Select 18の詳細
フェイスブックで見るスポット8. 摩羅上街（キャットストリート）
香港島の有名なマーケット通り『摩羅上街』。昔は「盗品市場」だったようで、香港では「盗品」のことを「ネズミ商品」と呼ぶことから、それに群がる人々が「キャット」と例えられたのが名前のルーツになります。
高価な骨董品やそのレプリカをはじめ、おもちゃのような品物までがびっしりと並んでいます。エリアは150m程と狭い範囲ですが、レトロ可愛いものが好きな人は、「上環」付近に行った際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。お店によって営業時間は様々で、だいたいお昼の12時から18時くらいまでのようです。
摩羅上街の詳細
公式サイトで見るスポット9. SOHO
香港でおしゃれなショッピングを楽しみたいなら『SOHO』は欠かせないでしょう。中環の南側に広がっているSOHOは、香港きってのおしゃれエリア。
新鋭デザイナーや個性あふれる雑貨のショップが軒を連ね、道行く人々もスタイリッシュ。ハイブランドだけでなく、掘り出し物の古着や、アンティークグッズなど、きっとお気に入りの一品が見つかるはず。
SOHOエリアはそんなに広くないので、食事やお茶、お酒の時間帯にどこかのショップに立ち寄れるような感じでフラッと行ってみるのがおすすめ。香港でショッピングを楽しみたい方は寄ってみてはいかがでしょうか。
SOHOの詳細
トリップアドバイザーで見るスポット10. 花園街
香港の"下町の商店街"として知られる『花園街』。様々な店が並んでいますが、アパレルショップが多くなっており、流行のデザインがリーズナブルな値段で買えるのが最大の魅力。
花園街は、別名「スニーカー街」とも呼ばれていて、その名の通り街の3分の１ほどはスニーカーショップがずらりと軒を連ねています。古くからある馴染みの商店街なので、女人街や男人街とは違い、街にいる人も観光客よりほとんど地元客で占められています。ファッションに興味がある人はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
花園街の詳細
公式サイトで見るスポット11. 蘭桂坊
香港の夜は、“24時間眠らない街”として有名で、あらゆる通りはきらびやかにライトアップされ、まばゆいネオンで彩られています。『蘭桂坊』は香港島の中心部に位置する小さな区画のビジネス街にあり、欧米風のレストランやバーが立ち並ぶ、おしゃれなナイトスポット。
よく映画に出てくる場所としても有名で、香港のナイトライフを語るには、欠かせないエリアです。楽しくオープンにお酒を楽しみたいなら、蘭桂坊を訪れてみてはいかがでしょうか。香港の夜の街を楽しめますよ。
蘭桂坊の詳細
公式サイトで見るスポット12.諾士佛台（ナッツフォードテラス）
九龍サイドでナイトスポットと言えば『諾士佛台』。観光客にもわかりやすい「尖沙咀 」に位置しているので、一度は立ち寄って欲しいおすすめスポットになります。
約200mの通りにはお洒落なレストランやカフェ、バーが並び、様々な世界中の料理を楽しめます。オープンテラス式のレストランが多くあるので、夜風にあたりながら食事を楽しむのもいいでしょう。夜には賑わいをみせますが、昼間は人が少ないので、カフェでゆったり過ごすのもおすすめ。
諾士佛台の詳細
公式サイトで見るスポット13. ホテル・マデラ・ハリウッド
壁に描かれている「チャップリン」と「マリリン・モンロー」のイラストが目印の『ホテル・マデラ・ハリウッド』。外観同様に内装もフォトジェニックで魅力的。まるでハリウッドの黄金期を思わせるかのような、優雅な雰囲気を楽しむことができます。
客室は38室ありますが、全て広々とした１ベッドルームスイートタイプの間取り。部屋の種類によって色使いがピンクや青、黄色など異なっておりカラフルなインテリアが飾られています。SOHO地区という好条件の立地にも関わらず価格はリーズナブルで、そして何より可愛く、フォトジェニックなのがおすすめのポイントです。
ホテル・マデラ・ハリウッドの詳細
公式サイトで見るスポット14. モンスターマンション
ハリウッド映画「トランスフォーマー・ロストエイジ」にも登場し、インスタ映えするスポットとして話題になっている香港島・クオリーベイの超密集アパート『モンスターマンション』。ガイドブックには載っていませんが、SNSで広まった写真で観光地としても話題になっているのです。
