髪とスーツとネクタイで、男の全てが変わる。印象のプロが魅せる“劇的ビフォーアフター”

Atsushi 2016.04.26
髪型やスーツを変えるとルックスはどれだけ変化するでしょうか。ヘアスタイルやスーツ、ネクタイの色・柄などを変えるだけで、変化する印象を学術的な視点も含めて解説します。外見ビフォーアフターとしてすべて写真付きでご紹介します。

ライフスタイルを変える近道である、ルックスの変化。今回は髪型とスーツにおける具体的な変化のコツをお伝えします。

Change “Hair Style”(ヘアスタイルの変化)

男性はヘアスタイルの変化で大きく印象を変えることができます。

◆ 男性的(肉食)な強く信頼のある、頼り甲斐のある印象を作りたいときは、より骨格を四角く、直線を多くする

◇ 女性的(草食)な女性的包容力のある、優しい印象を作りたいときは、より骨格を丸く、曲線を多くする

直線と曲線のバランスをとることで、自分の求める印象を創り上げることができます。

髪型 イメチェン

【ビフォー ⇒ アフター】

強い印象も残しながらも、大人の優しい印象が加わるようなヘアスタイルにしました。具体的には以下の3つの変化になります。

  1. ヘアの形はより直線的に四角くすることで強い、インパクトのある印象はキープ
  2. 髪にパーマをかけて曲線をつくることで、強い中に「優しい印象」を加える
  3. 髪色をダークブラウンにすることで、洗練された大人の雰囲気に

 

【ビフォー ⇒ アフター】結果

「男性にウケていた ⇒ 女子ウケも良くなった」

ビフォーの四角い直線の多い強くインパクトのある印象に、アフターの優しい大人の印象を加えたことで、男女問わず好印象を与えるヘアスタイルになりました。


Change “Suits”(スーツの変化)

スーツを着こなす大切な点はたくさんありますが、特に大切なことは「色合い」「サイズ感」です。2つの点だけでも印象はガラッと変わります。

スーツ 比較

【ビフォー ⇒ アフター】

サイズ感と色合いを大きく変えました。

  • サイズ感:ジャケットの丈感。ウエストのライン。パンツの太さと長さ
  • 色合い:ネイビーにして誠実・高級感・秩序正しいの印象へ

 

【ビフォー ⇒ アフター】結果

「だらしない人 ⇒ 信頼できるビジネスマン」

サイズ感は言うまでもないでしょう。ダボッとしただらしない印象から、フレッシュで清潔感のある紳士的な印象を与えることができます。色合いはグレーから紳士らしいネイビー系でまとめました。

貫禄のある印象を出したければ、チャコールグレーのスーツをおすすめします。ネイビー・ライトグレーのスーツに比べて、チャコールグレーは着用する方が少ないです。人と少し差をつけるのに、チャコールグレーを選んでみてはいかがでしょうか。秋冬にかけては、フランネル素材のスーツを選ぶと、さらに貫禄がますでしょう。

 

Change “Tie”(ネクタイの変化)

ネクタイは一番簡単に加えることのできる変化です。スーツの色を買えずとも、ネクタイの柄や色の違い、色の面積によって、Vゾーンが与える印象はガラッと変わります。幾つかサンプルとして、例をご紹介しましょう。

① ピンクのタイ(色の面積の違い)

ネクタイ ピンク

同じピンクのタイでも、使う面積の大きさで印象は変わります。左のピンクのタイは“春夏しか使いづらい”、“女性っぽい”など使えるシーンが限られてしまいます。一方で、右のピンクのタイは紺色のタイにポイントでピンクを入ったことで、オシャレ感が増し女性ウケも良くなります。使うシーンの幅が広がります。

 

② パープルとブルーのタイ(色の違い)

ネクタイ パープル

今回はどちらも柄もののネクタイを採用しました。柄物はよりチャーミングな印象を与えることができます。キリッとしたファッションやヘアスタイルの際は、柄物のネクタイで遊びゴコロを加えても素敵ですね。左側のブルーのタイは爽やかで知的な印象を与えます。一方で、右側のパープルはエキゾチックでミステリアスな一味違う男性を演出してくれます。ここぞ!という勝負の際はパープルがおすすめです。

 

③ 柄のタイ(色の違い)

ネクタイ ペイズリー

ペルシャやインド生まれのデザイン「ペイズリー」。勾玉のようなデザインで強いインパクトの中に曲線の優しさがマッチした芸術的な柄です。ひと味違うオシャレとして周りの目線を釘付けにします。

同じペイズリー柄も赤と青で印象は変わります。左の青はクールで落ち着いた印象を与えます。反対に、赤は華やかで情熱的な男を演出してくれます。シーンによって使い分けて、ルックスを磨いていきたいですね。

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