整然とテトリスのように窓がずらりと並んだ光景は、ときに芸術性を感じさせます。ただし、あくまでもここは居住地であるため、訪問される際には住んでいる方々に敬意を払うことを忘れないようにしましょう。
モンスターマンションの詳細
4travelで見るスポット15. ハリウッドロード
中環にある『ハリウッド・ロード（荷季活道）』では、壁面に様々なアートが描かれています。かなり大きな壁画から、まるで落書きのように見えるアートまでどれも芸術的に見えます。
周辺にはフォトジェニックなスポットがたくさんあるので、ぜひカメラを片手に散策して見てはどうでしょうか。ブラブラと歩いているだけでも楽しいこと間違いなしです。ただし、世界中から大勢の観光客が集まっているので、写真を撮るときは互いに譲り合いの精神を忘れずに。
ハリウッドロードの詳細
トリップアドバイザーで見るスポット16. シンフォニー・オブ・ライツ
香港が世界に誇る『シンフォニー・オブ・ライツ』は、毎晩8時から13分間にわたり開催されているナイトイベント。このショーはギネス世界記録でも「世界最大の永続的な光と音のショー」として認定されており、100万ドルの「ビクトリアハーバー」の夜景に、カラフルなレーザーが音楽と連動して景色を色どり、世界中から訪れる観光客からも人気が高いプログラムです。
おすすめ鑑賞スポットは『尖沙咀プロムナード』。ビクトリアハーバーに面した香港島側を180度見渡せる遊歩道で、香港文化センター前にある「観景台」からは香港島全体の夜景を見渡すことができます。香港に行ったら必ず行きたい場所の一つのため、足を運んでみて。
シンフォニー・オブ・ライツの詳細
公式サイトで見るスポット17. 旺角 花の階段
早朝の果物市場の喧騒、日中のランガムプレイスなどの賑わい、夜のパブの終わらないひしめき合い、『旺角』周辺は24時間眠ることがありません。でも少し目線を変えてみると、静かな路地や落ち着いた雰囲気が良いカフェがあるのも、このエリアの魅力の一つ。
麻地街坊会学校近くにある『花の階段』は、歩行者用のコンクリートの階段が、赤いバラ、ひまわり、チューリップなど6種類の美しい花のモチーフでペイントされ、カラフルに華やいでいます。また、旺角はお金を使わずにブラブラ出来る散歩スポットが沢山あるので、ぜひ散策して見るのもおすすめ。
旺角 花の階段の詳細
公式サイトで見るスポット18. ビクトリアピーク
『ビクトリアピーク』とは言わずと知れた「１００万ドルの夜景」が見れる場所。香港に行くからには外せない観光スポットになります。山頂までは「ピークトラム」というケーブルカーかバス、もしくはタクシーで行くことができますが、せっかくなので少し並んででもピークトラムに乗るのがおすすめ。トラムの終点、ピークタワーの屋上から見れる夜景は壮観です。
春から夏は湿度が高く、霧がかかってしまう事が多いので、夜景を見るには秋〜冬がベストシーズン。日中でも香港全景が見渡せるので香港に訪れたら、必ず行って欲しい観光名所になります。
ビクトリアピークの詳細
公式サイトで見るスポット19. 飛鵞山 (九龍ピーク)
上記したビクトリアピークに並ぶもう一つのピークが『飛鵞山（九龍ピーク）』。こちらは湾を挟んだ反対側、「九龍側」から「ビクトリアハーバー」一帯の景色を堪能できる、九龍半島最大の夜景スポットになります。
ビクトリアピークと比べて穴場スポットなので、観光客は少なく、周りを気にせず夜景を楽しめる穴場スポットに。ただし、観光地化されていないため公共交通手段はなく、交通手段はタクシーのみになるので要注意。流しのタクシーも来ないため、夜景を見ている間は待ってもらうのをおすすめします。
飛鵞山 (九龍ピーク)の詳細
トリップアドバイザーで見るスポット20. スタンレーマーケット
香港島最南端に位置する『赤柱（スタンレー）』。美しい海や自然に囲まれ、おしゃれなレストランやパブが軒を連ねる高級リゾート地です。
『スタンレーマーケット』では、ちょっとした雑貨から高級品まで、あらゆるお土産が揃います。女人街や男人街の賑わいとはまた少し違った、落ち着いた雰囲気で買い物することができますよ。また、マーケット巡りだけでなく、食事も楽しみの一つ。海辺のリゾート地ならではのおしゃれなレストランで、食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。ショッピング＆グルメが楽しめる観光名所になりますね。
スタンレーマーケットの詳細
公式サイトで見るスポット21. ジェニーベーカリー
香港限定のお土産といえば『ジェニーベーカリー』のクッキー。かつては知る人ぞ知るといった感じでしたが、今では偽物が出回る程の大人気店になっています。
“サクサク”の食感と“ほろほろ”と溶けるような口当たりで。濃厚なバターの味がするオリジナルクッキーは、行列に並んででも買う価値のあるクッキーです。また、全てのクッキーは可愛らしいテディーベアのデザイン缶に入っています。不定期にデザインが変わる缶ケースも人気の理由の一つだといえるでしょう。香港ならではのグルメ＆お土産を探している方は行ってみる価値“アリ”です。
ジェニーベーカリーの詳細
公式サイトで見るスポット22. 銅鑼湾
香港島観光の中心的エリアとして絶大な人気を誇る『銅鑼湾』は、ニューヨークやロンドン、東京と並ぶ世界的に活気溢れるエリアの一つ。
「タイムズ・スクエア」や「ハイサン・プレイス」や「リー・ガーデンズ」で香港旅行の醍醐味である買い物を楽しんだり、ヴィクトリア・パークやハッピーバレー競馬場などの観光スポットを巡ったりと、楽しみ方もいっぱい。また、気軽に入れるレストランも多いので、小腹が空いてきたらとりあえず入ってみるのもアリです。
銅鑼湾の詳細
公式サイトで見るスポット23. レパルスベイ
香港南部に位置し、香港一美しいビーチと称されている『レパルスベイ』。ここでは11月頃まで海水浴を楽しむことができ、多くの人で賑わっています。白い砂浜が美しく、ヨーロッパリゾート地のような雰囲気で、気軽にリゾート気分を味わうことができます。
また、パワースポットとしても知られており、海に向かって左側端にある派手な色合いのオブジェ「天后廟(ティンハウミュウ)」。こちらのオブジェは結婚運・子宝運をはじめ、金運や長寿、商売繁盛など、さまざまな良縁にご利益があると評判です。海にも行けて、パワースポットにもなって、様々な側面が楽しめる場所になります。
レパルスベイの詳細
公式サイトで見るスポット24. Yan Shang Kee
『Yan Shang Kee』では、香港伝統のチャイナドレスをレンタルすることができます。 せっかく香港にきたからには、チャイナドレスを着て観光の記念写真を残してみてはどうでしょうか。
オーナーが自ら買い集めたチャイナドレスは、レディース、メンズ、キッズ合わせて200着ほどあり、店内には常時50着程が用意されています。 レンタル料は、チャイナドレス、ハンドバッグ、アクセサリー、ヘアセット含め380HK$。また、プラス料金のオプションでで日本語を話せるカメラマンを2時間つけてもらうこともできます。カップルや友人はもちろん、家族で訪れている人は一生の思い出にチャイナドレスを着てみてはいかがでしょうか。
Yan Shang Keeの詳細
公式サイトで見るスポット25. 香港ディズニーランド
2005年9月にオープンした世界で5番目、中国では初となるディズニーランド。広さは東京ディズニーランドの半分程度ですが、その魅力はキャラクターとのグリーティングの多さ。
ここでしか一緒に写真を撮ることのできないキャラクターや、香港らしい衣装を着たキャラクターと写真を撮ることができます。また、アトラクションの待ち時間が少ないのも魅力の1つ。混んでいても30分程度で乗ることができます。ディズニー好きの方はもちろんのこと、大人から子供まで楽しめること間違いなしの定番観光スポットになります。
香港ディズニーランドの詳細
公式サイトで見る多数の観光名所がある“香港”を堪能してみて。
定番スポットから穴場スポットまで、香港のおすすめ観光名所を紹介してきました。香港は日本から気軽に訪れることができる人気の観光地になります。グルメやショッピング、きらびやかな夜景まで、多彩な魅力に溢れており、見所が沢山。
また、世界中から情報が集まる香港は、続々と新しいスポットが誕生しているため、目が離せない場所でもあります。この記事を参考に、旅行の計画を立てて香港を満喫してみてくださいね。
【参考記事】香港に近いマカオのおすすめスポットを大公開▽
